2023年買ってよかったものふり返り(ノンジャンル編)

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ガジェット系ブロガー/Youtuberは定期的に買って良かったものをまとめる習性がありますw。もう一度掘り起こしてPV上がったり、あわよくばアフェリエイトリンクから売れれば儲けもの、というところでしょうか。

私はせいぜい年単位くらいのマメさしか持ち合わせておりませんし、調べると去年はサボっていたようですが、今年は頑張ってまとめてみます。特に優劣をつける気はないのでランキング形式ではないです。

現況を簡単に書きつつ、当時書いた記事があるものはリンクしておきます。

数が多くなったのでノンジャンルとジャンル別の2記事にわけます。本記事はノンジャンル編です。ジャンル別(カメラ/PC/クルマ/業務機材)はこちら。

■3Dプリンター Mingda Magician X

2022年末滑り込みで届きましたが、実質使い始めたのが2023年。人生初3Dプリンターです。それまではDMM.Makeにプリント依頼して数日待ちだったものが、自宅で即日プリントできるようになり、製作アイテムの数も格段に増えました。大きく生活が変わったアイテムだと思います。

3万円台の入門機を購入しましたが、これだけ活用できているのでそろそろ上級機が欲しくなってきています。より高速、高精度な機種、サポート材を別素材で作れるデュアルエクストルーダー機なんかがいいなーと考えています。あとSDカードで印刷データいれるのが地味に面倒なので次はネットワーク対応機にするぞーとか。

2024.1.1追記:3Dマウス 3DConnexion SpaceMouse Pro Wireless

Blenderをかじっていた2022年に便利そうだと購入してたんですが当時なぜか上手く動かず放置、昨年3Dプリンターを使い出しFusion360再入門して、有用性が爆上がりした、という3Dマウスをここでも挙げておきたいと思います(当時も記事にしてなかったぽいので)。3Dオブジェクトを2Dスクリーンに投影してモデリング作業をする時、その視点を三次元的に直観的に行えるデバイスです。動きとしては3次元どころか、手前↔奥、右↔左、上↔下(ひっぱりあげる/押し下げる)、前後左右の傾き、左右回転、と多次元的に操作できます。マルチすぎて慣れるまではちょっとかかります、というかまだ結構間違えますが、それでもマウスよりは遙かに直観的に視点操作できます。作っているオブジェクトを直接操作するというより、見ている視点を操作する感じ。裏側を反対側から覗き込む、みたいな。Blenderで使えるのか未だによく分かってませんが、少なくともFusion360をお使いなら検討の価値はあると思います。

発売時期的なものか充電ポートがmicroUSBなのが残念。あと引っ張り上げる動作でまるごと持ち上がってしまわないようになんでしょうが、ベース部分は結構ずっしり重たいです。

■NRCレンズの作業用(近用)眼鏡

東海光学株式会社のノンリフレクションコート(NRC)というレンズで眼鏡を作りました。リモート会議などでディスプレイの光が青くメガネに反射しているところをよく見かけると思います。ちょっとブキミですよね。コロナ禍でオンラインインタビューの仕事が増えて、Webカメラ映りを改善したくてこのレンズを使ってWeb会議専用眼鏡を作りました。PC作業用ということで度も近距離に最適化したところ、思いのほかPC作業時には手放せなくなり、めっちゃ使用時間が長くなりました。この後、普段使いの眼鏡もレンズを度の強いものにしたせいで余計にPC作業がしんどくなり、仕事する時は必ずかけかえるように。また出先でノマドする時や仕事でUTする時なども持ち歩くように。

NRCレンズというより近用眼鏡が手放せないって話かもですが、もう眼鏡も単一ではおぼつかないお年頃になってきたなという実感です。普段眼鏡は累進(遠近両用)レンズなんですが、それでもやっぱりPCやスマホ、読書は近専用眼鏡の楽さには適わないなというところです。来年はどうやってサブメガネを忘れずに持ち歩くか、持ち歩き用とデスク置き専用で更に眼鏡を増やすかなどがテーマになっていく予感がしています。

■SONY DualSense Edge

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PS5用コントローラーDualSenseの純正プレミアムモデル。予約解禁日に仕事していてレースに負けたものの、なんとか発売日に店頭在庫をゲットできました。

背面のパドルスイッチが最強すぎてノーマル版には戻れないし、これのかわりにできるサードパーティ品にも出会えておらず、PS5に限らずPCゲームも含め全部これで賄いたい。ペアリングが面倒なのでもう一台くらい欲しいレベル。

■5G対応SIMフリーモバイルルーターFS050-W

クラウン乗り換えを機に車載用モバイルルーターを5G化したくて購入。毎日のように使っているという意味では活用度は高いです。

普段はdocomoのデータプラスSIMを入れて車載用にし、UT実査の時は上りが比較的速い楽天モバイルSIMに入れ替えてZoomなどで中継送り出しに使っています。当初有線アダプターの挙動があやしかったですが、最近は問題なく使えています。

GUIがタッチパネルではなく2つのボタン(選択と決定)だけで扱うので(液晶モニターのOSDのように)ちょっと扱いづらいのが難点。

SIM交換にSIMピンがひらないのはGood。

カーモードのバッテリーレス運用ができず、結局バッテリー入れたまま使っているので、どこかで予備バッテリーは入手しておきたいところ。

■スマートロックSesame5+Sesame Touch

玄関のスマートロックをSesame3からSesame5に交換しました。

外観、操作感はほとんどかわっていませんが、我が家の360°以上まわる特殊なサムターンへの対応度が上がったのか、(3Dプリンターで自作した治具は併用しているものの)バグって動かなくなってしまう頻度は極端に減った気がします。

また追加オプションの指紋センサーユニットSesame Proでスマホを取り出す手間もなくなってめちゃくちゃ楽になりました。同社製品にしては珍しい設計ミスとも言える仕様として、「電池交換に両面テープを剥がす必要がある」仕様にイラっとしてましたが、最近マグネットパーツが追加で発売されたようです。電池切れだけでなくフリーズしてリセットが必要な場合にもいちいち両面テープを剥がさなければならなかったのがこれで改善されそうです。

■スマート炊飯器 Panasonic SR-AX1

クラウンドファウンディングの抽選に漏れたのち、一般販売で予約買いしました。Wi-FiでインターネットにつながらうIoT炊飯器です。アプリから指示すればお米とお水を自動的に計量してご飯を炊いてくれます。

保温機能がないので基本炊きたてで食べる前提な分、味は充分美味しいです。ただIH炊飯器の方がやはり美味しい気がしてメインで使ってはないです。朝起きて「炊飯タイマーセットしてなかったー」って時に布団の中から炊飯セットしてもう40分くらい微睡む、ということが可能になりました。同居人は風呂上がりにご飯食べたいなって時に風呂の中から炊飯指示を出しているようです。0.5合から炊けるので1人だけ、お茶碗一杯分だけ欲しい、って時にも便利。ただ何日か使わずに水を入れ替え忘れてると微妙に使うのを躊躇いがち。

■洗濯乾燥機VX9600ヒートポンプ交換

買い物かというと微妙ですが、8年ほど使っている洗濯乾燥機の乾燥性能が落ち巻くっていたので、ヒートポンプユニットを買ってきて自分で交換しました。同居人的なベストはこれだったようなので挙げておきます。新品当時の性能が戻って洗濯効率爆上がりとのことです。

取り外したユニットを返送すると割安になる仕組みなので、DIYに自身がある人は是非利用すると良いと思います。

まだ活用しきれてないもの

購入はしたものの、あまり活用機会がなかったり時期が短くて評価が定まりきっていないものも挙げておきます。

空撮ドローン Mavic Air 3

待望の買い換えはできたものの、まだ2回位しか飛ばせてません。ちょうどドローンスクールのお仕事もあった縁で、その仕事の報酬でスクールに通って資格も取ろうと思ってたんですが、その後もなかなか時間ができず保留中。来年こそどうにかしたいです。

ARグラス XREAL Air

Vision Proまでのつなぎにいいかなと衝動買い。可能性は感じるものの、Mac/Windows向けのアプリが未完成でなかなか実用性が期待に追いつかない感じ。β版ユーティリティの更新がある度にひっぱりだしてテストするけど、まだダメかーと仕舞い込むの繰り返し。macOS Sonomaになってまた後戻りした気も…

調光システムがついたAir 2 Proが出て悔しい…

VRヘッドセット Meta Quest 3

Rift、Go、Quest、2、Pro、3と気付けばかなりの信者です。Proからかなり画質が良くなり、3で2並のポータビリティが両立したという流れ。今はほぼ3しか使ってないですが、一方で環境移行が面倒でBeatSaberのMODとかも当てておらず、Proの時ほどは活用しまくってはいない感じ。

それでも出張にもってく時の嵩ばらなさは良き。XREAL Airの計測値を使ってインナーレンズも作りました。眼鏡の脱着は面倒になりましたが、見え方は更によくなった気がしています。メガネ系デバイスを買う度にレンズ作るこれからの人生が辛い…

Proを処分したい気もしつつ、なんかそのうちフェイストラッキングの便利な用途が出てこないかとふんぎりがつかずにいます。

キーボード HHKB Studio

初HHKBが脱静電容量式無接点スイッチ版という皮肉。記事タイトルで語り尽くしていますが、タッチがとても気に入った一方で、墨字が見辛くて未だメインキーボードに成り代わっていません。来年公開予定のキートップモデルデータを使ってサードパーティから互換キートップが増えてきてくれるのを切に願っています。

ゲーミングUMPC Legion Go

ほんの数日前に購入。デカくて重いものの、これまでに使って来たUMPCやSurface Go/2などのPentium GoldクラスのポータブルPCに比べて快適度はかなり上をいってます。

AYANEO AirのRyzen 58xx系から、このLegion GoのRyzen Extremeの直前、Ryzen 78xx系でかなりブレイクスルーがあったっぽいですね。こうなるとAYANEO Airの軽さでLegion Goに近い快適度ならばAYANEO Air 1Sが猛烈に気になってきたりしちゃったりなんかして。

とはいえやはりマウス操作にはトラックパッドが快適な気も。ReWASDでジョイスティックでマウス操作できるようにしてるんですがイマイチなんですよねー。

(ジャンル別編に続く…)

LEGION GOのコントローラーをプロコン風に合体させるアダプタを印刷→失敗

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一昨日購入したLEGION GOの話。

本機はNintendo Switchのように左右のコントローラーモジュールを分離して使用することができます。そして当のSwitchには左右のJoy-Conを左右分離したままではなく、1つのゲームパッドとして合体させて使うパーツが存在します。

【任天堂純正品】Joy-Con充電グリップ

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LEGION GOでもできたらいいなーと思って探したところ、こちらの商品が見付かりました。

早速注文しようと思ったんですが、ふと思い立ってググってみたところ、案の定3Dプリンターで自作している海外ニキが既に複数人存在しました

Amazonで買えるものは付属キャリングケースの右コンドック収納スペースに収まるのがメリットですが、まずは使い心地を試してからにしようと、3Dプリンターで印刷してみたのがこちら。

なかなかいい感じに合体できました。

コントローラーのジョイント部分が入る溝の部分は結構入り組んでいて、Curaで標準サポートをつけたら除去がめっちゃ大変で廃棄。続けてブリッジサポートに変更したところ割と綺麗に除去できました。

アングルがついているのも手首は楽そうだけど方向に矛盾が出ないか不安でしたが、まぁ大丈夫そう。

しかし実際にゲームをプレイするには至りませんでした。この写真を撮ったあと、強度を確認しようと少し力をいれたら「メキッ」と異音が…

こちらの赤丸の部分がもげていましたorz。ちなみに素材はPLAです。

出力効率を考えて平置きでプリントしたんですが、そうなると積層方向的に剥がれやすくなってしまうのです。強度を出したければ写真のように縦向きに出来上がるようプリントしないとダメっぽいです。しかしそれはそれでサポート材の付き方も複雑になって除去が大変だったり除去面が綺麗にならなかったりといった問題も出そう。うーむ。

まぁもう1回だけやってみるべかと、こんな向きにして再挑戦。

そしたらこんどはこっち向きに割れましたorz

うーん、これは別の人のモデルを使っても同じことになりそう。素材とPETGとかカーボン入りにしたら多少はマシになるかなぁ。

まぁ、キャリングケースに入れて持ち運べることを考えると、素直にAmazonのを買った方がいいかもですね。あれも明らかに3Dプリント品で、材質は書いてないので強度は不明ですが…更に中国発送ぽいので日数かかりますが、やっぱニコイチグリップほしいなと思ったら注文してしまうかも知れません。

裸眼VRは視力を向上させる? ~Oculus Quest用レンズアダプタ

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先日、PSVRを裸眼でプレイし続けたら視力が回復した、という記事が話題になりました。それについてメガネ屋さんが仮説を解説した記事がこちら。

元の体験談が一日数時間とかって使用時間なのであまり参考になりませんし、PSVRでの事例ですがやはりド近眼として興味をそそられます。ちょうどBeat Saberで珍しくVR使用時間が増えているのでどうせならチャレンジしてみっぺかと。

しかし超近眼なので裸眼では全くゲームになりません。そこで快適に見える度数よりちょっとだけ弱い矯正でやってみようと。そしてメガネをそれ用に作るのではなく、気になっていた水中メガネ用度入りレンズ「リーフツアラー」をOculus Go/Questに装着するアダプタを使ってみようと。

こちらがそのアダプタ。質感からして3Dプリンタ出力したもののようです。原価的なことを考えると4,000円はちと微妙ですがオンリーワンなのでまぁいいかなと。

ちなみにリーフツアラー本来の水中メガネ用フレームはこちら。こちらもVRゴーグルでの使用例があるみたいです。σ(^^)はよりガッチリピッタリ取り付けたかったので↑の方をチョイス。

そいてこちらがレンズ。1枚入りで左右どちら向きにも取付可能なので、自分の視力に合わせたレンズを1~2枚選択して購入します。

σ(^^)の場合現在VR含めほぼ日常の全てで使うやや弱めのメガネの度数が-6.0と-5.0だったので、少し弱くする意味で-5.0と-4.0を注文してみました。がしかし1.0の差でかなり矯正度合いが落ち、各種文字がかなり読みづらくなってしまいました。左右の見えは近いので左右で1.0差をつけるのはいいとして、-6.0を1枚買い足して-6.0と-5.0で使うべきか、視力トレーニングの意味では少し見辛いくらいで頑張った方がいいか思案中です。

以下の写真が取り付けた様子。

  1. 最初にレンズの外縁についている黒いフレームパーツを外す
  2. かわりにレンズアダプターをはめ込む
  3. その上にリーフツアラーのレンズをはめ込む

という感じになります。元のパーツを外して保管しておかなければならないのがやや面倒。あとレンズアダプターの噛み合いも若干元パーツより浮き気味で不安な感じ。そして2段手間になるのでかなりレンズが目に近くなります。最初少しはまりきってなくて睫毛やまぶたがレンズに当たってレンズが汚れるくらいでした。場合によってはOculus Questに付属のメガネ用フレームを使った方がいいかも知れません。

■メガネを作るのとどっちがいいか?

今時JINSとか格安店に行けば数千円でメガネが作れるので総コストで言えば似たり寄ったりです。メガネない方が楽かと思いがちですが、実際には一瞬ゴーグルずらして周りを見ないといけないことってVRやってると以外とあるんですよね。そういう時に全くの裸眼になってしまうのも困りものです。

メガネの幅によってはゴーグルに干渉したりもしがちですが、VR専用に作る前提でいえば小さめのフレームを選べば実質問題にはならないでしょう。

唯一メガネで危ないのはレンズがOculus側のレンズに当たってしまい気付けてしまうことです。Oculus側のレンズが傷付いたら大ごとです。メガネ用フェイスパーツで距離を稼ぐことができますが実効視野が狭まるのが微妙。

てことで一長一短ですかね。手軽さでいえばメガネを作っちゃう方がいいかも。σ(^^)は今回、自分用という意味と、左右視力差がある同居人に固めだけ矯正いれてプレイしたらどうかという実験をさせるのに便利かなと思ってアダプタ+リーフツアラーという方を選んでみました。

握力がなくてもSplatoonがやりたい!アナログスティックハック

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ウチの同居人ちゃんは最近のゲーム機のアナログスティックが苦手です。握力が弱いのか親指の可動範囲が狭いのか、理由はよくわからないのですかとにかく目一杯まで倒せないのです(ちなみにビニールチャックがちゃんと閉められなかったり、よくものを落としたりこぼしたりしますw)。少し前にPS3のRaibow Sixを一緒にやったんですが、やっぱり左レバーが倒しきれなくて移動がままならない感じでした(それでも楽しんではいましたが)。ちなみに従来のデジタル十字ボタンの操作には問題がなく、むしろ格ゲーとかはσ(^^)より上手いくらいで、単なる「ゲームが苦手なトロい人」という括りでは論じられないようです。

で、年始に訳あってWiiUとSplatoonが一時的に我が家に来て試したんですが、やっぱりWiiUのアナログスティックもダメで目一杯まで倒せず、最遅スピードでしか歩けない(まったくゲームにならない)状態でした。しかしWiiUを返した後もσ(^^)がやり足りない。でも自分しかできないのにゲーム機ごと買うのもな、、、と一ヶ月ほど悩んみ、挙げ句に(保険でアナログスティックが必須ではないマリオカート8も買いつつ)「そんな人でも遊べるアナログスティックに改造すればイイジャナイ!」と自分を納得させて購入に至りました。3Dプリンティングがマイブームだし。

■クラシックコントローラーPROでプロトタイピング

Splatoonはメインゲームにはタッチパネルの搭載されたWii GamePadが必須。オフライン対戦の風船割りゲームのみ、2Pコントローラーとして、後付けのコントローラーが利用できます(いずれにせよアナログスティックが左右とも必須)。いきなりWiiU GamePadをハックするのは勇気がいるので、まずはクラシックコントローラーPROを使って研究。コイツは1,700円ほどで買えるので不可逆な加工や破損のリスクも負いやすいです(実際の利用には別途Wiiリモコンが必要)。

考えたアプローチは2つ。スティックを伸ばすか縮めるかです。実は巷には既にアナログスティック用の後付けオプションが出回っていて、例えばこんなのがあります。主にFPSでエイム(狙い)操作を精緻化する為のもので、スティックを伸ばすことで先端の移動量に対する実際の入力値を減らす(鈍くする)ことで精密なエイムをする狙いの商品です(ダジャレ)。他にもスティックの下にスポンジリングを挟んで抵抗を強くするアプローチのものもあります。いずれにせよ基本的にアナログスティックのレスポンスを悪くする方向のもので、今回のニーズとは真逆になります。

なので最初はむしろスティックを縮める方向で、スティック根元の球体部分に直接十字ボタンパーツを載せて、押し込みからのズラいくらいで入力できるようなものをイメージしました。クラコンProはY字ドライバーがあれば簡単に分解できるので、クローンパーツを3Dプリンタで作るのも楽しかろうと。

ただ、その前にものは試しと、厚紙巻いただけの筒を作ってスティックにスポっとはめてみたところ、ついに走れた!親指をスティック先端に載せて操作するのではなく、人差し指も使ってつまんで操作する感じです。前方に倒すだけなら人差し指で押すこともできる模様。右上のLボタン、ZLボタンを同時に扱うのが難しくはなりますがまずは一歩前進(左レバーだけに)です。

IMG_7739てことで、レバーを伸ばすアプローチで改良したクラコンProプロトタイプがこちら。

ホームセンターで買ってきた木の棒に玉を固定(棒と同じ太さのドリルで玉に穴をあけて刺しただけ)。これを着脱できるよう、スティック中心に穴をあけて、棚板を固定するダボを使って両者を結合しています。スティックは可塑性が高めの樹脂でできているので、ダボを抜くと穴はいい感じに塞がり、σ(^^)が使うのにもあまり違和感はないです。

やはりこれも先端まで使うわけではないので、「アーケードスティックっぽい見た目」以外に玉の意味はないかも知れませんが、なんとなく重心が高くなることで、アナログスティックを倒す力がより弱くて済んでるような気がしなくもないです。

これでバトルドージョー(オフライン対戦の風船割りゲーム)は一応遊べるようになりました。実際には右スティックも扱いづらいので、例のWiiリモコンのジャイロを使う裏技でエイムはジャイロを活用するようにしています。


 

■いよいよGamePad側をハック

さて、ここまできたら本戦であるオンライン対戦もやらせたい。ってことで、1PコントローラーであるWiiU GapePadの改良です。さすがにこちらのスティックにドリルで穴を開ける勇気はないので、ポン付けできてかつ、σ(^^)も遊べるよう簡単に脱着できることを目指します。

基本的には上記プロトタイプと同一形状を意識してFusion 360で設計。DMMでナイロン素材で指定したものがこちら。半分に割ったスティックパーツをアナログスティックを挟み込む形で合わせ、先端に固定用のボールをとりつける形にしてみました。これで2000円強くらい。基本的に3Dプリンタは使う材料の量に比例して価格があがるので、中身スカスカ(肉抜き)にしてあります。格ゲーとかやる訳じゃないので強度的には問題ないとは思いますが、もう少し補強を入れてもよかったかも知れません
。上に書いた玉による重心上げ効果もあまりないかな(^^;)。玉だけ木材にしてもいいかも。

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初めての複数ピースからなるデザインなので、かみ合わせとかが心配でしたが一応つきました。単一パーツと違って、固定のための嵌合部分が難しい。一応小さな突起と穴をつけてみたんですが、イメージより全然小さくてほぼ役に立たす。現状はアナログスティックとのハマリが硬いのでどうにかハマってる感じ。プレイしていると段々根元側が離れてくるので、追加で固定リングを注文するところです。この辺のノウハウが皆無なので全てが手探りです。ボールの穴にしてもスティックの外周直径とピッタリ同じでいいのか、少しキツめにしないと抜けちゃうか?、いやいやゆるめくらいでないと刺さらないかも?とか。結論としてはとりあえずピッタリで出してみて一応固定できてます。ただ摩耗するかも知れないし、素材によっても違うんでしょう。単なるCADツールの使い方の開設本ではなく、こうした3Dプリンティングによるパーツ設計のノウハウ本ってないもんですかね。自分で試行錯誤するには時間もコストもまだまだかかります。

さて、とりあえずこれで同居人ちゃんはSplatoonをプレイできるようになりました。ちょっと目を離した隙にさっくりランク抜かれたorz(だって自宅用WiiU買い直してからはバトルドージョーとマリオカート8ばっかだったしー)。自分でAVアンプ操作してプレイ状態にしたりなんてことは今までなかったし、Amiboなんかも話題に出したりとそれなりにモチベーションが高まってるらしく、やった甲斐があったかなと。まだエイムにはGamePadを振り回してる感があるので、固定リングとセットで右スティック用にもう1つ発注予定。リングが上手く機能したらDMMにデータを公開しようかと思います。

■ゲームハードメーカーさん、是非アナログ入力値のカスタマイズ機能を!

そもそもゲームハードのOSレベル(ないしタイトル側)でアナログスティック入力量の補正機能がユニバーサル対応の一環として搭載されていればこうしたアドホックな対応は必要なかった気がします。オンゲーの場合は公平性がどうのとか色々事情はあるかも知れませんが、まずは誰にでもプレイする権利をという意味でご一考いただければと思います。σ(^^)も今回の体験があるまで、アナログスティックを使えない人がいるなんて想像もしていなかったので、どれくらいのニーズがあるかわかりませんが、、、(同居人曰く、ググると自分以外にもいる!とのこと)

Akerun用に3Dプリンターでサムターンを自作

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「Akerun開発者に見せたい醜いハック」でトップカバーを外し、サムターン代わりに配線モールの端材を貼り付けて使用していましたが、いまひとつ使い勝手が良くないので、前々から3Dプリントをやってみたかったのもあり題材としてチャレンジしてみました。

123d

以前購入した右の書籍を参考に、123D Designを使ってデータを作成。DMM.makeに出力してもらいました。費用は2,500円程度。日数は5日ほどで送られてきました。

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素材は色々悩みつつも値段がもっとも安いナイロンで。ナイロンの欠点は手触りが多少ざらつくことと、色が(直接は)塗れないことですが、実際に手に取ってみると手触りは許容範囲で実用上は全く問題ない感じ。色はプライマーを吹いてから上塗りしようかと思って白にしましたが、とりあえずこのままでもいいかなとも。ただ塗った場合の手触りなんかも気になるのでいずれ気が向いたらチャレンジするかも知れません。

サイズはノギスとかなかったので普通の定規による目測でしたが、円径部分の直径がやや足りず、中心の凹みがやや狭かったです。凹みのキツさで固定できるという結果オーライな感じになってますが、アクリルとかだったら硬くてはまらなかったかも。この辺の微調整に日数やコストがかかる点が3Dプリンティングの悩ましいところですね。実際にはある程度のところで妥協したり手で補正加工したりして使うことになるでしょう。

ともあれ今回はそんな追加作業なしにスポっとはまるものが作れたので成功と見なしたいと思います。

DMMのクリエイターズマーケットにも出しておきましたので、もし使ってみたいというマニアックな方がいらっしゃいましたらご自由にご利用ください。端数くらい切り上げて儲けとさせていただいていますが、ほぼ実費です。またデータも無料公開しているので加工してのご利用もご自由に。

#うん、まぁ一人でもいたら驚きだな…

いやー、3Dプリンティング楽しいなー。3Dプリンターが欲しくなってくるけど、コスト的にも置き場所的にもまだまだ躊躇しますね。