道具眼的Palmware
東芝のハイブリッド・レコーダーRDシリーズ用の予約メール作成Palmware、RD-Style Mailをバージョンアップしました。RD-X4などの新フォーマット採用機種への対応です。指定できるパラメータが増えたので、その分、画面レイアウトがキツキツです。
アイコンが相変わらずデフォルトなのも鬱。
裸眼で見える立体映像システム
日立、リアルタイム映像を投射可能な新型立体映像システム [PC Watch]
うわ、イカす。このボケ具合が、昔なにかのSF映画で観たような雰囲気を醸し出してますね。すごくクッキリしてるよりソソる(^^;)。
応用として、「通常の立体物だけでなく、見る角度によって案内内容が変わる標識や、どの角度からでも同じものを見ることができる広告など」ってのは面白いかも知れません。
手書き観察シートの電子化に役立つか?ペン入力デバイス「AREA」
AREA Style [公式製品情報]
ソフマップで本日限りの値引きで\8,980だったので衝動買いしてみました。USB接続で手書き文字キャプチャデバイスです。普通のペンタブレットと違い、ペン先にボールペンをつけて紙にも記録を残すことができます。原理的にはホワイトボードで使うKOKUYOのMIMIOに近いですね。
手書き観察記録シートを、リアルタイムで電子化できたら色々面白いことになるかも、と思って実験。専用ソフトウェアはシンプルで、特定の記入フォームの類を下に敷いて使うことは考えてないみたいですが、一応JPEGとBMPをインポートして貼ることができました。なので、Wordなどで作った観察記録シートをA4で印刷する一方、それをPDF化->Photoshopでビットマップ保存したものを読み込むという手間が必要です。ただ割と簡単なキャリブレーションで実用レベルの位置合わせはできてるっぽいです。9pointで作ったチェックボックス(記号の□)にチェックすると、1文字分程度は左右にズレるかな、という程度で、どのチェックボックスにチェックしたかを判別する分には問題無しです。
問題なのはページめくりをソフト側に伝える手段がない点ですね。記録者がページをめくると同時に、ソフト側でもボタンをクリックしてページ切り替えをしないと、すべて同じ画面上に重ね書きされてしまいます。センサ部にページ送り&戻しでもついてればよかったんですが。
ユーザ・テストで役に立ちそうなシーンとしては、
- インカム経由で観察室から問いかけがあった時に、進行役がノートをとる振りをしつつ筆談で応じられる
- 進行役と観察室で重複した記録をとらないで済む
- 進行役修行者が、進行役の記録内容をリアルタイムで習うことができる
- 被験者に記入してもらったアンケートの内容をリアルタイムで観察者で読み取れる
といった点などでしょうか。他に有効な使い道が思い当たるかたは是非教えて下さい。
一応、マウス・モードもあるので、OneNoteとかでも使えそうです。
これでBluetooth化でもしてワイヤレスで使えたらなぁ。
超小型&安価な複合機 PSC-1350
Amazon.co.jp: エレクトロニクス: PSC 1350 [Amazon.co.jp]
続けて複合機ネタです。
知人宅のPC買い換えのコンサルを頼まれ、プリンタをコレにしてみました。
タイトルにも書きましたが、小さい!安い!量販店のポイント還元を加味して、実質\15,000程度でゲット。HPお家芸の前面給紙も相まって、省スペース性にも優れていると思います。
操作パネルもシンプルかつ直感的で、PCリテラシーが無い人でもとりあえずカラーコピーはできそう、って感じです。これまたHPのお家芸(多分)のマークシート印刷も健在。デジカメのメモリカードさして、その横のボタンを押すと、マークシート付きのサムネイル一覧シートが印刷され、欲しい写真にマークしてスキャナで読み込ませると、それだけが印刷される仕組み。
PCからの利用以外の部分で簡単操作にこだわってる感じが好印象です。
インクカートリッジに印刷ヘッドがついていてコスト高なのは一長一短あるので良いとして、せめて独立タンクになってくれれば、もう少しオススメできる範囲が広がるんですけどねぇ。
隠れた名複合機 MFC-3820JN
MFC-3820JN [公式製品情報]
いい加減、感熱式FAXをなんとかしたくて、ブラザーのコレを買ってみました。4万を切る値段でありながら、
- ネットワーク印刷対応(Rendezvousまで!)
- PCファクス対応(もちろんネットワーク経由もOK)
- ADF搭載
という競合機に見られない通好みな仕様。
あと、紙資料の整理のためにPDF出力対応のADFスキャナScanSnapも狙ってたんですが、この複合機にもスキャンしたデータをメモリカードにPDF保存する機能までついてたのです(しかもScanSnapより安い!)。
トータルにみて非常にコスト・パフォーマンスが高いと思います。
昨年末発売だったらしいんですが、ニュース・サイトや店頭であまり目にする機会がなく、知りませんでした。こないだヨドバシの(プリンタ売り場ではなく)FAX売り場で存在を知り、その場で衝動買い。
製品の性格上、人に見せて自慢できる類のものではないので、思わずここに書いてみました。
P.S.
思わず、新居を構え、FAXとプリンタを買おうとしていた妹夫婦にも買わせてしまった。ちとデカいので押し入れに設置されちゃったけど(^^;)。
CNETさんにPSXのレビュー記事書かせてもらいました
CNET Japan Reviews ユーザビリティの眼 [PSX DESR-7000(Sony)] [CNET Review]
消費者レビュー投稿サイトWAAGを前身に持つCNET Japanのレビュー・コーナーにPSXの記事を寄稿させていただきました。
折しも今日はネットワーク・アップデートの開始日で、ソート機能あたりが食い違ってきちゃっていますが(評価をしたのは年末年始でした)。
ともあれ、新コーナーとして今後も定期的に書かせていただけそうなので、ご期待下さい。
I-BLOCK ~脳を持った現代版“電子ブロック”?!
ITmedia ライフスタイル:「I-BLOCK」——LEGOブロックをつなげば、それが「プログラム」になる [ITMedia LifeStyle]
むはぁ、これは楽しそうだ。
昔から、日常の色々な道具のカスタマイズを論理演算(ビットのOn/Offとifやselectみたいな条件判断)とワイヤレスネットワークで制御できなかと妄想しています。例えば、部屋の照明をつけたら留守電が再生される、といった具合に。、家や車の様々な製品がBluetoothみたいなワイヤレス・ネットワークでつながったオブジェクトで、スイッチやセンサがプログラミング言語でいうプロパティみたいに扱えて、状態を取得したり把握できるような統一的なフレームワークが作られたら結構楽しそうじゃないですか?
そんなことをしようと思うと、こういうタンジブルなインターフェイスってのが活きてくるような気がします。
是非市販してほしいですね。
CLIE TH-55 キターッ!
ITmediaモバイル:音楽+カメラの「TJ37」、まるで“紙の手帳”な「TH55」†進化した手帳CLIEが登場 (1/3) [ITMedia Mobile]
待ちに待ってた理想のキーボード非搭載&Virtual Graffitiモデルがようやく正式発表になりましたね。NX80V同様、国内モデルではBluetoothが削られたのは残念ですね。Netfront(ブラウザ)がイケてないので、無線LANはあんまり役に立たないんだよなぁ(Netfrontも改良されてるといいんですが)。しかし、手書きの書き込みがシームレスに行える新PIMソフト「クリエオーガナイザー」は期待大(てか、Agendus7へのバージョンアップ待ってりゃよかったな)。
「クリエのリフィル売り場」 [SONY Style]
地図や路線図、カロリー計算表などの「リフィル」をダウンロード販売するんですね。シームレス手書き機能のクリエオーガナイザー^といい、紙の手帳をライバルに意識した意欲作って感じ。
フリップカバーはT6x0系のような手首スナップで開け閉めできるタイプがよかったなぁ。せっかくメモステスロットも横に移動したことだし。メモステスロットにカバーがついたのは高額な512MBメモステProを差しっぱなしなσ(^^)には安心ですね。
よし、早速予約だ!でも限定のセレブレッドは悩ましいな。現物みてから決めたい気も。まぁ、別にエグゼブラックでも全然OKだけど。
カーナビにFlash
レスポンス | Response. カーナビでアニメ表現可能—フラッシュ・プレイヤー [Responce.jp]
どうなんでしょうね。単にエンターテイメント的用途だけでなく、ユーザ・インターフェイス面でアニメーションが適切なフィードバック手法やコントロール部分に上手く活用されるなら面白いことにはなりそうです。KENWOODといえば、タッチパネルなので、ドラッグ&ドロップとかできたりして。
個人的要望としては、Flash作家さんが独自インターフェイスを構築できるように仕様公開とかしてほしいですね。別にFlashでもJavaでもいいんだけど、そろそろPDAみたいにアプリケーションを自分で差し替えたりカスタマイズできたりするオープンなフレームワークで実装されたナビなんてどっか作ってくれないかなぁ。
時計の見た目をかえるなんてのから、「いつも混んでるあの交差点」の渋滞情報を定点観測して表示する小さなアップレットを画面の隅にAmbientに出せるとかまで、やりたいことはたくさんありますよね。
Emotional Design 発売!
Emotional Design: Why We Love (Or Hate) Everyday Things [Amazon.co.jp]
出ましたね。ユーザビリティ屋の必読書「誰のためのデザイン?」のDonald A. Normanの最新刊。
使い方がわかりやすいだけじゃなくて、楽しく目的を達成させられないと本当に「良い道具(製品)」とは言えない、ということで、道具の「楽しさ」はどこから来るのかを、Norman得意の様々な例を交えての議論で展開しています。
日本語版は2月か3月に出る、、、かな?