納得いかないインターフェイス(1)~ブラウザの認証記憶編

 どこの製品でも当たり前のような顔してるデ・ファクト仕様だけど、どうしても納得がいかない、という点をツッコむ(でも道具眼Viewに掲載するほどリサーチするヒマもない)シリーズその1。
 多くのブラウザで認証のIDとパスワードを記憶してくれる機能ありますよね?あれって、どうして認証が完了した後に記憶するかどうかを聞いてくれないんでしょう?「あれ、確かこのパスワードでいいはずだけど、ちょっと自信ないな」って時に記憶させるチェックボックスなんてつけられないじゃないですか?違ってるID&パスワードを覚えてもらっても困るし。
 たいてい、
「あー、このサイトのIDとパスワードってなんだっけ?」
            ↓
「違ってるかも知れないからとりあえず記憶させないでおこう」
            ↓
「あっ、あってた。でも一旦ブラウザ終了させないと再度認証ダイアログ表示されないや。」
            ↓
「まぁ、いいや。次の機会に記憶させよう。」
            ↓
しばらく時間を置いて同じサイトを訪問した時に最初に戻る
の無限ループです。
 どうして認証が通った後で「あってたね。記憶する?」って感じで聞いてくれないのかと小一時間問いつめたいですよ。
 BASIC認証を使わずフォームとスクリプトだけで実装されたスクリプトだと、ブラウザが認証を通過したかどうかを検知できないから?うーん、でも記憶を保留する手段はいくらでもある気がするんだけどなぁ。あるいは、最後に記憶した認証情報を簡単に消去する手段を提供するだけでも随分マシな気がします。
 特にOperaは間違っていてもどんどん追加で記憶が貯まっていくので、無駄に記憶すると後の整理も面倒になるんですよね。
 なんかこの辺をスマートに解決してるブラウザがあったら是非教えて下さい。

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