専用端末のシンプルさ~ICOCAチャージ専用機

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イコカのチャージャー端末
 出張先の大阪でICOCAのチャージ専用端末を見かけました。専用端末だけあってカンタンそうですねぇ。カード置いてお金入れて画面下の金額ボタンを押すだけみたいです。「こどもICOCAもチャージできるよ」って書いてあるだけあって、子供でも使えるシンプルさを追求したんでしょう。
 多機能さを排除することで複雑さともオサラバできる。わかっちゃいつつもなかなかできないことですが、久しぶりに体感してちょっとスガスガしい気分になりました。

道具眼blog再構築

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 サイトの構成と位置付けを変更してみました。最近、道具眼の情報発信活動“do-gugan style”三澤直加嬢という強力な同志が加わり、毎週の定例会で次々に新しい取り組みのアイデアやそのためのコーナーが生まれています。それ自体は良いのですが、サイトの見通しが悪くなってきました。更新があちこちに分散して読み手もチェックが大変ですし、制作の手間も複雑化してきました。
 そこで、当ブログをもう少し真面目に構成しなおして、do-gugan styleの中心的存在にしよう、という結論に達しました。各コーナーのためのカテゴリを用意し、下書きや思いつきのアイデアなどをすべて集約していきます。ここにある程度の内容が集まったところで、それぞれの元コーナーに清書されたコンテンツとして転記していこうかと。要するに、このブログ・コーナーをウォッチしておけば、do-gugan styleの全活動がモニタできるようにしようってワケです。
 その絡みで、ユーザビリティに直接関係しない古田個人の私的な投稿は別途専用のブログを設置し、そちらに移動します。逆に、ここ道具眼blogには三澤さんも投稿することが出てくるでしょう。
 ちゃんとコンテンツとして整理するには至らないような雑多なアイデアでも、公開しておけばどこかで誰かの役に立つかも知れない、というコンセプトですので、まとまりのない内容になりがちなのはご容赦下さい。正式コンテンツ化に向けて、要望、ご意見なども積極的にお寄せいただければと思います。
 今後とも、do-gugan style、道具眼blogをよろしくお願いいたしますm(..)m。

納得いかないインターフェイス(2)~ケータイのメール管理

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 ケータイのメールって、受信箱を複数作って分類管理できるようになってるものがほとんどですが、どうしてそこにこっちから送ったメールを保存することができないんでしょうね?
 ユーザのニーズとしては、「ある相手とのやりとり」をいう視点で保存・管理をしたいことが多いと思うのですが、「とり」は分類できても、そこに一緒に「やり」を置けないとなると、会話ログとしての役目を果たさないじゃないですか。
 ざっと調べた限りでは、auの最近のSA機が一応できるということですが、この一応というのもかなりアヤシげで、エイリアスのような形で呼び出せるだけ、ということでちとわかりにくいようです。
 ある人物をメモリダイヤル上で呼び出すと、その人とのコミュニケーション履歴(発着信、送受信メール)がすぐに閲覧できる、くらいのユーザ・エクスペリエンスをどっか実装してくれないもんですかね?PCじゃないんだから、アプリケーションって単位に囚われずにシームレスに端末上の情報を行き来したいですよ。

『Emotional Design』概要

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『Emotional Design』概要<道具眼流お作法 [道具眼流お作法]
 少し前になりますが、『誰のためのデザイン?』のD.A.Norman氏の新刊『Emotional Design』の概要を、日本語版刊行に先だって解説してみました。

名刺誤記のお詫び

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名刺サンプル写真
 先月の転居後、暫定的にレーザープリンタで作成していた名刺に誤記があることが判明しました。大変申し訳ありません。
 郵便番号が231-0033とありますが、正しくは242-0003です。
 右のデザインの名刺を2004年8月下旬から9月頃にお渡しさせていただいた方は、大変お手数ですが、お手元の情報の確認、更新をお願いいたします。現在正式版を印刷所に発注しておりますので、機会を見て改めてお渡しさせていただければと思います。
 なお、名刺管理を電子化されている方の省力化のため、vCard形式、Microsoft InterConnect形式、QRcode画像形式などの名刺ファイルを用意しております。ご入り用の方はご連絡下さい。
 ご迷惑をおかけしますが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
 また特定カテゴリのみ御覧いただいている読者層を考慮し、便宜上「ユーザビリティ」カテゴリでご報告させていただくことも重ねてお詫びいたします。

納得いかないインターフェイス(1)~ブラウザの認証記憶編

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 どこの製品でも当たり前のような顔してるデ・ファクト仕様だけど、どうしても納得がいかない、という点をツッコむ(でも道具眼Viewに掲載するほどリサーチするヒマもない)シリーズその1。
 多くのブラウザで認証のIDとパスワードを記憶してくれる機能ありますよね?あれって、どうして認証が完了した後に記憶するかどうかを聞いてくれないんでしょう?「あれ、確かこのパスワードでいいはずだけど、ちょっと自信ないな」って時に記憶させるチェックボックスなんてつけられないじゃないですか?違ってるID&パスワードを覚えてもらっても困るし。
 たいてい、
「あー、このサイトのIDとパスワードってなんだっけ?」
            ↓
「違ってるかも知れないからとりあえず記憶させないでおこう」
            ↓
「あっ、あってた。でも一旦ブラウザ終了させないと再度認証ダイアログ表示されないや。」
            ↓
「まぁ、いいや。次の機会に記憶させよう。」
            ↓
しばらく時間を置いて同じサイトを訪問した時に最初に戻る
の無限ループです。
 どうして認証が通った後で「あってたね。記憶する?」って感じで聞いてくれないのかと小一時間問いつめたいですよ。
 BASIC認証を使わずフォームとスクリプトだけで実装されたスクリプトだと、ブラウザが認証を通過したかどうかを検知できないから?うーん、でも記憶を保留する手段はいくらでもある気がするんだけどなぁ。あるいは、最後に記憶した認証情報を簡単に消去する手段を提供するだけでも随分マシな気がします。
 特にOperaは間違っていてもどんどん追加で記憶が貯まっていくので、無駄に記憶すると後の整理も面倒になるんですよね。
 なんかこの辺をスマートに解決してるブラウザがあったら是非教えて下さい。

バーチャルキーボード~シリアルじゃなぁ

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NIPPON STYLE:: バーチャルキーボード(VKB)
写真
 これ、一昨日行われた「キーボード&入力インターフェイス研究会2004」で実物を触ってきました(ケーブルがなくてスタンドアローンでしたけど)。なかなかヨサゲで、TabletPCの非常用キーボードに良いかなぁ、と思って購入サイトでスペックを調べる。
 シリアル接続かよ_|‾|○
 次期モデルは是非Bluetoothでお願いします。>ピンチェンジさん
 せめてUSBで…

コメント投稿方法が変更になりました

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 いつも当ブログを御覧いただきありがとうございます。最近スパムプログラムによるコメント欄への広告投稿が激しいので、利用システムをMovableType3.0にアップグレードしました。
 それに伴い、コメント欄の利用方法が若干変更になりましたので簡単にご説明します。

・承認制の導入

 従来通りの方法でコメントを投稿していただくと、即時にはページに掲載されず、管理者であるσ(^^)が手動で掲載承認操作待ちとなります。

・TypeKeyシステム対応

 MovableTypeの開発元が提供している無料の認証サービスTypeKeyに対応しました。こちらのIDをお持ちの方はサインインした上で書き込んでいただければ即座にページに掲載されます。TypeKeyは単一のIDで、MovableType互換システムを使った他所のブログへも書き込みができます。MovableType以外にも採用システムは増えてくと思われるので、あちこちのブログを利用される方は取得しておいて損はないかと(無料です)。
 以上、若干ご不便をおかけしますが、無駄な広告をお目にかけないためにもご理解とご協力をお願いいたします。
 なお、同じMovableTypeを利用している道具眼式速記道具眼流お作法の各コーナーも同様です。お手製スクリプトを利用している道具眼コラムなどのコメントは従来通りとなります。一貫性がなくてすみません。順次MovableTypeに統一していきたいとは思っていますが、リンクしていただいているページのURLを変えないように移行するのが手間かかりそうで着手できていません。

スイッチ付き卓上マイク

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 妹の店で使うのに、スイッチ付きの卓上マイクを探してました。「~クレープをお待ちのお客さまぁ~」みたいな呼び出し用です。
#ROLLSでは皮(?)の焼き貯めをしておりません(^^)/。
mic.jpg
 この時、クレープを手にもってるワケで、普通のカラオケのマイクみたいなスライドスイッチじゃ不便だし衛生的にも問題アリだろうということで、手の甲や肘で押せる大きめのPush-to-Talkなボタンがついてる、って条件で探してたんです。元々この手の商品は家電量販店じゃ置いてなくて苦労しました。ググっても見つからない。「業務系の製品を探すしかないかなぁ。きっと万単位の値段するんだろうなぁ。」と諦めかけていたところ、たまたま久しぶりに立ち寄った秋葉原でスンナリ発見。しかも\6,000でゲット(後で別の店で\5,400で見つけたのは妹にはナイショだ)。端子もキャノン型ではなく標準プラグなのもグッド。店に既設の有線放送のアンプに差すだけ。
 UNI-PEXというメーカーの製品でした(この製品の情報は見あたらず)。
 ユーザテスト・ラボでも、観察室から進行役に指示を出すのにこの手のマイクは便利ですよね。っていうか観察室でマイク切り忘れてると進行役が迷惑。逆に入れっぱなしで観察室の会話が筒抜けの方が便利な場合もありますが、そういう時にはスイッチをオンの状態でロックすることもできるので無問題。マイクの角度調節ができないのが玉に瑕かな。
 妹に送る前に会社のラボで使ってみようかしら。なんて、ウソです。兄ちゃん、すぐに送ってやるからな。待ってろよ。>日々声を枯らしているらしい妹

WikiにGUIフロントエンドがあったら,,,

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 某友人の最近の仕事を聞いてインスパイアされたんですが、WikiにWindowsやMacネイティブなフロントエンド・アプリがあったら良くないですか?
 専用アプリがなくても、ブラウザだけで読み書きできるのがWikiの良いところではあるんですが、やっぱり整形ルールとか敷居が高いと感じる人も少なくないワケで、せっかく情報共有ツールとしての素地の良さが、一部使えない人がいるってだけでオミットされちゃうのってもったいない気がします。
 ワープロ・ライクなWYSIWYG(死語?)ツールがあって、そこで編集すると、裏でWiki整形ルールのテキストを吐いてサーバーに送信してくれる、みたいな。整形ルールが書けるユーザだってその方が楽は楽ですよね?たまたまそういうツールが入ってないマシンからアクセスする時はブラウザ“でも”読み書きできます、っていう考え方です。大事なのは誰でも気軽にコンテンツを追加したり改変したりできるってことで、HTMLブラウザなんてしみったれたユーザ・インターフェイスに囚われる必要は全くないワケです。
 あっ、2ちゃんねると2ちゃんねるブラウザがあるように、PukiWikiあたりにはそろそろ登場しても良いですよね。
 ざっとググってみたんですが、とりあえず日本語では見つかりませんでした。Flashを使うというアプローチはあるみたい。MovableTypeみたいに、編集欄の外に「太字」ボタンみたいなのを置いてJavaScriptで選択部分を「”」で囲む、みたいな実装方法ならブラウザ上でもできますが、やっぱり理想はユーザから整形ルールが見えない(意識させない)形でしょうねぇ。
 どう?やってみない?>最近VB.NET買って面白いテーマ探してる某友人