PHILIPSのシェーバーのライフサイクルの長さ

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2017年6月現在、PHILIPSはソリかえ割という下取りキャンペーンをしています(同年7月31日まで)。

現行製品の7000シリーズと9000シリーズなら1万円のキャッシュバックが受けられます。9000シリーズの上位モデルで4万円くらいするので、これはかなり大きいです。

σ(^^)は2011年モデルのRQ1260を使ってて、大きな不満はないですが、PHILIPSのシェーバー自体は非常に満足しているし、この機会に最新モデルに買い換えるのもいいかなと検討しました。当時、洗浄機が付属するモデルはクリーニング液のランニングコストと置き場所を考えて敬遠し、本体は最上位で洗浄機が付属しないモデルにした気がしますが、あらためて調べるとクリーニング液は3ヵ月で1,000円程度だし、今なら置き場所が確保できなくもなさそうなので、S9551/26に狙いを定めました。最上位のS9731についてくるヒゲトリマーはいらないので、S9551を買って洗顔ブラシだけ単品で買った方が安くあがる計算です。

しかしここでふと気付いてしまいました。なんと2011年モデルのRQ1260用として売られている替え刃、というかヘッド部分丸ごとのパーツが、現行9000シリーズと同等品らしいのです。ヘッド丸ごと交換することで、切れ味が復活するばかりか、5方向から8方向の「輪郭検知」機能付きにアップグレードされてしまうわけです(逆にRQ12xxシリーズ標準のヘッドはもう廃盤ぽい)。

太っ腹ですね。電動歯ブラシとかではよくあることですが、まさかシェーバーでもそんなことがあるとは。旧モデル用の替え刃を並行して生産しつづけるより安上がりということでしょうか。洗浄機による自動洗浄には未練がありましたが、今月は物入りだったことも考え、節約してヘッド交換で切れ味だけを最新版にアップグレードすることにしました。あと洗顔ブラシユニットも使えそうなので注文。

左が9000シリーズ相当の新しいヘッド、右がRQ1260標準品です。新ヘッドには刃を取り外すのに別途治具が付属しています。旧ヘッドは中心から放射状の軸方向に角度が変化し、ヘッド自体の自由度を合わせて5方向に動くのが特徴でした。新型はさらに外刃にあたる丸部分が円周方向に角度がかわるので、それが3ブロックで+3して8方向を謳っています。

旧ヘッドは3つのブロックがそれぞれ外側に開き、金属の押さえリングをパカっと倒すと中の回転刃が取り出せました。新ヘッドでは3ブロック1まとまりでバカっと分離し、専用治具を使ってオレンジの押さえリングを完全に取り外して中の回転刃を取り出します。つまり、治具をもリングも無くさない様気を遣います。またレビューをみるとこのオレンジのリングが破損しやすいようで気を遣います。あと水道水でじゃばっと洗った後も、旧タイプならそのままスタンドに立てておけばよかったですが、新ヘッドでは別途外れた方を置く場所が必要になりますね。洗浄ユニットを使うなら気にしなくて良いんですが。

という感じで、取扱いについてはやや後退した気がします。コスト削減でしょうか。いずれにせよ旧ヘッドはもう手に入らないので選択肢はないわけですが。

肝心の剃り味については、もともとPHILIPSはしばらく使って刃の研磨が進んでからが実力と言われているので、まだなんともです。確かにアゴなどの先端部分にあてた時に、新ヘッドの方が密着度が高いなぁという気はします。

 

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