スマートロック RemoteLOCKの設置状態を見学

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以前、スマートロック RemoteLOCKが実際に知人宅に取り付けられたので見学に行ってきました。


やや古いマンションの鉄製のドアだった為、取り付け可能かどうか写真を施工業者さんに送ったりして時間がかかりましたが、最終的には無事取り付けられたようです。金属ドアでも穴開け加工OKであれば使えるみたいですね。まるで最初から備え付けのように綺麗についていました。存在感もありますね。知人曰く、ご近所さんに「これなに?」とよく聞かれるそうです。

以前のレビューでは実際にドアに取り付けた状態ではなく、バラバラの部品を部屋で仮組みした状態で動作確認した程度だったわけですが、実際にドアにがっちり付いている状態で触るとやはり安定感が違います。グイグイ押してもビクともせずしっかりボタンが反応してくれます。ボタン間の間隔が広いので冬場に手袋などをしていても押しやすそうです。また自照式なので夜暗い場所での操作もやりやすいかなと。ただボタンの反応は少し固いかなという印象。グッ、グッと押してかないといけないので、もし安全の為にパスコードの桁数を多めにした場合、ちょっと手間に感じるかも知れません。セキュリティ的には時間当たりの試行回数を減らして、とっととウンザリして諦めようと思わせることも重要なので、あまり手軽にピポパポできない方がいいのかもは知れないですが。

ともあれ、我が家には付けたくとも付けられず悔しい思いをしたRemoteLock、新天地での活躍を祈るばかりです。

なお、6月末までに購入するとクラウドの使用料が1年間半額になるキャンペーンをやっているようです。もうあまり日数がないですが、気になる方は公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょう。

 

スマホのいらないスマートロック RemoteLOCKレビュー(クラウド管理編)

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前記事でローカルの動作確認をしたRemoteLOCK[製品サイト]の、クラウド管理サービスLockState Connectを試します。

LockState Connectは文字通りクラウド(Webサイト)から遠隔管理ができるサービスで、

  • 機器の設定(自動ロック、確認音、電子残量やWi-Fi強度の確認など)
  • アクセスユーザ(恒常的に利用するユーザ)の管理
  • アクセスゲスト(期間限定で利用するユーザ)の管理

などが行えます。前回使用したローカルPINを使えば本サービスを利用しなくても一時暗証番号は発行できますが、ヘルプによるとこちらは10番号までしか登録できないらしく、それ以上のユーザを管理しようと思ったらやはり本サービス利用が必要になります。

■基本画面

ユーザ登録をしてロック端末の登録などを済ませた基本画面はこんな感じ。元は海外製品ですが、きちんと日本語化されています。ヘルプも含め不自然な訳もなく、最初から日本語で開発されたとも思える仕上がりです。デザインもゴチャゴチャしてなくて良いですね。↓

Wi-Fiの電波強度や電池残量の警告はデフォルトでお知らせに登録されていました。問題が起きたらメールで通知がくるようです。↓

個別のロック端末の設定画面はこんな感じです。端末操作で登録されたローカルPINも一覧でき、無効化もチェック外すだけでできるようです。オートロックのスケジュール機能で、特にユーザが操作しなくとも一定の時間になったら解錠/施錠、といったこともできちゃうみたいです。↓

「AIRBNBとの連携」というメニューが見えますが、AIRBNBを利用していないのでよくわかりません。ヘルプによると予約者に自動でPINを通知したりといったことができるようです。

■アクセスユーザ管理

アクセスユーザの登録画面はこんな感じ。各ユーザが鍵を開ける度にお知らせを受けたりもできます。気が利いているのが、PINコードの自動生成機能です。↓

アクセススケジュールを有効にすると、こんな感じで曜日時間帯別に利用許可を設定することができます。平日昼間は出入りOKだけど、夜間と週末だけはNG、とかってこともユーザ毎に決められるわけですね。↓

■アクセスゲスト管理

同じくアクセスゲストの登録画面。こちらの場合は、利用期間(開始日、終了日)を指定して登録します。↓

また、いつ誰に利用許可を与えているか一覧できるカレンダー画面も用意されています。これは貸し会議室のような場所には便利そうですね。

ゲストを登録すると、こんな感じで登録メールアドレスに設定したPINと使用方法のメールを送信してくれ、ひと手間省けます。なんかもう至れり尽くせりですね!↓

■ログ閲覧

ログ画面では、いつどんなアクセスがあったか一覧できます。間違った番号の入力まで記録されるので、「開かないよ」とクレーム来た時に「あなたの打った番号が違いますよ」って言えるし、不正侵入やイタズラでどれだけ試行されたかなんかもわかりますね。

上の方の99999と4252はそれぞれアクセスユーザとアクセスゲストを登録直後に試してエラーになったものです。クラウドで登録してからロック本体に同期されるまでにタイムラグがある、というか、電池消費を抑えるために間欠的な同期と、ロック本体を操作した時に強制同期をするのみなので、登録直後だとこういうことになりがちなようです。1回拒否した時の操作で即時強制同期が行われるので、「あれ?」っと思って2回目を入れる頃には同期完了していて、あまり問題にはならないとは思います(そもそもそんなに登録直後に操作することもないでしょうし)。

 

以上、基本的な操作をざっと画面写真で紹介しましたが、思いつく必要な機能は一通り備わっていて、なおかつ画面もスッキリしていてわかりやすいよくできたシステムだと思います。月間利用料が基本アカウント1,500円+ロック1台毎に500円かかってしまいますが(1年分は本体価格に含まれる)、貸し会議室や民泊などビジネス用途で頻繁に鍵を貸し出すようなところでは効率化とセキュリティ強化で充分価値が出るんじゃないでしょうか。そうした場面にはQrio/Akerunよりも明らかに優位性がある気がします。一方、やはり残念なのは日本のドアに適合しづらく業者による工事が必要になる点。是非日本のドアや鍵と互換性のあるモデルや、Qrio/Akerunのようなポン付けモデルを開発してほしいなと思います(あと個人向けにもうちょっとお手頃なプランも…)。

スマホのいらないスマートロック RemoteLOCKレビュー(動作確認編)

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以前、QrioとAkerunの両方を買って比較するという物好きな記事を公開していたことがきっかけで、後発の競合機種RemoteLOCK[製品サイト]を試用させていただく機会をいただきました。

Qrio/Akerunと違いドアに埋め込んで設定する方式の為、賃貸の我が家には取り付けできず、まずは箱出し状態での動作確認。実際のドアに設置してのレビューは後日お届けできるよう準備中です。

(2017.06.26:掲載しました。)

さて、まずは本製品の概要です。

  1. ドアのシリンダーごと交換して取り付けるタイプ
  2. 通常の解錠/施錠はスマホ不要でテンキーによる暗証番号で行う
  3. クラウド管理サービス(有料)で鍵の集中管理
  4. 色はシルバーとブラックの2色(今回お借りしたのはシルバー)

といった感じ。Qrio/Akerunと比べたアドバンテージは、スマホも鍵も不要で暗証番号だけで済む点。Qrio/Akerunはスマホ1台毎にアカウント登録あのアプリインストールだの事前準備が必要で、民泊や不動産内見などの用途をアピールしている割にはちょっと現実的じゃない手間がかかっていました(Akerunは業務用デバイスを別途追加して有料プランを契約すればもうちょっと簡単になるようです)。一方、本製品なら暗証番号(PIN)をシェアするだけなので遙かに簡単です。もちろんPINはユーザ単位で登録削除できるので、用が済んだユーザの番号だけを無効化、といった管理が可能なわけです。

逆に難点としては設置性です。本製品はドアの既存のシリンダーと交換する方式な上、元が海外製品なので日本のシリンダー用の穴がほとんど合わず、国内販売元では既存の鍵はそのままに別途ドアに穴を開けて取り付ける工事を推奨しているようです。それ故に、賃貸物件などへの設置はかなり難しいということになります。ただし標準工事代金は製品料金に含まれています。

■基本操作イメージ

ドアの内側は手動開閉の為のサムターンがあるのみで、基本は外側の数字キー+「LOCKSTATE」ボタンで行います。LOCKSTATEボタンは基本的にENTER動作です。面倒なので以下ENTERと記述します。

・解錠

簡単です。

(暗証番号)→ENTER

暗証番号(ローカルPIN)の桁数は自分で決められます。ゴム製ボタンの印刷は経年劣化で使用しているボタンだけハゲてくるんじゃないかとやや心配なのですが、6桁くらいにしてあれば順列組み合わせだけでもそれなりになるので、ハゲてるボタンを見て解除するのも現実的ではなかくなるんじゃないでしょうか。また複数人が利用していれば更に読み取りは難しくなると思います。

・施錠

こちらも単純。

ENTER → ENTER

(ENTER 2回押し)だけです。

・各種設定

設定を行う操作部もドアの外に出ちゃってますが、他人が勝手に設定変更できないよう、プログラミングコードという設定専用の桁数の多い暗証番号が別に設定できます。これを使って、

(プログラミングコード)→ENTER→(設定コマンドコード)→ENTER→設定内容→ENETR

という感じで操作します。設定コマンドコードは3桁の数字で、ローカルPINの設定、削除、プログラミングコードの変更、Wi-Fi設定のリセット、など操作ごとに決まっています。

本体操作でローカルPINの追加/削除は可能なので、遠隔管理をしないのであれば有料のクラウドサービスを利用しなくてもスタンドアローンで運用可能、ということになります。

ちなみにWi-Fi設定は、上記操作でWi-Fi設定モードにすると一時的にRemoteLOCKがアクセスポイントモードになるので、PCなどからそのSSIDに接続して、表示されるダイアログで設定を入力します。よくある特定のIPアドレス(192.168.x.x)をブラウザで開いて〜、みたいな必要はなく、公衆Wi-Fiサービスでよくあるポップアップ認証ダイアログ(WISPrdしたっけ?)部分にフォームが表示されるので、ひと手間省け詳しくない人でも設定画面に辿り着き易くなっています。

■ファーストインプレッション

あくまで実際にドアに取り付けてない状態での簡易試用ですが、やはり数字打ってENTER押せば100%確実に動作するのは気持ちが良いです。施錠もENTER2回押すだけなので出かける時にスムーズ。Qrio/Akerunのようにアプリ起動したけどBluetoothがなかなかつながらなくてモタモタしたり、横から同居人に物理キーで施錠され「高いお金だして買ったのにやっぱりコレが一番ね」って顔をされなくて済みます(笑)。自宅に取り付けて使えないのが残念です。

個人宅で使う場合は、非接触ICカード式が(感度良く動作してくれれば)一番楽だとは思いますが、オフィスや民泊など共有スペースの場合は、物理キー/カード/スマホがいらずにいつでも暗証番号を追加/削除してユーザ単位の管理ができる本製品のメリットが出てくるんじゃないでしょうか。

ローカルPINをクラウドから追加/削除できるオンライン機能について試してみた記事はこちら。

引っ越し先についてたICカード式ロック レビュー

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2月に引っ越したダイワハウスのアパートは新築で色々と新しいギミックが満載でした。浴室暖房、キッチンの浄水器内蔵カラン、脱衣所の曇り止めヒーター内蔵ミラー、照明はすべてLED、など。そして玄関はICカード式のスマートキー。同じカードで1Fのオートロックと集合ポストもあけることができます。カードは5枚貸与されますが、1枚は緊急時用にALSOCKに預けて実質4枚(管理会社は保持していないようです)。またダイワ物件入居時に作らされるEdy付きVISAクレジットカードのD-roomカードをカードキーとして追加登録することもできます。

残念ながらサムターンの形状が特殊(つまんでひねらなければならない)で、セキュリティ上は良いのですが、QrioもAkerunも取り付けできなくなってしまいました。イケてようがいまいが選択肢としては使うしかないという状況です。

■基本動作

玄関のオートロックの操作盤にテンキーがありますが、基本来客用で、住人はカードをリーダーにタッチするだけで開きます。

中に入って郵便ポスト。こちらは読み取りボタンをひと押ししてからあてる必要があります。閉める時はロック操作不要で、バタンと閉じるだけです。ちなみに一番下に小さな宅配ボックスもついていますが、ICカード連動はしておらず、表側で自分でダイヤル回してあける必要があります。まぁ配達員の方に特別な操作方法を憶えてもらうのも大変なのでということでしょうか。

で、自分の部屋のドアですが、こんな感じになっていてポスト同様まずはボタンを押す必要があります。電池式なので常時リーダーを起動していることが難しいということでしょう。

■感度に不満

カード単体であてた時はオートロック、ポスト、自室とも当然問題ないんですが、財布の一番外側のポケットにいれた状態ではやや問題ありです。オートロックは上述のように電源の心配がいらないせいか感度高めでほぼ問題なし(たまにエラー)。ポストと自室ドアはかなり厳しいです。感度が弱いというより財布内の他のいICカードが干渉してるという方が正しいのかもですが。他のカード抜いてもダメな時はダメだったりともあれ一発で気持ち良くあいてくれません。折り畳んだままタッチ->NG、財布を開いて(他のカードが遠ざかるように)タッチ->NG、諦めてカードを抜き出してタッチ、みたいなことが頻繁に起きます。

市販の電磁波遮断シートを入れてみると若干改善はするのですが、100%にはほど遠い感じです。

■カード追加

このMIWAのロックシステムPiACKは製品ページを見る限り専用カード、スマホアプリ、Edyカードをいずれか鍵にできるらしいのですが、管理会社からの情報では、入居時に渡される専用カードとD-Roomカード(Edy付きクレジットカード)となっていて、実際、Edyを使えるようにしたおサイフケータイなどは登録できなかったので、カスタマイズされてるのかも知れません。残念。

 

ともあれ、カードという物理キーは必要だし、感度の不満はあるものの、リアル鍵束のチャラチャラが増えることなく、いちいちスマホアプリを起動して操作することもなく鍵を開け閉めできるので気に入っています。D-Roomカードをメインのクレジットカードにするのであれば、実質荷物は増えないんですが、残念ながらポイント条件などはビミョーなので家賃専用と化していて、少なくともD-Roomカードか専用カードのどちらかを鍵として持ち歩くことにはなっています。

Bluetooth南京錠Noke Padlock、ようやく、、、

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IMG_7883クラウドファンディングで出資していたBluetoothでスマフォからロック/アンロックできる南京錠(?)、Noke Padlockが延期に延期を重ね4月についに到着しました。1年くらい待ったんじゃないかな?ちなみに“ぬーく”って読むんだと思ってたら、No Keyの造語で“のーき”みたいです。

ストレージルームに利用。これで鍵束からひとつ鍵を減らせます。

感度はまぁAkerunとかQrioと同じ感じで、しばらく側でじっとしてないと認識されない感じ。iPhoneのBluetoothビーコン検知頻度が低いんですかね。じれったいので結局Nokeアプリを起動して手動操作で解錠してます。その場合の感度は上々。また万一スマフォを忘れてきた場合は、U字の部分をモールス信号的に長短の押し分けでカチカチやることで解錠することもできます。また電池交換はアンロック状態でないとフタがあかないのでできないんですが、万一ロック状態のまま完全に電池が切れてしまった場合、下部の端子に新品電池を当ててやることで電流を流し込んで短時間駆動させることができます。なかなか考えられてますね。

Bluetooth南京錠といえば、電通系のスタートアップが突然サービス終了を発表し、使い物にならなくなるという事案が発生してます(返金はしてくれるようですが)。Nokeがオンラインサーバーに依存して同様なことになる可能性があるのかどうかは定かではないですが、後継機も含めて持続していってほしいものです。

Akerun用に3Dプリンターでサムターンを自作

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「Akerun開発者に見せたい醜いハック」でトップカバーを外し、サムターン代わりに配線モールの端材を貼り付けて使用していましたが、いまひとつ使い勝手が良くないので、前々から3Dプリントをやってみたかったのもあり題材としてチャレンジしてみました。

123d

以前購入した右の書籍を参考に、123D Designを使ってデータを作成。DMM.makeに出力してもらいました。費用は2,500円程度。日数は5日ほどで送られてきました。

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素材は色々悩みつつも値段がもっとも安いナイロンで。ナイロンの欠点は手触りが多少ざらつくことと、色が(直接は)塗れないことですが、実際に手に取ってみると手触りは許容範囲で実用上は全く問題ない感じ。色はプライマーを吹いてから上塗りしようかと思って白にしましたが、とりあえずこのままでもいいかなとも。ただ塗った場合の手触りなんかも気になるのでいずれ気が向いたらチャレンジするかも知れません。

サイズはノギスとかなかったので普通の定規による目測でしたが、円径部分の直径がやや足りず、中心の凹みがやや狭かったです。凹みのキツさで固定できるという結果オーライな感じになってますが、アクリルとかだったら硬くてはまらなかったかも。この辺の微調整に日数やコストがかかる点が3Dプリンティングの悩ましいところですね。実際にはある程度のところで妥協したり手で補正加工したりして使うことになるでしょう。

ともあれ今回はそんな追加作業なしにスポっとはまるものが作れたので成功と見なしたいと思います。

DMMのクリエイターズマーケットにも出しておきましたので、もし使ってみたいというマニアックな方がいらっしゃいましたらご自由にご利用ください。端数くらい切り上げて儲けとさせていただいていますが、ほぼ実費です。またデータも無料公開しているので加工してのご利用もご自由に。

#うん、まぁ一人でもいたら驚きだな…

いやー、3Dプリンティング楽しいなー。3Dプリンターが欲しくなってくるけど、コスト的にも置き場所的にもまだまだ躊躇しますね。

スマートロックのQrioとAkerun両方買って見た(その後)

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前記事「スマートロックのQrioとAkerun両方買って見た」が注目されているようなので、少しフォローアップをしておこうと思います。バージョンアップがある度に2つをつけかえて試していますが、どちらも日々進化しておりだいぶマシにはなってきていますので、最新の状況で購入を判断していただきたいと。

■Qrio

本体のファームウェアが更新され、アプリからの信号認識までの時間が随分短縮されました。またiOSアプリ最大の欠陥であった、「開閉スライダーの地ごと動いてしまい、スライダーノブをスワイプできない」フラストレーションもついに改善(改善したというアナウンスのバージョンで直っておらず、その次で直った気がする)。アプリを立ち上げてさっと解錠操作できるようになりました。

またハンズフリー開錠が追加実装されたのですが、こちらは今のところあまりきちんと動作してないように思います。最悪なのは帰宅後に内側から施錠し中に入って忘れた頃に自動開錠動作をして鍵をあけられてしまう点。Akerunのようにドア開閉センサをもっていないので、原理的にはどうしようもない気がします。

ハンズフリー開錠に期待しないのであれば、そこそこコスパは上がって来た、というか値段なりの働きはするようになってきたかなという印象です。

■Akerun

こちらもアプリについては何度か更新があったのと、以前お伝えした「Akerun開発者に見せたい醜いハック」により認識率が向上したことで実用性は高まってきています。ハンズフリー開錠がドアの数歩手前でほぼ確実に動作するようになっており「これぞスマートロック」という体験ができるようになっています。

ただフタを外したせいかこちらも室内で無駄に認識してしまうことがあります。開錠までされたことは少ない(ゼロでもない)ものの、自宅内のBluetooth機器に反応してやたらとピッピ音がなります。例えばMacをスリープから起こしただけで反応しますw。音がなる以外の実害はあまりないのですが…

あとウチ固有の問題かも知れませんが、ドアの外に立つと「見かけ上Wi-Fiがつながっているけどパケットが流れない」状態になります。この状態でアプリを起動すると延々グルグルが続いて施錠操作ができません。「ちっ、またか」と思ってWi-Fiを切ると瞬時に認識する、という感じです。クラウドに操作履歴を残す為に通信可否をチェックしてるっぽいんですが余計なお世話ですね。かなり前のバージョン履歴にネットがつながらなくても使えるように改良したというのを見た記憶があるのですが、、、今のところこれが最大の不満です。自動施錠設定にすればいいんですが、同居人がうっかり締め出されそうだからイヤだと反対していて使えません。

公約だったAppleWatch対応も果たされましたが、これWatchとBeaconが直接通信しているのか、なぜか本体より認識が遅いことが多く、あまり実用的とは感じていないです。

Android版に関しては、指定のロックの開閉トグルショートカットをホーム画面に置くことができるようになりました。前記事に複数ロックを扱わない個人ではひと手間無駄だと書いたんですが、それが一応解消された形になります。

またAkerun TouchというBeacon端末オプションが発売されましたね。速攻で予約しましたがいまだに届いていません。おそらくスマフォのアプリをひっぱたいて操作無しで開閉動作を起動するだけのもので、これとAkerunが直接通信するなどして通信感度を向上させるような機能はもっていないと思われます。その意味で、現状ハンズフリー開錠がそこそこ動いているところに追加する意味はあるか微妙ではありますが、上記の施錠動作が少しマシになるといいなぁ、という儚い望みを抱いて注文しました。また届いたら追記します。

 

という感じで、両者とも購入当初に比べると一応まともに動くようになってきています。どちらもまだ一長一短ではあるのですが。またAkerunは内側の操作性が悪いので手製ハックが前提の評価にはなりますが、このままいくとAkerunで落ち着くかなという印象です。とにかくハンズフリー開錠がきちんと動くので、内側の手製ノブをもう少しちゃんとした材料で作り直せばだいぶ不満はなくなります。あとは通信状況が悪ければとっとと諦めて施錠動作だけしてくれるよう更新してくれれば神。

普段使いの部分以外で残る不満は、どちらもオンラインアカウント登録をしないと鍵の貸し借りができない点くらいですかね。特にAkerunはSMS認証が必須で、複数端末同時ログインもできないので、たとえば電話/SMS契約のないサブ端末を予備でもっておきたいという時にかなり不便です。問い合わせした時に意見してもみたんですが、変えるつもりは毛頭無い、という感じでした。不便を強いればセキュリティが向上する訳ではないので他にやりようはあると思うんですけどね。そもそも自宅の鍵のセキュリティレベルを購入者が自由に設定できないというのは少し納得がいかないところでもあります。

Akerun開発者に見せたい醜いハック

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AkerunとQrioを買ってどっちも認識感度が悪く/遅くて使い物にならないという記事を書きましたが、その後です。

■Akerun

現在使っているのはこちら。ただし内側のタッチスイッチ(と書くとまるで静電容量スイッチみたいですが実際は単なるマイクロスイッチをフタの突起で押してるだけ)の感度が悪かったり、動作速度が遅かったり、見た目に鍵かかってるかどうかもわからないので、空いてるにわざわざロックしてしまい二度手間だったりとスマフォ操作での精度以前の部分で同居人に大不評だったので、写真のように改造しました。

  • フタを外した(ネジ止めなので非破壊で取り外せました)
  • それでもサムターン部分が回しにくいので、余ってたモールの切れ端を両面テープで貼り付けて掴みやすくした

akerun2という2点。これでもう劇的に使いやすくなりました。モールの代わりにもう少し硬いしっかりした部材を探そうとは思いますが、ともあれ視覚的に開閉がわかるし、つかんで回すのも一瞬です。感度の悪いタッチスイッチを何度かおして、そこからウィーン…ガシャ…ウィーンなんてのを待ってる必要もありません。

そしてなんと、こうしてフタを外したせいか急に感度があがり、ドア外からのスマフォ操作の反応までよくなりました。今まで一度として成功しなかったハンズフリー解錠も動作。まだ満足とは言えませんが、とりあえずスマフォをポケットにいれたまま数秒ドアの前に突っ立っていれば開くことが多くなりました。

Akerunの認識感度が低くてお嘆きの皆さん、騙されたと思ってフタを取り外してみて下さい!

このカバーは上に90度跳ね上げる方式なので、そのままではドアの開け閉めができなくなることも多かろうと。潔く外してしまうのが吉です。

akerun1ちなみに、こちらは取り外したカバー。

木片が貼り付けてあります。この下にロック/アンロックのマイクロスイッチがあるのです。少しでもスイートスポットを押せるよう目印としてつけていました。半円状なので、上から押さえる様にしてもスイッチを押し込む方向に力がかかるという具合です。

とにかくこのカバーこそ多少のデザインの為にAkerunの使い勝手を動作精度を損ねている存在だと言えます。

思うんですけどね、、この人達、こんなドア模型でしかテストしないで出荷してるんじゃないの?と、、、だから現実のドアにとりつけた時に感度が想定以上に落ちて使い物にならなくなってるんじゃないかと。是非外部アンテナを兼ねた新デザインのカバーを設計して無償配布してほしいものです。

あとApple Watch対応のiOSアプリはまだですかね。もう10月なんですが。といってもハンズフリーの方が便利なのでこのままAndroid使いそう。iOSの方にもハンズフリー解錠がつくなら電波2倍で速く認識した方で反応するかな?

 

■一方のQrioは、、、

Android版のみハンズフリー解錠に対応したぽいので、もういちど戻して試しましたが、こっちもダメ。ウチのドアの電波遮断性能高すぎ!?あろうことか、帰宅後、夜中に突然室内のスマフォとつながってハンズフリー解錠作動というそら恐ろしいマネをしてくれました。AkerunにもQrioにもこうしたことを防ぐ為に、一旦一定距離自宅から離れてからでないとハンズフリー動作をしないようになっていますが、結局のところそのフラグが立った後で最初にAkerunと通信が確立した時点でハンズフリー解錠動作が行われるわけなのでこういうケース(自宅に入ってから認識)は防ぎようはなさそうですね。Akerunの場合、ドア開閉センサが付属しているのでこれをきちんと取り付けていれば理論上は防げる気がします(実際一度も起きていません)。

QrioはiOSアプリも更新が途切れていて、例の左右に動く画面上にスライドスイッチというクソ使いにくい仕様のまま放置されていて、現状オススメ度としては(カバーを外した)Akerun以下という感ですね。

 

海外産のAugustとかスゴくよさそう(アメリカで見てきた人もめっちゃ動作機敏だといってた)なんですが、サムターンの上から取り付ける上記製品と違いサムターンを取り外して交換するタイプで、かつ日本の一般的なサムターンには形式的に非対応っぽいので3つ目のスマートロックとして特攻するのは諦めました。ちゃんと取り付けられるのであれば、原理的にはヨサゲなんですけどね。是非不甲斐ない国産メーカーのケツに火を付ける意味でAugustには日本上陸してほしいものです。(Amazonで並行輸入して売ってるとこがありますが、自宅のドアにつけられるかしっかり確認することをお勧めします)