皆さんはmixiを利用されていますか?今朝方は500万人突破が報じられましたね。女性比率がわずかに大きいというのも珍しいですね。
さて、そんなmixiの中で面白いサービスが立ち上がりました。表題の「機能要望サービス」です。ユーザがmixiに対して、「こんな機能が欲しい」という要望を出し、他のユーザが「良い(ほしい)/悪い(いらない)」をコメント付で投票できる仕組みです。
開設から三日目ですが、既に2,000件に迫る要望が挙げられているようです(内容的には重複も目立つ)。今までも、一部のオンラインソフトウェアなどで配布サイトに掲示板を設けて要望やバグレポートを受け付ける試みをしていたところはありましたが、ここまで大規模なものはなかったんじゃないでしょうか。研究対象としても美味しそうなだけでなく、単純に、一般ユーザでもこうして受け入れ口を用意してあげればこんな良い意見を発することができるんだ、ってことが嬉しいですね。
今後運営側がこの膨大な要望をどう捌いていくかが見物ですが、他の企業が取り入れたくなるような良い成功事例が残せると良いですね。
(ちなみに利用方法ですが、(少なくとも今日現在では)自身のトップ画面の右サイドバーの一番下に「あなたの機能要望をお待ちしています」というテキストリンクがあります。)
すでにずいぶん前から株式会社はてなでは、自社のサービスへの要望、アイデアを募る「はてなアイデア」というのをやっています。
またオープンソースコミュニティーでは、当たり前なのでおしゃるような画期的なことではありません。
mixi内部では、いいことでしょうけれど、個人的には、βを名目だけとはいえ名乗っているのに、いままでなかった事の方が異常だったとおもいます。
なのに特別な事のように演出するのは企業としてはあたりまえですが、限定的とはいえ情報の発信をしているならば、そのようなことに踊らされず、確かな情報収集と、冷静な視点を持っていただきたいものです。
はは、騒ぎすぎでしたかね?
個人的にはオープンソース系のプロジェクトなどでBugzillaなどにバグや要望を投稿できますっていうのと、今回の件では間口の広さが全く違うかなと思いました(もちろん人数だけで言えば世界規模のプロジェクトでもっと大きいものはあるかも知れません)。
はてなの利用者数&層に関するデータは少し古いデータしか見つかりませんでしたが、例えば私の回りを見渡してみてもmixi利用者に比べると皆無に近いんです。
ようするに普段ユーザビリティを意識してない人に対して「あなたが毎日使っているモノに対してここから要望が出せるんですよ。考えてみませんか?」って言ってみられるモノが登場した、ってのが嬉しかったってことですね。