動画眼 1.3.2 を公開しました

入院中の余暇を利用して、動画眼をちょびっとバージョンアップしてみました。

某社の皆さんからリクエストを頂いていたのですが、入力済みのメモ行を右クリックして表示する編集ダイアログを刷新して、タイムコードも変更できるようになりました。

あと、細かい点ですが、いわゆるアバウト画面(ヘルプ->「動画眼について」で表示)を設置。サポートページURLへ跳べるハイパーリンクを貼っておきました。某社さんではクライアントさんに納品するデータに添付することもあるらしく、素性を知らずにもらった人がアクセスできるようにとの配慮です。

そろそろインストーラー形式での配布にしたいところですが、VisualStudio2008 Express EditionってMSIインストーラー作れないんですよね。手持ちの2005 Standard Editionをそろそろアップグレードするとしますかねぇ…お金ないけど。というか、2008からWindows Mobie(スマートフォン)向けのビルドはProfessional Editionからしか作れなくなっていて、どっちかうか決心がつかずにいたんですよねー。WMアプリで作ってみたいものはあるんですが、なかなかヒマもないし、とりあえず2008はStandardにしとこうかな…

というわけで、道具眼では皆様からのカンパを受け付けております(笑)。

「未来のモノのデザイン」感想

ちょっと今体調悪くして入院中なんですが、有り余る時間のおかげで(σ(^^)にしては)早々と読了することができました。

タイトルの通り、近い未来に情報システムがより自動的でインタラクティブになった際、どういうユーザインターフェイス、エクスペリエンスが重要なるのかを語った本です。かなり車系の話題が多いので、それ系の技術者の方には色々と感じるものがあるのではないでしょうか。

「誰のためのデザイン」のように実用的なキーワードがたくさんゲットできるというよりは、前作「エモーショナルデザイン」のように、すごく大事なキーコンセプトを1つ語るために様々な事例や架空のお話を交えてるって印象です。

そのキーコンセプトとは、どうして高度に自動化されたシステムとヒトは上手くつきあえないのか、ということに関するものです。カーナビが嫌いで使わない人のエピソードが一番わかりやすかった気がします。曰く、カーナビの提示するルートは、なにを材料に、どういう基準で算出されたものかがユーザから見えない。だからユーザはそれを信頼することができない、というものです。人同士のコミュニケーションでも一緒に議論して決めた結論と、単に上意下達的に与えられたものとでは、例え指示内容が同じでも受け取り方が違うでしょう?と言うワケです。確かにカーナビは人間よりも多くの情報を考慮してルートを算出していますが、一方で地元ドライバーの経験や勘みたいなもの方が上手くいくこともあります。また電子レンジの自動あたためが思い通りにいかないのは、人間と電子レンジでは基準とする指標が違うからという例も出ていました。現在の電子レンジも様々なセンサーを駆使してくれますがそれは技術的に可能であるというだけで、人間と同じ基準でものを測っているワケではないのです。人間と機械はそれぞれ得意分野が違います。より高度な自動化システムとは、なんでも機械が(ヒトの判断を拒絶して)自律的に出した結論を強引に押しつけるのではなく、機械の視点から見た“オススメ”を理由付きで提示し、それにヒトの判断を加味して協調的に結論を導き出していくようなものなのではないか、というのがNormanの主張であり、σ(^^)も激しく同意するところであります。

動画眼1.2.1リリースしました

動画眼の1.2.1をリリースしました。

ログ欄でマウスのホイールによるスクロールができるようになりました(←今までできなかったのかよっ!)。スクロール量は設定画面でカスタマイズできます。

その他、細かいバグ修正が主です。

  • 設定画面のオフセット秒数が記録時と再生時とで二重に適用されていたのを修正(←かなりアホなバグ)
  • MediaPlayer側の再生カウンタと見かけ上ピッタリ同期するようになった
  • 1.0.2で直したはずの修正ダイアログでキャンセルするとメモが消える件が復活していたのを再修正
  • 追加した行がハイライトされ、スクロールも追従するようになった

など。

あと、今回から設定の保存方法が変更になりました(VB2008のMy.Settings方式)。今までインストールディレクトリ下にあったconfig.iniは使われなくなりましたので捨てて構いません。で、お手間ですが再度設定画面から設定しなおして下さい。といっても今のところオフセット秒数とスクロール行数だけですが。インストールディレクトリに書き込みをしなくなったので、納品データと一緒に光学メディアに焼いたものを直接実行してもエラーが出なくなったんじゃないかと思います(試してませんが)。ちなみに設定はWindowsのアカウント毎に個別に保存されます。デフォルトは1秒と3行です。

そういえば光学メディアに焼く場合のデフォルトは別ファイルを一緒に焼くことで調整できた方が便利かも知れませんね。まぁ、実際に要望があればやってみます。

5秒テスト ~ Webページのファーストビュー記憶テストを簡単に実施

Webページを五秒間瞬間提示して、何を覚えているかを書き出すテストを簡単に実施してくれるfive second testというサイトが百式で紹介されてました

σ(^^)もよく一定時間閲覧をしてもらった後、ボカしを入れた画面写真を提示して、「ここは何でしたか?」という記憶テストをすることがあります(過去記事)。ユーザがどこに着目していたか(あるいはしていなかったか)を検証する為です。それのもっと極端なものを簡単に、しかもネット越しに実施するというワケです。

1. メールアドレスと名前、そして評価したいページのスクリーンショット(1MB未満)を登録すると、テスト用のURLが送られてきます。

2. 被験者がそこにアクセスすると、スクリーンショットが5秒間表示された後、下記のような覚えていた要素を羅列するフォームが表示されます。5秒という時間は今のところ変更できないようです。

five-second-test---A-simple

3. こんな感じのメールで記入結果が届きます。

You have received feedback on your five second test:

古田 had the following to say:

1: ロゴ
2: 過去記事

お手軽な反面、かなり単純な作りですね。メール文面も、カンマ区切りとかにしてくれたらExcelとかにコピペしての集計が楽になるのに(自由記述文だからそうでもないか)。

5秒という時間はなにか根拠があって決められてるんですかね?ユーザは5秒でそのサイトをそれ以上見るかどうか決断している、とかなんとか。

また、テスト終了後にはデータを削除するリンクも用意されていますが、やはり開発中の試作画面などは外部サイトにアップロードするのを躊躇うことも多いでしょう。仕組みとしては至極簡単で、たぶん1時間もつくれるので、仕事でやるとしたら同じものを自作する方が良いかも知れません。ただ、本当にちょっとした試行をその場ですぐに実施できる(たとえば営業の場とか?)のは有益かも知れません。

格安の簡易アイトラッキング調査サービス

【アイトラッキング.jp】あなたのサイトにユーザーの視線を!

ちょっとアイトラッキング調査(アイカメラでユーザがWebのどこを注視しているか調べる手法)のことでググっていてたまたま見つけました。1年ほど前に開始されたサービスのようです。

  • ユーザテストを実施しなくてもアドレスを指定すればアイトラッキングの様子をムービーにして納品
  • 被験者一人1万円~(増えるごとに割引になる)
  • タスクも指定可能

アイトラッキングは本格的な装置を買うと数百万するので、これは破格ですね。

気になるのは、

  • 被験者は性別しか指定できない
  • 主にこの会社の社員の方がやってるっぽい
  • 受注過多でかなり待たされるっぽい
  • タスクはどの程度まで複雑なことに対応してもらえるのか?
  • プロトタイプ評価の場合、一時的にインターネットからアクセス可能にしなければならない

という辺りでしょうか。毎日こればっかやってる人のデータだけだとちょっと公平性に欠ける気がします。年齢層やPCリテラシーも固定だと、我々が普段おつきあいしている様なクライアントの多くには納得してもらえない気も。タスクも単に「○○の商品を探して購入する」というレベルだと限界がありそうです。外部アクセスの問題は、まぁ認証技術を組み合わせればなんとかなるかな?

ただいくつかの制約を前提にしてもこの価格は画期的ですし、実際人気もあるみたいですね。覚えておいてクライアントさんへ提示できる選択肢の1つとしておきたいと思います。アフェリエイトとかやってないかな(笑)。

ちなみに、もう少し本格的なユーザテストと組み合わせてアイトラッキング分析をしたい場合は、ビービットさんやエクスカルさんなどがサービスを提供されています。また今回ご紹介した三社が採用している非装着型のアイカメラ「アイトラッカー」を販売しているtobiiさんでは、システムのレンタルも検討していると営業さんが話していたらしいので興味がある方は問い合わせてみると良いかも知れません。

音声技術イベントでパネルディスカッションに参加します

JEITAシンポジウム:Speech Technology: Today and Tomorrow

来月、JEITA(電子情報技術産業協会)主催の音声技術の普及に関するシンポジウムにて、パネルディスカッションのパネリストとして登壇させていただくことになりました。σ(^^)の師匠も参加するのでちと気を引き締めていかないとです。

なかなか普及しない音声認識技術をもっと広めていこうぜ的なイベントです。後半に各社の技術展示なんかもあって、音声認識マニアにはたまらないイベントになりそうです。

先着150名ですが、参加は無料なのでご興味をもたれた方は是非ご参加下さいませ。

『古田さん、それって使いやすいですか?』第37回掲載

最近またお知らせをサボってましたが、リコーさんの連載が掲載されました。

“使いやすさ”への取り組み / 古田さん、それって使いやすいですか? 第37回 | Ricoh Japan

iPhoneネタです。あちこちで聞かれる「どうなの?そんなに使いやすいの?」って問いにσ(^^)なりの回答を出してみたつもりです(最後の段落)。

ちなみにこのリコーさんの「”使いやすさ”への取り組み」コーナーがRSSに対応したようです。σ(^^)以外にもユーディットの濱田さんの連載などの新着もチェックできますので、是非ご利用下さい。

Acrobat 9を試してみました

先日発売になったばかりのAdobe Acrobat 9を購入したので早速試してみました。

個人的な本バージョンの注目機能は、

  • 動画、FLASHの埋め込み(新)
  • アンケートフォームの作成と集計(強化)

の2点です。

仕事柄、ビデオデータを納品することがあるんですが、いつもフォーマットには悩みます。PDFとしてパッケージングでいるなら悪くないかなという興味があります。

アンケートフォームは7位からProfessionalには搭載されてましたが、今回はStandardでもAdobe Readerで記入可能はフォームを作成できるようになったようです。さらに配布/回収のサーバーサービスをAdobe.comが開始するようです。

購入したのは9 Pro Extendedという最上位バージョン。実は店頭で機能比較表を見たんですが、ビデオ周りの差がProとPro Extendedでどう違うのかさっぱりでした。ここを見る限り、ProはFLV、H.264の埋め込みに対応。Pro Extendedなら他形式のFLVトランスコードもできます、という風に読めますが、店頭のは全く違う文章になっていて、両方とも埋め込みはできるが、Adobe Reader上で再生できるのはPro Extendedのみという風に読みとれました(Proの「埋め込み」は以前からできていたWordやExcelなどの元データの添付みたいなもの?)。ということでPro Extendedじゃないとダメじゃん、と思ってそっちにしたんですが、サイトの表記を見る限り自分でFLVエンコ環境がある人(あるぜ!)はProで良かったんじゃないかと…ヒドいよ。

■動画、FLASHの埋め込み

ということで、Pro Extenedなせいか埋め込みはあっさりできました。ただしAVI対応と書いてたわりに(店頭資料にはあったがサイトには書いてない!)DivXコーデックなAVIファイルはダメでした。MPEG2ならすんなり。IN点、OUT点、ポスター画像(デフォルト静止画に使うフレーム)なども指定できます。動画部分をクリックしたら再生なのか開いたら再生なのかも指定可能。

IN点、OUT点を指定するのがスライダーのみで、タイムコードを打ち込んで指定できないとか、トランスコード前にプレビュー再生ができないとか、選択範囲が何分あるのか教えてくれないとか、とてもPremierを売ってる企業とは思えないショボさなのは今後に期待しましょう。というか、現時点ではPro Extended買うよりはProにして差額でTMPGEnc 4.0 Expressあたりを買ってあらかじめFLVまでは作っておく方がずっと便利じゃないかと(同ソフトで作ったFLVファイルが直接貼れることは確認)。

■アンケートフォームの作成と集計

アンケートフォーム機能とは、PDFの帳票上に記入欄を作成しそれをメールやWebサービス経由で配布。回答者は無償のAdobe Readerを使ってそれに記入したものを返送。回収者はそれを自動集計できて(゚Д゚)ウマー、というシロモノです(ただし500人まで)。

以下、画面写真を交えて手順を説明します。

1. Wordでベースとなるアンケート票を作成

随分昔にサンプルとしてコラムに挙げたチェックシート入りのユーザテスト進行シートを使ってみます。以下、A4縦のドキュメントの上部をアップにした画像です。

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2. Acrobat  9上でフォームを作成

一応、記入欄らしきところを自動認識してフォームにする機能もあるんですが、まったく役立たずでした。タスク文の下の線がテキスト欄になる一方で、被験者名欄などは無視。ラジオボタンもグループとして認識されません。最初から手作業でやった方が早いと思われます。おそらく、Word上でこういう書き方をしておけば認識されやすいといったルールがあるんでしょうけど、マニュアルを探した限りではそういう情報は見つかりませんでした。

全般的にコントロールがデカいです。元のWordファイルは手書きで記入することを想定していたんですが、それだととても操作できないような小さなものになってしまいます。Wordの時点でかなり大きめにレイアウトをしておきましょう。

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操作感としては、ドローツールに近いんですが、これまたIllustratorを売ってる会社とは思えないほどの出来です。例えば新規作成時には既存部品と位置合わせするためのガイド線が出て便利なんですが、なぜか再移動の時には出ないとか。IllustratorのようにALT押しながらドラッグすると簡単に複製ができる、とかいった機能もないです。写真のケースのようにまさに同じグループのラジオボタンをポンポンと置いていきたい場面は多い思われるだけに残念です。

#あとラジオボタンのグループ名を変更すると100%落ちるのはウチだけでしょうか…

アンケートを実行すると、元のPDFファイルが「フォームテスト.pdf」だった場合、アンケートを実行するとローカルに「フォームテスト_distributed.pdf」と「フォームテスト_responses.pdf」という2つのファイルが作成されます。前者が回答者に配布する用で、後者は集計データが入る表が埋め込まれたものです。こういうとこでローカライズの手間を惜しんでる気がするのは残念です。

3. Adobe Readerで回答

ご覧の通り、コントロールが全般的にデカいので、レイアウトはそれを想定して作る必要があります。日付部分はプルダウンにしてあるんですが、クリックしたら上下ボタンだけ見えて選択肢が見えませんでしたw。そもそも日付欄みたいなよく使いそうなコントロールが用意されてないってのも不便ですね。

記入が終わったら右上の「フォームを送信」ボタンをクリックします。ボタンに見えませんがクリックできるんです!

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送信者名とメールアドレスを聞かれ記入すると、下記のダイアログになります。

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ウチのメーラーはTHUNDERBIRDで、Windows標準のメーラーとしても指定してあるんですが、上を選んだらアカウント設定すらしていないOutlook 2007に渡してくれやがりまして、見た目何も起こらないのでしばらく悩みました。こういうのって、アンケート実施側で固定しちゃえると、回答手順書なんかを作りやすくて良い気がします。σ(^^)なら「とにかくデスクトップにこういう名前のファイルができるので、それを返信してくれ」的な手順にしちゃえる方が有り難い。何百人規模の様々な環境差異をいちいち相手にしてられないので。

4. 集計フォームで結果を受け取る

そしてお待ちかね!「フォームテスト_responses.pdf」を開き、返送してもらった「フォームテスト_distributed.pdf」を読み込んだ状態です。写真のように表形式で回答を一覧できますし、これをcsv形式などで書き出すことができます。

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まとめ

とりあえず動作チェックの域ですが、細かい使い勝手の面はまだまだという印象です。まじめにユーザビリティレポート作ったら100件くらいの指摘はあっという間に挙がりそうです(笑)。

あと我々みたいな業界でのアンケートだと、回答による質問の分岐だったり、質問提示順のランダマイズなんかが要望としては出てくるので、そういったものもあるといいなぁという気はします。まぁ、このあたりはPDFがいつまで紙メタファーにこだわるかってのも関係してくるんでしょうね。ちなみに、記入内容をバーコードで隅っこに表示する機能も持っていて、記入後のPDFを印刷してFAXや郵送で送ってもらい、集計側はバーコードリーダーを使って取り込むこともできます。

いずれにせよWin/Mac問わず誰でも無償のAdobe Readerで閲覧、回答ができる動画入り資料やアンケート用紙が作成できるってのはやはり強みなんだろうなぁ、という気がします。Webアンケートと比べると、最初にReaderのインストールは必要なものの、間違えて保存せずに閉じちゃうといったことが起きにくいとか、アンケート作成側に要求されるリテラシーやコストが比較的低くて済むというメリットはあるでしょう。

とりあえず優先順位としては、回答者側のユーザビリティ向上を最優先に取り組んでもらいたいなぁと。

オマケ: ユーザテストの記録シートとしてはどうよ?

今回のサンプルに使ったファイルは元々ユーザーテストの進行役が記録をするためのものでした。別に被験者に配布はしませんが、こういうのもチェックシートの集計などができると便利なワケ。さてそういう使い道にはどうでしょう?

結論から言うとイマイチです。σ(^^)のようにTabletPCで手書き記入する人間には、あいかわらずAcrobatの鉛筆ツールはグズグズで使えません。筆記にまったく追従してくれません。新バージョンが出るたびに「今度こそは改善されてるに違いない」と思い、そして裏切られはや3バージョン位?

TabletPCなんてマニアックなガジェットを使わずに、普通にノートPCで記録とるにはどうでしょう?うーん、使えなくはないですが、最初からExcelに記入してくのと比べて大きなメリットは感じません。強いて言えば、進行役が直接記入する場合は、表形式よりも見やすい進行シート形式で記入ができる、って位ですかね。

Mac用UT記録ツール『Silverback』

被験者の操作、表情、音声をまとめて録画できるユーザビリティテストツール『Silverback』
http://www.100shiki.com/archives/2008/07/silverback.html

Camtasia/MoraeのMac版とでもいうべきツールが出たようです。画面キャプチャ+ビデオ+音声をQuickTime動画に記録してくれるようです。 お値段もCamtasiaより安い模様。

Camtasiaみたいに、クリック箇所にマーカーを合成することもできるし、FrontRowリモコンでチャプターも打てるのかな?被験者の顔映像を半透過で合成できるあたりがMacらしいですね。

最近のMacはビデオカメラも内蔵してるので、Mac1台でWebテストが実施できるのが便利そうですね(マイクはピンマイクつけたほうが良い場合もあるでしょうけど)。

ただ、Webテストだととりあえず一番ユーザが多いWindows版IEで評価しましょうってのが基本だったりすると思うんですが、Parallelsでもいけるかな?