AREA Style [公式製品情報]
ソフマップで本日限りの値引きで\8,980だったので衝動買いしてみました。USB接続で手書き文字キャプチャデバイスです。普通のペンタブレットと違い、ペン先にボールペンをつけて紙にも記録を残すことができます。原理的にはホワイトボードで使うKOKUYOのMIMIOに近いですね。
手書き観察記録シートを、リアルタイムで電子化できたら色々面白いことになるかも、と思って実験。専用ソフトウェアはシンプルで、特定の記入フォームの類を下に敷いて使うことは考えてないみたいですが、一応JPEGとBMPをインポートして貼ることができました。なので、Wordなどで作った観察記録シートをA4で印刷する一方、それをPDF化->Photoshopでビットマップ保存したものを読み込むという手間が必要です。ただ割と簡単なキャリブレーションで実用レベルの位置合わせはできてるっぽいです。9pointで作ったチェックボックス(記号の□)にチェックすると、1文字分程度は左右にズレるかな、という程度で、どのチェックボックスにチェックしたかを判別する分には問題無しです。
問題なのはページめくりをソフト側に伝える手段がない点ですね。記録者がページをめくると同時に、ソフト側でもボタンをクリックしてページ切り替えをしないと、すべて同じ画面上に重ね書きされてしまいます。センサ部にページ送り&戻しでもついてればよかったんですが。
ユーザ・テストで役に立ちそうなシーンとしては、
- インカム経由で観察室から問いかけがあった時に、進行役がノートをとる振りをしつつ筆談で応じられる
- 進行役と観察室で重複した記録をとらないで済む
- 進行役修行者が、進行役の記録内容をリアルタイムで習うことができる
- 被験者に記入してもらったアンケートの内容をリアルタイムで観察者で読み取れる
といった点などでしょうか。他に有効な使い道が思い当たるかたは是非教えて下さい。
一応、マウス・モードもあるので、OneNoteとかでも使えそうです。
これでBluetooth化でもしてワイヤレスで使えたらなぁ。