| 2006/08/28 | [ book] |
グループインタビュー本
今度、グループインタビューの司会をすることになったので
伊藤さんに「何かいい本ないですか?」と聞いてみた。
すると、高く積み重なれた伊藤書籍群から、
あれもこれも、と、さらっと5冊あつまった。
せっかくなので、どんな本を読んでいるかご紹介します。
----
今回の業務で参考になった順に書いてみました。
入門編。インタビューそのものの入門編。グルインならではの留意点なども細かく紹介されている。
応用編。伊藤さんお勧め調査ガイドブック。いい調査をしたければ、読んでおきたい貴重なノウハウがたくさん!
応用編。ヒアリングに関する、モニタの心理がわかりやすい。
グルインの内容は少なめ。対面インタビューやUTでつかえそう。
入門編。事例をもとに、インタビューってこういうことか、が理解できる本。
入門編。調査系全般の目的とその役割を意識できる本。
「子どもエスノグラフィー入門」

ここ一年、子供向けの商品開発やユーザビリティ業務が増えてきています。
少子化の流れや、治安の悪化の問題、いろんな時代的な背景から子供向けの商品がたくさん売れているようです。
私も、業務でいろんな子度向けの商品の開発に携わる機会があり、
「Kids Usability Engineering」というテーマで、今までの取り組みをまとめているところです。
そこで、この本「子どもエスノグラフィー入門」を読みました。
----
「エスノグラフィー」とは、文化人類学で発達した、“異文化の人の生活、文化を理解するための手法”です。
ユーザビリティ関連の仕事するときは、いろんな面で参考になります。
その中でも、“子供”というよく分からない生態の観察方法に関するあれこれについて、
面白い研究が載っていました。
栄養価 ・・・★★★☆☆(入門編なりの。)
消化効率 ・・・★★★★☆(重要なポイントが目に入りやすい。)
感動度 ・・・☆☆☆☆☆(感動はないなぁ。)
所有欲 ・・・★★☆☆☆(頭に入れば読み返すこともあまりない。)
■読むコツ
斜め読み+気になるポイントをマークする
■気になった項目
発達心理学の研究特徴
・子供と環境の分離
・要素への分解の因果律による説明
・機能の器としての子供
(これだけみてもよくわからない・・・)
■総評
総合9★。
専門書なので、興味のない人には、興味のない本ですね。
子供に関するユーザビリティ研究事例、手法に関する本はなかなかないので、面白かったです。
ただ、全般的には観察方法や、調査方法の説明など、よく知っている事がらが多いので、
私は“子供と相対する方法”について注目して読んでみました。
これからも、子供の調査がある予定なので、
ひきつづき調査してみます。
| 2006/05/21 | [ book] |
「東京タワー」

「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」ようやく読みました!
みんなに勧められてから大分たちましたが、なんとかたどり着きました。
ほんと号泣ですね。
泣きすぎて、会社に目はらして出社しました。
----
栄養価 ・・・★★★☆☆(物の考え方とかちょっと変わったかも。)
消化効率 ・・・★★★☆☆(物語に入り込めると一気にいける。)
感動度 ・・・★★★★☆(思うところ多々あり。感動一入。)
所有欲 ・・・★★☆☆☆(おかんに買った。)
■読むコツ
読む。
■気になった話
ハワイの割り箸の話
■総評
総合12★。 高い!
おかん、おとん、じぶんの生き方とか周りの人の思いやりとか
そういう当たり前でかけがえのないものを、すごく考えさせられました。
とくに、自分のおとんの病気のことも、シンクロしたりして。
自分は、東京でなにやってるんだろう~とか、根の深い部分をざっくり掘り起こされた感じです。
読んでよかった!
| 2006/03/08 | [ book] |
「超バカの壁」

超バカの壁を読みました。
「今、あなたに必要なのはこの本だ!」と友人に強く勧められ、そこまでいうなら読んでやろう、と思って読んでみました。
結果、とても面白く読めました。
養老孟司 の豊かな経験からくる助言の数々が、“個人の意見”としての強さを持って飛び込んでくる感じです。
なんとなく腑に落ちなかった社会の問題、政治のしくみ、自己の感覚などなどが、とても分かりやすく書かれています。
----
このブログで、個人の認識に関する文化の違いについての疑問を書いたころ、ちょうどこの本を読みだしていて、日本古来の“自己”とか、外国の“自己”に対する解説がのっていて、すごくびっくりしました。
栄養価 ・・・★★★☆☆(いろんな経験をしていないとわからないことばかり。)
消化効率 ・・・★★★★☆(薄い。軽快な文章。)
感動度 ・・・☆☆☆☆☆(感動はないかなぁ。)
所有欲 ・・・★☆☆☆☆(一度読めれば。)
■読むコツ
わからなくても、とりあえず、受け入れてみる。
■気になった文章
オンリーワンよりただの人
「確立するまでもなく自己ははじめからあるものです。
主張するのは、確信のなさの裏返しでしょう。」
■総評
総合8★。 点数低っ。
内容が難しい。
どれも、面白い意見だけれど、すべて受け入れるのではなく、
そこから自分なりの考えが育っていくことを、望んでいるような本でした。
友人が、勧めた理由がちょっとわかりました。
| 2005/11/15 | [ book] |
「アジアの本・文字・デザイン」

「アジアの本・文字・デザインー杉浦康平とアジアの仲間たちが語る」を読みました。
杉浦康平さんの本は初めて読みました。文字ってビジュアルデザインの世界だと思って、敬遠してきたところもあり、遠回りしてしまった。
だけど、こんなにもインタラクティブな世界だったなんて、本当にびっくり!
----
タイポグラフィーやブックデザインに興味のある人はもちろん、グラフィックデザイン、インターフェイスデザインをしている人にもお勧め。欧米に対するアジア特性を知ることができます。
栄養価 ・・・★★★★★(見識のレベルがケタちがい。)
消化効率 ・・・★★★☆☆(対談記録なので読みやすい。けど厚い。)
感動度 ・・・★★☆☆☆(内容に感動)
所有欲 ・・・★★★★☆(まずは一冊)
■読むコツ
言葉遣い、文章の配置にも目を向けてみる。
■気になった文章
(これから求められるのは)
アルファベットによる水平的な羅列ではなく、より濃淡があり、変化ある、垂直的で重層的な文字
■総評
総合14★。 今までの中で最高得点をマーク。
音声、リズムを乗せた文字のしくみ、アジアの宇宙感からみた文字の象形性、いろんな視点から
インターネット時代における新しい文字創造にむけての意見を聞くことができます。
読んでよかった一冊です。
| 2005/09/06 | [ book] |
「ウケル技術」

友人へのプレゼントでウケル技術を買いました。
べつに、ウケてやろうなどという魂胆はまるっきりありませんが、とにかく楽しいので自分の分も買ってみました。
(2冊も持ってレジに並ぶなんて、熱心に研究する人みたいだ。)
この本は、真面目にとらえるとコミュニケーション科学の話なので、インタラクションデザインをやっている人にはちょっとした参考になるかもと思います。
この本を基に、おもろいロボット開発ができるんじゃないか、という研究っぷり。
----
ウケルための「戦略」「ポイント」などなど、真面目に分析してます。
真面目によんでる自分は、相当はずかしいです。
栄養価 ・・・★★★☆☆(無駄な知識満載)
消化効率 ・・・★★★★☆(気分のよい時は楽しくよめる)
感動度 ・・・★☆☆☆☆(感動?)
所有欲 ・・・★★★★☆(読むだけでは飽き足らず買ってしまったし)
■読むコツ
ノリで読む
■気になった技術
逆境でねばり強いこと
■総評
総合12★。
よくできた人間観察。
「ウケル」をまじめに科学したところが、一番おもろい。
ウケル技術のページ
| 2005/08/19 | [ book] |
「ウンココロ」

ウンココロを読みました。
30分くらいで読みました。よい息抜きに!
ウンコのウンチク、ウンコができるまで、食べたものと菌たちの状態、いろんな情報が盛りだくさん!
最初に謝っておきますが、ウンコの本なので、汚い表現がでてきたらごめんなさい。
ーーーー
寄藤文平さんのほのぼのとしたわかりやすい解説図をみながら、楽しめます。その情報のわかりやすさだけでも価値ありそうです。
栄養価 ・・・★★★★☆(ウンコ博士)
消化効率 ・・・★★★★★(みたらわかる)
感動度 ・・・★☆☆☆☆(一瞬で読み終えたしなあ)
所有欲 ・・・★★☆☆☆(活用しないしな)
■読むコツ
がやがやと、複数人で覗き込む
■気になったウンコンテンツ
ウンコ ファクトリー
■総評
総合12★。
ウンコってなんだ?ってところから始まって、みんなの大好きなウンコについていろんな角度から分析してます。
ウンコばなれの現代人を憂いてます。
五味太郎の「みんなうんち」に匹敵するウンコ本。
いいウンコがでるようにがんばりましょう。
| 2005/08/18 | [ book] |
はじめて考えるときのように
オガ(novas 同期)に勧められて、「はじめて考えるときのように」という本を読みました。
読み始めて5ページも行かないうちに挫折しました。だめでした。ごめんねオガ。
どんな読みにくい本でもちょっと我慢すればそれなり得るものはあるものだし、後になって楽しくなったりするかもしれないし、できるだけ選り好みはしないようにしていたのに・・・。それでもダメでした。
----
この本は、やさしい哲学絵本という感じ。今までにもこういう種類の本は読んできたし、実際、内容的にはかなり面白そうで、 ちょっと目次を覗いてみるだけで興味がそそられる。
・重さってなんだろう?
・論理ってなんだ?
・「もしかして」の世界
・考える技術
こんな感じ。
多分内容が問題ではないと思う。問題は、文章表現。 すべて口語調で、難しい問題がやわらかく表現されている。でもその口語表現が、なんと言うかセリフ調で・・・
「え?僕の言ったことが矛盾してないかだって?」みたいな調子がずっと続くのよ。
これが私が挫折した理由・・・
| 2005/08/10 | [ book] |
「バカの人」
和田秀樹さんの「バカの人」を読みました。
この本では、いろんな“バカ”について解説しています。
8つのバカがあって、誰でもどれかに当てはまる(と思う)。
世の中いろんな人がいるけれど、地雷を踏む人、なんとかよけて通る人、
うまくやるにはいろんなコツがあるようです。
自己発見本としてだけでなく、ストレス発散的にもおすすめです。
「バカ」「バカ」と、バサバサ斬ってます。SMAP並です。
柔軟に受け入れましょう。
■MISA的書★評
栄養価 ・・・★★★★☆(自分とか、周りの人を客観的に見れる。発見たくさん。)
消化効率 ・・・★★★☆☆(文章が読みやすい!文字も大きめ。)
感動度 ・・・★★☆☆☆(そんなにないかな。)
所有欲 ・・・★★☆☆☆(一度読んだら友人に貸したくなる。)

■読むコツ
既成概念をいったん棚にあげて読む。
無の心で。
■気になったバカ
ちなみに私自身、どんなバカだったか、というと
・はだかのバカ
・大風呂敷バカ
・ポジティブな方の決め付けバカ
反省します。
■総評
総合11★。まあまあな評価だな。 一度読んでおくといいかも。
バカを知る、ということよりも自分を考えるきっかけになると思う。
ここでよし、読もう!って思った人は「うのみバカ?」
ここで、読むもんか!って思った人は「決め付けバカ?」
結局自分しだいだね。
| 2005/07/29 | [ book] |
パークライフ

最近名古屋出張が多いので、新幹線の中で読もうかな~と適当に選んだ本なんですが、
読んでみて、なんというか・・・心呼び覚まされる良い本でした。
多分好みには個人差が出そうなので、あまりお勧めではありませんが、
読んでみたいかたは、声をかけてください。
----
たんたんと日々の出来事をつづる系。
「パークライフ」と「flowers」の二つのお話が入っています。
栄養価 ・・・★★☆☆☆(文章が絶妙。)
消化効率 ・・・★★★☆☆(短くて読みやすい!)
感動度 ・・・★★★☆☆(理解しがたいこの思い。)
所有欲 ・・・★☆☆☆☆(なくてもいいかな。)

■読むコツ
だらだらと読む。
一つ一つの意味を考えない。(設定とかストーリーとか)
■気になったシーン
フラワーのシーン
いまだにその感覚だけが残っていて言葉では表現しがたい
■総評
総合9★。点数的にはすごく低いのですが、読んでよかったと思ってます。
言葉にできなくて色あせた思いとか
忘れてしまってた思い出みたいなのが、表現されているのがとても心地よく感じられました。
胸が締め付けられる感覚というか・・・
しかし、論理的に物事を考えたい人は読まない方がいいかも。
イライラすると思います。
| 2005/05/30 | [ book] |
「FILING」

この本は買ってよかった~っと思います。
織咲誠さんと原研哉さんの企画、構成の本、『FILING』です。
昨年4月に訪れた竹尾ペーパーショーで見た「FILING」展には、なんだかすごく興奮したのを覚えています。しかし、そこでみた作品の紹介にとどまらず、情報を整理すること、意識することの本質に迫ったおもしろい本になっていると感じました。
----
以前ご紹介したHAPTICの姉妹品みたいなニュアンスですが、内容、構成ともに一味違います。
栄養価 ・・・★★★★★(ものの見方がちょっと変わる。)
消化効率 ・・・★★★☆☆(写真が中心!)
感動度 ・・・★★☆☆☆(いろんなことが発見できて感動。)
所有欲 ・・・★★★★★(何度も眺めたい。)

■読むコツ
お好きなように。
■気になったページ
私が大好きな銀閣寺のコケ見本も良い例として挙がってます。
■総評
総合15★!!!
どんな分野の人でも読んでみると良いと思う。
特に、情報デザイン系の本としては、今までなかった事例集として活用できそうです。
| 2005/04/14 | [ book] |
落語と江戸風俗

江戸東京ライブラリーの別巻落語と江戸風俗を買ってみました。
落語を始める人のガイドブックに最適の一冊です。
さあ、みんなで落語を見に行こう!
栄養価 ・・・★★★★☆(お江戸文化が学習できる。)
消化効率 ・・・★★☆☆☆(イラスト中心だけどじっくりみちゃう。)
感動度 ・・・☆☆☆☆☆(感動は難しい。)
所有欲 ・・・★★★☆☆(ゆっくり楽しみたい。)

■読むコツ
知っている落語/聞く予定の落語だけをじっくりと楽しむ。
■総評
総合9★。共感度低そうなので、わりと低め。
落語の本は数多くでていますが、物語の背景や含みの部分が分かりやすく解説されていて、
とても入りやすい一冊だと思います。
江戸風俗に興味がある人にもお勧めです。
既にしっている話の奥行きを味わうために、また、
これから聞く話の背景を知りより、面白く聞くために活用したいと思います。
そうだ、コレを片手にタイガー&ドラゴンを見ようじゃないか!
| 2005/04/09 | [ book] |
「美人の日本語」

美人の日本語という本を買いました。
毎日こつこつと読んでいます。
4月1日から毎日一語づつ、季節感のある表情豊かな日本語が紹介されている本です。
ペラペラめくっただけでも、知らない言葉に行き当たります。
言葉の意味はもちろんのこと、成り立ちや使われる背景などが紹介されています。
しなやかに素敵な言葉を扱えるようになりたいものです。
栄養価 ・・・★★★★★(新しい言葉の辞書。)
消化効率 ・・・★☆☆☆☆(読みきるのに一年間。)
感動度 ・・・★★☆☆☆(穏やかな気分になれる。)
所有欲 ・・・★★★★☆(まずは所有してから。)

■読むコツ
毎日の習慣に取り入れる。
トイレの中、電車の中、夜寝る前。
■気になった一語(4/1~4/9の中で)
「ひこばえ」(漢字変換できないぞ)
ひこばえ、とは、切り株からでてきた新芽のこと。ひ孫のことを「ひこ」とよぶように、ひこのように可愛く生命力のある姿を現しています。
私の切りかぶから、早くひこばえがでますように。
■総評
総合12★。これは高い。
読み物ではなく、新しい辞書としてとても価値のある本になりそうです。
「美人の日本語」の“美人”ってところに執着しないのが正解。
| 2005/03/28 | [ book] |
通勤電車で座る技術! /8★

通勤電車で座る技術!を読みました。
通勤電車で、椅子に座るための術をあらゆる角度から分析・観察した本です。
この本は、R25で紹介されたMLや、WEBの内容をまとめたものだそうです。
並ぶ技術、立つ技術、降りる客を見極める技術などなど、くだらないことが徹底的に分析されています。
栄養価 ・・・★★★☆☆(悪知恵はつきそうだ。)
消化効率 ・・・★★★★☆(イラストいっぱい。言葉も明朗。)
感動度 ・・・☆☆☆☆☆(感動はしないだろうな。)
所有欲 ・・・★☆☆☆☆(友達のを貸してもらうくらいがベスト。)

■読むコツ
ヒマな時に読んでみる。電車の中で読んでみる。
■気になった技術!
いざ乗車で座る技術「いわくありげな席を恐れるな」のページ。
誰も座らない席を見つけたときに3秒以内で確認すべきこと、などなど。
■総評
総合8★。点数は低いですが単純に面白いです。
皆が思っていることを敢えて文章にしたことの面白さや、くだらない内容を大げさにイラストにしてみたりラベルを付けちゃった徹底的な演出に、ニヤニヤしてしまいました。
昔、茶道が流行ったときも、こんな感じだったのかな?
皆が日々やっている動作をいかに効率的に美しく?やりこなすか。
これからは作法にも流派ができたりするんだろうか。
もともとウェブで盛り上がっていた内容を本にする、という流れは電車男のころから着実に大きくなっているようですね。
時代性を強く反映した一冊だと感じました。
| 2005/01/12 | [ book] |
恥ずかしい読書 /9★

この本は、徹底的に読書バカになるための本だと思います。
「本」というインターフェイスとどう関わるか、生活の中にどう取り入れるかを研究していたり、実験している永江さんの生活ぶりがとても面白いです。私は、そこまで読書バカではありませんが、読書週間をしてみたり、付箋の貼り方にもいろいろとこだわりがあったりして、読んでいてなかなか共鳴する部分が多かったと思います。
また、本を通して、新しいインターフェイスの提案もたくさんあったりします。
特に“ケンドク”っていうシステムは一読の価値アリ。
栄養価 ・・・★★★★☆(本の側面を垣間見れる。)
消化効率 ・・・★★★☆☆(口語っぽくて読みやすい。)
感動度 ・・・★☆☆☆☆(フムフム)
所有欲 ・・・★☆☆☆☆(一度読めば十分な感じ)

■読むコツ
目次を見て、気に入ったところだけ読む。
その他は見出しだけ読む。
■試してみようと思った読書術
歯磨き読書
■総評
総合9★。多からず少なからず。
本を、今までと違った視点でみることができて面白かったです。
中盤、読書バカ自慢みたいになってきて、しっかり読んでないですが、
読書を愛する人_には_面白い本だと思います。
| 2004/11/10 | [ book] |
プチ哲学 /8★

またまた佐藤雅彦さんの本、「プチ哲学」を読みました。(今回はアヤンから拝借。)
この本はテーマごとに、ものの考え方についてイラストと一般例でわかりやすく解説している本です。
私が今まで読んできた佐藤雅彦さんの本「毎月新聞」とか「クリック」で繊細に描写されていた部分が、だいぶ大味に表現されているので、ちょっとがっかりな気分もしますが、一読一得、得るものはありました。
栄養価 ・・・★★★☆☆(いろんな角度から物を見れる)
消化効率 ・・・★★★☆☆(イラストがかわいい。)
感動度 ・・・★☆☆☆☆(フムフム)
所有欲 ・・・★☆☆☆☆(毎月新聞にはかなわず)

■読むコツ
一日一テーマで我慢する。
■気になったフレーズ
「この世の中で何が一番ビビッドに動いているかを知りたいとしたら、自分自身もビビッドに動いていないといけません。動いているものは動いている者にしか見えないのですから。」
■総評
総合8★。わりと低め。
雑誌「OLIVE」での掲載されていた時は、一テーマごとに理解できる面白さがあったのだと思いますが、本としてまとまってしまうと、たくさんのテーマが一度に入ってきて、消化しきれなくなってしまいました。
ただ、後半にある「佐藤雅彦のプチ哲学的日々」ってのはかなりおもしろいです。
| 2004/11/07 | [ book] |
家族狩り /12★

天童 荒太の「家族狩り」全5巻 ど く ハ ! しました。
今週末は、ほぼこの本に費やしました。読みながら朝を向かえ、うたたねしては悪夢にうなされ、ようやく最後までたどり着けました。
長かった~。
あとがきで作者の天童 荒太さんもおっしゃっていますが、本当に「長い旅にでるようなもの」だったと思います。
特に今回はテーマが人間とは?家族とは?と、かなりヘビーだったにも関わらず、先の見えない展開にハラハラしっぱしでかなり体力消耗しました。
読み終えてからも、しばらく放心状態が続きましたが、清々しい気分です。
朝がきて、すずめがチュンチュン鳴いている感じがします。
栄養価 ・・・★★★★☆(新しい世界)
消化効率 ・・・★★☆☆☆(長い)
感動度 ・・・★★★★★(泣きました)
所有欲 ・・・★☆☆☆☆(もう読み返すこともないだろう)

■読むコツ
ひたすら読む。
「読もうとしてるひとは、精神状態がなるべくフラットな時に読んだ方がいいです~。」(byちい)
■気になった人物
馬見原。実写版で映画をつくるなら柄本明でやって欲しい。
■総評
総合12★。小説もので12はかなり高いと思います。
長編小説だったこともあり、消化効率は低めですが、大変だった分、読み終わえたあとの充実感が味わえます!
体力(精神的な)に自信があるかたは、是非読んでみてください。
(痛いの苦手な人にはちょっときついかも・・・)
| 2004/10/29 | [ book] |
読書週間終了
今日は金曜日。ようやく読書週間も終了です。
この一週間、ベッドの上、電車の中、コーヒーを飲みながら・・・いろんなところで本をむさぼりました。
いざその気になると、意外と読めるもんだな~と改めて実感。
また、書評で行っていたレベル付け[MISA的書★評]ですが、今回、評価軸を見直しました。
[MISA的書★評].... ver.0.2
感動度 ・・・心を揺さぶられた度合い。
栄養価 ・・・自分の知識となる養分がどれだけ含まれているか。
消化効率 ・・・読みやすさ。文章のわかりやすさや厚さなど。
所有欲 ・・・持っているだけで嬉しくなるような価値。
★評価はは5段階で行います。5×4で20満点。
単純に★が多ければ良い、ってわけでもないので、★が少なくても、「おもしろい!」というコメントをかくかも知れません。
ただ、相対的に見た場合、★が多い方がお勧め度が高くなると思います。
これからも、ちょくちょく書評していきたと思いますので、お楽しみに。
| 2004/10/28 | [ book] |
家族狩り (中間報告)

天童 荒太の「家族狩り」全五部作のうち、三部まで読みました。ここらへんで中間報告します。
この本では、登校拒否や家庭内暴力、むごい殺人や傷害事件などさまざまなドロドロとした人間模様が展開されます。一見、ヘビーで読みにくそうですが、小気味よいテンポ、面白みのある人間描写により、どんどんストーリーへの中へひきずりこまれます。
最後まであと、二冊。なかなか、すごいことになりそうです。
昨日、ちょっと泣きました。
これらを読み終えたら総合評価したいと思います。
それまで、もうちょっと。
(ちい、ごめん。もうちょっと貸しといて。)
| 2004/10/27 | [ book] |
匂いの記憶 /12★

読書週間につき、引き続き本ねたです。
「匂いの記憶」を読みました。
これかなり おもしろいです!単なる、匂いの感覚のお話ではありません。
記憶と欲望の感覚である嗅覚、実は、あの「第六感」とも深い関係が!
もっとも艶かしくてエモーショナルな感覚、匂い。人類発達の歴史まで見えてきます。
栄養価 ・・・★★★★★(ほとんどが初体験)
消化効率 ・・・★★☆☆☆(文章は読みやすいが専門用語が多い)
感動度 ・・・★★★☆☆(知ってびっくり)
所有欲 ・・・★★☆☆☆(一度熟読すれば十分かな)

■読むコツ
登場する景色、形状を、頭のなかで忠実にイメージし、読みすすめていく。
→そうすると匂ってくるかも!?
■気になったフレーズ
「嗅覚を考えることは、普段とは別の面からヒトを考えることである。」
■総評
総合12★。
なんといっても、栄養価が5★満点だ。これはすごい!実際、読んでみていろんな発見があり、価値観までも変わった気がします。
生態的魅力を追求する方は必読。
| 2004/10/26 | [ book] |
和のルール /13★

加藤ゑみ子さんの「○○のルール」シリーズの一つ。「和のルール」を読んでいます。
この本は、最初、オカモッチャン(designer仲間)の家で発見し、ぱらぱら読んでいるうちにもっと読んでみたくなったたため購入しました。
和の心、美、生活をとても簡単に幅広く紹介している本です。
よく耳にする和の言葉「侘と寂」「幽玄」「序破急」・・・これらの意味を、どれだけ知っていますか?
なんとなく理解していたこと、言葉、そんな事柄を柔らかな語調で解説してくれているのがこの本のすごいところです。
栄養価 ・・・★★★★☆(読むたびに新しい発見がある)
消化効率 ・・・★★★★★(薄い。キーワード式)
感動度 ・・・★☆☆☆☆(淡々としなやかに読める)
所有欲 ・・・★★★☆☆(所有して役に立つ。)

■読むコツ
全部を読破するより、ペラペラめくり、気になった部分をよおく読む。
■気になったフレーズ
「見る人に風情を感じさせるものは、多くの経験や知識によってつくりあげられているものでなければなりません。つくり手自信が、様々なものを見聞きし、そこで生じる心の動きを知っていなければなりません。(キーワード「風情」より抜粋)」
■総評
総合13★ なかなかの高得点!
デザインの案出しに煮詰まった時、いいものを見て感動した時、その時々に読んで琴線にふれる言葉を捜していきたい、そんな本でした。
昨今の“和ブーム”とは関係なく、言葉を知るという意味でもぜひお勧めしたいです。
| 2004/10/24 | [ book] |
ダーリンは外国人

アヤン[novas仲間]から借りていた漫画、ダーリンは外国人(1と2)を読みました。
外国との文化の差をおもしろおかしく紹介してくれている漫画ですが、読んでるうちに、
「これは、ただのおのろけかー」
っという感じがしてきた…
それくらい、筆者の旦那さん(トニー)に対する描写が詳細でハートフルでした。
私は、トニーが語る日本語へのこだわりが結構気に入ってます。
| 2004/10/22 | [ book] |
MISA的書★評
misabloでは、いままでいくつか本をご紹介して参りましたが、
これからは★印をつけて、レベル評価してしまおうと思います。
ただ単純に「良い悪い」というだけではなく、私にとって、どのような本になったのかがわかるよう、以下の評価基準を決めました。また、評価基準は、随時ブラッシュアップしていく予定です。
[MISA的書★評].... ver.0.3 (05/03/28改訂)
栄養価 ・・・自分の知識となる養分がどれだけ含まれているか。
消化効率 ・・・読みやすさ。文章のわかりやすさや厚さなど。
感動度 ・・・心を揺さぶられた度合い。
所有欲 ・・・持っているだけで嬉しくなるような価値。

グラフ(書評ダイヤ)もつけました。傾向が分かりやすくなったかな。
単純に★が多ければ良い、ってわけでもないので、★が少なくても、「おもしろい!」というコメントをかくかも知れません。
ただ、相対的に見た場合、★が多い方がお勧め度が高くなると思います。
-----MISA的書★評 変遷履歴------
[MISA的書★評].... ver.0.2 (04/10/29改訂)
感動度 ・・・心を揺さぶられた度合い。
栄養価 ・・・自分の知識となる養分がどれだけ含まれているか。
消化効率 ・・・読みやすさ。文章のわかりやすさや厚さなど。
所有欲 ・・・持っているだけで嬉しくなるような価値。
[MISA的書★評].... ver.0.1 (04/10/22作成)
栄養価 ・・・自分の知識となる養分がどれだけ含まれているか。
消化効率 ・・・読みやすさ。文章のわかりやすさや厚さなど。
所有欲 ・・・所有することにうれしさ、満足感を感じる度合い。
| 2004/10/20 | [ book] |
HAPTIC

HAPTIC買いました。
これは、今年5月に開催されたTAKEO PAPER SHOW 2004 (JDNのリポート)の出展作品が本になったもの。
展示は見に行ってきましたが、その質の高さ、面白さから本も購入してしまいました。
もともと、私も触覚インターフェイスについてとても興味があり、社内で興味のある人を募って活動(アーゴデザイン部会でコンセプトを発表した)をしていたことがあって、この概念自体にとても共感しています。
特にこの「HAPTIC」っていう言葉。
HAPTICとは「触覚的な」とか「触覚を喜ばせる」という意味です。
古~い言葉らしく辞書にはなかなか載っていませんが、今まで言葉にしにくかった思いをうまく表していて、すごく好きです。
この本は原研哉さんが展示内容について直接お話して下さるセミナーへ参加し、そこで購入したものです。
いつかは、こういう面白い展示に名前を連ねることができるようになりたい・・・と儚い夢をみているのでした。
| 2004/09/25 | [ book] |
クリック

通勤電車の中で、簡単に読めちゃう短さです。佐藤雅彦の発想力にドキドキしながら、読み終わると何となくほのぼのする本でした。
私は仕事で文章を書く時、細かく理由を説明するような場面が多いので、知らないうちに短い文章で表現することを忘れていたように思います。
このブログぐらいは、説明不足でも、強い意思のこもった文章が書けたらいいなーっと、思います。
| 2004/08/27 | [ book] |
日本のスイッチ

この前、オガ(novas 2000 member)とブックオフにいって、「日本のスイッチ」!を購入しました。
この本は、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室と毎日新聞社の共同企画、日本のスイッチプロジェクトが本になったものです。
さて、日本のスイッチプロジェクトとはどんなものかというと・・・
------
ケイタイサイトや毎日新聞で、毎週8問くらいの二択クイズが出題される
↓
ケイタイで投票
↓
結果を公表!(自分のマイノリティ度をチェック!)
------
もう、1年半も続けられているこのプロジェクト、知っている人もたくさんいることと思いますが、はずかしながら、私、この本を買って初めて知りました。
今では、毎週の参加者が3万8千人を超え、延べ人数だと、216万人にもなっているようです。
「見えない日本が見えてくる」そう帯には書いてありましたが、本当にニュースより面白いニュース体験ができると思います。まず、出題される問題がおもしろい!(これからの日本にとって放置してはおけない問題と佐藤さんは言っている)
簡単に例題を挙げると・・・
○夜道で身の危険を感じたら駆け込むのは
交番 29%
コンビニ 70% ・・・・確かに
○柿ピー、どっちかというと好きなものは?
柿の種 55% ・・・・柿2:ピー1に一票
ピーナツ 45%
○日本人のルイ・ヴィトン購買量世界一は
誇らしい 14%
恥ずかしい 85% ・・・・みんなそう思うのか
○「抱かれたい男」って、なんか勝手だ………67%
○自販機のおつりの出口は低すぎる……………80%
・・・そのうち、「ツカケンのスイッチ」なんてのもやってみようかな。