RODE Wireless Pro用ネックストラップハンガー Ver3

RODEのクリップ型ワイヤレスマイクWireless Proをユーザーテスト/インタビュー案件で使用する際、色々な服装の参加者が入れ替わりいらっしゃるので、Tシャツのようなクリップ止めできる胸ポケットも合わせもない服装の方でも対応できるようネックストラップにぶら下げるということをしています。マイクがきちんと上を向いてぶら下がるようにするのに3Dプリンターでハンガーを作っていました。

最初期のバージョンがこちら。前モデルのWireless Goシリーズ向けに制作したもの。

その後に発売されたWireless Proでは本体形状こそほぼ同一なものの、専用充電ケースが付属するようになり、上記ハンガーを取り付けたままではこのケースに収納できなくなり、改良したのがこちら。

今回、あらためてイチから見直しマグネットも不要で簡単に脱着でき、よりしっかりと固定できるようにしたのがVer.3です。

クリップ部分に下から差し込むだけ。上のリングにストラップの紐を通して使います。

この通り、装着したままでも充電ケースにばっちり収まります。

今後4人のグループインタビュー案件を担当する用に1セット追加購入して2ペア4台になったので、せっかくなので色分けしてみました。今導入を迷っているこちらのミキサー兼オーディオI/F ZOOM PodTrak P8のカラーコードに沿って、CH.1~4の色で赤、オレンジ、黄色、緑となっています。(もしかするとCH.1はピンク?)。

更にこの4色を含むこちらのネックストラップも注文済み。

残念ながら長さ調整機構がないので、セリアで別途コードストッパーも買っています。

これで視覚的にも鮮やかでわかりやすいマイク環境が整いそうです。

こちらのRODE Wireless Pro用ネックストラップハンガーを御所望の方がいらっしゃいましたらコメント等でお知らせください。個数にもよりますが500円/個程度で頒布いたします。

現物確認できていませんが、おそらくWireless GO/II、Meでも使用できると思います。

RODE Wireless Pro用のネックストラップハンガーを作成

UT/インタビューで2人の音声を明瞭に収録するのに、RODE Wireless GOシリーズのような小型ワイヤレスマイクは重宝します。ただUTやインタビュー調査のように参加者が入れ替わり立ち替わりして、かつセッテイング時間もない、服装も様々、という場面では、クリップやマグネットで衣服に固定しづらいことも。

そこで、当サイトでは3Dプリンターでネックストラップにとりつけられるハンガーを設計して活用していました。直接クリップ部分にヒモをひっかけるよりも姿勢が安定し、マイクが常に上(口元)を向きやすいメリットがあります。

ハンガーを使ってストラップに吊り下げた様子

しかし、2023年秋に発売されたRODE Wireless Proでは専用の充電ケースが付属しており、このハンガーパーツと相性問題が発生しました。

ハンガーが干渉して充電スロットに刺さらない

7時間程度保つというカタログスペックですが、慎重を期して60~90分のUTセッション毎に充電しておこうと思うと、都度ハンガーを付け外しする手間はばかになりません。

そこでWireless Pro充電ケース対応の新しいハンガーを再設計することにしました。

完成したPro用ハンガーがこちら。

RODE Wireless Goシリーズでは別売りだったマグネットがProでは標準で付属していますので、これを活用するスタイルです。今回はスマホケースなどで使われる柔らかいTPU素材で出力してみました。マグネットを固定する仕掛けが最低限なので、より摩擦が大きく外れにくいことを期待しています。

実際にとりつけたのがこちら。本体側上部が一応引っ抱えるようになっているので、見た目よりはスッポ抜けにくくなっています。普通にブラブラ振り回すくらいでは外れなさそうです。

Proケース対応の新ハンガーをMagClip Goマグネットにとりつけた様子

そして問題の充電ケースですが、こんな感じで収まります。

充電ケースにセットした様子

送信機のスロットはセンターと左側です。センターはそのまま刺さりました。左側も外周のフレームが干渉してしまいマグネットがズレるものの刺さります。実用上は問題なさそう。そもそもマグネットなので最悪付け外ししても手間はほぼありません。

ちなみに受信機も同じ形状ですが、ネックストラップで吊る必要はないと思うのでここでは考えないことにします。右の受信機とセンターの送信機の隙間はギリギリなのでつけたままセットするのは無理っぽいです。

これでストレスなく実査中に充電ができそうです。

こちらのハンガーを使ってみたいという方で、3Dプリンターをお持ちの方は以下のSTLファイルをご自由にご利用ください。また自身で出力できる環境がないが欲しい!という方がいらっしゃいましたらコメントからお問い合わせください。送料実費くらいで頒布いたします。

こちらのストラップで検証しております。

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