産業技術大学院大学の『人間中心デザイン基礎~応用』講座

秋にお手伝いさせていただくことになっている、産業技術大学院大学の一般向け講座『人間中心デザイン基礎~応用』のページが公開になっているようです。

σ(^^)はユーザテストの演習を担当させていただきます。大卒の方なら受講可能なようですので、ご興味をもたれた方は是非ご覧になってみてください。また、「こんな講義なら受けてみたい。」といったコメントもお寄せいただければ参考にさせていただきたいと思います。

マミオンさんがアイトラッキング評価サービスを開始だそうです

庶民派ユーザテスト“見エール”
社長さんのブログ記事

パソコン教室も併設していて日本のユーザビリティ屋さんの中では最もシニアのPC利用実体に詳しい(とσ(^^)は思っている)マミオンさんが、アイトラッキング(視点追跡)によるWebユーザテストサービスを開始したようです。大手さんと違って純粋にアイトラッキング調査だけのパッケージングで比較的リーズナブルに実施できるのが売りにしているようです(具体的な金額は見積もり請求してみないと不明ですが)。

わざわざ別ドメインでサイトを立ち上げていて、この手のサービス紹介ページとしては、利用者の声も含めて色々と情報を出しているようなので、ご興味のある方はご覧になってみて下さい。

ビジネスソフト絡みのインタビュー参加者募集のお知らせ(終了しました)

本業絡みで各種ビジネスソフト(Office系、Photoshop等の制作系など)を企業内で利用している方を対象にしたインタビュー調査の協力者を探しています。当ブログをお読み頂いている方にも対象者が結構いらっしゃる気がするので告知させていただきます。ご興味を持たれた方は是非ご応募下さい。

2009.7.29追記:本件募集は締め切らせていただきました。多数のご応募ありがとうございました。

回答期限: 2009年7月13日(月) 午前10時

お仕事とテクノロジーに関するインタビューご協力のお願い

 

「お仕事とテクノロジーに関するインタビュー」にご参加いただける方を、大募集しています。

日々お仕事で書類の作成やコミュニケーションにコンピュータ・ソフトウエアやインターネットのテクノロジーを使う方、ぜひご参加ください!

ご参加いただいた方には謝礼といたしまして20,000円相当のVISAギフト券を進呈いたします。

>>> 応募WEBアンケートはこちら(PC専用) <<<

http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=gwHRQhup222S41S8HIXYQw_3d_3d

■参加要綱■

《インタビュー内容》

以下のトピックについて、気軽な雰囲気でお話を伺います。

  • お仕事であなたがどの様なソフトでどういった書類を作っていらっしゃるか
  • どの様な方々とどのような形で共同でお仕事していらっしゃるか
  • テクノロジーのお陰でお仕事がはかどる点とはかどらない不平不満

《インタビュー実施主体》

大手国際ソフトウェアメーカー

(参加確定の方には、社名をお知らせいたします)

 

《実施日時》

7月18日~30日(26日、日曜日を除く)10時~20時のいずれか2時間程度。

ご希望の日程を指定いただけます。

 

《実施場所》

平日:大崎ゲートシティ(JR山手線大崎駅)のオフィス

週末/休日:ホテル「ゆうぽうと」 (JR山手線五反田駅)

 

《応募条件》

22歳~55歳までの現在お仕事されている方(学生、主婦、無職の方はご参加いただけません

 

《謝礼》

20,000円相当の商品券(VISAギフト券、交通費込み)

 

《応募方法》

下記アドレスから応募用WEBアンケートにご記入をお願いいたします。

お答え頂いた方の中から、今回の調査の内容にふさわしい方にのみ、改めてインタビュー日程等ご連絡させていただきます。(選に漏れた方へのご連絡はいたしません。予めご了承ください。)

>>> 応募WEBアンケートはこちら (PC専用)<<<

http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=oRIbEPCPwPjsY8_2fzxYgJEw_3d_3d

 

《回答締切》

2009年7月17日(金) (締め切り延長しました)

皆様のご応募、心からお待ちしています。

ドラゴンフライパシフィック

ブリトン・ワトキンス (当日のやりとりは全て日本語です)

http://www.dragonflypacific.com/

【プライバシーについて】

このアンケートにご記入の個人情報などは、インタビューに参加していただく方の選定と、それに関するスケジューリング以外の目的には一切使われません。

プライバシーポリシーはこちら:

http://www.dragonflypacific.com/privacypolicy.htm

 

【ご応募に関するお問い合わせ先】

担当:古田 dragonfly@[2400:8500:1302:810:163:44:165:56]

U’eyes Design、「HT-03A」のユーザビリティ評価レポート販売

U’eyes Design、「HT-03A」のユーザビリティ評価レポート [ケータイWatch]

昨年のiPhone評価レポートに引き続き、今年もiPhone 3GSおよびHT-03A(Andoroid)のオープンレポートを発売するようです。

直接は関わっていないので、中身は見てないんですが、一般ユーザが初めて使ってどういうつまづきをするか、というところだけでも関連業界の方には参考になるんじゃないでしょうか。

■詳細ページ直リン

ビジネスソフト絡みのインタビュー参加者募集のお知らせ

本業絡みで各種ビジネスソフト(Office系、Photoshop等の制作系など)を企業内で利用している方を対象にしたインタビュー調査の協力者を探しています。当ブログをお読み頂いている方にも対象者が結構いらっしゃる気がするので告知させていただきます。ご興味を持たれた方は是非ご応募下さい。

2009.7.11追記:本件、特にMS Office系をお使いの女性参加者が若干名不足しています。「いつも会社でPowerPointでプレゼン作ってるよー、」という方のご応募、ご紹介よろしくお願いいたします。

※ただし、ご同業(ユーザー調査等)の方はご遠慮下さい(^^;)。

 

お仕事とテクノロジーに関するインタビューご協力のお願い

「お仕事とテクノロジーに関するインタビュー」にご参加いただける方を、大募集しています。

日々お仕事で書類の作成やコミュニケーションにコンピュータ・ソフトウエアやインターネットのテクノロジーを使う方、ぜひご参加ください!

ご参加いただいた方には謝礼といたしまして20,000円相当のVISAギフト券を進呈いたします。

>>> 応募WEBアンケートはこちら(PC専用) <<<

http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=oRIbEPCPwPjsY8_2fzxYgJEw_3d_3d

 ■参加要綱■

《インタビュー内容》

以下のトピックについて、気軽な雰囲気でお話を伺います。

  • お仕事であなたがどの様なソフトでどういった書類を作っていらっしゃるか
  • どの様な方々とどのような形で共同でお仕事していらっしゃるか
  • テクノロジーのお陰でお仕事がはかどる点とはかどらない不平不満

《インタビュー実施主体》

大手国際ソフトウェアメーカー

(参加確定の方には、社名をお知らせいたします)

《実施日時》

7月18日~30日(26日、日曜日を除く)10時~20時のいずれか2時間程度。

ご希望の日程を指定いただけます。

《実施場所》

平日:大崎ゲートシティ(JR山手線大崎駅)のオフィス

週末/休日:ホテル「ゆうぽうと」 (JR山手線五反田駅)

《応募条件》

22歳~55歳までの現在お仕事されている方(学生、主婦、無職の方はご参加いただけません

《謝礼》

20,000円相当の商品券(VISAギフト券、交通費込み)

《応募方法》

下記アドレスから応募用WEBアンケートにご記入をお願いいたします。

お答え頂いた方の中から、今回の調査の内容にふさわしい方にのみ、改めてインタビュー日程等ご連絡させていただきます。(選に漏れた方へのご連絡はいたしません。予めご了承ください。)

>>> 応募WEBアンケートはこちら (PC専用)<<<

http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=oRIbEPCPwPjsY8_2fzxYgJEw_3d_3d

《回答締切》

2009年7月17日(金) (締め切り延長しました)

皆様のご応募、心からお待ちしています。

ドラゴンフライパシフィック

ブリトン・ワトキンス (当日のやりとりは全て日本語です)

http://www.dragonflypacific.com/

【プライバシーについて】

このアンケートにご記入の個人情報などは、インタビューに参加していただく方の選定と、それに関するスケジューリング以外の目的には一切使われません。

プライバシーポリシーはこちら:http://www.dragonflypacific.com/privacypolicy.htm

【ご応募に関するお問い合わせ先】

担当:古田 dragonfly@[2400:8500:1302:810:163:44:165:56]

デジカメ、ビデオカメラの短期レンタルサービス

レンタルボンバー

ゆうべのWBSで知ったんですが、秋葉の大手安売り店のPCボンバーさんが、デジタルカメラやデジタルビデオカメラの短期レンタルサービスを始めてたんですね。例えば、個人的に興味津々のLUMIX DMC-GH1Kは三泊四日で1,663円だそうです。

我々の業務では調査のために競合機種を複数調達しなければならないことが多いので重宝しそうですね。また、ユーザテストをしてみたいけど機材を持ってないよ、という方も利用されてはいかがでしょう?

ただ今みるとレンタル中が多いので、ユーザテストなど日程がシビアな案件では予約タイミングを入念にしないとならなそうですが。

ついに再登場!写ミール Ver2.

2005年のエントリで携帯電話などのハンドヘルドデバイスのユーザテスト撮影に重宝する「写ミール」というアーム付きカメラを紹介しました。残念ながらだいぶ前に販売終了し入手不可能だったのですが、ついに新モデルVer.2が発売になったようです。今回、販売元の株式会社システムクリエイツさんのご厚意で評価機をご提供いただきましたのでご紹介させていただきたいと思います。

以前のエントリに書きましたが、改めて簡単に概要を説明しますと、小型のNTSCカメラにアームとクリップをつけたもので、携帯電話などの液晶画面に固定して使うと画面の様子をリアルタイムでプロジェクターなどに写したり録画したりできます。もともとはプレゼンテーション用途を意識していたようですが、ユーザビリティの世界でもユーザテストで被験者さんが今見ている画面を観察者側でも共有するのに非常に重宝します。ユーザーテストではできるだけ普段通りの姿勢でリラックスして使ってもらいたいので、デバイスをどこかに固定したり、カメラの画角から外れないように一定枠内で使うよう留意してもらったり、ということは極力避けたいのです。その点、こういったカメラであれば、被験者がどういう姿勢で利用しようと途中で動こうと、つねに画面を正確に撮影できるというワケです。他社製品でもやはりプレゼンテーション用のものはあるんですが、液晶画面部分を箱でスッポリ覆ってしまい、操作者もプロジェクター画面を見てね、的な作りなので、ユーザテストには向きません。ユーザテスト用としては、

  • 自由な姿勢で利用できる
  • 被験者自身はデバイスの画面を見て操作ができる
  • どのボタンを操作したのかなど、キーパッド部なども映したい

などがポイントになってきます。

さて新モデルの主な変更点は、

  • バッテリ駆動時間が大幅伸びた
  • 電池形式が9V角電池からより一般的な単四電池になった
  • クリップ部に三脚ネジ穴がついた
  • マイクは廃止
  • アームの色がシルバーに

など。旧モデルは当時1、2度現場で使用したことある程度で、手元にはないのであまり厳密に比較はできないのですが、アームの固定がより安定した印象があります。わかってる人が気をつけて使うプレゼンとは違い、ユーザテストでは色々な被験者があまり気を遣わずに扱うことになるので、多少乱暴に揺すられても簡単にはアングルがズレたりしないことが重要なんですよね。ただ今回のモデルはネジの増し締めがでいないようなので、長期的にはどうなのか使ってみないとなんとも言えないです。

2009.06.12補足:開発元の方から「特殊なパッキングを使い、カシメ圧もかなり拘って締めていますので、長期間ご使用いただいても緩みは生じない設計です。」という心強いコメントをいただきました。

バッテリー駆動は通常ユーザテストではあまりニーズないですが、7時間駆動できるなら選択肢としては使える場面もあるかも知れません。車系(ナビ、メーター)の案件なんかでは使えるかもと密かに思ってたりします。逆にACアダプタは付属していないので、そのうちどこかで汎用品を物色してきます。仕様としては、センター+、内径2.1、外径5.5mmのプラグで、5~9V、150mA以上とのことです。てか別料金でもいいので合うものを一緒に販売してほしいですね。あるいは動作確認のとれたものをAmazonや楽天で探してリンク貼っていただけるだけでも嬉しいです。あんまり需要ないんですかね。ちなみに5Vならもしやと思ったんですが、PSPやZAURUS、W-ZERO3などのものはプラグサイズがあわずダメでした。あれなら入手性も高いので使えると便利だったんですけどね。

三脚がついたのはいいですね。写真はミニ三脚にとりつけて簡易書画カメラ的にセッテイングしてみた様子です。見た目的にはクリップ部分いらなくね?って気もしますがw。やはりものによってはこのカメラでも重いと感じる場合もあるので、そういう時はこうした形で利用できると良いでしょう。

ちなみにこの形態を試す前に、テーブルの手前に固定してデバイスや被験者表情を撮れないか試したんですが、よく考えてみたらこのカメラはバックカメラなどに使う鏡像タイプのものでした(^^;)。スイッチで正像も選べると応用の幅が更に広がって嬉しいなとか。

マイクは使わない(大抵は音質重視で別マイクを使う)ので廃止でOK。色がシルバーになったのはもしかして前記事での意見が取り入れられたのかな?若干存在感が薄れるんじゃないかなと思います。付属品一式を入れられるキャリングケースが付属するのもGood!

ではお待ちかねの作例をば。

2009.06.12補足:初出時、動画が正しく表示できていなかったようです。すみません。

前半はiPhone。意識的にブルブル揺すってますが安定して画面が撮れてると思います。ただ、iPhoneのようなタッチ系デバイスは指が大きく動いて微妙に持ち方が変化したりもするので、カメラによる重量バランスの変化にはちと気を遣う印象です。

中盤はN705iμ。これも軽い部類の端末なので相対的にはカメラ重量が気になりますが、あまり不安感はないです。

後半は書画カメラ的に利用した例。テーブルの手前にクリップをとめて撮影しています。もちろん像が反転するので後からソフトウェアでひっくり返してます。上の写真のように三脚で撮った場合もまぁ似たような絵になるでしょうということで参考に。

どのパターンでもユーザの視線上からはややズラした位置にカメラを配置できています。全く邪魔にならないということは流石にないですが、諸々のトレードオフを考えると、現実的なバランスで利用できる選択肢だと思います。

・写ミールオフィシャルサイト
http://www.sha-miel.jp/
・企画元:システムクリエイツ写ミールサイト
http://www.systemcreates.co.jp/sha-miel2.html#top
・無料貸出機情報
http://www.systemcreates.co.jp/sha-miel2.html#otoiawase

動画眼 Ver.2的なものへの着想

えー、ぶっちゃけ最近仕事があんまなくてヒマなので、動画眼のVer.2製作に向けてアイデア出しと技術修練を始めてみました。 現時点の基本コンセプトは、

  • セッション中の記録を重視 (=動画眼Noteの強化)
  • 複数セッションの記録を集中管理
    • 同一タスクにおける他のセッションの記録を閲覧できる
  • 気になった現象から即座にカウンターを作成し、以後のセッションで発生回数を記録
  • タイムスケジューリング支援
  • タブレット等を使い手書きメモも書き込める
  • 簡易レポート出力

など。単に発生した事象を網羅的に記録するのではなく、観察者がセッションを追う毎に共通して発生する(=重要な)現象に気付き、そこを深掘りしていくという思考フローを支援するような作りを重視したいと思っています。

専任観察者が利用することが理想ですが、そういうリッチな現場ではなく、モデレーター(進行役)自身が利用することも考えて、時間管理用のバーグラフや、手書きメモ機能なんかも組み込んでみたいと思います。

とりあえずそんな考えで部品並べてみたコンセプトデザインはこちら(クリックすると拡大)。

dgnote_concept 一番下のメモ入力欄のプルダウンメニューで「カウンター作成」を選ぶと、「カウンター」枠にチェックボックスとして追加され、次セッションから発生率をカウントできるようになる感じです。あと、画面左では同一タスクの他のセッションではどうだっけ?ってのが閲覧でき、そこからコピペしたり、カウンター作成もできるようにしたいなと。

動画眼のウリであるピンポイント動画再生はもちろん搭載するつもりですが、全体から見れば1機能でしかないので、名称は「動画眼」ではなくなるかも知れませんね。「道具眼Note」とかどうでしょう。

さすがに、これくらいになるとテキストファイルで保存ってのは無理があるので、バックエンドにちゃんとしたデータベースを組み込んで作らないとなので、今はその辺の技術的研鑽を積んでいる状態です(ADO.NETとかXMLとか)。長い目で見守りつつ、なにか要望とかあればお気軽にお寄せ頂ければと思います。

理想のUT体験考

秋に某大学の集中講義のゲスト講師でユーザーテスト演習コースをすることになりました(大学名を出していいかわからないのでとりあえず伏せときます)。コマ数に余裕もあるので、少し凝ったことをしてみようかと、改めて「体験して身になるユーザテストとはどんなものか?」というのを再考してみたいと思います。

今までにもユーザーテスト演習はあちこちで提供してきましたが、ずっと気になっているのは、テストして問題点挙げて終わり、という点。これだと評価者の一方的な視点で文句言って終わり、ということになりがち。これは、某社の新人達が書く某日記コンテンツの初稿でも同じことが言えます。経験の浅い評価者ほど、ツッコミどころを見つけ次第即処断して満足、という流れに陥りやすい。σ(^^)も駆け出しの頃はそうだったように思います。が、世の中の製品の仕様は、何かしら理由があってそうなっていることの方が(多分)多い、ということが経験を積むに従ってわかってきます。技術的、コスト的制約でそうせざるを得なかった場合はもちろん、同じユーザビリティを重視しつつも、優先する利用コンテクストや想定ユーザ層を異にしただけ、ということも少なくない訳です。そういう考察が足りない一方的な“攻撃”は本人の満足以外なにももたらしません。これからユーザビリティ評価を学ぶ人達には、そういう轍を踏んで欲しくないと思います。どうしたらよいんでしょうね?

1つには「そう教える」ってこと。実は同時に認知科学系の知見を教える座学系の講義も打診されたんですが、2ついっぺんは無理っぽいので辞退したんですが、そういう講義の中で、「ヒトは自分の仮説の反証を吟味することが苦手である」ことを示唆する研究例を交えたりして、「そこんとこよくよく自重しような」と諭すことは重要でしょう。

ただ言葉で聞いただけではなかなか身につかないってのもまた学習科学の基本。2つ目にはこれを「体感」していってもらうことを目指したいと思います。例えば、挙がった問題点を別のグループが再テストして評価するとか。まだ講義の聴講人数が決まってこないので、そもそもグループ制にできるかどうかもわからないんですが。グループ制にできない場合は、
1. 製品をインスペクション評価
2. 改善提案をプロトタイピング
3. そのプロトをユーザテスト(オリジナルと比較でもいい)
みたいな流れにできればいいかも?自分が良かれと思って提案した改善内容の欠陥が見つかる、という体験自体が宝物だと思うワケです。「元の開発者も同じこと考えた上でこうしたのかも知れない」と思ってもらえばニヤリです。
ちょっと時間的、技術的に困難を伴いますが。DENIMみたいなラピッドプロトタイピングツールを上手く活用できればやれなくはないかも。
(あれ、そういえばコレ系のツールでスゴくいいのを見つけたから今度資料送る、と一時帰国した時に言っていた誰かさんから連絡ないな…)

あと、3つ目というか、これは一朝一夕には難しいんですが、こういう吟味をする上では、商品知識や設計知識が不可欠。これは講義の中では、馴染みの深い製品ジャンルをネタに選ぶということしかないかも知れません。あるいは家電店などに出かけていって競合製品の仕様が比較リサーチできるようなものにするとか?
何が良いですかねぇ。基本方針はWebではなく組み込み系でというお話。

幸い、被験者は外部から集めることも検討可能のようなので、シニア層とかを使えると良いでしょうね。大学の講義だからって大学生集めて、サクっとタスク達成されても面白くない。フハハ、世の中の広さを体感するがいいさ(笑)!

とまぁ、そんな感じで設計者を凹ますのではなく、自分たちが凹んで帰ってくような基本アプローチで講義をデザインしてみたらどうだろうと思うワケですがいかがでしょうね。識者諸氏のご意見を伺えたらと思います。

あと、「自分なこういう体験を機にユーザビリティ屋としてひと皮剥けたと思う」エピソードも募集。それを元に色々“地雷”を仕掛けてみたいと思いますw。

なんつーかこう、「ユーザビリティ屋としての最悪の体験をここで全部済ませておこう地獄巡りツアー」みたいな。

動画眼 1.3.5 (バグ修正版)リリース

動画眼のメモ入力欄で、

  • DeleteキーやShift+矢印キー(範囲選択)、End等のキーが効かない
  • 左端で←キーを押すとエラーになる

というご指摘を戴いたので修正しました。ダウンロードはこちらからどうぞ。

相変わらず細かいところでバグが残っていてすみません。

メモ欄以外でのキー入力もまとめて別のところで処理している都合上、ちょっと特殊な処理をしていて、一部のキー処理が無視されていたようです。全体的な処理を見直したので、テキスト欄におけるWindowsの一般的な挙動に近づいたと思います。

同日補足:

度々すみません。上記リリースに含まれるデスクトップのショートカットアイコンが壊れていましたので、1.3.6に更新しました。