例のブロワーをプチ改造。起動ドングルをぶら下げるリングを増設

こちらの洗車用ブロワーですが、やはり起動用の安全キーというかドングル的なものを挿しっぱなしだと少なくともLEDが点灯してるだけの電力消費はあるらしく、別の洗車機会に使おうと思ったら完全に空になっていました。

この写真でUSB-Cポートの近くに差し込んであるのがそれです。正式名称不明。単に後ろにリング状になってる配線で2つの電極をショートさせるだけのものですが、これを差し込まないと通電しないようになっています。

お子さんやペットがいる家庭などで不意にトリガーを押し込んでしまいブレードが回転して事故につながるリスクを抑止しているんだと思いますが、外した状態で本体に格納したりぶら下げたりするところは皆無なので保管に困ります。

ということで3Dプリンターワーク。

ファンの下の顎の部分にストラップリングを取り付けました。ちょうどその部分がフラットになっていて両面テープを取り付け易かったので。ストラップは百均で買ってきたもの。

ちょっとわかりにくいかもですが、3Dモデルでみせるとこんな部品です。(ドラッグでグリグリ動かせます)。

ブラブラして邪魔な感じもしますがまぁ仕方ない。当初、カチっとはめこむようなホルダーも考えたんですが、外れて紛失するのは一番ダメだなということで、より確実に紐で結ぶ形にしました。まぁこれもリングが破損して外れるかもですが、そう重いものでも引っ張るものでもないので大丈夫かなと。

フィラメントには層間密着性(レイヤーの剥がれにくさ)がPLAより高いPETGを使い、リングの引っ張り方向に層ができないよう、造形の向きにも配慮しました。

とりあえずこれで「使いたい時にはぶら下がっているドングルを差し込む」という運用ができるようになりました。

話題のブロワーを手に入れたぞ

前回までのあらすじ

EXキーパーを施工したクラウンクロスオーバーを1年乗って、純水で手洗い洗車をしてきたものの、やはり黒い部分にシミ汚れがメチャメチャつきました。そこで先日ミネラルオフをDIY施工してだいぶ綺麗になりましたがかなりしんどい作業でした…

純水だからと拭き上げを怠ってたせいか、純水洗車器の樹脂交換をしてなかったので純度が落ちていたか、そもそも洗車頻度が低かったのか定かではないですが、いずれにせよ対策をしないとまた同じことの繰り返しです。でもいくら大判タオルでもやっぱり拭き上げめんどい…

ほなブロワーしかないかーと思っていた折り、この中華ブロワーを動画で知りました。

https://ja.aliexpress.com/item/1005005321976039.html

(アリエクのリンク先は商品が入れ替わっていたり価格や仕様がひっそり改訂されていることもあるので、レビューなどをよくご覧になって自己責任でご利用ください。アフェリエイトリンクではありません。)

洗車で使うブロワーというと、マキタやハイコーキ、あるいは中華激安の汎用品(洗車用ではなく落ち葉を集めるなど一般用途のもの)のイメージがあります。3Dプリンターで作ったフラットノズルを販売している方もいました。これらはAC製品だと安いがケーブルの取り回しが悪く、雑にするとボディに当たって傷つけてしまうリスクがある。一方バッテリー式はそれなりに高い、という感じかと思います。

本製品はバッテリー一体型の込み込みで2.5万円(執筆時点)。安くもないですがダイソンのヘアドライヤーみたいな形状でコンパクトで扱いもしやすそう。風量も充分にありそうということで買ってみました。

手に取って最初に感じたのは「3Dプリント品やこれw」でした。質感があきらかにそう。まぁだから品質が悪い、ということではないんですが、持ち手が手に馴染みづらい四角柱形状なのは3Dプリントでの造形のしやすさなんだろうなぁとか、自分も多少かじっているのでしげしげと眺めてしまいました。なにかしらCF系の素材かな?(熱に弱い)PLAではないと思いたい。

特に気になったのは背面のファンガード部分。

風量を確保するためかなり細くなっているんですが、ここを押すとフニフニとたわみます。強く押したらポキっと折れそう。レビューをみてると最初から折れてたという人も(交換してもらえたっぽいですが)。うっかりどこかにぶつけると簡単に破損しそうなのでちょっと気を遣います。脱着はできなそうなのでここのパーツだけ交換ともいかないでしょう。

脱着云々でいえばすべてがガッチリ接着され一体化しており、バッテリー交換自体できないぽい。電池が劣化したら使い捨てってことかな?

充電は前面に専用ACアダプタの丸型ジャック、背面にUSB-Cポートがあります。USB-C充電は汎用性があって良いです。おそらく充電速度はACの方が速いでしょうが、連続して使うのでなければ別にいいかなと。なお1回満充電から使ってみて、ランプがグリーンからオレンジになりました。細かいレベル感は不明ですがもう一台続けてブローできるかどうか、ってところでしょうか。ミニバンとかだと一回が限度かも知れません。

使用感で重要なのはスイッチ周り。稼働はフロントのトリガーを引くのですが、その前段階として2枚目の写真に写っているUSBドングルのようなものを差し込む必要があります。2つのピンをショートさせてるだけっぽいですが、おそらく安全キーでしょう。子供とかがイタズラにトリガーをひいても良いように。これが地味に邪魔くさい。我が家はそういうリスクの心配はないので付けっぱなし運用にしようと思ったんですが、これ挿してると緑ランプが点きっぱなしになります。それだけならたいした消費電力ではないとは思いますが、常時通電しているというのは色々心配もあります。じゃぁ外しておくか、ってなった時に、本体に格納したりストラップでぶら下げるような仕掛けは皆無。完全に独立して保管しておくことになります。なくしたり洗車場所まで持っていき忘れたら詰みです。一応2つ付いてくるんですがどこにどうして保管・運用しようかなぁ…

■使ってみた

実際の洗車後に水滴を吹き飛ばしてみました。

まず動作音がかなりうるさいです。使い手の主観としては低空を航空機が通過しているような轟音に加え、やや耳障りなキーンという音も結構します。本当に航空機が通過してるのと違って、ご近所さんに同じ音圧が届くわけではないですが、やはり住宅街だと時間帯は気を遣うべき音量・音質。自分でもノイキャンイヤホンとかしておきたいレベルです。雨降った夜に、日が昇って乾いてしまうまでに吹き飛ばしておくかー、みたいな使い方は難しいと思います。

その分、風量はかなりしっかり出ているので結構水滴は飛んで行きますが、屋根やボンネットから水滴が完全になくなるまでは行かず、細かいのは残ります。これは元々のボディの水弾き状態にもよると思います。ガラスについた水滴も残りがち。これもコーティングの有無で違うと思います。側面は結構綺麗に飛ぶので、後の水垂れによる跡は残りにくそう。ドアの継ぎ目やドアミラーなど隙間部分の水もまぁまぁとんできます。ただクラウンは元々ドアや窓枠に水滴が入り込みにくいガードがついているので、その処置がされてないクルマだとどうかな?というところはあります。たぶんこういう隙間の水滴を掻き出すように飛ばすのはもっと細いノズルの方が狙いやすいんじゃないかなと。レビューでも書かれてましたが、先端パーツが脱着できて選べるといいかもですね。

クラウンの全周を95%くらい乾かすので数分くらいだったかな。残りを全て吹き飛ばすのは多分不可能です。先の吹き飛びにくい箇所などもありますが、それ以前に永遠にあっちいったりこっちいったりするだけの水滴がいますw。右側をやれば左側へすっとんでいく。そこで左側からブローするとまた右側に戻るだけ、みたいな。小さめのクルマなら片側から反対側に完全に吹き飛ばせるかも知れないですが、クラウンだとちょっと難しいかなという印象。

まぁそれでもマメに拭き上げる手間と比べたら遥かに楽ですし、擦り傷をつける不安もないのは良いです。「ざっと水気を切ろう」と住宅街を一周したりもしてましたが、それよりは遥かに綺麗に乾きます。しばらく使ってみて、ウロコの付き方に違いがあるか観察していきたいと思います。

■まとめ

3Dプリントファームで製造されたっぽい中華ブロワーを買いました。レビューでは発熱で溶けた写真などもアップされているので恐いですが、少し発送遅れた分、対策が施されたバージョンだと思いたい(笑)。

拭き上げよりは楽だし効果はあると思いますが、既存のブロワーと使い比べていないのでどちらがお勧めとかは言いづらいです。ノズルが短くて取り回しは良いので距離感間違えてぶつける、みたいなことは置きにくい形状なのかなと思います。

あとは交換不可のバッテリーがどれくらい保つか、燃えないかってところですね。

安全キーは自分も3Dプリンターでぶら下げる場所をDIYで追加したいと思います。

クルマの夜撮りにLEDライトを使った露出合成的な手法を試してみる

クラウンが来てからクルマ写真を撮るのが楽しみのひとつになっています。ただ元々生活が夜型なのでどこかに出かけていって写真を撮るというともう9割方夜。夜景写真ばっかりになります。

(今回紹介した技法で撮った作例ではありません)

写真というのはいかに光を多く取り込むかみたいなところがあるので、夜の写真はどうしても難易度が上がります。絞りを開放したりシャッター速度を遅くする、そうすると手ぶれするから三脚立てて、など。なかなかスマホでパシャっと撮るような手軽さでは綺麗な写真になりません。でもまぁそれで上手くパキっとした写真が撮れたりすると嬉しかったり。

そんな中で気になる動画を何本かみました。どうしても暗くなりがちな車体にライトを当ててやればイイジャナイ?という技法です。名前があるのかどうかは不明。

例えばこちらの動画。

パネル型のLEDライトを使って夜でもボディのラインを綺麗に浮き立たせています。ただし一度に全方位から照らすのは野外では難しいので、シャッター時間を長めに撮ってその間にあちらこちらの向きから一瞬ライトをピカっと照らしてまた別の場所に走って、ということをしています(ライトを照らしたまま移動すると光条がボディに映り込んでしまうため)。

もうひとつ別のやり方としてこちら(英語です)。

基本的な考え方は同じですが、ライトがパネルではなくバータイプであることと、むしろ積極的に動いている点が違います。また1枚撮りではなく、複数パターンを撮っておいて、後からPhotoshopもマスク機能を使って部分合成をする、というアプローチです。時間と手間はかかりますが、後からじっくり部位別の光らせ方を調整できるのはメリットかも知れません(言い換えると撮影現場では結果がわからない)。

こちらは多くの動画でLight Paintingと呼ばれているようです。ライトペインティングってググるとクライところでライトや手持ち花火を振り回してその光芒を1枚に収める技法のイメージがあるので、同じような違うような?

いずれにせよ1ランクアップできそうなので挑戦してみました。今回はこの2つの方法のハイブリッドというか、

  • パネル型ライトで動かないでシャッター速度短めで撮る
  • 複数ショットをPhotoshopで合成する

という感じでまずはトライ。

■購入品

1つ目の動画で実際に使われていたライトはこちら。

今回実際に購入したのはこちらです。

写真でみると同じに見えますがVL-200Tの方が一回り大きいようです。バッテリーもSONYのFバッテリー互換品をYN300 Airは1つ、VL-200Tは2つ使います。

2つだと充分も面倒だし、重いしデメリットも多いですが、やはり光量が多いに越したことはないかなと思ったのと、リモコンがあると便利そうだという点でVL-200Tにしてみました。片手で高く掲げた時に、もう片方の手でつけ消しできるといいかなと。1つ目の方法だと「点けたら動かさない」、が基本ですしね。スイッチ操作をした後で位置や角度を変えてしまったらマズい。ただし後述しますが現時点ではなくても良かったかなと思っています。

電源スイッチ以外の操作はツマミがひとつ。押し込むと光量↔色温度が切り替わり回して増減というシンプルなもの。重さもまずまず許容範囲。

グリップのボタンでシャッターを切る!

今回手持ちのアイテムと組み合わせて成功だったなと思うのは、SONYのシューティンググリップです。Bluetooth経由でカメラのシャッターやズームを操作することができます。

当然カメラの下につけて使う想定のものですが、今回これをLEDライトの下の三脚穴に装着して使ってみました。カメラ自体は三脚に固定して少し離れた場所に置いてあります。長時間露光だとシャッターを押してからダッシュでクルマの側まで走って行く必要がありますが、これをリモコンで補おうというわけです。最初はプレビューも見られるスマホアプリCreators’ Appでやるつもりでしたが、 現地の電波状況か結構切断してなんども再接続操作が必要でイマイチでした。かたやこのVPT2BTをライトの持ち手として使えば、ライトを掲げる手元でシャッターが切れるのでめっちゃ便利。プレビューや撮れた写真を確認することはできませんが、まぁこの手法で撮る限り画角もフォーカスも固定なので一旦セッテイングを決めてしまったらシャッター操作だけでもいいのかなと。

結果的にLEDライトに付属のリモコンはなくても良かったかなと。シャッター時間長くとって長時間露光で撮るなら便利だと思います。

■作例

まず普通に周囲の明かりだけで撮ったのがこちら。Lightroomで自動補正した状態。ランニングデイライトが光ってるせいもありますが車体は暗く沈んでしまってます。

そして各方向からライトを当てた写真を合成したのがこちら。

背景と被写体の明るさが共存しています。車内にライトを置いたショットも使っているのでシートも浮かび上がってて良き。これは1枚撮りの時にも意識したい手法です。

難しいのはライトの色温度設定です。今回周りの光にあわせてみたんですが、ランニングデイライトと色味が食い違ってしまってやや違和感があります。そもそも複合照明だといかんともしがたいですが、中間を狙うとかやり方があったかもなとか思っています。

■感想

車体に当たる光が月光くらいしかないような場面では有効な手段かなと思いました。Photoshopでじっくり車体の艶をいじれるのも楽しいです。

ただ時間や手間はかかるし、カメラを離れたところに置きっぱなしにするということもあるので、人気ががなく迷惑のかからないロケーションを見つけるのがなかなかに難しいです。場所によっては三脚撮影禁止なところもあるので注意せねばです。日本ではなかなか難しいかも知れません。

個人的には満月の海辺とかでチャレンジしてみたいですね。1つ目の動画のように工場夜景とかもいいですね。

ちなみにバーライトも既に購入済みです。

なんならこっちの方が先に買ってたまである。でもこのライトセイバーのようなライトを振り回すのもやはり人目が気になるのでなかなかテストできずにいます(^^;)。いずれ良いロケーションを見つけてチャレンジしてみたいです。

カーバッテリーの電圧状態をスマホでモニタできるBM2

クラウンのバッテリーがよく上がる問題、先日はOptiMATEで一晩かけて一旦は復活充電させました。

しかし根本的な原因(駐車中でも暗電流が流れてバッテリーを消費する)は取り除けていないので、使っているうちに再発する可能性は高いです。またバッテリー自体も劣化している可能性は大きいです。

本当はこういう3,4万する暗電流がはかれるクランプメーターでひとつひとつ検査をしていくのが良いんでしょうが、そこまでの投資は躊躇しますし、そもそも思い当たる原因はいくつかに絞られています(車両自体の不良や基本設計の悪さを除外して、後付けのものに限る前提)。

カイセ(Kaise) KAISE () 電流計 暗電流クランプメーター SK-7831

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またそれぞれの正確なアンペア値を知るのは目的ではなく、「影響の大きな機器を切り分ける」「現在の正確な電圧が手軽に知りたい」という割り切りで、以下の製品を取り付けてみました。

バッテリーのプラスとマイナスターミナルにとりつけてリアルタイムの電圧をBluetoothでスマホアプリに送れる送信機です。一定時間のログを保存できる記録機能も搭載しています。ぶっちゃけこれ自身がまた微量な電力を消費してバッテリー上がりを加速する可能性も否めませんがw、やはり定量的に「どれくらい乗らないでいると、どれだけ電圧降下するか」「どこまで電圧が下がるとシステム起動できなくなるか」といったことを把握しておきたくて導入してみました。

■インストール

取付はそれほど難しくはありません。前述のようにバッテリーのプラスとマイナスにそれぞれのケーブルを固定するだけです。プラスとマイナスは赤と黒で色分けされているので間違えることはないでしょう。大抵のカーバッテリーにはプラス側に赤色の保護カバーがついていますし。ケーブルの先端はカニ端子になっているので、バッテリーターミナルのナットを緩めて共締めするだけです。

とりつけた様子

本体は小さく軽いですが、念のため両面テープなどでどこかに固定しておいた方が良いかも知れません。

ターミナルのボルトへの共締めですが、露出しているマイナス側は問題ないですが、プラス側は保護カバーが閉まらなくなるという問題がありました。

カニ端子の根元の赤いスリーブ部分がどう向きに締めてもカバーと干渉してしまいます。いっそカニ端子を切り落として、芯線を直接ボルトに巻き付けることも考えましたが、なんとなく抵抗があったので、もうひとつナットを買って来て、ボルトの突き出ている部分に二重ナット(ネット用語みたいだ)で締め付けてみました。

これならスリーブ部分がより水平に突き出る形になり、カバーとの干渉を抑えられます。

まだ若干浮きがありますが、一応カバーはパチンとロックできてので勝手に開いてしまうことはなさそう。

■スマホで電圧チェック

カーバッテリーの標準電圧は12Vです。ただ割と振れ幅はあって、エンジンがかかってオルタネーターで発電している時は14Vは超えます。そして駐車している時は電圧はすぐに11V台に落ち込みます。ウチの劣化している可能性があるバッテリーでは、走って来た直後は12V台ですが、一晩くらい駐車していると11V台前半くらいまで落ち込みます。いまのところそれでも普通にハイブリッドシステム(エンジン)始動はできています。新車状態がどんなものだったか記録できていないのが口惜しや…

スマホアプリでこんな感じでチェックできます。別で有料の高機能アプリもあるようですが、複数台を管理できるなどとりあえずあまり必要はないかなと思っています。

Bluetooth通信圏でリアルタイムの電圧を受信している状態。エンジンがかかっていてオルタネーターは発電しているので14V台がでています。グラフをみるとその直前の駐車状態が12Vを下回っていたことがわかります。

グラフ右上のルーペアイコンをタッチすると、このようにランドスケープで長期ログ表示モードに。

なぜかこちらだと11V台に落ちている区間がほぼありません。もしかするとリアルタイム読みする瞬間は車両に近づいたりドアを開けたりするのでランプが点いたりして一時的に降下しがちなだけで、長期的にみるとまだ12Vはキープできているのかも知れません。

Bluetoothとはいえさすがに金属の車両に囲まれているので、例えば駐車場に駐めた状態で家の中までは電波は届きません。我が家の場合は玄関ドア付近までいけばつながるという感じ。なので電圧警告や定期通知などはたぶん機能せず、車に乗った時に思い出したらスマホアプリを開いてログをまとめて転送する、という使い方かなと思います。

次にバッテリー上がりをした時に、実際にどれくらいの電圧に落ちているのかを調べて、境界ラインを見定めていきたいと思います。そしてそこまで落ちるのに、何日かかるか、なにを取り外しておけばそれが何日延びるか、といったことを感覚ではなく定量的に検証していこうと思います。

ちなみに、先日取り付けたPioneer NP1や、ドライブレコーダーなどの駐車監視機能のための常時給電リレーなどは一定電圧を下回ると給電を停止する機能がついています。その電圧を何段階かに設定できるんですが、いままでの12Vにしていたのを今回一番高い(早い)12.2Vで切れる設定にしました。もしかするとこれで多少バッテリー上がりがしにくくはなっているかも知れません。言い換えると駐車監視があまり長く稼働できていないかもなので、それもログをみながら限界値を探っていくなり、諦めてバッテリー交換してみるなりしていきたいと思います。

Pioneer NP1がSDカードを認識しない問題

先日クラウンに取り付けたPioneerのオールインワン車載器NP1ですが、SDXCカードがなかなか認識しないでハマりました。

前提として本機はClass10で最大512GBまで対応を謳っています。32GBのカードが付属してきますが、どうせならもうちょっと長時間録画を残したいなと思い、大容量なカードを買い足すことに。

当初差し込んだのはSAMSUNGのこちらの512GBモデル。

もともとドローン用に使っていたもので、試しに取り付けて問題なく認識しました。

で、512GBはもったいないので256GBでいいかなーと注文したのがこちら。

これがまったく認識しない。エラーすら出ない。物理的に入っていることを検知していないレベルの挙動。My NP1アプリでフォーマットをかけても「SDカードをいれてください」的なエラーが出ます。PCでexFATフォーマットから入れてみても同様。

仕方ないので、上の512GBと容量違いのこちらを注文しました。

ところがこれもKIOXIAと全く同じ挙動で認識しません。

ちなみにどちらも「アマゾンジャパン合同会社」販売のものです。

仕方ないので、手持ちでかわりになる256GBのSDXCを漁って2022年購入のこちらを発見。ちょっとAmazon発送品は品切れててリンク貼れないので、同一型番SDSQXA1-256Gのものを貼って起きます。書き込み速度が90MB/sの世代のものです。

今からAmazon販売品を買うなら130MB/s書き込みのこちらの方がいいかも知れません。

ただドンピシャで使えたのはSDSQXA1-256Gの方なのであしからず。

挿入するとフォーマットが必要と言われましたが、そうしたところ常時録画開始のメッセージが。

うーん、なんなんでしょ。新品で買った2品が全滅で、もともと他で使っていたものならOK。

新しいのはパーティション名を「NP1」としたのが内部パーティションとかぶってダメ?などと思って、使えてるSanDiskの方もNP1という名前にしてみたが問題なし。

他で使い道もありそうなので返品まではしませんが、ダメだった256GB 2枚の値段で最初の512GBが買えたやん、っていう…

うーむ、参考までに記事にしておきますが、じゃぁSAMSUNG 512GBやSandisk Extreme 256GBも確実にOKだよとはいいづらいです。あくまで参考程度で。

確実なのはPioneer純正の高耐久モデルでしょうか。

でも128GB止まりな上にこの値段は出したくないですよねぇ…