みまもり2Go、Google Mapsアプリに対応しました

「みまもり2Go」のマップ呼び出し機能が、iOS標準の「マップ」、Safari上でのGoogleマップ、「NaviCon」(対応カーナビにBluetooth経由で位置情報を送信できるDENSO製のアプリに加え、先日リリースされたGoogle製の「Google Maps」アプリにも対応しました。

他の地図もカスタムURLスキームさえ分かれば対応したいのですが、緯度経度を渡すフォーマットまで含めて公開しているものがあまり見付からず。個人的には「MapFan Eye」なんて対応できると便利そうだと思うのですが。情報が入り次第対応していきたいと思います。

みまもり2GoもiOS6、iPhone5対応版でました。そして…

みまもり2Goの方もiOS6 & iPhone5対応のv1.1が今朝方審査パスして公開になりました。どちらもiPhone5発売に間に合って良かった。2つともほぼ同時に審査に出したんですが、こちらの方が先に審査入りし、審査自体は長くかかったようです。日本語オンリーのアプリだからですかね?ちなみにおやゆびでおの審査は22秒で終わりました(笑)。iOS6対応ラッシュだからチェックが甘いんですかね。

で早速なんですがv1.2をサブミットしました。Apple地図はイヤだー!って人もいるかと思い、SafariでGoogleマップを開くのも選べるようにしました。画面左下辺りの「i」ボタンで選択できます(もちろん設定は保存されます)。

みまもり2Go のiOS6対応状況について

みまもり2GoのiOS6対応について重要なお知らせです。

iOS6では地図アプリ及び、各アプリ内で表示する地図画面の使用が大幅に変更になりました。具体的にはGoogleマップの地図データからAppleの地図データに入れ替えられており、地図の見た目や情報量が全く別ものになっています。現時点ではGoogleマップに比べ情報量も乏しい状況です。

  1. みまもり2Goのアプリ内の地図表示についてもこの新しいAppleの地図データを用いた表示に切り替わります。
  2. 「マップで開く」ボタンを押した時に、(Apple地図の)地図アプリが開くのではなく、Safari(Webブラウザ)でGoogleマップにアクセスされる形になります。

現在、2.について、iOS6の新「マップ」アプリで開くようにしたv1.1を準備中です。遅くとも月内にはリリースできるようにしたいと思いますので、もうしばらくお待ち下さい。 また、iPhone5の画面サイズにも同バージョンで対応します。

追記:AppStoreの審査に出しました。iOS6対応版の審査殺到で通常より長くかかることがなければ1週間以内にはリリースされると思います。

みまもり2Goの101Z対応版がリリースされました

といっても、自前で入手した101Zを試した限り、特に変更なしで使えてましたが。

ついでにiPad 3rd用のRatina対応アイコンの追加でキーワードに「101Z」加えただけで、実質プログラム的には同一です。

もし正常に使えないURLとかありましたら是非お知らせ下さいませ。周りにみまもりケータイのユーザがいないので、自分の環境でしか試せずずっと不安だったりします。みなさん、ちゃんと使えてるんでしょうか…

みまもり2Goがみまもりケータイ2 (101Z)でも利用可能です

遅くなりましたが今月上旬に発売されたみまもりケータイ2 (101Z)を入手し、みまもり2Goが同機種からのメールに記載される位置情報URLを正常に扱えることを確認できましたのでご報告いたします。

もし正常に表示できないケースがあった場合はこちらの記事のコメント欄にそのメール文面(位置ナビの場合はアドレスのみ)を貼り付けてご報告いただければこちらで検証いたします(貼り付けられた内容は公開いたしません)。

みまもり2Goで正しく表示されないURLを報告するスレ

「みまもり2Go」へのレビューで、正しい場所が表示されない、という報告をいただきました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

調査の為に、実際の上手く表示できないURLの例をこちらのコメント欄に匿名で構わないので貼り付けていただけないでしょうか?その際、念のため、みまもりケータイから送信されたSMSのものか、位置ナビのWebサイトからコピーしたものかもお知らせいただけると助かります。

家族が使っている実機の情報を元に開発を行っていますが、こちらで把握している以外のパターンなどもあるかも知れません。お手数をおかけしますがご協力いただけると幸いです。

みまもり2Goを位置ナビにも対応

まだ申請して審査もはじまってない段階ですが「みまもり2Go」を機能強化しました。

みまもりケータイから送信されるSMSに含まれる位置情報だけでなく、見守る側が「位置ナビ」を使って検索した結果の画面の位置情報を利用できるようにしました。これでみまもりケータイユーザ以外にも利用の幅が広がりますし、iPadで使うのも便利になります。使用頻度的にはこちらの方が多そうなのでアプリ名を変更するべきかも悩みましたが、サービス名をベタに入れるとおそらく問題になるので、とりあえずはそのままで。

AppStoreへの申請を一旦取り下げて、新バージョンで出し直しておきました。

使い方ですが、

1. 「位置ナビ」で通常通り検索を行う

2. 「Yahoo!地図情報」と書かれているリンクをコピーする

当該部分をタップ&ホールド(長押し)します。

すると下のようなアクションシートが現れるので「コピー」をタップします。

3. 「みまもり2Go」を起動します

ここからはSMSの時と同じです。こちらをご覧下さい。

■またまた技術メモ

位置ナビの検索画面には普通に60進数表記の緯度経度が表示されていますが、困ったことにこれがコピーできません。どうもSafariの仕様でインラインフレーム内のテキストはコピーできないようです。ちゃんと選択してコピー操作もできるのですが、実際にはクリップボードは書き換わらない、という感じ。

あわや対応断念か?とも思ったんですが、その下のYahoo!地図へのリンクに目が行きました。このリンクには日本測地系の10進数表記の緯度経度が含まれています。実際のYahoo!地図を開くと世界測地系、10進数になるようです。Yahoo!地図は世界測地系に以降したけれど位置ナビサイト側が更新してないのでしょうね。みまもりケータイからは世界測地系で送信されているのに、それを位置ナビサイトで日本測地系にし、またYahoo!で世界測地系に戻す、とか無駄なことになっています。

まぁ結果としてリンクの方が長押しで簡単にコピーできるのでこれを使わない手はありません。日本->世界測地系の変換式はこちらのブログを参考にさせていただき、無事対応完了できました。

新アプリ、みまもり2GoをAppStore申請提出しました

先日Softbankのみまもりケータイ005Zを実家家族用に導入しました。この端末は本体表面唯一のボタンを押すとあらかじめ指定した番号に通話発信されると同時に、位置情報の入ったSMSが送信されます。この位置情報はゼンリンのいつもNAVIのWeb版が開くURLとなっています。スマートフォンでもガラケーでも開けるということで採択されていると思うのですが、iPhoneの「マップ」アプリに比べると使い勝手はイマイチです。せっかく位置検索したのだから、そこまでのルートを調べたりできると便利でしょうし、なんといっても地図閲覧の使いやすさが段違いです。

そこで、SMSをコピーして貼り付けると緯度経度情報を抜き出し、Google形式の表記に直して「マップ」アプリに渡す、というだけのシンプルなアプリ「みまもり2Go」を開発しました。アプリ名はテイクアウトの「to go」と「to Google」の意味をかけてます。

画面写真で操作手順を説明します。

 

1. 「メッセージ」アプリで受信したSMSをコピーします

URLを長押ししてもコピーできないようですが、吹き出し内の余白部分を長押しすればSMS文全体がコピーできます。URL以外の文章も含めてコピーしても問題ありません。アプリ側でURLを抽出します。

2. 本アプリを起動します

3. アプリが自動的にURLから緯度経度を抽出し、プレビュー地図を表示します

この状態でも一応縮尺変更や航空写真表示もできますが、「マップで開く」ボタンを押して標準の「マップ」アプリで開いてこそだと思います。また「自動」スイッチをONにしておくことでこの画面が省略され、「みまもり2Go」起動のワンタップで自動的に「マップ」アプリに遷移するところまで行うことができます。

4. 「マップ」アプリで表示

いつもNAVIでの表示にあわせ「ココ」という吹き出し表示にしています。ここからiOS標準「マップ」アプリなので、青色の「>」ボタンを押してルート探索したり、ブックマーク、送信など豊富な機能を活用できます。

あと、申し訳ありませんが、iOS5以降専用となります。

■技術的なメモ

緯度経度の表記には測地系といういくつかの種類があり、いつもNAVIの測地系は日本測地系、「マップ」アプリを含むGoogle Mapsは世界測地系(WGS84)と互換性がありません。しかし幸いなことにみまもりケータイから送信されるSMSはWGS84で、いつもNAVIのサイトの方で変換しているようです。SMSに含まれるURIをみるとwgs84という文字列が見えますね。おそらくGPSユニットの多くはWGS84が標準となっているのでしょう。

ただし惜しいことにみまもりケータイのSMSの緯度経度は60進数表記(N34.xx.xx.xxx形式)、Googleは10進数表記(N34.xxxxxx)という違いがあります。これも幸いなことに単純な計算で変換することができました(ググれば簡単に見つかると思うので省略)。

docomoのキッズケータイやauのジュニアケータイに関しても送られてくるメールの形式がわかれば対応できるかも知れません。docomoのはメッセージRで送られるみたいなので、iPhoneで受信できなさそうであまり意味ないかもですが。

あと、できれば見守る側からオンデマンドでWebから検索する方の利便性をあげられるような機能も追加したいですね。例えばSoftbankの位置ナビのサイトはスマートフォンに特化されていないし、毎回My Softbankアカウントでのログインが必要だしで結構面倒です。技術的にはアプリ内ブラウザでそのあたりを自動化したりできるはずですが、Softbankから怒られるかなぁ…