格安の簡易アイトラッキング調査サービス

【アイトラッキング.jp】あなたのサイトにユーザーの視線を!

ちょっとアイトラッキング調査(アイカメラでユーザがWebのどこを注視しているか調べる手法)のことでググっていてたまたま見つけました。1年ほど前に開始されたサービスのようです。

  • ユーザテストを実施しなくてもアドレスを指定すればアイトラッキングの様子をムービーにして納品
  • 被験者一人1万円~(増えるごとに割引になる)
  • タスクも指定可能

アイトラッキングは本格的な装置を買うと数百万するので、これは破格ですね。

気になるのは、

  • 被験者は性別しか指定できない
  • 主にこの会社の社員の方がやってるっぽい
  • 受注過多でかなり待たされるっぽい
  • タスクはどの程度まで複雑なことに対応してもらえるのか?
  • プロトタイプ評価の場合、一時的にインターネットからアクセス可能にしなければならない

という辺りでしょうか。毎日こればっかやってる人のデータだけだとちょっと公平性に欠ける気がします。年齢層やPCリテラシーも固定だと、我々が普段おつきあいしている様なクライアントの多くには納得してもらえない気も。タスクも単に「○○の商品を探して購入する」というレベルだと限界がありそうです。外部アクセスの問題は、まぁ認証技術を組み合わせればなんとかなるかな?

ただいくつかの制約を前提にしてもこの価格は画期的ですし、実際人気もあるみたいですね。覚えておいてクライアントさんへ提示できる選択肢の1つとしておきたいと思います。アフェリエイトとかやってないかな(笑)。

ちなみに、もう少し本格的なユーザテストと組み合わせてアイトラッキング分析をしたい場合は、ビービットさんやエクスカルさんなどがサービスを提供されています。また今回ご紹介した三社が採用している非装着型のアイカメラ「アイトラッカー」を販売しているtobiiさんでは、システムのレンタルも検討していると営業さんが話していたらしいので興味がある方は問い合わせてみると良いかも知れません。

音声技術イベントでパネルディスカッションに参加します

JEITAシンポジウム:Speech Technology: Today and Tomorrow

来月、JEITA(電子情報技術産業協会)主催の音声技術の普及に関するシンポジウムにて、パネルディスカッションのパネリストとして登壇させていただくことになりました。σ(^^)の師匠も参加するのでちと気を引き締めていかないとです。

なかなか普及しない音声認識技術をもっと広めていこうぜ的なイベントです。後半に各社の技術展示なんかもあって、音声認識マニアにはたまらないイベントになりそうです。

先着150名ですが、参加は無料なのでご興味をもたれた方は是非ご参加下さいませ。

DESIGN IT! Forum 2008 – インタラクションデザインの現在と未来 –

来月22、23日のソシオメディアさん主催のイベント、「DESIGN IT! Forum 2008 – インタラクションデザインの現在と未来 – 」の告知が出ていました。

奇しくも先週、この講演者のDan Saffer氏とその著書「designing for interaction」の噂を同業者の飲み会の場で耳にしたところだったので、とても興味あります。ソシオさんから訳本も出るみたいですね。“夏刊行”とのことなので、もうすぐかな?というか、イベントに参加すれば1冊もらえるみたいなので、それまでには出るってことかな?楽しみにしておきましょう。

U’eyesがiPhoneのレポートを販売

ユーザーはiPhoneのユーザビリティをどう評価するのか――U’eyes Designがリポート発売 [ITmedia +D Mobile]

U’eyes DesignがiPhone発売一週間でユーザビリティレポートを制作して一般販売するそうです。どうぞお楽しみに!

といっても、(いまのとこ)σ(^^)は直接は参画してませんが。

で、そんなσ(^^)ですが、予約店から連絡がないのに危機を感じ、今朝4時から量販店に並んで無事整理券をゲットしてきました。午後から再度お店にいって入手してきます!iPhonoeはユーザビリティ分野でも注目度が高いので、たまにはこっち(表ブログ)にレビュー載せましょうかね。U’eyesと勝負だっ!

ユニバーサロンにて動画眼をご紹介いただきました

ユニバーサロンリポート: リッツ・カールトンホテルの顧客第1主義を紹介--人間中心設計推進機構のフォーラム

先日のHCD-Net(人間中心設計機構)のフォーラムで発表させていただいた動画眼ですが、毎日新聞のアクセシビリティ関連コーナー「ユニバーサロン」に記事がでてまして、その中でチラっとだけですが「動画眼」にも触れていただきました(^^)v。

手書きアンケート用紙を自動集計するASPサービス「Altpaper」

アンケート用紙を集計自動するサービス「Altpaper」

 ウホ、これはいいかも知れません。

 Word + 専用プラグインで印刷したアンケート用紙を記入後にスキャンして送付すると、集計して返ってくるというサービスのようです。
 マークシートにあるような塗りつぶし式のチェックボックス(サークル)みたいですね。ちゃんとグリグリしないとダメなんかしら?手書き認識にも対応っぽいですが、どれだけの品質なんでしょうね。

 どのみちスキャン画像と認識結果を画面上で見比べながら手作業で校正もできるみたいなので、手書き部分も含めて自分でExcelなんかに転記するよりは効率ヨサゲです。

 しかも、300枚まで無料!

 ユーザビリティ系の調査業務ならたいてい足りるんではないかと。配布型のアンケートだけでなく、進行役の記録シートにも使えそうなので、ユーザーテストにも役立つ予感。

 今度、機会があったら試してみようと思います。

P.S.

 ただいまMovableTypeの更新作業中で、コメント欄と検索欄が正しく動作しない状況です。復旧まで今しばらくお待ち下さい。

カーナビは約半数が装着、純正が約半数?

モバイルのGPS機能はカーナビの代替となるか–カーナビとしてのモバイル利用意向は16.9%:リサーチ – CNET Japan

 記事の本旨とはちょっと違いますが、カーナビのシェアグラフがあって興味深かったです。1,129人の回答中、

  • カーナビは約半数が装着
  • うち約半分が純正ナビを使用

とのこと。へぇー。新車だととりあえず純正つけとく、って人が多いんでしょうか?通信サービスは「使ったことがある」かどうかよりも、継続的に利用しているかを知りたいですね。

 ただ「また、自動車メーカー以外のものではパナソニック製のものが最も人気があった。」とありますが、このグラフ良くみると、パイオニア(メーカー名)とカロッツェリア(ブランド名)を別々に集計してますね。合算すると12.5%となるので、14.6%のパナソニックに迫る構図になるんですけどね。三洋電機に至っては「三陽電気」になってる(^^;)。

2008.01.10追記:u1ρさんのコメントによると修正されたみたいですね。うん、だいぶグラフの印象がかわりました。

 CNETさんにしては微妙。というか最後に宣伝しているgooリサーチがやってるんでしょうけど…。こういうのがあると調査全体が信用できない気がしてきますね。ということでタイトルの最後に「?」をつけときます。

色覚シミュレーション機能搭載モニタ

ナナオ、色覚シミュレーション対応の24.1型ワイド液晶
 おー、これは便利なんじゃないですかね。今までもPhotoshopのプラグインや、Web上で変換するCGIなんかは存在しましたが、ハードウェアで一発で変えて見せてくれるのは楽でヨサゲです。記事も書いてありますが、動画なんかにも使えますし。まぁ、実写映像ではそこまで配慮できることは少ないでしょうけど、FLASHを使ったWebページを評価できるのはポイント高いんじゃないですかね。
 通常の同サイズのモニタと価格的にも変わらないっぽいのもGood。

使いやすさ日記をリニューアルしました

 ようやく使いやすさ研究所の使いやすさ日記コーナーをリニューアルしました。

 今回からMovableTypeによるブログ形式になったので、トラックバックの動作試験も兼ねて紹介しておきます。

 最近では、σ(^^)が記事を書くことはほとんどなくて、ユーアイズの多くのスタッフが持ち回りで書くような形式になっています。ネタのバラエティも広がってきていると思います。是非ご笑覧下さいませ。

 

mixiの機能要望サービス

 皆さんはmixiを利用されていますか?今朝方は500万人突破が報じられましたね。女性比率がわずかに大きいというのも珍しいですね。

 さて、そんなmixiの中で面白いサービスが立ち上がりました。表題の「機能要望サービス」です。ユーザがmixiに対して、「こんな機能が欲しい」という要望を出し、他のユーザが「良い(ほしい)/悪い(いらない)」をコメント付で投票できる仕組みです。

 開設から三日目ですが、既に2,000件に迫る要望が挙げられているようです(内容的には重複も目立つ)。今までも、一部のオンラインソフトウェアなどで配布サイトに掲示板を設けて要望やバグレポートを受け付ける試みをしていたところはありましたが、ここまで大規模なものはなかったんじゃないでしょうか。研究対象としても美味しそうなだけでなく、単純に、一般ユーザでもこうして受け入れ口を用意してあげればこんな良い意見を発することができるんだ、ってことが嬉しいですね。

 今後運営側がこの膨大な要望をどう捌いていくかが見物ですが、他の企業が取り入れたくなるような良い成功事例が残せると良いですね。

(ちなみに利用方法ですが、(少なくとも今日現在では)自身のトップ画面の右サイドバーの一番下に「あなたの機能要望をお待ちしています」というテキストリンクがあります。)