スマートカーファインダー「どことめたっけ」

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スーパーオートバックスで見かけて購入。車を停めた場所をiPhoneアプリで自動記録してくれるガジェットです。Bluetooth 4.0でiPhoneと通信しており、それが途切れるとその時点の位置情報をiPhoneの専用アプリが記録する仕組みです。ショッピングセンターなどの広い駐車場に停めて、買い物後に車に戻る時に重宝します。

勘違いしてはいけないのは、このガジェットが位置を計測してiPhoneに送るものではないということ。つまり、車両が盗難されてどこかに走り去った場合のロケーターにはなりません。iPhoneと車(この装置)が離れたことを知らせるだけのもので、それをトリガにiPhoneが位置を記憶するものです。ご注意ください。

この手の商品では下のBUFFALOのものが記憶にありましたが、AN-S006はコイン電池で半年動くという点がポイント。いちどiPhoneとペアリングしてしまえば車のどこにおいておいてもOK。Bluetoothの電波さえ届けば、トランクのツールボックスとかでもいいので邪魔になりません。まぁ、BUFFALOのはUSB充電器にもなるみたいなので、もともとそれが欲しい人にはアリでしょうけど(出力電流不明)。

いまのところ一切の操作をしなくてもちゃんと毎回の駐車位置が記録されてるようです。もともとBluetoothをONにして運用しているのもあって本体側の電池の減りも変化を感じません。

ただアプリ「Smart Car Finder」の出来は必要最低限かそれ以下って感じ。標準のMapKit(つまりiOS6以降だとApple地図)で現在地マーカーとともに、記録位置のピンがたつだけ。複数登録時の為にか名称登録もできるのに、地図上のピンは「あなたの車」となる(そこは愛車の名前を出してくれよと)。iOS7.1からできるはずのルート探索にも非対応。せめて緯度経度を他の地図アプリに渡すとかクリップボードにコピ-するとかでもあればいいのにそれもなし。内蔵アプリ上の地図で見るだけです。対してBUFFALOの「Saga-cell(さがせーる)」は進行方向表示やルート検索など充実しています。慶洋エンジニアリングさんにも是非頑張ってほしいところです。

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