KindleDX到着。ZIP/JPGを中心にレビュー。

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待ちに待ったKindleDXが届きました。

■ZIP/JPGアーカイブのハンドリング

これまでのあらすじ。

ZIP圧縮したJPEG(以下ZIP/JPG)アーカイブが使えると聞いて自炊マンガ用に発注

オンラインマニュアルによるとKindleサーバーによる変換が必要と聞いてガックリ

試したら普通にUSB直置きでも行けた(←今ここ)

 

てことで、以前スキャンしたZIP/JPGなファイルをUSB経由でコピーしたらあっさり開けました。ただ、コピー時間からしてもフラッシュメモリの書き換えが遅いらしく、表紙などのカラーページは重い、というか上から何段かに分かれて徐々に表示される感じになります。グレースケールのページはPDFと遜色ない印象(というかカラーのPDFはまだ試してない)。連続でパカパカめくるとつらいですが、読んでる間に先読みキャッシュしているっぽくて、それができてる状態なら割とサクっと切り替わります。逆にページ指定で一気に跳んだりする時はやけに時間がかかる場面があります。

まぁ、パラパラ~っとめくるには遅いですが、普通にマンガとして読むなら実用レベルだと思います。小説などテキスト中心のドキュメントなら楽勝でしょう。

■ハード面

プロダクトとしてはかなり綺麗なデバイスですね。惚れ惚れします。キーボードは数字列があると良かったかな。ページ指定ジャンプで数字は結構使いそうですが、今はQWERTY列+ALTしないとならず面倒。

今んとこ、とりあえずマンガ用(通しで順に見てくだけ)には概ね満足です。ランドスケープで見開き表示にならないのは惜しいですが。画質は自炊する時に最適な濃度やガンマ値を試行錯誤すればかなり綺麗に出る予感(実際スクリーンセーバー の写真とか綺麗ですし)。

ファイル名が化けるのはUnicodeハックで解決するのかなぁ。さすがに初日からつっこむ気になれない(^^;)。

USBポートはminiB(PSPなので使うアレ)かと思ったら違った。あれならどこにでもケーブル転がってるから便利だったのに。多分PlantronicsのBTヘッド セットと同じ。micro-USBという規格みたいですね。WILLCOM-03用のコレ→が使えるかも知れないので、現在手配中。電池自体はワイヤレスをオフにしてやれば二週間もつとのことですが、出先でふとPDFファイルを入れてみたくなる場合があるだろうということで、VAIOと一緒に持ち歩いておこうと。そういう意味では、初期モデルにあったSDカードスロットが廃止されたのは惜しいですね。microSDでもいいからついてたら便利だろうと思います。

■ソフト面

とりあえず付属USBでのマウントはドライバ無しで普通にマスストレージで認識(Vista)。documentsフォルダの下にPDFもZIP/JPGも置けばいいんですが、フォルダ階層掘ってもKindle上ではフラットに表示されるので、たくさんつっこむ時は不便。しかも一覧画面上で最近読んだのが上にくるので、毎回並びがかわって探しづらい。 設定でファイル名順に固定できました。

あと、オートローテートがウザイのはiPhoneと全く同じ。なんでオフにできねぇんだと小一時間問いたいこれも設定できました。横画面では、PDFの場合は1ページが横幅一杯で縦が欠け、NEXT PAGEボタンで半分ずつ表示される感じ。ZIP/JPGの場合は縦合わせでちんまり表示です。どちらもほとんど実用性はないので、オートでローテートされてもイラっとくる場面の方が多いです。ただページ送りボタンは片側にしかないので、手が疲れて左手に持ち替える時はクルっと180°ひっくり返すだけで切り替わるのは便利です。ランドスケープモードだけDisableできれば理想的。

またパスワード認証とかはないので、業務関連のファイルを入れて紛失したりするとヤバいです(パスワード付きPDFもダメでした)。

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