2006年5月アーカイブ

GWに衝動買いした本。
物理学者から金融界に転じた、デリバティブとかの理論で有名な人の自伝です。
じわじわ読み進めてやっと最後まで読みました。面白かったです。


Amazon.co.jp: 物理学者、ウォール街を往く。—クオンツへの転進: 本: エマニュエル ダーマン,Emanuel Derman,森谷 博之,長坂 陽子,船見 侑生


著者の ダーマン さんは、ブラック=ショールズ モデルの Dr. ブラック と ゴールドマンサックスで一緒に働いた人で、Black-Darman-Toy モデルの共同開発者。ということはこの本で知りましたが(^^;)。

70年代に物理学でPh.Dをとって、ポスドクをこなしてから、教授職はあきらめて、AT&Tベル研へ。ここでコンピュータプログラミングと出会い、ゴールドマンサックスで、オプションモデル研究者 兼 ツール/モデル開発者 兼 プログラマ になっていきます。(金融界に入るまでに、半分近くの章が費やされているので、結構やきもきしました。すごく先端の理論物理学でがんばっていたそうで、それはそれでたのしく読めます。アインシュタインとか量子力学とか超ひも理論とか、そんな単語や説明がでてきて。)

中盤から、やっと Dr.ブラック が登場してきます。金融の人はそこまで我慢して読むか、飛ばして、8章から読んでもいいかもしれません。

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コンピュータ系の人には、ギークとスーツのギャップに悩むあたりが共感を呼ぶかもしれません(15章 p.386)。

1994年後半の手痛い金利上昇によって、トレーダー部門からセールス部門へと力関係がシフトした。セールス部門では、新しいモデルとトレーディング・システムへの投資によってさらならビジネスが開花すると考えることは困難である。リサーチはコストとみなされるようになった。セールス部門には道楽と必要性を区別するスキルが不十分であったにもかかわらず、投資案件の決済は、「ビジネス・サイド」である彼らによって、投資のメリットと必要性の観点から決済されるようになっていった。承認には専門知識が必要であるにもかかわらず、セールス部門の人々は、専門知識を学ぶ時間もなかったし興味も持っていなかった。それに代わって、打ち合わせが行われるようになった。 短期的に見れば、それは単なる時間の無駄使いであり、打ち合わせに時間が費やされている間に、投資機会は失われた。

そして次の p.387 で、金じゃねーよ、と独白するあたりがまた共感を呼びそう。

上司の多くが把握できない根本的な事実があった。我々は誰かの承認を得るためにモデルやシステムを構築しているわけではなく、問題が我々を惹き付けるがゆえに、モデルやシステムの構築に取り組んだのである。ある問題が発見されると、そこから必要性を嗅ぎ取り、それを吸収し、それに取り組んだ。全員が夢中になった。(中略) 情熱と誇り、感謝され、認められ、評価される喜びのために一生懸命に働いた。もちろんお金のためにも働いていたのだが、それだけで満足していたわけではなかった。

私も、確かにそのとーり、と共感すること大、ながら、「もっとビジネスライクに働かないと損するし、技術者の地位も上がらないぞ」と大人な意見を言われれば、そうかもな、とも思うのですが・・・。

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追記1: 日本語訳がよくできていて、読みやすいと思います。原著を読んでないので正確性はチェックできませんが、原著は読まなくてもいや、という気になりました。

胃カメラを初体験したので、書き残します。

昨夜食べ過ぎて、そのままじゃ寝れなかったので少しモドしたら、赤いものなんか食べてないのに、赤くてびっくり。
食べ過ぎると胃が裂けて血が出るんかいな、と思ったものの、初めてのことなので医者へ。
で、念のため胃カメラを飲むことになり、胃カメラ初体験となりました。

結果は、ちょっと血が出た後があるけど、もう止まっているし、ほかは問題なし・・・。
なんだストレス性の胃潰瘍でもあるのかと思った(ひそかに期待した)ら、全然キレイなものでした。ちゃんちゃん。

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ところで、旅先で具体が悪いときに医者に行くと、きっと困りますよね。病名とか、症状とか、いつも使わない単語のオンパレード。

いくつかまとまったサイトを見たことがあるような気もしますが、さっきヨサゲなのを一つ見つけたので貼っときます。JTB系の保険会社のサイト。です。

ジェイアイ傷害火災 旅行医学

 

胸やけ  heartburn

へぇぇ。

またもタンジブルUIに走るNintendo Wii<道具眼的blog

リンク先の任天堂のビデオを見ました。
うーん、タンジブル。

タンジブルというのは、Tangible Bits(触れるビット=デジタルデータ)という概念です。MIT教授の石井裕さんが提唱しているやつ。

ガンシューティングはできそうですね。
あと「聖剣ドラゴンクエスト」もできそう。
で、「シャカっとタンバリン」もできる。
うわ、疲れそう。
でも、ゲームが疲れないなんて、だれが決めたの、って感じですね。

公衆街角Wiiサイトとかできて、コントローラ持参してみんなで卓球。
そんな感じ、面白いかも。卓球台ほど場所とらないし。球拾いもしなくていいし。

フィットネスクラブで、自転車こぎながら、ダンジョン探検。自転車と連動して流鏑馬(やぶさめ)もいい。

いいなぁ。夢広がります。

404 Blog Not Found:銀河英雄伝説と国家の品格

もうすぐ戦いが始まる。ろくでもない戦いだが、それだけに勝たなくては意味がない。勝つための計算はしてあるから、無理をせず、気楽にやってくれ。かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べればたいした価値のあるものじゃない

銀河英雄伝説1-2巻のヤン名言集は本当に冴えていると思う。
久しぶりに、ダンボールから引っ張り出してつまみ読み。
・・・いいすねぇ。

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第1巻のホワン・ルイの国防委員会とのやり取り(第6章のVII)もいい出来だと思う。

本来、経済建設や社会開発に用いられるべき人材が軍事方面にかたよるという現状に対して、不安を禁じえない。(中略)このままゆけば軍組織より早い時期に社会と経済が瓦解するだろう。

家計や企業がそうであるように、国家は維持コストがかかるものだ。コストを適切に配分、活用できなければ、うまくいかない。コストの中でも難しいのは人的コスト。人が足りない時に、働き盛りの人が足りないときに、無駄なところに人材を配置するのは、ダサすぎる。

ぶち先生が久しぶりにガンダムと車以外のことを書いている気がする。

うぇるかむぶちわ?るど!! | 自己批判中

彼らを軍縮させるためには軍事力を持ち、こちらの軍事力も減らすからそっちも減らせという交渉が必要になってくる

この一文から、歴史で習ったロンドン軍縮会議を思い出したんだけど、そういう「俺も減らすからお前も減らせよ」的な軍縮交渉を、しかも中国-日本、北朝鮮-日本、というように2国間の枠組みで少しずつ相互軍縮をしていく、という外交が展開できるだろうか。そういう成功例ってあるの?
冷戦崩壊期の米ソは2国間で核軍縮を進めていた(でもSTARTとかいう条約もあんまし実効性が、あったのかどうか知らない)けれど、むしろこれは核兵器のコスト構造の変化が要因であったんじゃないかと想像する。

そもそも、軍備を減らす余力を確保するためにあらかじめ軍備を増やしておくというスキームがつらそう。これだけ情報が公開されている時代に、軍備を増やせば、それに対応して、軍備を増やさざるをえない別の国が出てくるんじゃないだろうか。「ほら、あっちの国はこれだけ軍備をもっているんだから、うちもこの辺までは増やさないと。」なんて提案を、「そんなん無駄じゃん」と蹴るわけにもいかなくなっちゃう。だから、増やすほうに関しては、「こっちが増えると、あっちも増える」という状態になりがちなんじゃないか。

だから、日本をはじめ各国がとるべき戦略は、「攻め込むとコスト高いよ」というレベルのゾーンディフェンスがどのへんなのかを見極めて、できるだけ最低限を維持する。・・・これしかないんじゃないかと。
相手が合理的経済人じゃないことを仮定に含めるにしても、なおかつそれに対応できるような合理性でもって対処すべきじゃないか。
「GNP1%枠」なんて話が子供のころにはあったような気がするけど、今思えば、割と合理的なんじゃないですかね(景気変動に左右されすぎないようGDPの10年移動平均のx%枠とかがもうちょっと適切かもしれないけれど)。財布(現物)がなければ戦争ができないわけですよ。それでいいじゃん。信用買いの応酬は避けたい。

軍事に関しては、三国志とか大戦略のゲームレベルの知識しかないけど(ミリタリーマニアじゃないですので)、攻めるために必要な費用は、守るために必要な費用の何倍にも上る、というのはきっと現実にも通用する理屈だと想像する。そうなると、多国間の軍事バランスには、割といくつもの均衡点があっても、おかしくないんじゃないか、という気もする。戦争が起こるのって、よっぽど均衡が崩れた時だよね、きっと。読みを誤れば簡単におきるのかもしれないけど、それは軍縮でも軍拡でもおなじことで、増やすにせよ減らすにせよ、適当な範囲というやつがきっとあるんだろうと。

この範囲において、9条改正が必要かというと、必要ないと思う。
紛争地域への派遣とか、広域的なお役目は、どうも避けがたいものがあるようなので、それに対応する改正は、必要?まてよ、それも必要ないんじゃないか。本当は軍を持っちゃいけないんだけど、平和維持活動部隊は持ってますし、銃も撃ちますよ。戦車だって派遣しますよ。でも軍じゃないです。っていうんじゃだめなのでしょうか。
すでに実質的に軍を持っているから違憲状態、じゃあ、軍に合うように憲法変えよう、って、方向的にはちょっと微妙な気がしてきた。
「憲法変わったから今日から軍です。日本を代表する軍なんだから、恥ずかしくないようにそれなりの装備を・・・」なんていう展開が透けて見えなくもないし。

スポーツとかの日本代表と取り違えないほうがいいです。きっと。

[dgg]: XPでUSBキーボードが英語配列になってしまう時の為の覚え書き

キーボード関連覚えがき

英語キーボードを使っているので、キーボード配列をうまく認識しないとき、あるんですが、そのときはレジストリで
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM \CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
を書き換える方法をよく使います。

[@IT]右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法
(AXキーボード設定を利用する方法)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/041axkbd/axkbd.html

手元のWindows2000マシンの設定。
XPでも同じ設定を入れてます。
LayerDriver JPN = KBD101.DLL
OverrideKeyboardIdentifier = PCAT_101KEY
OverrideKeyboardSubtype = 0
OverrideKeyboardType = 7

VMWare Player 上に Ubuntu-Breezyの日本語VMイメージを起動して、その上にTracを入れてみました。
こないたwindowsでやったときにはいろいろインストールするものが多くて挫折したのですが、Ubuntuだとパッケージ一発。

Trac をインストールしてみたよ

apt-getはrootでやる必要があるので、
 sudo apt-get ....
というふうに、まえにsudoをつけてやるといいです。


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VMware Player

Ubuntu Japanese Team - ダウンロード - Unofficial Ubuntu 5.10 Japanese VMWare Image

英語キーボードだからか、ダブルクオートがおかしいんですけど、なんでしょうね。

去年、ニューヨーク土産で買ってきたマグネット人形AcroBotsがEngadgetに出てました。

くっつく棒人間アクロボット - Engadget Japanese

acrobots.JPG

ノートPCを買ったので、RD-XS57のネットdeナビを試してみました。
Amazon.co.jp:TOSHIBA W録 BSアナログチューナー搭載 HDD&DVDレコーダー HDD300GB RD-XS57: エレクトロニクス


TOSHIBA W録 BSアナログチューナー搭載 HDD&DVDレコーダー HDD300GB RD-XS57

うーん、どうもネットdeモニターがつながらないっす。

 ・QuickTimeが必要ってことだったので、Appleからダウンロードして入れた。
 ・一応、Sun JRE は 最新(1.5.x) にした。
 ・QuickTime起動時にメッセージダイアログが出るけれど、これはIEの4月からの仕様変更の影響。
  「このWebページでActiveXコントロールを実行するにはクリックしてください」

  セキュリティパッチを一時的にアンインストールしても状況同じだったので、きっと関係ないでしょう。
   マイクロソフト KB915456 の説明
    http://support.microsoft.com/kb/915456

 ・接続は、
   RD-XS57 - 10Base-Tハブ - 無線子機 - 11a - 無線親機 - 11a - PC
  環境はかなり悪いので、スループットの問題くさいか・・・。


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ネットdeモニターは使えないままですが、それ以外に面白い点がひとつ。

RD-XS57本体でDVDに焼くとき、ネットdeナビが起動していると、
ディスクタイトルなどの入力時にパソコン側で勝手に入力フィールドが起動します。面白いです。
(ネットdeモニターが動いていれば違和感ないんだろうけど。)
20060501_rdxs57input.PNG

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