子ども用書籍が読み放題のKindle キッズモデル レビュー

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離れたところに住む姪姉妹にいいかもと思いKinldeキッズモデルを買ってみました。ハードウェアとしてはベーシックモデルのKindle(10th?)と同等で、特徴としては、

  • U12向けの読み放題サービスKindle FreeTime Unlimited 1年分利用権付き
    • 4人分の進捗管理、実績バッジ機能
    • 大人アカウントで買った書籍も許可すれば読ませられる
  • ピンクまたはブルーのカバーが付属
  • 落下や濡れ破損に対し2年の交換保証
  • スリープ時の壁紙が絵本的で可愛い絵柄に

といったところ。

ちなみにカラー液晶で本以外にも学習アプリやゲームも使えるFireタブレットのキッズモデルも各サイズ存在します。

Fireと違いeペーパーなので当然カラー表示はできませんし画面サイズも解像度もショボいですが、「どうせ買い与えてもゲームやったりYoutubeみたりにしか使われないし…」という懸念がある場合は物理制約として「本しか読めない!」というのは一種のメリットかと。

「実家の蔵書量と生涯賃金に比例する」なんて調査が少し前に話題になりました。例によって相関であって因果かどうかもわからないですが、確かに妹宅にはほとんど本がなく子ども達もゲームやYoutube漬けなので(おもに叔父である私がスマホやタブレットやPC環境を揃えすぎているのが原因なのですが…)、こういうのもあっていいかなと。乱読でもいいので興味をもった本をちらっとでも紐解いてみるきっかけになればなと。とはいえ上の子はもう中2なのであまり読めるものはないかもなので、実質下の子用。上の子はすでにiPhoneもってるし。

■久々にみるベーシックモデルの解像度ェ…

個人的には日本導入前からKindle端末を使ってきており、ここ何年かはVoyageやOasisといった高解像度モデルを使っているので、6インチで167ppiの画面は「ちっさ!ジャギジャギ!」って感じが否めません。

Fireは非キッズモデルに後からアプリを入れてFreetime Unlimited契約すれば(ケースや故障サービスの付帯しない)キッズモデルとして使えました。買い換えて不要になった端末をおさがりで使えるのはとても合理的です。なので、Kindle端末も同じように、サービス開始されたらメニューに「Freetime Unlimited」という項目が出現して、使わなくなったVoyageを転用できないかと心待ちにしていました。まさにサービス開始の直前に更新が来たので、「これは!」と思ったのですが残念ながら転用メニューは出現せず。仕方ないので本人にカバーの色の希望を聞いてピンクを注文しました。

ということで解像度は残念ですがついにフロントライトはついたのは幸い。充電ポートはあいかわらずMicro USBですが、こと妹宅に限ればSwitchくらいしかCデバイスがないのでむしろアリかな。

■ユーザ切り替えが…

中学生の上の子にはあまり利用機会がないかなと思いつつ、せっかくユーザ切り替え機能があるので二人それぞれのアカウントを作成。

普段の操作画面をみてみます。基本は通常のKindle 10thとかわりませんが、右上の3点メニューの中に通常モデルには存在しない「Amazon FreeTime」というメニューがあります。

これを選択するとFreeTimeモードに遷移したり設定をしたりする画面が出ます。

ここでは「もも」と「はな」という二人の子どもアカウントが作成済みで、どちらかの「本を読む」リンクをタップすることで、子ども用ホームに遷移します。

ご丁寧に左上に「ももさんのKindle」と表示されるところがニクいですね。さて、ここでまた3点メニューボタンを押すと、

こういうメニューです。大人モードでしかできない設定をしたり大人ライブラリを見るには「ペアレンタルコントロール」か「Amazon FreeTimeを終了」ですがどちらもパスコードを入れないと進めないという具合です。

親のKindleアカウントに紐付いているのでうっかりするとライブラリが丸見えになってしまいますが、まぁ一応暗証番号をしっかり管理していればOKということです。

さて、ここまで来てふと問題に気付きました。

あれ、じゃぁ”もも”アカウントから”はな”アカウントに切り替えたい時は??

もちろん、一旦抜けて2番目の画面から選び直せばOKです。ただしそれでは姉妹でアカウントを切り替える度に親が暗証番号を入れて承認しなければならないことになります。いやいやそんなわけないっしょ!?WindowsだってMacだってNetflixだって最初にアカウント選択画面が出ます。じゃぁKindleを一度スリープにして起こし直してみたら?→ダメ。端末を再起動したら?→ダメ。それ自体(アカウントスイッチ)を有効にする設定項目がどこかにある?→発見できず

あちこちいじりたおして見ましたが現時点では発見できていません。ちなみにKindle 10thとしての電子マニュアルは大人ライブラリに入っているもののFreetime Unlimitedに関する説明はなし。

もちろん、妹が姉のアカウントにスイッチして設定年齢以上のコンテンツにアクセスできたり、他の兄弟姉妹のアカウントでうっかり本を読んで実績やしおりに干渉したりといったことは望ましくないですが、それはぞれぞれのアカウントにパスコードをつけて管理するのが正しい気がします。Netflixのようにそこまでは厳密に管理しない使い勝手、わかりやすさ優先のアカウント管理も選べても良いでしょう。だけど、親を通さないと兄弟間で受け渡しすらできない、というのはちょっとおかしいんじゃないのと思います。これを書いている今でも「いやいやそんなバカな仕様なわけがない。私がバカで見落としているだけで、だれか早くツッコんでくれ、オマエの目は節穴かと罵ってくれ!」と思っています。真っ当にユースケースを想定して作ってればこんなことあるわかけがない。是非コメントでご指摘ください。

そしてもし、もしも本当に現状でそれができないというのであればAmazonには猛省して神速でファームウェア更新してほしいものです(あと従来端末のファームにもFreetime Unlimitedメニューを!)。

2019.11.08追記:

Amazonのカスタマーサービスから上記問い合わせについて返信いただきました。「現状はPINを入れなければ変更ができない件についてはお子様が自分でプロフィールを更新するのを防ぐための仕様でございます。」とのことです。「プロフィールの更新を防ぐ」??なんだか壁を建てる場所を間違えてる気がしますね…

第10世代Kindle Oasis到着!

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Kindle oasisの第9世代が行方不明になって半年ほど。第10世代が発表になったので諦めて買い直すことにしました。

第9世代からの変更点は、

  • フロントライトによる色温度調整
  • フロントライト明るさ自動調節
  • 3Gモデルが4Gモデルに
  • マグネットカバー廃止

といったところです。残念ながらUSBはType-Cにはなりませんでした。

色温度調節は従来のホワイトのLEDに加えオレンジのものが交互に配置され、そのバランスで疑似的に色温度調節をしているぽいです。正直、暗いめの部屋でみると、白とオレンジが混ざりきらず気になります。また前回に暖色寄りにした時の色味が安っぽいオレンジでちょいと気になります。ただ、コメダにもっていって使ってみたところ、確かにやや色温度高めの照明下ではこちらも合わせて暖色寄りにした方が自然な見え方になることが確認できました。改めて一番寒色にしてみると青白くて違和感あります。まぁあって悪くない機能かも。ただしiPhone/iPadのTrueToneみたいに周囲の色温度に合わせて調節まではしてくれず、時間で変化する程度です。

今回、発表と同時に既存ユーザ向けに20% OFFクーポンが提供されたので、浮いた分ではじめて4G/32GBモデルを買ってみました。4Gになってもダウンロード制限はそのままっぽいですが、まぁ栞同期にいちいちテザリングしなくてよくなるならいいかなと。まだその恩恵は体験できていません。32GBもさほど端末に貯め込まない派のσ(^^)的にはまぁどっちでもいいかなという感じ。ライブラリがもっと整理分類できて使いやすければ貯め込んでもいいんですが。

oasis 9thを紛失してた間はVoyageに戻っており、久しぶりにoasisに戻ったからなのか、9th->10thでも進化したのかちょっと比較ができないですが、なんだかすごくページめくりのレスポンスが良くなってる気がします。白黒反転も滅多におきずサクサクとページが切り替わります。oasisこんなに快適だっけ?という感じ。気のせいかどうかはそのうち某山口さんが記事で検証してくれるでしょう。

地味に残念だったのは、9thのマグネットカバーが使えなくなっていた点。カバーだけは残っていたので再利用するつもりだったんですが、まったく吸い付きません。はて、と思って調べたところ、このマグネットの弱さへの批判に耐えかねてケース式というか本体をはめ込む方式のカバーに移行されていたんですね。で10thは最初からマグネット自体も削除された、ということのようです(フタ側のスリープ用マグネットは残っています)。確かにあのマグネットは弱くてズルっとはずれがちでしたが、個人的にはそんなに頻繁には持ち出さないし、家に戻ったらすぐ外すので手軽なマグネット式が有り難かったです。ケース式は一回り大きくなる上に着脱も少し手間になりました。そしてサードパーティ品はスリープボタンが正しく機能しないようで、現時点で10thで使えるのは純正のみとなり、またこの結構お高いカバーを急遽買い直しになったのは痛いです。

返品できたという話もありましたが、まぁoasis 9thを使っている知人にあげて使ってもらうことにしました。

このカバーの件に関してだけは劣化だと思いますが、レスポンスなども含め(小説なら)歴代最高に快適なモデルなのは間違いありません。今はBOOK WALKERで境ホラ全巻セットを買ってラストスパート中ですが、それを読み切ったらまたKindleでラノベを読みまくりたいと思います。

Kindle Oasys 2017(第9世代) ファーストインプレ(Voyageと比較)

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本日ついにKindel Oasys 2017年モデル(第9世代)が発売になり、運良く夜中に開始された注文受け付けに乗れたので初日配送となりました。例によってキャンペーン情報無しのWi-Fiモデル。次は3Gモデルもありかなぁとか思ってたんですが、さすがに単価が高くiPhoneX、AppleWatch Series3などと時期的にもかぶるので自重。同じ理由で32GBも見送り。あとから価格差たいしたことないしやっぱ32GBでもいいかなぁーと思い直したものの、既に配送予定日が延びている上、キャンペーンのクーポンが取り消したら最後、別の注文に再利用できないリスクもあったので、そのまま8GB貫徹。

■ハード周り

6インチから7インチの差は想像よりインパクトあります。それでいて筐体の高さはさほど変わってないのが良い。逆に持ち手部分が大型化してホールド感もまずまず。ただやっぱり背面に保持ストラップはついてた方が安心。これほんとオススメ。昔は自作してましたが今はこれで十分用が足ります。

σ(^^)が買ったのはこれ↑でVoyageにも新Oasysにも問題なく使えてますが、一応Kindle用というのもあるみたい↓。レザー部分を曲げるとスタンドにもなるってことですかね。別にKindleを立てて使おうとは思わないから差額300円分の価値は感じないかな。

お気に入りのストラップ装着状態

とりあえず1つ目を追加発注。

2017.11.3追記:結局これを追加購入しました。

ベルト部分がやや太く、テンションも高めで安定感はこちらの方が良いようです(上のが経年劣化でダルってるという可能性もありますが…)。ただどちらにせよVoyageと違って電源ボタンが固定金具のところに来るので、だんだんズレていってボタンを押してしまいいきなりスリープに落ちる、ということが何度かありました。電源ボタンの位置はVoyageの背面が良かったですね。

サイズの話題に戻りますが、7インチというと文庫本の天地にかなり近づいています。厳密にはまだ少し足りないですがいい感じに「文庫本読んでる」感が高まりました。残念ながらコミックに関してはあまりメリットが感じられません。おそらく相変わらずのKindleサービスのファイルサイズ制限の為、配信データの解像度自体が上がっておらず、拡大表示をしてるんじゃないかと。文字などがボケておりせっかくのピクセル数アップが活かせてない印象です。発売前には「大型化=コミック派に最適!」って風潮がありましたが、ちょっと疑問符がつきます(そもそもKindleサービス自体がコミックに最適じゃない)。むしろ現時点では文庫本サイズが好きな小説はな人にオススメしたい気分です。

新Oasisと文庫本比較

 

Voyageと文庫本

ページめくりボタンはデフォルトでは上が進む、下が戻るです。Voyageと逆になりますが筐体サイズも重量バランスも違うので、これはこれで正しいと思います。どちらの手で持っても、いい位置に進むボタンがあります。

追記:仰向けに寝転がって使うにはしたボタンに親指を添えるくらいの下持ちの方がしっくり来ます。どうせ「戻る」なんて滅多に使わないので「両ボタンとも進む」設定が欲しいです。あとカチカチ音もやっぱり気になるりますね。ボタンの端っこを押してシーソーみたいに動かすと若干マシ。

あと細かいユーザビリティ観点ではmicroUSBポートのケースの穴形状と内部のコネクタ形状が一致して、遠めにみてもケーブルを挿す向きがわかりやすくなりました。Voyageはほんと慣れるまで逆挿ししかけてヒヤヒヤしたものです。

初代Oasisは一度も触らず終いですが、Voyageと比べてレスポンスが良くなってるのがわかります。例えば私はスリープ解除にパスコードをかけてますが、テンキーで数字を連続して打った時のレスポンスなどが良くなっています。

暗いところでまじまじとは見てないですが輝度ムラなども感じず、全体的に完成度は高いという印象です。お高いだけのことはある。

なお、ほぼ初期状態でストレージ残量は6GB弱でした。

■ソフト周り

感激したのは「ユーザ補助」という項目が増えており(Voyageを最新版にしてもない)、ついに白黒反転が実装された点です。σ(^^)は幸い弱視ではないですが、消灯後のベッドで本を読むのにいつもスマートフォンを白黒反転して使っていました。その美しさ(黒浮きのなさ)の為に有機EL機種を選んで買っていたほどです。ちょっと想定外利用なので設定ON/OFFを頻繁にするには階層が深いのが惜しいですが、今晩早速試して見たいと思います。結果的にiPhoneXも有機EL化しOasisより軽くなるので、結局どっちを使うかはわかりませんが…サイドライトの仕組み的にやっぱり黒浮きは避けられないでしょうし。写真でもそう真っ黒ってほどでもないのがおわかりいただけると思います。

追記:やっぱり暗闇に近い状態で使うと相当黒浮きしてますね。わざわざ有機ELパネル機を選ぶσ(^^)にとっては微妙かなぁ。あともしかしたら従来モデルも5.9系ファームが来たら対応するかもなので、この反転機能の為にOasisを買うのは早計かも知れません。

Oasisに追加された「ユーザ補助」設定
白黒反転設定現る!
白黒反転状態

 

Voyageでは最新ファームウェア5.8.11でも同項目はなし

 

あとマニュアルにファミリープロファイルの説明がありますが、その通りメニューを辿っても項目がないので、あいかわらず日本は非対応なのかな?日本でやってないサービスは日本語マニュアルに書かないで欲しいものです。期待しちゃったっての。別アカウントで本を買ってる同居人とハードは共有できるよう、はやく日本でも対応してほしいものです。

■総評

良いものなのは間違いないですが、誰しも気になるのはコスパでしょう。特に個人的にiPhoneXやGoogle Home、同mini、Apple Watch Series3と今秋はガジェット豊作すぎて金策ヤバい中、本機のコスパ判定は難しいところですが、初回クーポンで31,800円ならまずまずかなと。キャンペーンモデルなら3万切りですしね。できればその4,000円クーポン適用価格が定価となってたらオススメ度かなりアップというところです。もちろん無印やPaperWhiteで満足な層や初Kindleな人に手放しで進めるものではありませんが、Voyageとどっちか迷うならOasisを推したい。特に文庫本のサイズ感が好きな方。逆にコミック派には依然としてタブレットをオススメしたい。むしろKindleではなくebookjapanとかKinoppyとかで買った方が幸せになれると思います。画質的な意味でも蔵書管理、新刊通知的な機能面です。

Kindle Voyage 速報レビュー

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Kindle Voyage買いました。解像度厨としてはとりあえず高解像度化されたら買わないと思ってw。Paperwhite 第一世代以来のKindleです。

特徴は、

  • 1080×1440/300dpiに高解像度化(Paperwhiteは212dpi)
  • 更に薄型化
  • ライトの自動調節
  • 両サイドにページめくり用タッチセンサー
  • ガラス化

など。高解像度化に加え、タッチセンサーでページめくり(しかも両サイドとも順送り可能)が快適そうなので購入。キャンペーン(広告表示)無しのWi-Fiモデルをチョイス。

DSC00485

初期印象としてはかなり良いです。ガラス化に伴いフレーム枠との段差がなくなったのでデザイン的にスッキリしてます。ぶっちゃけこれなら両サイドのタッチセンサーなくてもいいかも(笑)。ガラスとはいえ特殊エッチング加工がしてあるらしく、映り込みなどは問題なし。写真はフラッシュでバウンス撮影してますが特に光が映り込んでるようなこともないですね。

タッチセンサーはバー部分が順送り、ドット部分が逆送りで左右対称。つまり左右どちらの手でもっても読み進めることができます。Paperwhiteでは、画面右寄り3cmくらいが逆送りになってるので、右手持ちの時には親指をちょっと伸ばせば順送りになりますが、このちょっと伸ばすとか、左右で作法が違う部分が地味にストレスなんですよね。今回は完全左右対称で読み進められるのが大きな進歩だと思います。自炊ビューワーアプリや一部電子書籍プラットフォーム公式ビューワーアプリなら設定でそうできるものもあるんですが、e-ink端末では珍しいかも。やっとか!って感じです。感度は三段階で、「中」だとたまに反応しないのでもっとも敏感な「弱」にしてますが、逆に誤反応に気を遣います。これ持ち方で最適値がかわる気がするので、ホームから設定画面にとばずとも、ライトの明るさのように読書画面からサクっと切り替えられるといいなぁ、とか。

レスポンスはPaperwhiteでもそう不満はなかったですが、こちらも充分速い。高解像度化のあおりでモッサリ化、なんてことはないです。

反転無しでも残像感はほぼないかな。ライトによる”Paperwhite”感も同等レベル。自動調節の恩恵はまだこれから評価というところです。

アップで撮ると解像度はこんな感じ。新規搭載(?)の「筑紫明朝」で、下から三段目のフォントサイズで表示。字体は「筑紫明朝」の方が好きですが、「明朝」の方が滑らかで擦れ感が少ないかも。これくらい解像度があるとコミックも結構イケます。小さい文字やトーンも割と綺麗。

DSC00497

すぐにケースをつけてしまったのでなんともですが、前面も背面もフラットになってホールド感が若干落ちた感があります。あと電源ボタンが背面なのは微妙。今回フリップ型のカバーケースをつけたので、いざ使おうとフラップをめくって背面側においやるとボタンが隠れて押せないという事態に…。電源ボタン押してからフラップをめくる習慣にすればいいだけなんですが、いまんとこ馴染めないです。自宅利用の時はPaperwhiteの時みたいに片手保持ベルトを作って使いたいところ。

 

まだ一冊も本を読み切ってないですが、とりいそぎの速報レビューとして。SH-04Fのサイズが片手持ちとしてはほぼ理想的なサイズで、それが5.4インチ、Voyageが6インチなので大差なく、かつあっちの方が1080×1920と高解像度なわけですが、あちらは9:16なので、コミック用としては無駄も多いんですよね。計算してないですが実効解像度は似たようなもんじゃないかと。ePub小説だと9:16でも最適化されるし、暗いところで読むσ(^^)的には白黒反転機能が重要なのでスマフォでいいかなという感じ。むしろコミック向け?

自炊データに関しては追って評価します。

電子書籍リーダー PRS-T3S

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前エントリで最近ePub制作仕事をしてると書きましたが、ちょうどそんな折り、楽天でkobo gloとkobo miniが半額セールに。しかも最近楽天使ってなくてすっかり忘れていたポイントが2,000pt以上あって、千円ちょいで買えてしまう状態だったので、kobo gloを注文しました。

がしかし、優勝セールの慌ただしさでちっとも配送されず。色々ePub表示の仕様をリサーチしているうちに、SONY Readerの最新モデルPRS-T3Sが評判良いということがわかり、2,3日迷った挙げ句ゲトしてしまいました。初代PRS-350から3年ぶり、e-ペーパー機としてはKindle Paperwhite 2012から1年ぶりの購入です。正直自炊小説はbREADERがあればいいやと思ってたんですが、上記のePub仕事の検証機としての大義名分と、あと最近電車で読むことが増えて、iPhoneのサイズだと座った時に視距離が離れてて文字が小さい(または大きくするとページめくり頻度が高くなる)なと思って。

T3Sが手持ち機種に比べて良いところは、

  • ページめくりが高速され、白黒反転もほぼなくなった
  • 内蔵ブラウザでSONY Reader Storeだけでなく紀伊國屋ストアからも買える
  • Facebook連携
  • Evernote連携
  • microSDスロット

などです。eペーパーの宿命と言われていためくり時の白黒反転が独自制御によってほぼ見えないレベルになっています。もともとメチャクチャ気になるってほどではなかったですが、ないに越したことはありません。特に最近の機種は白黒反転をしないまま数ページはめくれるように進化してきたんですが、それが逆に数回に一回忘れた頃にやってきてリズムを乱す、みたいなひっかかりになってました。本機は仕様上4時間に1回すればいいんだとか。

内蔵ブラウザは確かに便利だけどやっぱりもっさりしてるし本を物色する時は液晶タブレットやPCを使うかなー、という感じ。Facebook連携は面白そうだけど、何をどう勝手にポストされるかわからないのでちょっと慎重になりますね。koboも先にiPadアプリを入れて試しに認証してみたんだけど、以前koboから色々ポストさせてた友人もいつのまにかOFFにしてた。やはり色々暴露されすぎてイヤになったとw。電子版ならではの楽しみを付加したい気持ちはわかるんですが、やはりまだシーズ先行感が否めないですね。でもkoboのバッジはちょっと楽しそうかも。

そんな感じで微妙だと思っていたネット機能ですが、Evernote連携はちょっといいかも。大きくわけて、

  • 指定ノートブックをダウンロード
  • Cleary連携

があります。ClearyはInstapaperやiOSのリーダーのように、ゴチャゴチャしたWebページをすっきり本文コンテンツだけ抽出して見せてくれるブックマークレット的なサービスですが、これに登録して簡易化したコンテンツを、自動的に同期しておいてくれるのです。対応ブラウザにプラグインを入れておけばサクっと登録できるのでヨサゲ。ただし残念なことにSafariにはアドインが存在しない模様。

■ハード面

まずKindle Paperwhiteより更に軽いという軽量さは良いです。両手にもって比べるとわかるレベルです。それでいてReaderにはハードボタンあります。これはまぁ好みの分かれるところでしょうが、個人的にはボタン1発で確実にしかも素早くめくれるのはやはり気持ち良いです。まためくり以外のメニューを出すのに、Kindleは見えていない特定部位をタップするわけですが、これがいつも一発で出せなかったりする(まぁ、色々なリーダーやアプリを使ってて画面上部タップだったり画面中心タップだったりダブルタップだったりして混乱してる方も悪いんですがw)。この当たりはハードボタンでサクっとやれるのが良いです。それでいてPaperwhiteより軽いんだから文句はいわせねぇぜ、というSONYのドヤ顔が浮かびます。ただ、山口さんもPC Watchのレビューで書いてるように、ボタン形状がアイコンをそのまま象ったもので、全般的に尖っていて指にチクチクささるのが気になります。前モデルよりはマシになったらしいですが、これは止めて欲しい…

またページめくりは快適な一方、ホーム画面で本を選んだりといった動作はあいかわらずトロいです。

ちなみに本体カラーは白を買いました。外枠の色は動画メインなら黒、書籍メインなら白というこだわりで。あんまりテカテカだったら考えるところでしたが、ギリギリ許容範囲かな。あんまりマットだと手垢がつきやすくなるでしょうし。まぁ、画面の周囲に細い黒枠が存在するのであんまり一体感ないですけどねw。これはタッチ検出用の赤外線センサ部になるのかな?だとすると白くするのは難しいんでしょうなぁ。

Paperwhiteやkobo gloに劣る点としてはフロントライトがないところ。gloのライトはムラムラで焼けた古本みたいになるのでむしろいらないですが、Paperwhiteの文字通り綺麗な白色になるライトはたとえ暗所で使わないとしても良いものです。まぁ、暗いところではeペーパー+フロントライトよりも、白黒反転(黒地に白文字)させた液晶の方が目が疲れないので、そういう時は素直にiPhoneやiPadやNexus7を使います。ってことでオプションのアンコウライトは買ってません。

■ソフト面

UI面での不満は画面タップでページめくりができない点です。スワイプのみ。右手で持った時はハードボタン届かないので、画面タッチで読み進めることになるんですが、まいどスワイプするのがめんどくさい。Kindle Paperwhiteの記事でも書いてますが、画面の左右端どちらでも進む方向にアサインできてほしいですね。

PRS-350からの踏襲ですが、明るさとコントラストを調整できるのもナイス。自炊書籍で微妙に薄かったりした時にリーダー側で補正できるのは非常に助かるのです。プリセットはたいてい役立たずで「カスタム」を選んで調整することになるんですが、欲を言えばこのパラメーターをデフォルトにしたりプリセットにできるといいなぁ。

フォントも代わってるっぽいですが、特に大きな不満はなし。行間は調整できると良かったかなー。

自炊面でいうと、PDFを表示した時にステータスバーがなくなり758×1024ピクセルをフルに活用でき
るようになった点は特筆に値します。自炊のスキャン書籍をeペーパー端末で読む時には解像度は1ピクセルたりとも無駄にしたくないものです。残念ながらePubの場合は引き続きバーが表示されページ番号が出ちゃいます。今後はePubで自炊しようと思ってたのになぁ。当面本機用のフォーマットはPDFを使うことになりそうです。ただ旧機種であったように綴じ方向の設定が無視されてしまうことはなくなっているので、特にPDFで困ることはなさげ。また範囲手動指定可能な余白カット機能もついてるので、わざわざ本機専用の解像度でドットバイドット表示できるPDF/ePubを作り直さなくても、充分高解像度なデータをそのまま放り込んでやればそこそこ読めちゃうのかも知れません。容量食われてもmicroSDを使えばいいんですし。レスポンスが落ちたりするかは追々実験してみます。逆にそんな未最適化のデータがあんまりないw。

オタ的にはスタンバイ中の壁紙が自分でカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。旧機種からあった機能ですが、解像度が上がってより綺麗に表示されるようになりましたw。Kindle Paperwhiteも昔のように世界の文豪シリーズでオッサン&オバサンが入れ替われ井出るなんてことはなくなりましたが、やはり自分でカスタマイズしたいものです。

■自炊レシピメモ

久しぶりにChainLPが活躍しそうです。おおまかにはこちらのPaperwhite用レシピに乗っ取ります。ファイル出力タブでKindle対応のためのコーナー色チェックが不要になる位ですかね。最近はページ補正タブのノンブル転送のところの「余白付け」をオンして、かわりにトリミング&余白設定の下余白を0にしてます。

出力解像度はPDFなら758×1024(=ハード解像度)、ePubなら738×965でいいみたい。

あとヒストグラム設定で少し濃いめにしておくと、端末側でカスタム指定しなくてよくなります。