Human Interface Guidelines(Apple Computer, Inc.) 復刊リクエスト投票 [復刊ドットコム]
へぇ、あの本が復刊されるんですね。当時のMacintoshのソフトウェアをデザインする上での指針がまとめられた公式本です。学生の頃、視覚障害者のために、ボリュームを0にした時は音のかわりに画面をフラッシュさせて視覚的にアラームを知覚できるようにしておきましょう、とか書いてあって「なるほど」と思ったものです。こういう良質な資料のおかげで、当時のMacintoshのソフトウェアの品質や一貫性が保たれていたんですよね。
復刊ものにしてはそんなに値段もハネ上がってないし(当時もこれくらいだったような?)、お読みになったことがないという方はこの機会にゲットしてみてはいかがでしょう?
はて、ウチのはどこに埋まってるかな…
P.S.
おや、一緒に電子出版要望の投票も行われていますね。σ(^^)はむしろこっちが欲しいなぁ。みなさん、投票よろしくお願いします。
UMLとユーザビリティ
連休中にUMLについてかじってみました。
元々はJavaなんかのオブジェクト指向言語の仕様書を図解し、プロジェクト・メンバーとのコミュニケーション・コストを軽減するのが目的だったようですが、要求定義やタスク分析に使うアクティビティ図やユースケース図あたりは、営業なんかの非プログラマーが顧客とのやりとりに活用するようなケースも増えてきているみたいですね。そういう人向けの本[Amazon.co.jp]まで出ているようで。
σ(^^)が契約社員をしている会社では従来から独自の操作フロー図、思考フロー図といったダイアグラムを用いて分析をしてきましたが、これからはクライアントからUMLで描いてくれ、とか資料としてUMLを渡されるケースも増えてくるのかも。
Emotional Design 発売!
Emotional Design: Why We Love (Or Hate) Everyday Things [Amazon.co.jp]
出ましたね。ユーザビリティ屋の必読書「誰のためのデザイン?」のDonald A. Normanの最新刊。
使い方がわかりやすいだけじゃなくて、楽しく目的を達成させられないと本当に「良い道具(製品)」とは言えない、ということで、道具の「楽しさ」はどこから来るのかを、Norman得意の様々な例を交えての議論で展開しています。
日本語版は2月か3月に出る、、、かな?