| P.O.R. おさらい | [ Place Oriented Reminder] |
前エントリで触れたPlace Oriented Reminder (以下P.O.R.)についてご紹介します。
P.O.R.はσ(^^)が数年前に修士論文で研究、開発していた場所情報にもとづくリマインダ(ToDo)システムです。
「今度いつ行くかわからないけど、その時には絶対思い出したい」というような用件を記録させておくことができます。
例えば、
・今度ヨドバシカメラに行ったらDVD-Rメディアを買おう
・レンタル屋で次来た時に空いてたら借りようと思ったソフトをメモ
・レストランのメニューを見て、今度来たら食べようと思う(あるいは写真は美味そうだが「二度と食べない!」と思ったw)メニューを忘れないでおく
といったものです。こういった用件は具体的にそこへ行く予定がない限り通常のスケジュール帳には記載できないですし、かといってただのToDoリストに書いておくだけでは、思い出せる保証がありません。
P.O.R.シリーズはGPSやPHS基地局情報といった現代の位置情報取得テクノロジを利用して、場所をトリガに用件を想起するというヒトの日常的な認知活動を支援しよう、というコンセプトの研究なのです。
同種の研究は国内外で散見されますが、残念ながら実用レベルの実装はまだないようです。
実際のユーザコンテクストを考えると、緯度経度やPHS基地局のCSコードといった絶対位置情報だけでなく、「コンビニ」、「郵便局」みたいな一般化された“位置”情報に基づくリマインドも欠かせないワケで、そういった位置情報“系”の変換には大規模なデータベースが必要で、個人規模では実現は難しいところです。
P.O.R._シリーズ_というからにはいくつかバージョンがあります。
| au端末で位置情報取得 | [ Place Oriented Reminder] |
ネットを徘徊中、ふとこんなページを見つけました。DDI PocketのAirH" Phoneシリーズで、端末の位置情報をWebサーバーに渡す方法、いつのまにか公になってたんですね。
以前、ASTEL端末AJ-51で同様のことができていたので、それを利用して、POR-ASPなるものを作ったことがあるのですが、端末自体がマイナーであまり盛り上がりませんでした。ASTEL自体も終息方向のようですしね。
#P.O.R.シリーズについては次エントリでおさらい紹介したいと思います。
#上記POR-ASPは最近メンテしてないのでまともに動くかどうか不明です(^^;)
しかし、今をときめく京ぽんをはじめ、AirH" Phoneで同様のことができるとなれば、オモシロそうです。端末としても現役スペックですしね。
これは京ぽん買いに走るしか!と思いつつ、もう少し詳しい情報を探る。

でお試し下さい(右にQRコードも用意しました)。緯度、経度、高度などが表示されるはずです。
おぉ、ちゃんと表示されますね。これならASP型のP.O.R.は実装可能だなぁ。ASTEL向けのものを少し変更すれば動きそう。むぅ、どこかで時間をとってみよう。
#金欠なのでとりあえず京ぽんはお預けかな...
| EXPACK500 | [ 製品ニュース・レビュー] |
使い方、自由自在 ワンコイン小包「EXPACK500(エクスパック500)」
激しく今更かも知れませんが、こないだ初めて郵政公社のワンコイン小包「EXPACK500」を使ってみました。これは良いですねぇ。簡単だし便利だし、かなり良いユーザ・エクスペリエンスを提供していると思います。
この封筒を購入する費用\500がそのまま郵送代になっているので、買い置きしておけば、夜中でもサクっと出せる(ポスト投函でOK)。均一料金なので重さを量ったり、距離を気にする必要も無し(一応30kgまでという規定はあるが、通常の物質ではまずこの大きさで30kgには達しないと思われますw)。
使ってみて気づいたのは、封をするための両面テープがついている点と、ゆうパックや宅急便のように追跡サービスに対応していること、そのための番号が伝票ではなく小さなシール状になっていて、必要ならはがして一時的に財布にでも貼り付けておける点などです。
郵便局の窓口でパックを購入し、その場で中身を入れて投函したんですが、まさに宛名書くペンさえあれば良い、というカンジです。
やぁ、こんなユーザ本位な商品を開発するなんて、やはり民営化のお陰でしょうかね。感心しちゃいました。
ウチで多いDVDやCD-ROMを1枚だけ送るって用途にはちと割高ですが、とりあえず常備品リストには入れようと思いました。
| CNET Review N-Gage編公開 | [ 製品ニュース・レビュー] |
CNET Japan Reviews ユーザビリティの眼 [N-GAGE QD(Nokia)]
CNETさんで書かせていただいている製品レビュー記事、Nokiaのゲーム機内蔵ケータイN-Gage編が公開されました。もちろん日本国内では使用できないので、評価もやりづらかったんですが、まぁ変わり種としてご興味のある方はどうぞ。
| 動画眼のログを字幕形式で表示? | [ 道具眼製ツール] |
SAMI 1.0 の理解 [Microsoft]
Microsoftが、マルチメディア・コンテンツに字幕を付加するためのフォーマットとして上記のようなものを提供していることを知りました。
まだ試してないんですが、上記ページの一番下にあるような似非XMLなテキストを(同名).smiというファイル名で動画ファイルと同じ場所に置いておけば、WindowsMediaPlayerで字幕として合成表示されるようです。
一部で、DVDからリップした映画などに字幕をつけたり、音楽に歌詞表示したりといった用途で使われてもいるようです。
これ、動画眼のメモ記録をこの形式で書き出せるようにしたら便利ですかね?再生にWindowsMediaPlayerがあれば良いことになるので、配布が楽でしょう。まぁ、メモを選んでジャンプってことはできないので、分析作業には向かないですが、プレゼンとかにはいいかも。
多分、対応すること自体は簡単なはず。基本的には<SYNC>タグのStart属性にタイムコードを入れて、その下の<P>タグにメモ内容を入れるだけで、あとは<HEAD>部分に定型テキストを書き込むだけでしょう。
時間がとれたらやってみましょうかね。
| Konfabulator Windows版 | [ プログラミング] |
ネット上の情報をデスクトップに常駐表示させるようなJavaScriptベースのミニアプリケーションを簡単に作成できる、MacOSX向けのプログラミング環境Konfabulatorというのをご存じでしょうか?上記リンクを辿っていただくと、カッコいいデザインのwidgetと呼ばれるルール群が観られます(トップの他に右上の「Gallaery」からも一般ユーザが作成した無数のwidgetが見られますよ)。
で、これのWindows版がリリースされたようです。これはチャレンジするしか!と思っています。なにかアンビエント系の情報提示インターフェイスを作れたらと思います。
| ハンズフリー時代の通話マナー | [ 道具眼流お作法] |
いよいよ今日から改正道路交通法[nissan.co.jp]が施行され、運転中の片手通話に対して罰則が科せられるようになります。基本的は「通話すんな」ってことでしょうけど、やはりハンズフリー方面に逃げる方も多いでしょう。
これを機に様々な機器が登場しそうですね。個人的には耳装着型は眼中にないです。
着信するかどうかもわからない運転中にずっとつけてたくはないし、さりとて着信時に慌てて装着するなんて返って危なゲ。やはり非装着のスピーカー型がいいでしょう。マイクの集音性能、ハウリング除去関係、Bluetooth対応などの面で良い製品が出てくるのが楽しみです。
σ(^^)はトレッキーから来るハンズフリー通話オタクで、固定電話もケータイもハンズフリー機能の付いたものをいくつも買ってきたし、カーナビにもそういったオプションは積極的に付けて利用コンテクストを蓄積してきました。その中で得られた所見の中からひとつ。
多分これから議論になりそうなものに、自分がハンズフリー、とりわけスピーカーフォンで話していることを相手にどう伝えるか、というのがあるかと思います。単に「聞き取りづらかったら勘弁」という意味もあるし、運転中であれば「あんまり認知負荷が高い話題は今はちょっと...」ということも言外に伝わるでしょう。そして何より、周りに人がいて、その人たちに会話が聞こえる状態かどうかを伝えるのはスピーカーフォン使用者のマナーではないかと思います。相手が普通の1対1の通話だと思って、いきなりプライベートな内容を話してしまうかも知れないからです。24世紀と違って、現時点ではまだまだ電話とは相手と1対1で話をする装置であるという認識が一般的ですもんね。
問題はそれをどうスマートに相手に伝えるか、です。ケータイの機能としてそういう情報を通知することができれば良いのですが、現状ではそうもいきません。じゃぁ、口頭で都度「ハイ古田です。今○○さんも一緒で、この会話をモニタしています」とか言うのもなんですねぇ。クドいし、それでもし通話相手と○○さんが知り合いで「じゃぁ後でかけ直します」って切れたら、カンジ悪いし、そもそも○○さんに聞かれて困る内容かどうかビミョーな時に通話相手もどうするか困っちゃうでしょうね。どっちかっていうと聞かれたくないけど、ここで切るとカンジ悪いし...などと気を使うでしょう。
端末に機能を実装するにせよ、音声会話にせよ、プロトコルとして必要なのは、スピーカー通話かどうかというより、緊急度とかプライベート度合いなどの情報なんでしょうね。そういうのを発信時に載せて送れたりするといいですねぇ。どうせ着信者は着信時に相手の名前を確認するのに画面で見るワケで、そこに題名や緊急度、「秘密の内容だから一人でとってね」みたいな短文が表示できたりすると良いですね。
ちょっと話がそれますが、「教えてほしいことがあるから都合のよい時にかけて」って文面と、PhoneToタグつけたコールバック先番号と、元払いチケットみたいなものを添付したメールが送れるとウレシくないすか?そこからかけなおすと、通話料はメール送信者持ちになるの。そんなことができると相手をdisturbしない通話要求が出せてヨサゲ。