日本IBM、「Webアプリケーションを超える」クライアントソフト新戦略を発表 [Enterprise Watch]
これ面白いですね。現在のシン・クライアントなアプリケーションはHTMLの制約にしばられて使い勝手も制限されたものばかりです。IBMがどういうビジネスモデルで展開していくのかはつかめませんが、もしこういうリッチなユーザ・インターフェイス・ライブラリが利用できるフレームワークが、クロス・プラットフォームで提供され、仕様もオープンだったりしたら面白いでしょうねぇ。通信はHTTPかな?
クライアントはWebブラウザやAdobe Readerみたいなカンジで無料ダウンロードできて、新しいアプリケーションのインストールはURLを指定するだけ。もちろんブックマークしておけばいつでも呼び出して利用可能。あー、ブックマークひとつコピーすれば、別マシンへの環境引っ越しも完了しちゃうワケだ。
そんなユーザ・エクスペリエンスを妄想させてくれた記事でした。
Web(Thin)クライアントと同じくらいの配布/更新のしやすさで、通常アプリ(Fat)に迫るユーザビリティを持ったアプリケーション領域を狙っているんですね。
MicrosoftのSmartClient(ThinとFatの間)とか、
MacromediaものFlex(Flashにソフトウェア基盤としての能力を付加)、あたりと重なるんでしょうかね。