"使いやすさ"への取り組み / 古田さん、それって使いやすいですか? 第25回 | Ricoh Japan
先月分が掲載されました。3年目に突入して、もっと身近なネタを扱おうということで、リコーさんのデジカメ、Caplio GX100を触ってのレビューです。色々神経使いました(笑)。
トランシーバー物色
観察室設置型のユーザテストではトランシーバーがあると便利です。観察室側から進行役にメッセージを出すのに便利だからです。
聞くところによると、多くのインタビュー調査会社ではそういったサービスを拒否するところも多いそうです。実際、σ(^^)が時々臨時で進行役を依頼される某調査会社もそもそも機器を持ってすらいませんでした。確かに進行役の負荷は高いので嫌がる気持ちもわかります。しかし、より適切でスムーズな進行のためにはやはり用意するべきだと思います。単に観察室(クライアント)側から追加の質問が出せる、というだけでなく、例えば以下の様に進行役にとってもメリットがあります。
- 被験者から対象製品・サービスなどに関する背景質問が出た時にフォローしてもらえる
- 機器トラブルの時に解決方法をアドバイスしてもらえる
- 進行上のミス(タスクをとばした等)や進行ペースの遅れ等に関する指摘を受けられる
観察室から適切なフォローが受けられれば、むしろ進行役の負担は減ることすらあると言えます。もちろん、なるべく完結な言葉で用件を伝えるなど、進行役と被験者の会話を阻害しない配慮が観察室側にも必要ですが…。慣れていないクライアントさんにマイク持たせちゃうと、要領を得ない質問を長々とされて(被験者とも)会話を中断せざるをえなくなったりなんてことも実際にありますしね。
- 悪い例 「えーっと、聞こえますか?もし時間があったらついでに聞いてみて欲しいんですけどぉ、先程被験者の方が純正ナビではなく後付を選んだと言ってたじゃないですか?その理由をどうしてかなと思いまして…」
- 良い例「後付ナビにした理由を聞いてください」
■そろそろ買っちゃおうかな…
さて、土日に某社のお手伝いで久しぶりに観察室アリのテストをしました。そこではσ(^^)が昔薦めて買ってもらった赤外線のオーディオレシーバーを使っていました。なぜか電池は充分にあるのにセッション中に雑音が入りまくって会話を中断する羽目になりました。またこれは前から思っていたんですが、イヤホンのコードが長すぎて取り回しが不便です。この会社では特殊小電力のトランシーバーもあるんですが、ややデカくて重いのと、これまた時々混信があって不便に感じていました。
冒頭に書いたように結構大手の調査会社でもトランシーバーを持っていないケースもあるし、いっそ今時のより良い製品を自前で持っておこうかなと思いました。誰かの参考になるかも知れないので、物色履歴を覚え書きしておきます。
■Bluetoothレシーバーでなんとか
まず今時、トランシーバーを使わなくていいんじゃないかと。どうせすぐ隣の部屋で到達距離はさして必要ではないんだし、最近の数グラムのBluetoothレシーバー(ヘッドセット)で代用できないかと。例えばウチにあるPlantronicsのDiscovery640Eなんかだとわずか9g。受信だけで良いのでオーディオ用のレシーバーに片耳イヤホン挿して使う手もありますね。またこんな製品も見つけました→。ちょっと攻殻機動隊っぽくてイカしますねw。
というか、いっそモノラルの受信だけでいいので補聴器くらいのサイズの製品がないもんかと思ったんですが、残念ながら見つかりませんでした。
送信側はPCを使うのが一番簡単かも知れません。それも2台用意して普通にSkypeとかでつなぐのが楽でしょう。1台でマイク入力の音声をBluetoothデバイスに直接流すのは意外に工夫がいりそうです。ケータイ用の送信機は最近どこにでも売っていますが、これもマイクの音声を直接は入れられずラインアンプなどが必要になりそうです。なるべくシンプルな組み合わせでできないかもう少し物色してみます。
■王道のトランシーバーでは?
チャンネルによっては混信の可能性があったり、PTTボタンを押してすぐに話すと受信側で頭がわずかに欠けてなんてしゃべったか聞き取れなかったりする問題はありますが、手軽さではやはりトランシーバーが良いかも知れません。場合によってはクライアントさんに直接使ってもらうこともあるものですから、シンプルさは大切です。
そんなトランシーバーでなるべく小さいものを物色したところ、アルインコのDJ-RX2という機種を見つけました。この機種はガイド用途などを狙った受信専用モデルで、W54×H75×D15mm/約36g(電池別)という小型っぷりがGoodです。送信側は普通の特殊小電力トランシーバーでOKだそうです。ヨドバシで14,000円くらいのようです。
また普通のトランシーバーでも同社のDJ-PX2というモデルがRX2と同じディメンションであるようです。値段は3,000円ほど高い模様。でもこの価格差だと普通に送受信できるPX2を買っておいた方が良いかも知れませんね。アンテナが邪魔っぽいですが。
受信専用モデルとしては、SONYにもRCB-U33というのがあったみたいですね。こっちの方が微妙に小さく厚い、W50×H72×D20mmだそうです。どこかに売れ残っていればこれでもいいかも。
とりあえず、近いうちにお店で現物を見てこようと思います。
コンピュータというものの本質
■不幸な定型作業
先日、とある現場で、Webフォームからメール送信された顧客情報を表計算ソフトベースのデータベースにひたすらコピー&ペーストする、という作業をしている風景に出くわしました。メールには各記入欄のデータがカンマ区切りで1行になっており、そこだけを選択してコピペする、という超単純作業です。ところがその数が二千数百件あるらしい。だいぶ頑張った後らしく、あと八百件程度だと言う。当人曰く、「1時間で100件くらいできてます」と言う。あと8時間もこれするんですか…
お節介なσ(^^)は、いくらなんでももう少し効率的な方法があるだろうと思い手伝ってあげることにしました。そこで使っていたメールソフトは、メールボックス毎に1つのテキストファイルで保存する方式だったので、それを適当なテキストエディタで開いて文字コードをJISからShiftJISに変換した後、Linuxマシンに送ってgrepコマンド(条件にマッチした行のみを取り出すテキストフィルタ)にかけてお終い。具体的にLinuxマシン上でしたことは、
cat mail.txt | grep ,2007- > db.csv
と打ったのみです。mail.txtの中身をgrepに渡し、grepはその中で「,2007-」という文字列を含む行だけを選別、それをdb.csvというファイルに保存、という意味です。全ての作業で三分とかかりませんでした。残り800が2,500だったとしても同じだったでしょう。
世の中、こういう不幸がまだまだたくさんあるんだな、世界の経済ってこうして回ってるんだなと思うと、空恐ろしくなりました。世の中全てのニーズを拾えたら、grepで一財産築けるんちゃうか、と思ったほどです。
ここで問題にしたいのは、Linuxやgrepみたいな便利なものを知らない人が多すぎる!ということではありません。ことはgrepに限ったことではないのです。(ちなみにWindows上で使えるgrep実装もたくさんありますよ)
■コンピューター=計算機というメタファー
本来、コンピューターとは「計算するモノ」という意味です。ちょっとコンピューター歴の長い人は「計算機」と呼んだりもします(今時の若者に言ったら電卓のことかと思われちゃいますね)。そういう人たちにとって、コンピュータとは、「定型処理を高速に処理するための装置」です。そもそも軍が大砲の弾道計算をさせるために研究開発されたものだったりしますしね。だから、今自分の目の前にある課題の中で、文字通り“機械的に”処理できる部分はないかを意識し、可能であれば簡単なスクリプトやマクロを作ったり、時にはプログラミングまでします。時には自分の技量を超えていたり、わざわざ道具をゼロから作っていては元が取れないと感じたときでも、ネットなどで既存のツールがないかを探してみることでしょう。
一方で、“パソコン”やインターネットの普及を期にコンピュータに触れ始めた人は、それが「計算するモノ」だというメンタルモデルを持っていないんだろうと思います。Apple Computerも社名からComputerをとっちゃうご時世ですもんね。彼らは、もはや「PC」が本来なんの略であったかを知ることもなく、Wordで文書を作り、メールを読み、Webを閲覧するための道具であり、プリインストールされたソフトウェアのみの中でできることをする、という感覚でしょう。実はWordひとつとっても、マクロなど合理化のための機能はゴマンと搭載されているのですが、「そういうことができるはずだ」という意識がまずないので、メニューやヘルプを探索してみようとすら思わない。昨今の機能競争時代、思いつくほとんど定型作業はなんらかの自動化の手段が用意されているというのに、永遠に気付かれないままでは、使う側も作った側も不幸ですよね。
そんなところにも、コンピューターを使いこなす人とそうでない人、より効率的なやり方を模索できる人できない人の差が生まれる一因があるんじゃないかなと思いました。一言で言えば「機械が得意そうなこと=論理的に判断ができ、定型的に処理を加えられる内容、を切り出すセンス」とでもいいましょうか(全然一言じゃないな…)。具体的にその実践に必要なスキルを持っているか、探せるか、という以前に、まず「あ、これは機械まかせで省力化できそう」と気付けないと始まりません。
さて、そういうセンスはどうやって磨けばいいんでしょうね?半導体素子の論理回路に関する知識でしょうか?世界初のコンピュータENIACが弾道計算という単一の目的のために作られたんだぜ、という歴史的背景を知ること?良い事例に数多く触れること?そもそも、小学校からコンピュータに触れている今の子供達には自然に身についてたりしちゃうんでしょうか?
そういえば、ウチの父はPCの操作自体はなかなか覚えずに同じことを何度も聞いてきますが、「仕事でとった数十枚の写真を小さくするのが大変。なんか簡単にできる方法ないか?」的な質問もよくしてきます。うーん、単に経営者的に合理化欲求が強く、とりあえずなんでもσ(^^)に聞いてみること自体には心理的障壁が低いだけかも知れません(笑)。
とりあえず、目の前の膨大な機械作業に心が折れそうになった方は、袖をまくりハチマキを締める前に、“マクロ”とか“バッチ”とかいう言葉で検索してみて下さい。WordでもPhotoshopでも大抵なにかしらの手助けにはなるはずです。特にテキストデータの場合は、“正規表現”とかググってみるとシアワセになれるかも知れません(^^)/。
『古田さん、それって使いやすいですか?』第24回掲載
"使いやすさ"への取り組み / 古田さん、それって使いやすいですか? 第24回 | Ricoh Japan
リコーさんでの連載が更新されました。
今回で24回、つまり丸2年続いたことになる。これもみなさんのおかげです。ありがとうございました。
おかげさまでさらに継続させていただくことになりました。今回の記事にも書いてある通り、小難しい話が続いたので、しばらく具体的に身近な製品レビュー的なものをやっていこうということになりました。お楽しみに。
P.S.
あ、Operaで開くと表示に時間がかかる問題が解消されたかも…
『古田さん、それって使いやすいですか?』第23回掲載
"使いやすさ"への取り組み / 古田さん、それって使いやすいですか? 第23回 | Ricoh Japan
そういえば最近、こちらで報告してませんでした。リコーさんでの連載、更新されました。来月で丸2年になります。早いモノですね。お陰様でそれ以降も継続させていただくことになりました。最近、ちょっと小難しいネタが多かった気がするので、もう少し身近なネタを考えてみたいと思います。
PEARとかAjaxとか勉強中
期末明けのせいか今月は仕事があんまり無いので、プログラミングの勉強に励んでおります。このあいだは某業務で作っているWebアンケートシステムの絡みもあって、PEAR(PHP用の汎用ライブラリ)に挑戦しました。うわ、これは確かに便利ですわ。
今日は、右の本でGoogleMaps APIとAjaxについて。この本、Google Maps APIを使った簡単なWebアプリケーションを作成するための解説に沿っており、XMLの基礎やPHPを使ったXML-RPCについても網羅していて、最近のフレームワークがいい感じに概観できました。XML-RPCは名前くらいは知っていましたが、具体的な中身を見るに、上に書いたシステムにも取り入れられそうな技術です。
PEARにしろXML-RPCにしろ、今まで使わなかったのが惜しまれる位です。昔作った独自のライブラリをいつまでも使ってないで、スタンダードに浸ってみる時期なんでしょうね。
覚えやすい和製通話表
最近では、某使いやすさ日記もすっかり若手の研鑽の場となっていますので、ロートルはひっそり自分のブログにでも書いてみますw。
皆さんは、通話表というものをご存じでしょうか?ミリタリー系の映画なので「アルファ、ブラボー、チャーリー」なんて無線で会話を耳にすると思います。あれは、アルファベットの発音に冗長性を持たせて、電波状況が悪い中でも間違いなく伝達可能にするための工夫なんですよね。例えば、PDCの携帯電話などでも「B」と「D」が聞き分けづらくて、「ABCDのD」なんて言い直したりすると思いますが、そんな時の言い方に世界共通のコードがあれば便利なんじゃないか?ってこと取り決められているのです。先のWikipediaの記事にもあるように、日本にも和文通話表という50音仮名を言い換えるための通話表が存在します。
さて、先日意外な場所で面白い通話表を耳にしました。実家のBフレッツ工事に立ち会った時に、工事業者の人がNTTの担当者と携帯電話でやりとりをしている中でそれは聞こえてきました。工事の人が突然、「カープ、ホークス、ベイスターズ…」などとはっきりした声で話しだしたのでちょっと目をぱちくりさせてしまいました。そう、日本人に馴染み深いスポーツチームの名前を使った通話表なんです。一文字たりとも間違いが許されない、何かのIDかパスワードを伝達するのに使っていたのです。なるほど、上記の欧米式の通話表に比べて、日本人には覚えやすいかも知れません。工事のお兄さんに「それ、AからZまであるの?」と聞きそびれてしまいましたが、まぁきっとあるんでしょうね。少なくともAからFまであれば16進数の伝達には使えそうです。σ(^^)はプロスポーツに疎いので、サクっと適当に書き出してみてどらくらい埋まるのか見当もつかないですが、お暇な方、是非リストを作ってみて下さい。
ビデオ分析に便利な動画プレーヤー DV
窓の杜 – 【NEWS】DVDやSWF/RMファイルの再生にも対応するシンプルで軽量な動画プレイヤー「DV」
昨今はHDD内蔵ビデオカメラも普及してきて、ユーザテストをMPEG撮りしてる方も多いのではないかと思います。動画ファイルだとPC上で閲覧すればスライダーで再生点をサクサク移動できる点も便利ですよね。
そんなPC上でのビデオ分析を更に便利にするのに、動画眼ではキーボードショートカットで一定秒数の早送りや巻き戻しを搭載してきました。ようするにトランスクライバ(テープ起こし用のカセットプレーヤー)のビデオ版みたいなことができるわけです。この機能、マウスホイールでできたらずっといいなぁ、と思っていて、実は以前IPA認定の天才プログラマーである近藤さん@中京大にプロトタイプを付くってもらってあり、個人的には非常に便利に使わせてもらっていました。ソースももらっているのでいずれ動画眼にも取り込もうと思っていました。しかし、どうもVistaと相性が悪く動画再生時にエラーが頻発してしまう現象に見舞われていました。近藤さんも忙しい身なのでなかなか時間をとってもらうのは心苦しく、σ(^^)のスキルではお手上げ状態でした。
そこで当面の代替策がないかと思ってググったところ、ホイールでスキップができるプレーヤーを発見しました。それが冒頭のリンクで紹介されている「DV」です。静止画ビューワーの「MangaMeeya」並にUIのカスタマイズの自由度が高いです。ホイールは標準では音量調節ですが、カスタマイズすればスキップに充てられます(標準では15秒)。その他にもキーボードにあらゆる機能を割り当てられますので、多ボタンマウスでキーストロークを割り当てられるマウス/トラックボールと組み合わせれば、片手でかなりの操作が可能になると思います。
またWindows Media Playerのサイドバーのように同一フォルダ内のファイル一覧を出しておけるので、セッション毎の動画ファイルの行き来もワンクリックで可能です。
まだ試してないですが、簡単にスクリーンショットを撮る機能もついているので、レポート作成にも有用ですね(XP以前のWindowsでは、オプション->メディア->レンダラをオーバーレイミキサ以外(VMR9など)にしないと撮れないかも知れません)。
MPEG2コーデックがインストールされていれば、DVD-Video形式の再生にも対応するようなので、DVDレコーダーで記録したDVD-Rにも対応するはずです。
設定項目が多いので、導入時にちょっと敷居が高いかも知れませんが、設定をつきつめると手足のように馴染むプレーヤーだと思います。是非おためしあれ。ちなみにフリーソフトです。
トランスクライバ的に使うには、FFとREWの時間が個別に指定できた方が良いんですが、これは作者の方に要望メールを送ってみました。将来的に対応していただけると嬉しいですね。
あと、ウチの環境では最初音声にノイズが入ってたりしたんですが、オプション->メディア->プロセスの優先度順位を「リアルタイム」にしてみたらおさまったようです。
いずれ動画眼にもホイールスキップ機能は実装していきたいとは思いますが、当面はこのDVでシアワセになれそうです。
Steve KrugのDON’T MAKE ME THINK(ウェブユーザビリティの法則)第二版
以前、上記コラムでご紹介したSteve Krugの『DON’T MAKE ME THINK(邦題:ウェブユーザビリティの法則)』の第二版の日本語版が届きました。
先週外出が多かったので、一週間ほどペリカン便センターで留まっていた様子。
まだパラパラっと見た感じですが、
- 一回り小さくB5サイズになってる。個人的には手に取りやすくなってGood(文字サイズは同じ)。
- 11章アクセシビリティ関係や12章「助けて、ウチのボスが○○しろって言うんです!」などの章が追加されている
- 旧10章の「映画版ユーザビリティテスト」が無くなってる(ちょっと残念)
などが変わっているようです。初版出版以降、各地でセミナーを開いて(σ(^^)もUPAで聴講しました)、その中で学んだことを取り込んでみた、ということです。
初版を読んだことがある人は、上記二章を読んでみるのがいいかも知れません(σ(^^)もとりあえずその予定)。初めての方、特にユーザビリティ自体まだよくわからないという人は是非ご覧になるのをオススメします。(Krug本人同様)親しみやすい文体で気軽に読めますよ(翻訳も上手いんでしょうね)。
Vistaの簡単複数選択機能
VistaをTabletPCで動かすと、ファイルアイコンの左上になにやらチェックボックスがつきます。最初、RC2をM200(TabletPCノート)に入れたら出てて、なんだろう?と思ってたんですが、製品版をデスクトップに入れたらなくなってたので、なにかβ段階特有の現象かと考えていました。ところがM200に製品版を入れるとやっぱり出るので、不思議に思っていました。
で、結局のところ、これはペン操作で簡単に複数選択をするためのTabletPC向け機能だということが判明しました。ちょっとわかりにくいですが、下のアニメGIFをご覧下さい。
まず、ファイルをポイントすると左上にチェックボックスが表示されます。これを使って選択すると、次のファイルを選択しても1つ目が解除されないので、SHIFTキーとかCtrlキーを押さなくても複数選択できるんです。これはペン操作だけでなく、リテラシーの低い人がマウスで操作する場合にもわかりやすく、やりやすい方法なんではないでしょうか?
TabletPC以外ではデフォルトではオフになっていますが、下記の方法で有効にできますのでお試しあれ(TabletPC機能非搭載のHome Basic Editionでは無理かも知れません)。
■有効化の方法
コントロールパネル→フォルダオプション→「表示」タブ→「詳細設定:」ペインの2段目の「チェックボックスを使用して項目を選択する」をチェック→OK