2006年8月アーカイブ

ブログ(死んでしまったら私のことなんか誰も話さない: 新原浩朗「日本の優秀企業研究」)で知って読んでみた本。
紹介元のエントリはよくまとまっているので、おすすめです。

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日本の優秀企業研究—企業経営の原点 6つの条件日本の優秀企業研究—企業経営の原点 6つの条件
新原 浩朗

日本経済新聞社 2003-09
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日本版ビジョナリー・カンパニーのような本。
選んだ優秀企業から、あるべき経営の形を主張する。
トヨタ、花王、ホンダ、ヤマト運輸、武田・・・おなじみの企業が並ぶ。
特に、現場を知っていて、愚直に改善/改革をこなすタイプの経営がプッシュされている。
現場や商材の特性を知っていて、なおかつ外からの目で客観的に眺められる経営者がいいらしい。

・・・でもさー、中身を知る過程で染まってしまうと、しがらみもできて客観性が落ちるし、
かといって完全に外部の人がいきなり中身を理解することは難しい(っていうかまずコミュニケーションが成立するかどうかが怪しい)。評論家的に言いっ放しでも何も動かないし。
なかなか難しい気がするな・・・。

というわけで、プロパーだけど傍流(海外支社が長いとか)の人が、よい結果を残しているのではないか、とのこと。一人でなんでも(営業から経理から)やらなければいけないような箱庭的状況を経験することが、有効なのではないか、と推測している。
(「何でもできるが、すべてに責任を負う状況」というのは、まさに社内起業体験かも・・・。)

あと、キャノンの御手洗富士夫さんの発言(P.136)が印象に残ったので引用。

「非常に図体の大きいベンチャー企業のようなキャノンをベンチャー精神を持った大企業に転換させていこう」

キャノンは研究開発優先で事業が細分化してしまったので、事業を整理して、利益を出すための研究開発、という風に方針を転換(そういえば、キャノンって、電話つきパソコンとかあった。この事業整理前に消えてるような気もするけれど)。
縛りすぎると自由な発想が消えそうなので、さじ加減が難しいんじゃないかと思います・・・・。

・・・これをはじめ、エピソードは面白いです。

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ちなみに、少し気になった点があるので書いておくと・・・・、
本書は、主張とエピソード中心の編成で、客観性はどうなんだろうかと感じた。
日本の読者、とくに一般的な経営の人たちにターゲットを合わせると、そうならざるをえないのかも。

怪我をしたとき、「ああー、痛い」とか「なんで怪我しちゃったんだろう」とか考えている裏で、血小板は勝手に傷をふさぎ、皮膚組織は修復を始める。

これってすごいことなんだと思うけど、普段はなかなか気づかない。
若いうちは「つばつけときゃ直る」という世界なので、
必死で血を止めている血小板のことなんて、思いもしなかったなぁ。

傷の直りが悪くなってはじめて、若いころの元気な血小板のありがたみがわかる。

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どうやって、早く傷を治すか?

プロスポーツ選手がこの課題に挑む姿を報道で見るけれど、壮絶なものがある。
イングランドのサッカー代表ルーニーが、ドイツW杯直前に怪我をして「ルーニー大作戦」といわれる回復作戦で本大会中に間に合っただとか、同じくイングランドのベッカムが日韓W杯で復活したとか、日本代表久保が必死のリハビリでドイツW杯に間に合わせたのに代表落選したりとか(残念!)。

ケガからの早期回復は、時として、技術以上に死活問題なのである。

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怪我をしてしまったときは、とにかく怪我を治すことを考え、自分を励まさなきゃいけない。
そのとき、「ケガをしない方法があったのに!」「なんてくだらないことでケガしたんだ!」なんてことを妄想したって、気が滅入るだけ。

ケガと向き合い、励まし、治るまで、我慢して頑張る。
それは、地道で大変だけど、とても重要で意味のあること。

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まず、怪我を治そう。
夜を徹して傷をふさいでいる、血小板をリスペクトしよう。
体をよく休ませるとか、できる限りのサポートをしよう。

そして、怪我が治ったら、落ち着いて、怪我しない方法を考えたらいい。
そうすれば、きっといい考えが浮かぶんじゃないだろうか?

セレッソ大阪に移籍した名波の「らしい」コメント。

名波がC大阪で初練習 - サッカーニュース : nikkansports.com

「グイグイ引っ張って、勝者のメンタリティーを植え付けたい」

とにかく、セレッソのメンバー表から見つめなおさなければ・・・・。
だれがいるんだっけ。

西澤とか森島っているんだっけ。
あ、河村がいるんだぁ。おおお。徳重は名前聞いたことあるな。
柳本、山田卓也、あ、大久保も復帰したのか。
守備力は見えないけど、攻撃はタレントいるじゃないですか。

順位は・・・ダントツの最下位。17位の京都が勝ち点11で、セレッソは6しかない。1勝3分け13敗。あと残り半分(17試合)、安全圏を勝ち点35と想定すると、あと29。8勝5分け4敗。厳しい。。。
特に、メンタル的に厳しそう・・・。

でも、名波だったら、変えられる可能性はあると思う。
そういう選手なので。
カップ戦とかは考えなくていいわけだから、週一ペースで出場できれば。

他人の言葉を理解するためには、少なくともその他人の知見の土台となる知見は知っていなくてはならない。

404 Blog Not Found:「群衆の叡知」ではなく「叡智の群衆化」

もう一つの重要な条件が、「みんなの教育」である。こちらは「群衆の叡智」なる言葉が注目される前からゆっくりと進んだトレンドなので見落とされがちだが、「みんなの教育」が向上していれば、より早い段階で「みんな」は判断を下すのに充分な理解を得ることが出来るのは当然である。

・・・なので、判断できる程度に広く知るということは欠くことのできない作業であり、一方で、正しい意見の素となるアイデアを生み出すために、何かを生み出せるほど深く知る分野を持っていないと、貢献できない。

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この能力をつきつめると、「イノベーションの達人! - 発想する会社を作る10の人材」 における、T字型の人材、ということになる。

また、「T字人間」、すなわち、「ある技能に秀で、それでいて広い好奇心と探究心、知識を持つ」人材は、別分野の知見から新たなイノベーションを引き起こす「花粉の運び手」としてイノベーションに欠くことができない人材として紹介されています。

自分が深く知らない分野のことを知っている人を尊敬し、会話・理解できる能力が重要ということ。

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自分以外の人は、何かしら自分よりも深い知識を持つ分野があるはずなので、その実践訓練の相手には事欠かない・・・・ということもいえるんじゃなかろうか。でも、知らない知識を、土台となる前提知識なしに「まず聞きにいく」というのは、聞く側・聞かれる側ともに非効率である可能性が高いし、取っ掛かりもなく自分でやみくもに調べるのも難しいので、ヒントとなる単語くらいはもらいにいって、そのあとネットや書籍に聞くのがよさげな感じがする。

私はアルコールをほとんど受け付けない体質なのですが、
遺伝である可能性が高いようです。

酒に強い人弱い人

研究者によってその数値は異なりますが、両親からALDH2不活性型(■とします)を引き継いでしまった、■■型の人はおよそ10%。片親から■を受けついだ■□型は40%。両親からALDH2活性型(□とします)をともに引き継いだ、□□型はおよそ50%とされています。 
言うまでもなく、■■型は、全く酒が飲めない人。■□型は、少し飲める人。□□型は普通に飲める人ということになります。

考えてみれば、私の両親とも飲めないですし、兄弟も祖父母も飲めません。親戚で集まって大宴会・・・なんていうイベントもなかったなぁ。

そういう血縁集団もいる・・・ということすら信じがたい、という血縁集団も、きっといるのでしょう。

名古屋で、世界9ヶ国から集まったコスプレイヤーのイベント「世界コスプレサミット2006」があったとのこと。

外務省、国交省の後援だとか。
日本のカルチャー、日本の顔として、アニメ/漫画を外交のツールとして活用するというのはいい感じですね。
公式サイトの中に、麻生外務大臣の話があって、泣けます。

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私は作り手の側に回ったことがないので、永井豪氏のコメントに感動。

日経メディアラボ: 日本のコンテンツ、世界での浸透ぶりをアピール——「世界コスプレサミット2006」から

審査委員長を務めた漫画家の永井豪氏は、日本のマンガ・アニメ文化の発展について「マンガは、戦後の貧しい時期に、お金をかけなくても創り出せるエンターテインメントとして急激に発展した。このコストをかけずに創造できる、という側面が、作家の個性を生かした現在の多様なマンガ・アニメ文化につながったのではないか」と述べた。

漫画に限らず、新聞発行、TV制作、アニメ制作、Webサイト制作・・・、みんな最初は金のないところからはじめているんですよね。きっと。

重大だけど、どこの辺が重大な修正なのか、謎らしい。
こういうのが議論されるところが、オープンソースのいいところだと思われる。

[緊急]重大なセキュリティー修正を含んだRails 1.1.5がリリースされました

本家blog では、「今すぐインストールしろ、明日じゃなくて今日だ!」と書いているぐらい、緊急らしいです。
あと、ソース見てもいまいちセキュリティーフィックスの箇所が分からないなーと思ってたら、RailsChat で、くまくまーの人 も解らないって書いてたから仕方ないなw

このパッチが出たことは、ぜんぜんRubyつながりでない人から聞いた。
なんか、メジャーになったんだな、と感じた。
(しかし、サンプル数が少ないので、偶然に基づく思い込みである可能性も高い。サンプル数は大事である。)

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(8/12追記)
もうRails 1.1.6がでたようです。今度はバグ修正?
エンバグで1.1.6が出ちゃいました・・・

オシムの日本代表監督就任で一躍「考えて走る」が流行語になってきた。
サッカーの話を、日常世界の喩えに使うことが大好きな私。

「考えて走る」の示唆することはこういうことだろうか。
 ・型にはまった思考を避ける
 ・動きながら常に判断し、最適な場所にをみつけ、最適な行動をとる
 ・「これが終わったらこれ」という段取りは、つねに外部環境によって変化を余儀なくされる。
 ・だからといって、行き当たりばったりでも対応ができない。
 ・常に少し先を考え、仮設を検証し修正、リスクを管理しつつトライを続ける。
 ・状況をできる限り使う。自分の足も動かす。すべてを使いながら、つねに最適な方法を探し、選ぶ。
 ・急ぐ。急ぐほうが状況を打開しやすい。じっくり考える時間も迷っている時間もない。
 ・でも、考えが浅ければ成功しない。常に早く、深く洞察すること。
 ・失敗にくじけず、そこから学び、早く立ち直って次のアクションに活かす。

アジャイル開発やIDEOのイノベーション技法に、通じるところがあると思うのは、
単に私が好きなもの同士を結び付けたいだけかもしれない。

春に引っ越してから、WILLCOMの電波が弱くて
窓際まで行かないとまともに通話できない状態が続いてました。
せっかく家族で定額プランにしたのに固定電話で電話したら意味ないので、電波状況を改善すべく、ホームアンテナをレンタルしました。

ほとんど音声通話しかしないので 1x でも困らないのですが、
W-ZERO3[es]への機種変更・プラン変更を見越して、4xにしてみました。

電波状態のいい場所において、電源を挿すだけの簡単設置。
いきなりバリ3(古い型なので3本しかない)です。

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同時に利用できる通信は1つだけとのことなので、
[dgg]: ウィルコムホームアンテナ[4x]到着

お隣さんが(知らずに!)ウチのホームアンテナを経由して通話/通信をしている間はσ(^^)は利用できない、と。レンタル料払ってるのはσ(^^)であるにも関わらず、です。つなぎ放題でP2Pとかやりまくってる人が近所にいたらどうしよう(^^;)。

という懸念はありますが、ホームアンテナの「通話中」インジケータは、いまのところウチの通信中に光っているところしか見ていないので、ひと安心。

しかし、家族で同時に別の場所に家でかけると、うち一人しかホームアンテナの恩恵をあづかれないというのもちょっと悲しいかも・・・。

野中 郁次郎ほか著。
過去の戦争における逆転事例から、戦略を学ぶ。

最初の事例、毛沢東の話が面白かったです。
「敵進我退、敵駐我攪、敵疲我打、敵退我追」。
 ・敵が攻めてくるなら、こっちは退く
 ・敵が留まるなら、こっちは攪乱
 ・敵が疲れたら、こっちは攻撃に出て
 ・敵が退けば、こっちは追い討ち

まさに銀河英雄伝説のヤン・ウェンリー(あんまり追撃はしないけど)。これが元ネタかも。

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ野中 郁次郎 戸部 良一 鎌田 伸一

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star戦略の本質
star失敗の本質に比べると・・・
star前作に続き面白い

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発売中の週刊東洋経済 2006年8月12・19日が、夏の読書特集をしている。

この経済本がすごい !!
・経営者が薦める「この夏の必読書」
・IT経営者が語る「私のお気に入り3冊」
・この夏、話題のちょっと変わった“ビジネス”本

ビジョナリー・カンパニーを複数人が挙げてて、
あと、イノベーションのジレンマを、ヤフー社長の井上さんがあげてて、
榊原英資氏は自著も含めてインド関連だけで5冊。
そういや、結構、みなさんバラけてますね。
・・・というのが印象。

日経ビジネスでも毎年恒例なので、次号くらいでやるのかも。

おぉ。

三菱東京UFJ銀行,オープンソースのJava開発フレームワークSeasar2を大規模システムの構築に採用:ITpro

Seaserというのはひがやすお氏がプライベートで作りはずめたフレームワークで、だんだん有名になり、会社が認めて、という流れだった気がします。

Ruby on Rails で プロトタイプを作ろう、という話。

Rubyでアジャイルプロトタイピング(1) アジャイルプロトタイピングで上流工程が変わる

・プロトタイプは Railsで組む。
・構築が速いし、直しやすいので、作りながら変えていける。
・おかしいところがあればすぐに直す。細かいイテレーション。
・ユーザぐるみで評価を繰り返す。

・出来上がったプロトタイプは原則捨てる。
・本格実装は各言語で。

・・・という感じの記事。

ノリはすごくうなずける。
受注の場合、言語が指定されている場合が多いとすればそんなもんかもしれない。

しかし、継続性に疑問。
改造はどうするのだろう。Railsで組んでから、やるのだろうか。いきなり効率落ちない?
用件定義できているんだから、改造は別にプロトタイプ作るほどでもないのか・・・。

じゃあ、どうなればうれしいのか。
そのままRailsでいけるほどRubyの認知度が上がればハッピー?
JavaにRailsが出現すればハッピー?

まあ、どっちか、もしくは両方がそのうち実現されるんでしょうね。
要件定義にそんなに時間がかかるっていうのも難儀な話ですけれど。

IE7+ ・・・ Vista用のIE7。差別化のために+(プラス)をつけた
は やっぱり IE7に戻るそうです。

知らないと乗り遅れちゃうよ!(何に?)

IE7 - Windows Vista に含まれる IE7 の名前の変更

及川です。 「IE7+の発表」において、Windows Vista に含まれる IE7 を IE7+ と呼ぶことにすると書きました。しかし、IEBlogの「Revised IE7 Naming in Windows Vista」にありますように、皆様からの反対意見が多かったため、この方針を撤回し、Windows XP/Windows Server 2003 用の IE7 も Windows Vista 用の IE7 もどちらも単に IE7 と呼ぶこととしました。

デスノートって、ジャンプ連載の漫画しか読んでないけど、
ノートの使い方を一つ一つ発見していく過程が面白いような気がする。
デスノートのハック・・・キラにとってはデスノートを使った世の中ハックなのかもしれないけれど。

デスノート(映画)

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連載時は「ワンピース」の次に好きだったです。
naruto と bleach も面白いけどね。

過熱しすぎることを恐れるあまり、つまらないものを作って、無視されるより、
まだ、面白いものを作って、過熱、炎上するリスクを負う方が、まだましな選択だと思う。
けれど、コストが絡むとそうもいかないか。

1. no attention 無視
2. less attention 人気がない
3. well attention 人気がある
4. over attention 過熱
5. burn out 炎上、燃え尽き

一般的に、 5の発生確率より、1の発生確率のほうが高い。
嗜好が分散化しているとすればその傾向は高まる。

しかし、精神的には、5が発生すると、もう一度やる気はおきないくらい打ちのめされるのかもしれない。
きっとコストがかかることも多いだろう。

ブログなら、サーバ能力拡張した上で炎上、燃え尽きたら、つらいかも。
しかし、ほとんどの場合、そこまで恐れる必要のない 2. less attention どまり。 ロングテールのテール部分。

The art of innnovationの人、IDEOの新著です。まだ日本語未出版だったので、英語版の原著を徐々に読もうと決めて購入。しかし数日で日本語訳が出ているのを知ってしまいました。
でも、英語を読むことが目的というより、このIDEOの続編をいち早く読みたいという気持ちが大きかったので、日本語訳をすぐに購入、読みました。

イノベーションの達人! - 発想する会社を作る10の人材


「10も人材タイプがあって、そんなもん覚えられるのかなぁ?」といぶかしみながら読み始めたのですが、読んでいくにつれすぐに氷解。原題で「ten faces(10の顔)」といっているわけで、別に10人の異なる人材に、人間を分類しようとする試みではなく、大事な要素は10個あるんじゃないか、1人で複数持っていてもいいし、ある要素で自分より優れている人がいるなら、コラボレートいていこうよ、という話です。
このあたり、最終章、で述べられていますが、

私はキャラクターの力を奮い起こすことの重要性を固く信じている。人がひとつ新しい役割を身に付けただけで、文化面でもビジネス面でも、組織には大きな利益がもたらせられる。しかし、本当に大きな成果が表れるのは、いくつもの役割を集めて混ぜ合わせ、複合的なチームを作ったときだ。イノベーションは究極のチーム・スポーツである。すべての役割に、それぞれの分野で最高の仕事をさせれば、イノベーションを推進する前向きの力が生まれる。
成功するチームを作るのに、すべてのキャラクターや技能が最高のレベルである必要はない。オリンピックの10種競技と同じように、いくつかの分野で本当にすばらしい成績を上げ、あとはそこそこの強さを発揮すればいいのだ。

ということで、1人が何事にもでトップになる必要もない(できないかもしれない)けれど、各ペルソナ(face)に各1人ずつを割り当てろなんていうことも書いてないです。

また、「T字人間」、すなわち、「ある技能に秀で、それでいて広い好奇心と探究心、知識を持つ」人材は、別分野の知見から新たなイノベーションを引き起こす「花粉の運び手」としてイノベーションに欠くことができない人材として紹介されています。器用貧乏系の人も必読です。

備忘のため、各ペルソナ(face)について一言メモ。
1. すべては観察から! - The Anthropologist : 人類学者
2. 細かいイテレーションを繰り返す! - The Experimenter : 実験者
3. 他分野での実践から学ぶ! - The Cross-Pollinator : 花粉の運び手
4. やりぬく! - The Hurdler : ハードル選手
5. うまく協力する! - The Collaborator : コラボレーター
6. 方向性をみきわめ、チーム全体に気を配る! - The Director : 監督
7. ユーザ経験をデザインする! - The Experience Architect : 経験デザイナー
8. 仕事場の環境を整える! - The Set Designer : 舞台装置家
9. 心配り、スマイルで癒す! - The Caregiver : 介護人
10. 経験を語り、文化として引き継ぐ! - The Storyteller : 語り部

いろんな人に読んで欲しい本です。

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