SONY機を待ちきれずPanaで4K UHD BD再生環境を構築

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解像度厨のσ(^^)は当然UHD BD(4K Blu-ray)も気にはしていたんですが、具体的に欲しいタイトルがなく静観していました。しかしついにスタートレックBEYONDというキラータイトルが発売されるにあわせ年明けくらいからそわそわしだしてました。しかし、さすがに引っ越し後の部屋の関係でプロジェクターや多チャンネルスピーカーすら設置できてない中、10万超えるようなプレーヤーはもったいないので、エントリー機でいいやと思いつつ、そもそも選択肢がない。そんな中CESでSONYが$300くらいながらHDMI2系統で薄型でデザインも良いUBP-X800を発表。よしこれにしようと国内投入を心待ちにしていました。

しかしスタートレックBEYONDが発売されども、シン・ゴジラが発売されどもSONYからはアナウンスがなく。北米でも品薄が続いてるぽいのでこれは日本は当分ないかなと。で、定価ではもう少し高いPanasonicのUB90の実勢価格がだいぶ落ちてきてるし、画質も悪くないようなので気持ちが傾いてきました。こちらもHDMI 2系統で、4K TVに映像を出しつつ、4K/HDR非対応のAVアンプに音声が出せるので、我が家のニーズにもマッチします。基本価格が高い分、SONYよりもいい部品積んでる可能性もあるかなとか。

てことで、ひとつ仕事を片付けた勢いで買ってしましました。BEYONDのシン・ゴジラもまとめ買い。

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■デザイン周り

正直あんまり好みではありません。UBP-X800のようなスッキリ薄型と比べるとやや厚みがある感じ。でもまぁレコーダーよりは薄いしウチのラック的にも無理はないので妥協。リモコンも安定のPanasonicというか、シニア向けリモコンみたいな垢抜けなさが漂います。まぁこれも全録レコーダーのがひとつ転がってるし今更かなとか。でもまぁ正直こういう次世代機、画質がウリのマニア向け機はもう少しそれっぽいデザインも検討してみてほしいですね。

GUIも同社レコーダーのようなダサさが漂うんだろうなぁと諦めてましたが、トップ画面は黒基調でまぁ許せる感じ。テーマカラーは変更できるし、どうやら好きな写真を壁紙にもできるようで、多少の趣味性をもたせているのはいい意味で裏切られました。

■機能、ユーザビリティ周り

GUIはDLNA周りも含め割とサクサク動きます。NetflixやYoutubeなどのアプリは起動がややまたされる感じで、これらはAndroid BRAVIAの方でいいや、という感じ。

DLNA周りはSynology NASに置いたtsやmp4、flacなども普通に再生できて汎用性はたかそげ。

残念なのはリモコンのTV操作部(電源、入力切替、音量)がPanasonicのみ対応で、他社TVは操作できないこと。地味に痛いです。

ちょうどこれを書いてる時、dTV対応の知らせが舞い込んで来ました。Panasonicの最近のシリーズは動画配信サービスなどのアプリを後から追加できるプラットフォームが載っていて、こういうこともできちゃうので、ネットワークプレーヤーとしてもなかなかの価値があります。ウチはAndroid BRAVIA側でほとんど足りてしまうのですが、もしかしたらこちらの方が画質的に有利かも知れない(特に4K未満のコンテンツ視聴時)ので、追々比較してみようと思います。TV側が4K対応ではあるもののこの手のオンラインサービス対応がいまいちって方にも付加価値があるかと思います。

■画質

本機しか知らないのでUHD BDプレーヤーの中での位置づけは不明ですが、4Kの恩恵は感じられます。スタートレックBEYONDの宇宙基地ヨークタウンの遠景カットでは、建物の詳細まできっちり描かれていて溜息もの。スポックがスポック大使の死を知らされ基地の窓際に一人立ちすくむかなり遠景のカットがありますが、スポックが存在感を維持したままちっさく描写されているのも印象的でした。一方宇宙空間の星空なんかは4K映えしそうですが、これは期待外れ。動いてしまうと動画ブレになってしまい解像度感が薄れるんでしょうか。環境的には4K/60pでつながってるはずなんですが、再生情報は4K/24pとなっていたので、ソフト自体が24pなんでしょう。今後60pタイトルなんかが出てくると真価が発揮されるんでしょうか。同じ宇宙空間ならエンディングとかの星雲のもやもや感の方がスゴかったです。こちらは動いてもクッキリが維持されていた印象。

まだアニメのアプコン再生とかはしてないですが、なかなか評判のようなので楽しみです。

 

BEYOND、シン・ゴジラの後にお皿買ってまで見たい4Kタイトルが続くかは不透明なのですが、とりあえず新しいもの好きとしてこの値段で再生環境が整えられたことは満足です。

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