iOSのUIってシンプル故に説明が足りなかったり、恣意的なアイコンをタップしなければならなかったり、意外とシニアに壁た高かったりしますよね。「写真直送便」はそんな「Rest of us」な人達でも最低限のステップで写真をメールしたりツイートしたりできるアプリでした。設定で選択できるようにもできますが、最少ステップ設定だと、
- アプリを起動するとカメラ撮影画面
- 撮影すると「使用」か「再撮影」か聞かれる(OS標準画面)
- メール送信画面になるので「送信をタップ」
という3ステップで送信可能というものでした。メールの宛先やメール/ツイート本文は予め設定しておくことができます。操作の苦手な人でも決まった家族に写真を送ったり、フォトスタンド系のデバイスに送信したりできる!というのがウリだったんですが、Appleの審査で「機能がショボすぎてダメ。写真をメール添付したりツイートしたりはOS標準でもできる。」と落とされました。機能ではなく操作ステップ数、ユーザビリティが付加価値だったんですけどねぇ。そう食い下がってみたもののApple伝統の「Rest of us」の精神はストア審査員には通じないようでした。
じゃぁ、撮った写真にフィルタの1つでもかけられればいいんかい、とも思ったんですが、なんかそれもアホらしくなってお蔵入り。