動画眼、バグ修正

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動画眼
 ビデオ分析ツールの動画眼にアホゥなバグを見つけたので直しました。保存したログを読み込んで、更に書き加えようとすると、せっかく読み込んだログがクリアされてしまうというものです。
 いやぁ、こんなバグが1年も放置されていたのは、誰も(作った本人すらw)使ってない証拠だなぁ…

OpenUsability.org

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OpenUsability:Welcome
 元々、当サイト道具眼は、σ(^^)が学生の頃、「せっかくもっている知識を活かして、お世話になっているフリーソフトウェア、オープンソフトウェアなどのユーザビリティ向上のお手伝いをしたい」というコンセプトで始まりました(有料製品ならちっとはお金もらおうかともw)。
 結果として無名サイトがそんなことやりまっせ、といってもあまり引き合いはなかったんですが、海外で同じような取り組みをしっかりとしたポータルを作って実行しようとしているサイトを見つけました。
 ユーザビリティ的なアドバイスを欲しているプロジェクトと、アドバイスをしても良いというユーザビリティ屋さんのマッチング的なサイトのようです。
 ユーザビリティ屋メンバーのピア・レビュー制度もあるようで、実績を蓄積したい人にはヨサゲですね。でも、この評価軸が遊んでいて笑えます。例えば協調性みたいな項目(Teamwork / Attitude:)では選択肢が、Q

ユーザテストやってみたい方いますか?

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 ユーザテスト体験会みたいなものをやってみようかなと。
 Makotoさんがボランティアで学生相手に要求収集のワークショップをやった、とか最近、あちこちで皆さんが頑張っておられるのを見聞きして、σ(^^)もこの業界でできる貢献をもっとしてかなきゃ、とガラにもなく思ってみたり。
 で、ユーザテスト体験会。どんなものかというと、ユーザビリティ活動を現場に取り込みたいと思ってたり、卒業後はそっち系で職探ししたいと思いつつもなかなかユーザテストというものを体験する機会がない、という方達に集まっていただいて、簡単なユーザテストを実施してみましょう、というカンジですかね。ユーザテストって、多分本で読むより自分で参加したり実施したりする方が早道な類のシロモノなので、今そういう機会に恵まれない人が、身近で自身で実施できるようになるだけの最初の一押しだけして差し上げられれば、後は連鎖的に現場に浸透していくんじゃないかなぁ、と期待してみるワケです。今はとにかく現場にユーザテストを実施できる人の数が足りません。おかげさまでσ(^^)がなんとか食べていけてるってのはあるんですが、やっぱりユーザテストなどのユーザビリティ評価を通ってからリリースされる製品の数のケタを増やしてかないと、世の中の「使いやすさ」の底上げは難しいなと思うんですよね。
 もちろん質のことを言い出せば色々と奥が深い部分や注意点も多々ありますし、誰もが教科書的に正しいテストをすぐに実施できるようになるかと言えばそうでもないのかも知れません。でも、きっと全くやらない現場よりは見よう見まねの手習いテストでもやる方がずっと良いと思います。実際にやってみてわからないとか難しいと思えるところが出てきたら、今ならいくらでも相談できるところはるワケですし。まず「これなら自分でもやってみられるかも」と思って最初の一歩を踏み込んでいただけるきっかけ作りができたら、と思うんですが、どうでしょうね?ニーズありますかね?
 追々要項が固まってきたら正式に参加希望者を募りたいと思いますが、まずは簡単にアイデアとしてブログに書いてみて、皆さんのご意見を伺ってみたいなと。
 現時点の思いつきを羅列すると、
・対象はメーカーやソフト&Web制作会社などの現場でユーザビリティに関する取り組みをしてみたいが、どこから手を付けて良いかわからずにいる方、それ系の就職先に興味を持つ学生さんなど。
・最初にこちらで簡単な入門座学を実施する。
・貸し会議室などを借りるのに多少実費負担をしてもらうことになるかも。1セッション分くらいなら機材は手持ちでなんとか。逆に多少高くついてもちゃんとした施設でやりたいという要望が多ければ、ノーバスあたりでマジックミラー付きのテストラボを借りるのもアリ?ラボ構築まで視野に入れてらっしゃる方なら、そういうのも参考になるでしょうね。
・経過や結果をWebで公開すれば、それを見た方の参考にもなるでしょうし、もうちょっと本格的にやれるようになれば、学生さんが就職活動時に「ここで基礎はサラッと流して来ました」とか言えるようになる?(ウチにもっとネーム・バリューがあればねぇ…)
・テスト対象は、参加者の興味次第でなんでも良いと思うんですが、現場からの参加な方に持ち込んでいただいても良いかなとか。あるいは「タダでデータが取れるならウチの製品使ってくれ」とか「将来、現場にユーザビリティ屋が増えるんならお手伝いしましょう」などと言っていただける企業さんも募集。
・参加希望者が増えてきたら、メンター(導師)さんも募集
・以前ノーバスで日本語版作成のお手伝いをした「ユーザビリティの秘訣230」なんかを参考図書としてお土産に渡せると良いなぁ。安く買えないか交渉してみようw。
 とまぁ、とりあえずそんなカンジですかね。5人くらい集まればできるかな?準備できる機材数とか考えると3人とかでも良いんですが、部屋を借りるコストパフォーマンスが悪いかなと。逆に言えば部屋の問題だけクリアになれば何人からでも。交通費が捻出できれば全国どこでも行きますよ、えぇ。
P.S.
 よーし、カッコ良い名前考えよう。通称「柘植学校」みたいな(←アニメ好きw)。「道具眼塾」とか。

現場はみんな予想してたろうに…>vodafone

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ITmediaモバイル:3G端末の失敗認め、“日本向け”に立ち返るボーダフォン
 海外との端末共通化を推し進めた結果、日本で馴染みの薄いGSM系UI搭載機種ばかり投入して契約者数が大幅減になってしまったvodafoneのトップがようやく失敗を認めたようですね。
 海外では当たり前のGSM系端末では、
・ソフトキーによるオペレーションが中心。発話、終話キーがないものすらある
・ClearとBackが別ボタン
・テキストメニューが主
・SMS、MMSなどメールシステムが異なる
といった特徴があり、日本のPDC/i-mode文化に慣れた身からは違和感ありまくりなんですよね。
 また画面のピクセル数などスペック的な面でも国産端末に比べて見劣りのする点ばかり。
 社内でも現場の人はみんな「これは日本じゃ受け入れられない」と心配していたのに、トップが押し切った形なんですよね。きっと今頃、社員の人たちは「ケッ、だから最初から無理だって言っただろうがよっ」とクサってそうでお気の毒です。
 端末がグローバルに使えるようになること自体は、今後間違いなく必須要件になっていくでしょうから、今回の失敗を取り込みつつ、強みを生かした端末展開をしていってほしいものですね。

石井裕@中京大学公開講座

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日本認知科学会
 Tangible bitやAmbient Mediaなどのインターフェイス構想で有名なMITの石井裕氏の講演が5月に名古屋で開かれるようです(上記リンクは認知科学界の最近のお知らせページなのでしばらくすると中身が差し替わっている可能性があります)。
 σ(^^)の母校、中京大学が定期的に開いている公開講座、ソフトサイエンスシリーズですね。昨年Normanが来たのと同じヤツです。
 石井さんの講演は一昨年くらいに新宿のICCで開かれた時にも聞いてますが、その後、どんな進展があったんでしょうね?彼のNTT時代のCSCW分野の業績(クリアボード等)は、σ(^^)がインターフェイスの世界に興味を持つ大きなきっかけとなったものですし、現在の(どっちかっていうとTangibleよりは)Ambient系の研究も非常に興味深く思っています。仕事が重ならなければ是非行っておきたいと思います。
 上記リンクからでは事前申し込みの可否などがわかりませんが、研究室に問い合わせてみたいと思います。大学が一般向けに行っているシリーズなので参加は無料のはずです。

超音波で脳に知覚刺激

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ITmediaニュース:味やにおいを感じるゲームがいつか登場? ソニーが新特許取得
 スラド経由。
 わぉ。もし本当に実現したらスゴいですね、コレは。
 でも、「脳の特定部分に向けて」ってのがよくわかんないですね。ある一意の事象に関する記憶って人によって違うでしょうし。
 脳に電極さして特定部位を刺激するとイメージが想起されるような実験は大昔にやられてたと思いますが、はてしてどこまで具体的で情報呈示ができるんでしょうね。しかもソニーだけにエンターテイメント分野への応用が期待されてるみたいですが、メディアとして使えるほど人類共通なものになるんでしょうか?最初のキャリブレーションとか初期学習がひどく大変だったりして。

RD-Style Mail for PalmをRD-Z1対応にしました

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道具眼製Palmware

 東芝のHDD/DVDレコーダーにメールで録画予約をするPalmwareです。
 約1年ぶりのバージョンアップです。自宅機をデジタルチューナー内蔵のRD-Z1に買い換えたのを機に最新予約文法に対応させました。
 地デジやBSデジタルのチャンネルを指定するインターフェイスなど、改変に手間がかかる部分は手抜き実装の簡易対応ですが、一応Palmだけで全項目の指定が完了できるようになっています。
 RD-Z1用のデジタルチューナー関連の項目以外にも、X5、XS5x系、XS4x系(41以降)、XS3x系、XS2x系、H1などの最近機種で追加された画質のA1、A2設定などの項目も網羅しています。

 正直、自分でもほとんど使わないくらいで、どれくらい需要があるかわかりませんが、今でも時々ムック本などで紹介していただくので、メンテしてみました。
 ちなみに先日はこちら→の書籍で紹介していただきました。

1分で充電できるバッテリ

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東芝、1分間で充電可能な新型電池を開発 – CNET Japan
 やや遅ればせながらですが、これスゲーですな。ノートPCなんかの利用形態が激変する気がします。
 これを機にACアダプタの規格を業界で統一していってほしいものです。出先でバッテリが切れた時に、ちょいと「アダプタと電気貸してください」とか言えるし、街頭充電スタンドなんかのサービスもいっきに現実的になりますよね。

iPod Shuffleレビュー

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 縁あって今iPod Shuffle(512MB)が手元にあり、試用中です。
 とりあえず軽い&小さい!音質はσ(^^)の耳にはHDD iPodとの違いは判別不能。モーターなどの稼働メカがない分、クリアに感じられるのはプラシーボ効果ですか、そうですか。
 さて、問題のシャッフル機能です。普通にHDD iPod利用中のiTunesマシンに差してみたところ、通常の命名ダイアログが出てました。その後はとりあえずランダムで512MB分転送されたようです。iTunesウインドウの下部に設定ゾーンが現れ、毎回全曲置き換えるかどうかなどの設定ができます。「★★★★★」評価の曲を多めに混ぜるといったこともできるみたいです。USB接続なので毎回512MBや1GBを全部差し替えるのは時間がかかりますね。かといって同じ曲がかかるのもイヤかも。音楽領域を1回のシンクで聴き終わるくらいに絞った上で全入れ替えにするのがヨサゲ。★★★★★曲はそのままで、その他だけ入れ替え、みたいなことはできないんだろうか?


 で、通勤時に使ってみました。「おぉ、こんな曲入れてたっけ。」、「懐かし~」、「この曲なんだ??」の連続なのは楽しい。ただ、「なんだ?」って思った時に曲名をチェックできないし、「あぁ、この曲好きだった。今後も聴きたい」って思ってもOn The Goに追加したり★を増やしたりもできない。シャッフル自体はHDD iPodにもあるワケだし、個人的にはあまりメリットがないなぁ。HDD iPodの価格やサイズが許容できない人向けですかね。
 操作上使いにくい点も。本体もボタンも小さいので、シャツのポケットに入れたまま布越しに操作するのがツライです。ポケットの中で本体が転がってるから、どこがボタンか手探りで探し当てるのが大変。シャツポケ派の σ(^^)にはそれだけで致命的。アームバンドよりはクリップをアクセサリとして提供してほしかったですね。ただ、その手のパーツを引っかけるための凹みなども皆無なスッキリ形状なので、3rdパーティも設計しずらいだろうなぁ。iMacやMac miniで頻繁に利用するUSBなどのポートまで背面にもっていってしまうの同様、デザイン性を最優先の最近のAppleらしいデザインにまた呆れてみたり。

新車情報 放送終了orz

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c o r e * d u m p e d: 新車情報 放送終了 [core*dumped]
 エエェェ(´д`)ェェエエ。終わっちゃんだ。>新車情報
 三本さん、最近若手に試乗をまかせたりしてたのに、それでも厳しかったんですね。
 σ(^^)はガルウィングでない車にあんま興味がないのですがw、それでも一応仕事柄、大雑把には国内外の代表車種くらいは把握してないと、と思って毎週録画して流し見してたんですが…
 実はこの番組、それとは別の意味で興味深く思っていました。三本さんは歯に衣を着せない物言いに定評のある人で、持ってきた車は誉められるよりも苦言を呈されることの方が遙かに多い。それなのにメーカーはせっせと試乗車を提供し続ける。これはスゴいことだと思います。実際の番組とメーカー広報とのパワーバランスは知らないですが、この制作モデルでこれだけの長い年月続いたんですもんね。
 三本さんの尊敬すべき点は、
・辛口ではあるが悪意ではなく、本当に製品をよりよくするための提案に基づいたコメントをするため、イヤミではない
・同一コースで燃費や騒音を計測したり、縞々棒でトランクスペースの広さを測るなど、ここと決めた要素に関してはしつこいくらいに定量化にこだわる
といった点が挙げられると思います。
 σ(^^)は他の製品ジャンル、特にデジタル・ガジェット系でもこういう番組が実現できたらいいなとずっと思っていました。メーカーは宣伝になって、消費者も参考になって、面白い、そして多分批評家も楽しいw。そんなwin:win:winな形で、上手く製品の使い勝手の部分も消費者に意識してもらえるようなメディア。どっかやりませんかねぇ。