Webサイト設計のためのペルソナ手法の教科書 日本語版 発売間近

 U’eyes Designでの同僚であり、中京大大学院の後輩でもあり、U-Siteの翻訳連載「Alertbox」の翻訳者の一人でもある奥泉直子さんが翻訳に携わった「Webサイト設計のためのペルソナ手法の教科書」がいよいよ発売になります。

 今まで、Webユーザビリティ系の書籍でペルソナ手法を章レベルで紹介したものはありましたが、タイトルでどーんと扱ってるのって(日本語では)無かった気がします。いや、実はこの分野に疎いので知らないだけかも。 というか、これを気に少し勉強しないとなぁ、とも思ったり。>ペルソナ

 きっと貸してくれと言っても、買えと言われるんだろうから、買うしかないか(笑)。

 みなさんも是非買ってあげて下さい。


手書きアンケート用紙を自動集計するASPサービス「Altpaper」

アンケート用紙を集計自動するサービス「Altpaper」

 ウホ、これはいいかも知れません。

 Word + 専用プラグインで印刷したアンケート用紙を記入後にスキャンして送付すると、集計して返ってくるというサービスのようです。
 マークシートにあるような塗りつぶし式のチェックボックス(サークル)みたいですね。ちゃんとグリグリしないとダメなんかしら?手書き認識にも対応っぽいですが、どれだけの品質なんでしょうね。

 どのみちスキャン画像と認識結果を画面上で見比べながら手作業で校正もできるみたいなので、手書き部分も含めて自分でExcelなんかに転記するよりは効率ヨサゲです。

 しかも、300枚まで無料!

 ユーザビリティ系の調査業務ならたいてい足りるんではないかと。配布型のアンケートだけでなく、進行役の記録シートにも使えそうなので、ユーザーテストにも役立つ予感。

 今度、機会があったら試してみようと思います。

P.S.

 ただいまMovableTypeの更新作業中で、コメント欄と検索欄が正しく動作しない状況です。復旧まで今しばらくお待ち下さい。

旧コンテンツのコメント欄がヒドいことに…

 海外から削除依頼が来て気づいたんですが、旧コンテンツ(コラム、パターン)のコメント欄に計数万件のスパムコメントが表示されていました。ページによっては十何MBになりマトモに表示できない状態だったようです。

 正直ブログ以外の部分は最近自分でも目を通しておらず、全く気づいていませんでした。あんな手作りのフォームにあわせてわざわざスパムコメントを送りつける輩がいるとは…

 さっそくスパムコメントを削除し、コメント欄を休止させていただきました(MovableTypeで運用している当ブログコーナーは従来通りコメント欄をご利用いただけます)。

 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今後とも当サイトをよろしくお願いします。

カーナビは約半数が装着、純正が約半数?

モバイルのGPS機能はカーナビの代替となるか–カーナビとしてのモバイル利用意向は16.9%:リサーチ – CNET Japan

 記事の本旨とはちょっと違いますが、カーナビのシェアグラフがあって興味深かったです。1,129人の回答中、

  • カーナビは約半数が装着
  • うち約半分が純正ナビを使用

とのこと。へぇー。新車だととりあえず純正つけとく、って人が多いんでしょうか?通信サービスは「使ったことがある」かどうかよりも、継続的に利用しているかを知りたいですね。

 ただ「また、自動車メーカー以外のものではパナソニック製のものが最も人気があった。」とありますが、このグラフ良くみると、パイオニア(メーカー名)とカロッツェリア(ブランド名)を別々に集計してますね。合算すると12.5%となるので、14.6%のパナソニックに迫る構図になるんですけどね。三洋電機に至っては「三陽電気」になってる(^^;)。

2008.01.10追記:u1ρさんのコメントによると修正されたみたいですね。うん、だいぶグラフの印象がかわりました。

 CNETさんにしては微妙。というか最後に宣伝しているgooリサーチがやってるんでしょうけど…。こういうのがあると調査全体が信用できない気がしてきますね。ということでタイトルの最後に「?」をつけときます。

『古田さん、それって使いやすいですか?』第30回掲載

 ご無沙汰しております。一応生きています。

 リコーさんでの連載が掲載された模様なのでお知らせ。って、これすらも27回以降途切れてましたね。すみません。

“使いやすさ”への取り組み / 古田さん、それって使いやすいですか? 第30回 | Ricoh Japan

 30回かぁ。はやいもんです。

 本当は、先日母校である中京大学にお呼ばれして学生向けに某インスタント焼きそばの評価演習をしてもらった話を紹介しようと思ってたんですが、ちょうど風邪をひいてそれに絡むエピソードが発生したので急遽差し替えました。焼きそばネタは来月。

 ということで、これから圧力IH炊飯器を買われる方は、内蓋に着目ですぞ!

色覚シミュレーション機能搭載モニタ

ナナオ、色覚シミュレーション対応の24.1型ワイド液晶
 おー、これは便利なんじゃないですかね。今までもPhotoshopのプラグインや、Web上で変換するCGIなんかは存在しましたが、ハードウェアで一発で変えて見せてくれるのは楽でヨサゲです。記事も書いてありますが、動画なんかにも使えますし。まぁ、実写映像ではそこまで配慮できることは少ないでしょうけど、FLASHを使ったWebページを評価できるのはポイント高いんじゃないですかね。
 通常の同サイズのモニタと価格的にも変わらないっぽいのもGood。

『古田さん、それって使いやすいですか?』第27回掲載

"使いやすさ"への取り組み / 古田さん、それって使いやすいですか? 第27回 | Ricoh Japan
 すみません。26回のお知らせすっ飛ばしてました。まとめてになりますが、更新をお知らせします。
 明らかに他社製品を題材にしたネタだったのでちょっとビクビクでしたが、無事掲載されました(笑)。
 まぁ、別にiPhone自体を紹介することを目的としたワケではないんですが、ユーザエクスペリエンスの大切さを説明するのに、やはりApple製品は良い例なんですよね。
 これ書いてた当時、自分でも買おうか悩んだんですが、ほぼ同じUIのiPodが出るという噂があったので待ってみようと我慢し、結局iPod touchを発表の日に早朝まで起きててポチっとしました。早く届かないかな~。

Office2007形式ファイルは小さいので是非みんなで使いましょう

 Microsoft Office 2007はリボンUIなど大筋使いやすいので気に入ってるんですが、従来と異なるOpen XMLファイル形式なので、仕事相手の人とやりとりにちょっと不便を感じています。もちろん別名保存して97-2003形式での保存もできますし、デフォルトそちらで保存するように初期設定で指定することもできます。

 それでもOffice 2007形式を使うには2つの理由があります。

  • せっかくの2007機能を使いこなしたい(旧形式で保存しようとすると警告がウザい)
  • ファイルが小さい

 2つ目の理由は、Office2007を使っていない人にも関係してきます。

 例えば今日作ったExcelのファイルは、2007の.xlsx形式だと350KB位だったのですが、人に送ろうと97-2003(.xls)形式に書き出したところ、950KBにもなってしまいました。前者ならまだギリギリ添付してもいいかなぁ、と思いますが、後者になると圧縮しなくちゃ、って気がしますよね。

 実はこの新フォーマット、従来のOfficeでもMicrosoftが配布する変換プラグインをインストールすれば使えるんです。まぁ2007に乗り換えるのはなぁ、と思っている方でも、是非このコンバーターは導入していただいて、1日もはやく気兼ねなく2007形式でやりとりできる日がこないかなぁ、と思いご紹介させていただきます。

 

Excel2007でのVBAに挑戦

 VisualBasic.NETは散々使ってる割に、WordやExcel上でVBAを使ったことはありませんでした。

 今回とある案件でCSV形式のログをあれこれ加工する作業が発生しそうなので、泥縄チャレンジ。

 1からCSVファイルを扱うのを新規アプリで起こすより、Excelベースで必要な入力補助機能を追加してくのが良いかなと。

 とりあえずExcel2007上でマクロを有効にする方法すらわからなかったので、上の本を購入。スクリーンショット付きで手順が解説してあって良かったです。おおまかなお作法がわかりました。まぁ、使い方さえわかってしまえば、コード自体はVBですもんね。

 同じような表紙でも改訂前の2007対応前のものも店頭に残ってたりするのでこれから買われる方はご注意を。

 二冊目は実践的なサンプル集という感じ。今回やりたかった、

  • セル内の数値でMediaPlayerのタイムスライダーを制御して指定点を再生
  • チェックボックスなどのフォームUIを使ったセル値の入力補助

を実現するにあたり、大いに参考になりました。これはアタリでした。

 Excel上でカスタマイズしたUIが使えるってのは、今回の案件に関わらず色々役に立ちそうです。もっとはやく勉強すれば良かった。

遅いネットワークをシミュレートする方法

-=NEGiES Official Homepage=-
 とある案件で、遅いネットワークでSkypeビデオがどれくらいマトモに映るかを検証する必要ができたので、なんとかプロキシの類でデモできないかと調べたところ上記のツールを見つけました。Windowsのアプリで、アプリ別、ポート別に帯域制限をかけたり遮断したりすることができます。帯域も絞れるファイアウォールといった感じですね。パケットモニタとしてもなかなか使いやすさそうで、応用が利きそうなので覚え書きがてらご紹介しておきます
 また、Webだけで良いのであれば、SloppyというJavaベースのツールも発見。こちらはJava環境さえあれば、LinuxやMacOSXでも動くようです。しかもインストール不要で、ブラウザからリンクをクリックするだけで立ち上がるようです。