HQL講座「人間生活工学」で講師


 今年も去年に続き、HQL(社団法人人間生活工学研究センター)開催のセミナー「人間生活工学」で、「7 人間構造と特性の理解と製品展開」シリーズの「認知特性の基礎とユーザビリティ」という演習講座の講師を務めさせていただくことになりました。

 今回は演習とは言え、持ち時間が7時間もある全日講習なので、どんなネタを盛り込もうか思案中です。ユーザビリティ絡みの仕事をするのに知っておくと有益な、ヒトの理解や判断の特性や制約についての研究事例の紹介と、せっかく演習なのでその場で体験してみられるような簡単な実験を盛り込んでみたいと思っています。
 ちなみに去年はこれ系[道具眼コラム]の事例を色々と、Normanの「Emotional Design」の感情モデルの話[道具眼コラム]などを紹介し、それらをユーザビリティ評価や設計の文脈の中ではどう留意しておくべきか、などをご説明したりしました。「Emotional Design」、日本語版出ちゃいましたし、今年はどうしたものか…
 ご要望などあれば、お待ちしております。


P.S.
 ちなみに去年は、知覚編の先生と半分ずつセットの講座だったんですが、早々と全席SOLD OUTだったそうです。さて、今年は我々道具眼のみでいかほどの集客力があるやら…

“HQL講座「人間生活工学」で講師” への2件の返信

  1. こんにちは。その講座、申し込みました!
    具体的な要望は自分でもよくわからないのですが、どんなことを期待しているか、っていうのを書きますね。
    私は学校で、認知心理学や人間工学を勉強していなくて、ユーザテストやいろいろなところで見聞きした経験的なもので、ヒューリスティック評価をやっています。
    が、自分でやりながら、「ちゃんとヒューリスティック評価になってるのかなぁ・・・。なんか漏れてること、あるんじゃないかなぁ。」と不安になります。
    認知特性の基礎を勉強すれば、少しはこの不安はましにならないかな、と期待しています。

  2. こんにちは。
    ご意見ありがとうございます。
    ヒューリスティック評価に正解はないと思います。ただヒトは知らず知らずに先入観や期待に影響を受けてしまうので、そこに少しでも自覚が持てれば、より客観性の高い評価ができると思います。
    講座でもその当たりの事を実例を交えて紹介できたらと思っています。
    ご期待にそえる様、頑張って準備したいと思います。

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