CardBus CFアダプタ、スゲェー

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 先のエントリでEverio GZ-MC500を購入したと書きました。明日早いので詳細なレビューはまたにしますが、一緒に買ったCardbusタイプのCFアダプタを比較したので数値を忘れないうちに書いておきます。
 EverioはCFサイズのHDD、MicroDriveにMPEG2形式で記録するビデオカメラですが、そのMPEG2をPCに吸い出す時間が問題になります。もちろん、DVカメラをキャプチャするのに比べれば遙かに早いんですが、DVと違ってメディア代が高く予備をたくさん持ち歩くことはできません。1時間ほど撮ったらPCに吸い出してまた撮る、というスタイルが主になるでしょう。例えばユーザテストなら1セッション終わったら休憩時間中にノートPCなりにコピーして次ぎのセッションに備えなければならず、そのスピードは非常に重要です。
 まずUSBは論外。例えUSB2.0でも実用には程遠いでしょうし、コピー中にもカメラのパワーを消費してしまう点も×。そこでEverioからMicroDriveを取り出して、PCカードスロットでマウントしてコピーするわけですが、この時に使うCF->PCカードのアダプタに種類があるのです。


 PCカードスロットには32bitバスでデータをやりとりできるCardBusという規格があります。最近のノートPCはまず対応していると考えて良いでしょう。そして、CFアダプタにもCardBus対応のものがあり、それらを組み合わせると通常よりずっと速い速度でコピーができ、しかもCPU負荷が低いというのです。CardBus対応のPCカードは写真の様に端子部分に金色のパーツが使われているのが外見的特長なので店頭などでもすぐに見分けられます。
 Everioを使う上で転送スピードは重要だということで、このCardBus対応のアダプタを購入してきた訳です。写真の飛鳥製のものは4,000円位ということで、それぐらいの出費を覚悟してたんですが、BUFFALOのRCF-CBAが\2,900で買えてラッキー。どうせ中身はOEMな可能性大。
 で、計測。マシンはPentiumM/1.4GHzのM200です。RCF-CBAのドライバは添付のv1.0より高速化したv1.1が公式サイトにあがっていたので当然そちらを利用。Everioで撮影した15.5min/700MBのファイルで比較しました。
 なんと、非CardBusタイプ(昔のIBMブランドの340MBのMicroDriveに添付のもの)で9分33秒かかっていたものが、RCF-CBAではたったの1分41秒で終わりましたっ!
 スゲェー。\2,900の価値はあるな。CFスロット搭載のマシンな方も内部的にCardBus接続じゃなければこちらを使うべきなんじゃないですかね。いや、買ってよかった。
 ちなみにデスクトップ機にUSBのPCカードリーダーをつけてる方には全く意味がないのでご注意を。

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