[3Dプリント] DAISO カラー糸用ケース

我が家にあるこのDAISOのカラー糸。18糸も入って破格のコスパです(現在は廃番で16色のものにかわったっぽい?)。

ただこのブリスター+厚紙のケース、一度開封してしまうとほとんど役に立たず中身がバラバラになってしまいます。我が家ではジッパー袋にまとめて入れてたんですが、検索性が悪いので3Dプリンターで専用ケース作りました。

写真ではわかりにくいですが、ボトムケースには糸巻きのサイズにあわせた円柱状の凹みが9本つけてあり、2本ずつ並べて入れておけばバラバラにならずに一覧できる形で保持できます。(ていうか全部納めてみたら3色行方不明だった!)

フタは透明PETGです。性質上アクリルのような完全透明にはならないですがまぁ中身がなんとなく透ける感じ。色付きで中身が見えないよりはマシかなと思って。

Bambu純正の透明PETGではないですが、Bambuのガイドに従ってパラメーターを調整してみました。0.8mmノズル推奨ではありますが我が家にあったのは0.6mmまで。あと肝心のフィラメントもだいぶ前に買ったものなので吸湿してた可能性も。まぁなんとなく中身が見えればいいやと思って事前乾燥はかけずに実行。

あんまり時間もかけたくなかったので壁厚は1mm。ちょっと力を入れると割れそうではありますが、まぁ軽いものだし普通に扱う分には平気かなと。

100円の糸セットに使うケースの方が高いという可能性もあるけどキニシナイ!(材料費計算シナイ!)

これでバラバラで探しにくかった糸が見つけやすくなり、絡んだりすることも防げそうです。

ちなみに現在DAISOで販売している16色カラー糸セットは写真を見る限り袋になったみたいですね。コスト削減で2色減らされた上に包装も簡略化ということですかね。ただ粘着シールで何度かは口を締められるなら少し便利になってる?

DAISOなら利用者も多いし、BOOTHに出品しようかとも思ったけど、100円の糸のケースにお金出す人おるんか?って感じなので保留かな~

[3Dプリント] Seriaの小径OPPテープを使いやすくするディスペンサー製作

■OPPテープとは

最近3Dプリント品やフリマ発送の梱包時、段ボールの封にOPPテープを使うようになりました。OPPテープはセロハンテープを太く厚くしたようなヤツで業者からの発送物によく使われているイメージです。

  • 段ボールリサイクルの妨げになりそうでいちいち剥がすのが面倒
  • ロールから剥がす時にバリバリッ!と大きな音がしてうるさい
  • 独特の臭いが苦手

などの理由で自分ではあまり使っていませんでした。

ただ最近使うハガキサイズの小さな梱包ボックスだとクラフトテープ(一般にガムテープと呼ばれているものの正式名称)では粘着力が弱くて剥がれてしまうことがあり、改めて導入を検討しました。OPPテープを販売している3Mからこちらのような資料が出されており、実は再生紙リサイクルを阻害しないということが判明。(ただし、横浜市の古紙の出し方ガイドには「※粘着テープは取り除いてください。」と書いてあるので、自治体の設備/ポリシー次第ではあるのかも。)

また業者がOPPテープを愛用する理由としては粘着力の強さに加えてクラフトテープよりも単価が安いというのもあるようです。

バリバリ音については静かであることを謳った製品もあるようですが、同居人曰くやはりそれらは粘着力が弱くてイマイチ、とのことでした。

いずれにせよ、クラフトテープだと自分の使い方では心許ない、セロテープだと探してみたけどちょっと幅が足りないということで、現状OPPテープに移行をせざるをえないという感じです。

■Seriaで見つけたOPPテープがコンパクトで良い!

そんなことを考えていてふとSeriaでこのOPPテープを発見しました(Seriaオリジナルではなく、サンノートという会社製で10個セットですがAmazonにも売ってました)。

サンノート OPP粘着テープ カッター付 10個セット 594

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Amazonの情報を掲載しています

芯の内径が実測38mmと小さいのです。一般的はOPPテープやクラフトテープは78mm(3インチ芯)だそうなのでかなり小ぶりだと思います。1.5インチ芯というヤツかな?これだけ小さいとデスク周りにセロテープのように置いてもあまり邪魔にならないのでとても良い!

もしかしたら単価的には78mm巻のものより不利かも知れませんが、そこまで大量に消費するわけではないのでキニシナイ!ということで当面はこちらを活用することに決めました。

一応JANコード(バーコード)がわかる写真も置いておきます。

■ただ付属ディスペンサーが…

使い始めてすぐにぶち当たった問題が「ディスペンサー(ホルダー)がクソ使いづらい」という点。この商品はテープ本体とディスペンサーがセットになっていて、現時点ではテープ単体の販売はしてなさそう。このディスペンサーが正直いって使い物にならないのです。OPPテープは接着力が高いので、テープの先端がロールに貼り付いてしまうと爪でカリカリやって剥がすのがメタクソに大変でストレスです。このディスペンサーには左右から爪が出ており、戻りにくくしてある(つもりな)のですが、これがほぼ役に立たない。衝撃などで簡単に抜けて貼り付いてしまいます。

78mm用なら高性能なディスペンサーは市販されています。例えばトラスコのコレ。

しかしマイナーな38(?)mm用は見付からず。毎回使おうとする度にカリカリするのはストレスすぎます。

■ないなら作れ

ということで自分で作りました。それがこちら(写真オレンジ&グレー)。

2パーツでサンドイッチする構造で、ポイントは2つの円柱に3Dプリンターでも使うPTFE(テフロン)チューブをつけてある点。PTFEという素材はものが貼り付きにくい特性がありますが、全くつかないわけではにので、テープの先端がロールに戻らない程度には保持してくれます。

金属刃は元の青いディスペンサーから移植する設計なので実質無料。テープを買えば刃もついてくるので欠品することはないでしょう。細い側の円柱が折れやすいかもという懸念があったのですが、両側から支えてるせいか普通に使っている限り、今のところ保っています。もし折れたらもう少し太くしてみようかと。PTFEチューブも様々な径がAmazonで普通に購入できますし。

■改良:クリックポスト発送対応

当初、グレーのように片側はフタという感じの非対象形状だったのですが、これだともし販売するとなった時に、厚みがあるのでクリックポストやネコポスといった安価だが3cm厚までしか送れない発送方法に対応できません。定型外郵便という手もありますが追跡ができないので「送ったvs届いてない」のトラブルを防ぐためには避けたい。

ということで、ブルーのように分割位置を左右のちょうど真ん中に変更しました。これで片側の厚みがギリギリ3cmを切ることができました。なんとなくだけどこちらの方が柱が短くなって強度的にも良さそう。

ついでに輸送中にパーツが折れるのを防ぐべく、固定治具も作ってみました。使い捨てにはなりますが内部のインフィル率を下げて数g程度のフィラメント使用量に抑えてるので、まぁ安心料としてはいいかなと。

■まとめ

オリジナルのディスペンサーを製作することで唯一の不満も解消され、デスクに置いておける小径OPPテープが完成しました。これで発送作業がKAIZENできました。

PTFEチューブは1m単位での購入となり大量に余っているので、こちらもBOOTHに出品しておこうと思います。このマイナーなサイズにどれほどニーズがあるかわかりませんが、ご関心を持たれた方がいましたらお気軽にお問い合わせ/ご購入いただければと思います。

Bambu StudioにHelio Simulationなる面白げな新機能が搭載されたっぽい

英語情報しかないですがHelioの機能は(私の理解では)G-Codeを解析して部分毎の温度シミュレーションを行い、最適化を行うようなものみたいです。独立したクラウドサービスですが、今回のBambu Studioの更新によってβ版扱いながら統合されて画面内から一度スライスしたG-CodeをボタンひとつでHelioサーバーに送信して結果を受け取ることができるぽい。「G-code optimization is not yet available (planned for future release)」とあるので、将来的にはG-Codeをいじって最適化をしてくれるようですが、現時点では解析シミュレーションのみなのかな?そこがちょっとわからないです。元のWebサービスは有料っぽいので最終的には最適化は有料になりそうな気配ですね。クラウド処理にかかる計算機資源はコストがかかるので致し方ないところ。まさかBambu Labが負担してくれるということはないでしょうし…ちなみに今月末開始のWebサービス(Helio Additive)の料金プランはこんな感じ

またBambu Studio内での対応は現時点で、

  • XとHシリーズが対象(エンクロージャー付きの方が温度シミュレーションを正確にできるということぽい)
  • マルチフィラメントは非対応
  • 対応フィラメントはBambu純正の一部で順次追加
    • 執筆時点でBambu PLA (Basic, Lite, Matte, Silk+), ABS, PC, PETG HF, TPU 95A HF
  • 造形シーケンスは「積層順」のみ(オブジェクト順は非対応)

ということぽい。

とりあえずPETG-HFを使ったパーツでテストしてみました。

開始方法

Bambu Studio最新版で「設定」画面(Ctrl+P)から「Helioを有効にする」をチェックします。

そうすると自動的にHelio-PATという利用トークンが割り振られます。現在これは有限のようで品切れの場合は少し時間を置いて待つしかなさそうです。自分の時は瞬時に落ちてきました。1回とっても一定量使うと無効になるようで、また発行を待つ必要があるぽい。

この状態でスライスを実行すると、右上のダイアログに「Helio Simulation」という白いボタンが出現します。これを押すことでG-CodeがHelioのサーバーに送信され解析が始まります(有効化時に許諾をしてますが、G-Codeを外部送信するわけなのでご注意ください)。

チャンバーの温度範囲を聞かれます。本当は正確に測った方がいいらしいですがとりあえずデフォルトの「5-70℃」で続行しました。

IKEA Skadis用のフックなのでとても小さいパーツですが、それでも30秒くらい待たされます。返って来た結果がこんな感じ。

右上の凡例がこんな感じ。

温度が高すぎるとフィラメントが歪んだり詰まってしまうリスクが上がり、低すぎるとひび割れたり定着や強度に問題が出ますので、赤すぎても青すぎてもダメで理想は0のグリーンに寄せていく形になります。本当はそれを自動でやってくれるということなんでしょうが、現時点では自分でどうにかするしかありません。HalioのDiscordのディカッションで、「PETG-HFはデフォルトの冷却ファン設定の積層時間を下げる」というアドバイスをしていたので、スクショが貼られていた通り、最低の回転速度と、最大の回転速度&積層時間を写真の通り変更してみました。

この状態でもう一度シミュレーションを実行。すると、少し色の付き方が変わりましたね。

今度はベストのグリーン部分と逆に赤い(熱すぎる)部分が出てきました。うーん、どっちがいいかは微妙。あとは底面の色もかわっているので、ここは定着予測としてチェックしてビルドプレート温度などを調整するのに良さそうではあります。

現状はこうやってパラメーターを試行錯誤する度にシミュレーションをしていくしかないってことですかね。それでも実際に造形する前に潜在的なリスクを発見できるのは有用かも知れません。毎回数十秒待たされるし有限のトークンを消費するのがちと面倒ですが、Webサービスの料金表を見る限りはシミュレーションだけなら無料っぽいので、トークンが潤沢に供給されるのなばまずはヨシでしょうか。どういう時にどこをいじればいいかは経験を積むか、自動最低化を使うしかなさそう。Discordでは(英語ですが)投稿に対し中の人が設定アドバイスしてくれたりもしてるので、そういうのを眺めつつ勘所を押さえてく必要がありそう。ちなみに流量比なんかも大きく影響するらしいです。自動最適化は(Bambu Studioからのプランも同一なのかは不明ですが)$5/月のプランで10回までできるらしいので、スタートしたら試してみたいですね。

ちなみ今回の出力結果。

左が調整前、右が調整後です。調整前のデフォルト設定の方が綺麗ですねw。最初のシミュレーション結果くらいの色味だったら下手にいじらない方が無難ということかも知れません。さらにいえば上部の荒れについてはシミュレーション画面では違いとして読み取れないということでもあるのかな?SuperTackですがどちらも定着は問題ありませんでした(左のサポートが浮いているのはたぶん剥がす時に変形しただけじゃないかと)。まぁ小さいパーツなので、今後もっと大きいパーツを造形する時にしっかりグリーンになっているか見てみたいと思います。

■まとめ

今回追加されたのはあくまで熱状態のシミュレーションということで、そこからリスクを読み取ってパラメーター調整は自分でやる必要があります。現状でどこまで有効活用できるかはわかりませんが、とりあえず底面についてはグリーン(0)付近を意識して調整していってみようかなと思います。

自動最適化についても価格に見合う価値があるのかは未知数ですが、サービスインしたら一ヶ月くらいは試してみたいなと思います。

[3Dプリント] Starlink Mini用モバイルバッテリー運用キットの大幅アップグレード!

以前製作したStarlink Miniをモバイルルーターでスタンドアローン(ケーブルレス)運用するためのプレートキットですが、頒布希望をいただいたのを気に第二世代への刷新しました。

初期モデルの記事はこちら。

今回のアップグレードの要点は、

  • INIU P63-E1以外のバッテリーでも使える汎用化
  • 市販GPUステーを使った傾斜設置スタンド
  • 三脚固定用ステーオプション

などです。

■メインプレート+カバー

メインプレートにINIU P63-E1モバイルバッテリー(以下INIU)を装着した状態がこちら。DCコネクター-USB Type-C変換アダプタ経由でバッテリーのUSB Type-Cポートに装着しています。バッテリーはベルクロ(マジックテープなどで貼り付けます)。

将来的にINIUバッテリーが入手できなくなっても使いたいということだったので、一定のサイズ以下であれば貼り付けて使えるようスペースを設けています。

例えば、UGREENのPB205を使うと、後端ははみ出ますがこんな感じで使用可能です。

裏返すとこんな感じでケーブルを色々な経路でコネクターまで引き回せるようにしています。

初期モデルではケーブルを完全に隠蔽することを優先してL字アダプタを駆使してこういう配置でした。

しかしこれだと都度バッテリーを外さないと充電ができないので、第二世代ではバッテリーのコネクター面をStarlink Miniのお尻側に向ける想定です。ただINIUであれば上記配置も可能だと思います(使用するケーブル次第)。

ELECOMのLANケーブル用の防水キャップも干渉しないで取り付けられるよう小型化しています。

(メインプレートのカットモデルでの検証写真)

メインプレートには小さいマグネットを6点仕込んであり、フタパーツがパチっと脱着できます。

こちらはコネクター部分を覆い隠す汎用のフタ。

こちらはINIU P63-E1専用のフルカバーです。

見た目をスッキリさせたくてバッテリーの電源ボタンを押す穴はあけませんでした。

  • メインプレートにバッテリーをセットしてケーブルを接続
  • バッテリーの電源を投入
  • フルカバーをマグネットでアタッチ
  • Starlink Miniに装着

という手順になります。

■傾斜スタンド

バッテリー駆動化したStarlink Miniをいざ設置するとなると、緯度に応じて仰角(傾き)を調節することになります。そこで、ある程度強度を保ちつつ長さ調節が可能なものとして、PC自作erにはお馴染みのGPU保持スタンドを活用することにしてみました。

こんな感じでネジで長さを調整し、固定リングを締めて動かなくします。左の筒が3Dプリントしたパーツです。

こんな感じで直角に差し込んでGPUステーの先端側をメインプレートの穴に差し込んで使います。

差し込む穴が左右両側にある理由は後述。

使わない時はこの向きに差し込んでコンパクトになります。

■三脚ネジ用アダプター/ブラケット

Starlinkの使用には開けた空が必要です。上記のスタンドで角度は調整可能ですが地面置きだとどうしても障害物に電波を遮られがち。そこでより高い位置に設置する方法も検討しました。Starlink Mini用の純正オプションや社外オプションでポールマウントや三脚ネジマウントなどは存在していますが、今回製作したバッテリープレートキットとは排他利用になります。

そこで本バッテリープレート互換の三脚ネジ治具を2つ作ってみました。

三脚ネジ穴アダプター

ひとつはGPUステーの先端を差し込む穴を使った三脚ネジ穴アダプターです。GPUステースタンドのかわりにミニ三脚など汎用的なスタンドを活用できるようにするもの。

ただし位置的に端っこにあるので、仮に左右にとりつけたとしても重要バランス的に高所に浮かせることは難しいです。

三脚ネジ穴固定用ブラケット

そこで、全体の中心付近に三脚ネジ穴がくるように保持するブラケットがこちら。

同様にGPUステースタンドを挿す穴を活用します。中心部に金属製の三脚ネジ(1/4)穴互換のナットを熱圧入で埋め込んで強度を出しています。

角度は三脚側の自由雲台で調整する想定ですが、思いの外しっかり固定できました。三脚ネジで重量を支えられるか心配でしたが、もともと1/4の三脚ネジは3~5kgほどのカメラ機材を支えられるということで、1.1kgのStarlink Miniとモバイルバッテリー、ケーブル、本プレートキットなどを入れても2kg程度なので余裕かなと。ただカメラと違って風に煽られやすい形状なので、三脚ごと転倒するリスクはあると思います。一脚などは論外で、それなりにどっしり安定した三脚を使ったり、既存のポールにクランプアームなどで固定するとかになるでしょう。

これは1.5kgだから微妙かな?まぁイメージとして。

■まとめ

あくまでモバイルバッテリーを使って2,3時間程度の稼働を想定したものにはなりますが、屋外イベントや災害時などの短時間運用や、モバイルバッテリーをとっかえひっかえしながらの想定ならケーブルレスでWi-Fi空間を構築できるかなというものです。

ご興味をお持ちの方はコメントからお問い合わせください。カラバリやカスタマイズなどもご相談にのれるかと思います。

[3Dプリント] ノクリアXのリモコンホルダーを金属面に貼り付けるマウントアダプター

ガンダムエアコンことノクリアX(AS-X22F-W)、スマホアプリやスマートスピーカーからの制御が主で、付属リモコンはあまり使ってなかったのですが、

  • リモコンに内蔵の温度センサーの計測情報を本体にフィードバックできる
  • 純正スマホアプリは1℃単位でしか温度設定できない(怒

ので、もう少し活用してみることにしました。枕元に置いておけばより正確に指定温度に調節されたり、「ちょっとだけ寒い/暑い」という時に0.5℃単位で微調整ができるなと。

とはいえ床置きは邪魔だしすぐ操作できるように定位置に設置したいということで、付属のリモコンホルダーを使って枕元にあるデスクの脚(金属製)に貼り付けようと。そしたらなんと写真のように肉抜きがしてあるせいで、背面に両面テープ貼って留めることができない。木の柱や石膏ボードの壁にネジ留めすることしか考慮されていません。

そこで毎度の3DプリンターDIY。肉抜きのモールドにあわせた凸形状を作ってグッと差し込むことで、背面がフラットになる固定具を作りました。

リモコンをセットして下に向けても落ちないくらいのピッタリ造形に成功。これを両面テープで好きなところに貼り付ければいいわけですが、今回とりつけたいところは金属なのでどうせならばとマグネット固定式にしてみることに。

最初は百均のロールタイプのマグネットシートを貼ってみました。

しかしこれだと磁力が足りなくてリモコンの重さでズリ落ちてしまいます。

そこで丸型フェライト磁石を3つ埋め込める穴を追加。

残念ながらこれでも不足でした。小さくてもネオジム磁石を使った方が良かったぽい。でもまぁ今回はたまたま良い場所に引っ掛けられたのでヨシ。次に手をいれるならネオジム磁石にしよう。

ホルダー裏との差し込みもいい感じに固くピッタリにできたので、脱着時はそれでもいいかと思ったんですが、やはり本体との角度で信号が届きにくいこともあるので、マグネットの方が微調整が効いてよいかなというところです。

■互換情報

我が家のノクリアXは2021年のAS-X22Fです。リモコンの型番はAR-RJA1Jとなっています。おそらく外観が同じでホルダーの背面が上記写真と同じであれば使用可能だと思います。同じニーズをお持ちの方がいらっしゃればご相談ください。別のモデル用も寸法がわかれば作成可能な場合があるのでお問い合わせいただければと思います。