覚えやすい和製通話表

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 最近では、某使いやすさ日記もすっかり若手の研鑽の場となっていますので、ロートルはひっそり自分のブログにでも書いてみますw。

 皆さんは、通話表というものをご存じでしょうか?ミリタリー系の映画なので「アルファ、ブラボー、チャーリー」なんて無線で会話を耳にすると思います。あれは、アルファベットの発音に冗長性を持たせて、電波状況が悪い中でも間違いなく伝達可能にするための工夫なんですよね。例えば、PDCの携帯電話などでも「B」と「D」が聞き分けづらくて、「ABCDのD」なんて言い直したりすると思いますが、そんな時の言い方に世界共通のコードがあれば便利なんじゃないか?ってこと取り決められているのです。先のWikipediaの記事にもあるように、日本にも和文通話表という50音仮名を言い換えるための通話表が存在します。

 さて、先日意外な場所で面白い通話表を耳にしました。実家のBフレッツ工事に立ち会った時に、工事業者の人がNTTの担当者と携帯電話でやりとりをしている中でそれは聞こえてきました。工事の人が突然、「カープ、ホークス、ベイスターズ…」などとはっきりした声で話しだしたのでちょっと目をぱちくりさせてしまいました。そう、日本人に馴染み深いスポーツチームの名前を使った通話表なんです。一文字たりとも間違いが許されない、何かのIDかパスワードを伝達するのに使っていたのです。なるほど、上記の欧米式の通話表に比べて、日本人には覚えやすいかも知れません。工事のお兄さんに「それ、AからZまであるの?」と聞きそびれてしまいましたが、まぁきっとあるんでしょうね。少なくともAからFまであれば16進数の伝達には使えそうです。σ(^^)はプロスポーツに疎いので、サクっと適当に書き出してみてどらくらい埋まるのか見当もつかないですが、お暇な方、是非リストを作ってみて下さい。

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