Raspberry Pi Zero WでGPSビーコンを自作

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TOYOTAのコネクテッドカーには「カーファインダー」という機能があります。車両の位置情報を常時サーバーに送信して、ユーザはスマホアプリから今車両がどこにあるかを確認できるというものです。

地図&GPS好きな私はこれにはかなり期待していました。例えば同居人と待ち合わせをする時に迎えに接近するクルマの位置がリアルタイムにわかれば迎えられる側もいい場所に移動したりできます。例えばどちらの方向から接近してくるかで道路のどっち側で待つべきか判断できます。雨が降っている時に無駄に早くから路肩で待たず、どこかで雨宿りをして待つこともできます。

従来、スマホアプリで「友達を探す(現「探す」)」だったりFacebook MessengerやGoogle Mapsなどあらゆる位置情報共有機能を試してきましたが、どれも更新頻度が低すぎてそういうリアルタイムなモニタリングには不足でした。調子がいい時悪い時のムラがあったり。特に金属の箱の中である車内ではスマホのGPSが充分な精度を出せないということも関係してるのでしょう。試した中ではGlympseががまずまずの更新頻度と精度ですがマイナーな上に共有開始までの手数がやや多く、めんどくさがりの同居人にはなかなか使ってもらえず。

そこでもう車両の搭載機能ならば、運転する側はなんの操作もいらずに少なくとも車両->迎えを待つ側の共有はできるだろう!と期待したわけです。ところがいざ納車されていてガッカリ。リアルタイムで動く様子が見えないどころか、目的地についてもまだ出発地にいることになっているとか、何十分というレベルで更新が途絶えることもしばし。また地図表示までの操作の手数も多い。トヨタのアプリは最初にTOYOTA/LEXUS IDというのでログインして使うのですが、さらにこのカーファインダーを使う際にはT-CONNECT IDというのでログインが必要です。しかも後者はセッションが数分しか保持されないので、基本毎回パスコードを入れなければなりません(IDは記憶してくれる)。そしてやっと表示が出たと思ったらスクロールもズームもできない地図画面だし、自分(アプリを起動してる人)の位置も出ません。「マップで開く」的なボタンで標準地図アプリに遷移してようやく自分の位置とあわせてスクロール/ズーム可能な地図閲覧ができる、という体たらくです。TOYOTAのコネクテッド周りのアプリは総じて残念なところが多すぎます。しかも事前に試せないので百万単位の買い物をしたあとで判明してもどうしようもありません。せっかく力を入れるのならもう少し本気で取り組んで欲しいものです。

■なら自分で作っちゃえと

代替品として最近何社かから発売されている子どもの見守り端末なんかも検討しましたが数百円とはいえ月額費用がかかる上、バッテリー優先で更新頻度が分単位なので上記のような用途には不足します。

そこで目に付いたのが以前別件で使用したRaspberry Pi Zero Wです。これにGPSモジュールを取り付ければ緯度経度時刻は取得できますし、車内なら電源もUSB 5Vならいくらでもとれるのでバッテリーの心配も不要。しかも我が車にはWi-Fiまでとんでますから、LTEモジュールも追加の維持費も不要。取得した緯度経度情報をWebサーバーに投げるスクリプトさえ作ってしまえば、あとはWebサーバー側でそれを保存して表示するこれまた簡単なページを作れば良いということになります。

ということで作って見たハードウェアがこちら。

SDカードはサイズ比較用です。いい感じのケースが見つかりました。フットプリントはZeroサイズで上に少し高くなっている造り。右に出ているのはGPSアンテナ。電波が遮断されやすい車内で使うので外付けアンテナにしました。奥に見えるのがmicroUSB端子の電源線です。このサイズなら車内のどこにでも設置できます。アンテナ側(SDカードスロット側)は少し大きく口があいているので、少しホコリなどが入りやすいかも知れません。テープかなにかで目張りしておこうかな。

こちらが中身。使っているGPSモジュールは秋月のみちびき/1PPS対応のものです。

Raspberry Pi Zero Wはヘッダーピンが半田付けされてないWをもともともっていたので、それにハンマーヘッダーソケットを追加。GPSモジュールにヘッダーピンを半田付けすれば直接刺さるんじゃないかという思惑があったんですが、実際には接続する5ピンのうちシリアルのTxとRxが反転した並びになっていたので断念。結局直接半田付けしました。今買える(買いやすい)Zero Wは正確にはZero WHというヘッダーピン(オス)がついているものなので、また別の固定方法が必要かもです。ちなみにGPSモジュールの裏にはバックアップ用のコイン電池がついているのであまりZeroと密着はできないです。

こちらの六角ネジで高さをあわせてGPSモジュールを固定しまいた。自作PCケースにマザーボードを固定するのによく使うアレですね。アレの少し細いヤツ(M2)が長さも色々でセットになっており、複数継ぎ足して望みに近い長さにできるというものです。

ちなみにケースのネジ穴はあいてなかったので、別途ねじ切りタップも買って自分で開けました。ちょい斜めになってしまったのが残念…

というわけでハード的にはZero W、GPS、SDカード、ケースに細々とした配線部材で6~7千円くらいでしょうか。部材はかなりたっぷり買えてしまったので、仮に追加で作ろうとすれば5千円くらいで作れるのかも知れません。

■ソフト面の工夫

ソフト面はOSとしてはRaspberry Piの基本OSであるRaspbianの最新リリースBusterを使用。GUI環境などはいらないのでLite版です。GPSモジュールはシリアル接続で、1PPS信号という精度を上げるための信号はGPIO経由で入ってきますが、いずれにせよgpsdというデーモンを動かしておけばいい感じに管理してくれます。他のツールからはソケット通信でアクセスする感じ(なので複数のGPSクライアントからの同時接続も可能)。

Pythonでgpsdから取得してWebに投げるサンプルが落ちていたので、それを改良して使っています。当初、一旦ローカルにSQLiteなどで保存して送信なども考えてたんですが、そもそもリアルタイム測位データに用があるのと、システムをROM化することで電源管理を簡略化できると気付いたのでローカルには基本的にデータを保存しない仕様にしました。ROM化というのは起動時にSDカードからソフトを読み込んだ後は、その後のディスク書き換えをRAMディスクに行うように仕向けるというもので、SDカードをメインストレージにして劣化が懸念されるRaspberry Pi界隈ではよく使われる手法のようです。RAMディスク上のデータは電源をブチ切りした場合は当然失われます。図書館やネットカフェのPCのように、次回電源投入時はすべてが元通りに起動するというわけです。これも簡単な切り替えスクリプトで実現できました。諸々多くの先人の資産のお陰で、かなり短い期間で目論み通りの仕組みを実現することができました。この場を借りてお礼申し上げます。

逆にサーバー側のPHP+MySQLな部分はほぼゼロから自作中。Google Maps API v3を使って地図表示をしています。個人で使う分にはまず課金対象量には達しないだろうと。こちらはまだ調整中ですが、追々見られるものができたらスクショくらいは晒したいなと。

 

AirPods Proはサイボーグの夢を見るか?

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AirPods Pro買いました。WF-1000XM3(以下XM3)を買ったばかりだし見送るつもりだったんですが、発売日の絶賛コメントがすごくて試してみたくなり、近場の家電店を探し回ってなんとか当日ゲット。

Apple AirPods Pro

Apple AirPods Pro

30,580円(12/15 04:19時点)
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■音楽を聴くためというよりノイズの少ない生活をするデバイス

AirPods ProとSONYのWF-1000XM3はノイズキャンセルの優れた完全ワイヤレスイヤフォンとしてガチ競合する製品で、比較レビューも数多くあります。ノイキャンは互角、音質はXM3という評価が多い印象です。自分もそんな印象ですがこれには優劣というより設計思想の違いが出ている気がします。

SONYはあくまで音楽を楽しみデバイスとして音質を追求しています。ノイキャンについてもそのための静寂を目指している感じ。外音を取り込むクイックアテンションもタッチしている間だけ機能し、通常は無音が基本。スマホアプリと組み合わせれば安全のために歩行中にはノイキャンをオフにすることもできる、という感じ。

他方AirPods Proは音楽もノイズ低減も快適な生活のための手段という感じがします。むしろ電子耳栓として音楽を聴いていなくても常時使用を目指したような使用感。例えば料理とかちょっとした手作業をしている時、完全にその音が消えてしまうと感触がわからず作業しづらかったりします。AirPods Proのノイキャンはそういった自身の出す生活音は比較的自然に残る感じ。これをノイキャン性能が劣ると捉えるかどうかはまさに目的次第。

まさにAppleWatchのように常に身につけさせるにはどうすればいいか?という問いから生まれたデバイスという感じです。身につけていれば音楽も聴け、不快なノイズも消せて、Siriが様々なサポートをしますし電話機もたずに通話もできます。生身の身体より便利ですよと。そのために優先したのがコンパクトさと外音取込みモードなのでしょう。外音取込みモードはイヤホンを装着していない状態に近い聞こえ方をかなり再現したモードです。従来のノイキャンイヤホン/ヘッドホンの思想からしたら、なんでわざわざ未装着状態を再現するんだ?と思いがちですが、ノイキャンの圧迫感、閉塞感を嫌って音楽聴く時以外は外してしまうんではなく、外音取込みモードに切り替えてそのまま装着していてね、ということなんじゃないでしょうか。音楽、動画、ゲームとサブスクリプションサービスを次々にリリースして人間の可処分時間を全て奪い取ろうとする強欲なAppleですから「いずれ人の耳に入る音はすべて牛耳る!」くらいのビジョンはもってても不思議はないんじゃないかなと(笑)。

■勝手に期待する未来のAirPods像

常時身につけるスマートデバイス、もっとカッコ良く言えばサイボーグ/身体拡張デバイスとして見た時に個人的に期待したいのは、Appleデバイスとの接続のスマート化です。もちろん従来のペアリング切り替えに比べてAirPodsのAppleIDをベースとした切り替え方法は便利で手軽です。AirPods側の操作なしにiPhoneやiPad、Macの側でサウンド出力先として指定するだけで切り替わります。でももう一歩未来へ進んで、身体にサウンドインターフェイスを常時装備しているユーザ体験を実現しようとするならば、出力デバイス側の操作すらなしに、それこそiPhone11から搭載されたUWPなどを活用して、近くにあるデバイス、正面にあるデバイスの音声出力を勝手に接続してくれるといいなと。Macの前に座ればMacの音が、iPhoneを手に持って動画を再生したらその音が、みたいなことができたらワクワクしますね。もちろん排他ではなく適切にミキシングされて両方の音が聞こえればなお良し。

あとはノイキャンモードと外音取込みモードのシームレス化ですかね。これはSONYが少し先取りしてスマホのモーションセンサーを使って取り組んでいます。ただまぁ不意にノイキャンがOFFになって雑音が飛び込んできたりと不快感が大きく購入初日に速攻で無効化してしまいました。AirPods Proでは現状そこは完全手動切り替え式です。長押しなのもちょっと面倒。むしろ音楽用途は二の次でいいから1クリックをモード切替えにアサインできたらいいのにと思います。左単押しでモード切替、右単押しでSiri、というアサインができたらより身体拡張デバイスっぽいですね(現在は1クリックは再生/一時停止専用で、まだ音楽デバイス感があります)。

あとは終日稼働できるだけのバッテリーライフと更なる軽さ、小ささですね。XM3と比べればかなり小さく快適ですが例えば寝ホンとしてはまだ突き出し部分が大きすぎます。

■寝ホンとしての使い勝手

私はSAS(睡眠時無呼吸症候群)でCPAPという呼吸補助機をつけて寝るのですが最近機種変更したTeijinの機器がやや空気排出の音が大きく寝づらさを感じています。そこでBoseのSleepBudsを導入してみましたが充電不良問題が改善できずに回収返金対応となってしまいました。またXM3は寝ホンとして使うには大きすぎます。

それらの代替としての期待もあってAirPods Proを買ってみたんですがその結果としては、

  • 羽毛など柔らかい枕であれば横向きに寝ても痛みは最小限(反発力のある枕は無理)
  • ただし起きると外れていることもしばしば
  • 電池が朝までは保たない

という感じで70点というところでしょうか。朝イチに充電が切れているということは、そのまま持って出かけることもできないわけなのでちょい不便ですね。SleepBudsを回収に出して返金を受ければちょうどAirPods Proが買える金額になるわけですが、うーんどうしようかなというところです。

■音声通話用としては今ひとつ

またいくら外音取込みモードが優秀といっても、気になる時はあります。自分の声と食べ物を食べる咀嚼音の反響です。これはさすがにカナル型イヤホンの宿命から逃れられるレベルには達していません。いちど電話会議に使ってみたんですが自分の声がモゴモゴ響いてしまって無理めでした。外での騒がしい場所での通話ではノイキャンのメリットの比重が高まるかも知れませんが、それなりに静かでノイキャンなくても通話できるような場所での電話会議ならやはり自然に外音が取りこめるXperia Ear Duo最強!って感じです。

まとめると、

  • 音楽をしっかり聞くならXM3(というかハイレゾ対応でより音質の良いWH-1000XM3使うかな)
  • 電話会議にはXperia Ear Duo
  • 寝る時はSleepBuds
  • それ以外はAirPods Pro

という感じですかね。うーん、どれも手放し難い…

子ども用書籍が読み放題のKindle キッズモデル レビュー

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離れたところに住む姪姉妹にいいかもと思いKinldeキッズモデルを買ってみました。ハードウェアとしてはベーシックモデルのKindle(10th?)と同等で、特徴としては、

  • U12向けの読み放題サービスKindle FreeTime Unlimited 1年分利用権付き
    • 4人分の進捗管理、実績バッジ機能
    • 大人アカウントで買った書籍も許可すれば読ませられる
  • ピンクまたはブルーのカバーが付属
  • 落下や濡れ破損に対し2年の交換保証
  • スリープ時の壁紙が絵本的で可愛い絵柄に

といったところ。

ちなみにカラー液晶で本以外にも学習アプリやゲームも使えるFireタブレットのキッズモデルも各サイズ存在します。

Fireと違いeペーパーなので当然カラー表示はできませんし画面サイズも解像度もショボいですが、「どうせ買い与えてもゲームやったりYoutubeみたりにしか使われないし…」という懸念がある場合は物理制約として「本しか読めない!」というのは一種のメリットかと。

「実家の蔵書量と生涯賃金に比例する」なんて調査が少し前に話題になりました。例によって相関であって因果かどうかもわからないですが、確かに妹宅にはほとんど本がなく子ども達もゲームやYoutube漬けなので(おもに叔父である私がスマホやタブレットやPC環境を揃えすぎているのが原因なのですが…)、こういうのもあっていいかなと。乱読でもいいので興味をもった本をちらっとでも紐解いてみるきっかけになればなと。とはいえ上の子はもう中2なのであまり読めるものはないかもなので、実質下の子用。上の子はすでにiPhoneもってるし。

■久々にみるベーシックモデルの解像度ェ…

個人的には日本導入前からKindle端末を使ってきており、ここ何年かはVoyageやOasisといった高解像度モデルを使っているので、6インチで167ppiの画面は「ちっさ!ジャギジャギ!」って感じが否めません。

Fireは非キッズモデルに後からアプリを入れてFreetime Unlimited契約すれば(ケースや故障サービスの付帯しない)キッズモデルとして使えました。買い換えて不要になった端末をおさがりで使えるのはとても合理的です。なので、Kindle端末も同じように、サービス開始されたらメニューに「Freetime Unlimited」という項目が出現して、使わなくなったVoyageを転用できないかと心待ちにしていました。まさにサービス開始の直前に更新が来たので、「これは!」と思ったのですが残念ながら転用メニューは出現せず。仕方ないので本人にカバーの色の希望を聞いてピンクを注文しました。

ということで解像度は残念ですがついにフロントライトはついたのは幸い。充電ポートはあいかわらずMicro USBですが、こと妹宅に限ればSwitchくらいしかCデバイスがないのでむしろアリかな。

■ユーザ切り替えが…

中学生の上の子にはあまり利用機会がないかなと思いつつ、せっかくユーザ切り替え機能があるので二人それぞれのアカウントを作成。

普段の操作画面をみてみます。基本は通常のKindle 10thとかわりませんが、右上の3点メニューの中に通常モデルには存在しない「Amazon FreeTime」というメニューがあります。

これを選択するとFreeTimeモードに遷移したり設定をしたりする画面が出ます。

ここでは「もも」と「はな」という二人の子どもアカウントが作成済みで、どちらかの「本を読む」リンクをタップすることで、子ども用ホームに遷移します。

ご丁寧に左上に「ももさんのKindle」と表示されるところがニクいですね。さて、ここでまた3点メニューボタンを押すと、

こういうメニューです。大人モードでしかできない設定をしたり大人ライブラリを見るには「ペアレンタルコントロール」か「Amazon FreeTimeを終了」ですがどちらもパスコードを入れないと進めないという具合です。

親のKindleアカウントに紐付いているのでうっかりするとライブラリが丸見えになってしまいますが、まぁ一応暗証番号をしっかり管理していればOKということです。

さて、ここまで来てふと問題に気付きました。

あれ、じゃぁ”もも”アカウントから”はな”アカウントに切り替えたい時は??

もちろん、一旦抜けて2番目の画面から選び直せばOKです。ただしそれでは姉妹でアカウントを切り替える度に親が暗証番号を入れて承認しなければならないことになります。いやいやそんなわけないっしょ!?WindowsだってMacだってNetflixだって最初にアカウント選択画面が出ます。じゃぁKindleを一度スリープにして起こし直してみたら?→ダメ。端末を再起動したら?→ダメ。それ自体(アカウントスイッチ)を有効にする設定項目がどこかにある?→発見できず

あちこちいじりたおして見ましたが現時点では発見できていません。ちなみにKindle 10thとしての電子マニュアルは大人ライブラリに入っているもののFreetime Unlimitedに関する説明はなし。

もちろん、妹が姉のアカウントにスイッチして設定年齢以上のコンテンツにアクセスできたり、他の兄弟姉妹のアカウントでうっかり本を読んで実績やしおりに干渉したりといったことは望ましくないですが、それはぞれぞれのアカウントにパスコードをつけて管理するのが正しい気がします。Netflixのようにそこまでは厳密に管理しない使い勝手、わかりやすさ優先のアカウント管理も選べても良いでしょう。だけど、親を通さないと兄弟間で受け渡しすらできない、というのはちょっとおかしいんじゃないのと思います。これを書いている今でも「いやいやそんなバカな仕様なわけがない。私がバカで見落としているだけで、だれか早くツッコんでくれ、オマエの目は節穴かと罵ってくれ!」と思っています。真っ当にユースケースを想定して作ってればこんなことあるわかけがない。是非コメントでご指摘ください。

そしてもし、もしも本当に現状でそれができないというのであればAmazonには猛省して神速でファームウェア更新してほしいものです(あと従来端末のファームにもFreetime Unlimitedメニューを!)。

2019.11.08追記:

Amazonのカスタマーサービスから上記問い合わせについて返信いただきました。「現状はPINを入れなければ変更ができない件についてはお子様が自分でプロフィールを更新するのを防ぐための仕様でございます。」とのことです。「プロフィールの更新を防ぐ」??なんだか壁を建てる場所を間違えてる気がしますね…

オモチャと侮るなかれ Switch リングフィットアドベンチャー

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Nintendo Switch向けに新しいフィットネスソフト&周辺機器「リングフィットアドベンチャー」が発売されました。体重増加が止まらない私も早速購入。

リングフィット アドベンチャー -Switch

リングフィット アドベンチャー -Switch

11,180円(12/15 04:19時点)
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本タイトルはSwitchに付属する2つのJoy-Conを

  1. 手に持って扱うウェスト大のリング
  2. 太ももに装着するベルト

にセットして、運動を測定します。リングは弾性のある樹脂でできており、これを押したり引っ張ったりして腕や肩、お腹の筋肉を使ったエクササイズを行います。Joy-Conのセンサーでその向きやリングの歪みを検出しているようです(歪みはどうやって検出してるんでしょうね)。行ってしまえばただの樹脂の輪っかなワケで、大の大人が両手でギュっとすれば簡単に歪む程度の強度です。ただしその持ち方でそれなりに力を必要とします。例えば前方や頭上に腕を伸ばした状態でではより力を入れないとつぶれません。ゲーム内ではこうした姿勢をとらされる為、思ったよりも筋力を使うエクササイズになります。またガード動作としてお腹にあてて腹筋の力でつぶすモーションもあります。なるほど、ただの樹脂リングですが使い方で色々な箇所を鍛えられるというわけです。

太ももの方はおそらく傾きを検出して歩行動作やもも上げなどを検知しているのでしょう。よって、先日発売さればばかりのJoy-Conが分離しないNintendo Switch Liteでは利用できないので注意が必要です。こちらは計測用でプレイ中は基本的に意識することはありません。

また少し驚いたのはリングにセットしたJoy-Conの赤外線センサー(モーションIRカメラ)に指の腹を当てて心拍数を計測できる点です。なるほどApple Watchでも赤外線や緑色LEDを肌に当ててその反射を読み取って心拍を測っているので理屈でいえば同じようなことをしてるんでしょうけど、なんかちょっと得した気分ですね。Apple Watchのように常時計測できるわけではなく、ステージの区切り区切りで参考的に記録するだけではありますが、自分にとっての運動負荷を把握する目安にはなります。

こうしたシンプルなハードウェアの組み合わせで全身動作に近いモーションセンシングを行い、全身ジェスチャー入力にしつつ運動負荷を与えるというわけです。さすが任天堂。安い部材を目新しい体験に仕立て上げるのが上手い!任天堂流のヘッドセットを使わないVRといったところでしょうか。

■ゲームの進み方

最初にリングを力一杯つぶす動作をさせられ個人個人のマックス筋力を計測します。これに加えて希望する運動強度を選ぶことで、全体を通しての運動負荷が調整されます。軽度のエクササイズからガチで汗だくになるトレーニングまで自在というわけです。

ゲームとしては自意識をもったリングに封じられていた魔王をうっかり解放してしまったので、リングと共にその魔王を追って再封印をするというストーリー。魔王がムッキムキで追いつくと腕立てとか筋トレをしていて笑います。これ全般を通して魔王を追ううちにプレーヤーもムッキムキになって「今日からオマエが新しい魔王だ」みたいなまどマギっぽい展開になるんじゃないだろうかw。

進行としては移動パートと戦闘パートがあります。移動パートでは一本道のマップの中を足踏み歩行動作で進みます。時々階段や泥沼などがあって腿を高く上げる動作を要求されます。ここは集合住宅では階下への振動が少し気になるところです。なるべく跳ねるような動きはせず、ゆっくり交互に腿上げだけする感じでしのいでいます。また途中で金貨や宝箱、HP回復のハートが落ちており、それに向けてリングを絞ると空気泡みたいなものが打てたり、広げるとバキュームで吸い取りができたりします。またリングを下に向けて絞ると上昇気流が吹き出て大きくジャンプすることができ、障害物や谷間を乗り越えることができます。1つのパートが数分というところでしょうか。

また途中で雑魚モンスターと会敵したりステージ最後のボスモンスターまでいくと戦闘パートに移行します。モンスターのライフを示すバーをゼロにするまで攻撃を続けるわけですが、攻撃手段がエクササイズになっていていくつかから選んで行います。最初は3,4種類でステージを追って増えていくようです。例えばリングを両手で抱え真正面から真上に上下させながらスクワットをし、1回毎に攻撃が発生します。呼吸のタイミングなども指示されます。これを所定回数繰り返すと1セット終了で、防御ターンになります。防御は上述のようにリングの片側をお腹にあて、反対側を手でもって押さえます。手よりはお腹側に力をいれて一定時間こらえることで防御になります。それをしのぐとまた攻撃ターン。さきほどのエクササイズは一定サイクル選べなくなるので、異なるエクササイズを選択することになります。そんな感じで、防御ターンをはさみつつ、3,4種類ほどの異なるエクササイズをこなすと勝利できます。時間にすると数分か10分程度で運動強度設定次第で結構汗をかけます。また体のあちこちの筋力を使っている感じがします。これを始める前にOculus QuestでBeat Saberをやって汗をかいていた時期がありますが、あちらは上半身、というか両腕がメイン、下手すると手首のみに負荷が集中することになりがち(まぁエクササイズソフトではないので仕方ないですが)。それに比べるとこちらはしっかりと体系立てて身体の各所を使える感じです。

ストーリーとしてどこまで面白さが広がっていくのかはまだクリアできていないので不明ですが、とりあえずただボケっと走る、泳ぐといった運動が苦手な人間にとっては多少のモチベーション維持にはなりそうです。

またまだ試してないですが、他のテレビや動画をみながら「ながら」で運動するモードも備わっているようです。Switch本体をドックから出して、テレビ側では好きなコンテンツを流してプレイできるんじゃないかなと予想されます。ゲームとしてハマれない人でも計測機能付きのエクササイズ用具として使えるわけです。

心拍計測精度はApple Watch並?

ステージボスを倒すと心拍計測するか聞かれます。Apple Watchでもエクササイズモードにして常時計測しつつその値を比べてみるとかなり近い値が出ます。プラスマイナス1というところです。ただあくまでステージ間のこの時しか測れないですし、十数秒くらい指を当て続けないと測れないので、インターバルを挟まずリズムよく進めたいのであればApple Watchなどの他のデバイスで記録をした方がよさそうな気がします。ただ計測した心拍情報が結果分析にどう使われるかわからないので今のところ一応ステージ毎に計測してもらうようにしています。

再起動不要のマルチユーザ対応

もちろんマルチユーザに対応していますので家族で別々に進行管理やロギングすることが可能です。しかもSplatoon2などのようにいちいちホーム画面に戻ってソフト自体を再起動しなくても、ゲーム内でユーザ切り替えができます。これはとても良い。SwitchのOS的に前からできたのか、これにあわせて密かにアップデートされたのか不明ですが、他のソフトも是非この方式のユーザ切り替えに対応してほしいものです。

床振動対策

前述のように移動パートでの歩行モーション、特に腿上げの時の振動が気になります。追々他のエクササイズでもそうした激しい振動を発生させがちなものが出てくるかも知れません。それを考えると集合住宅住みとしてはなんらかの対策を考えたいです。

試しに先日オフィスチェア用に買ったゲルマットを敷いてみました。卵を落としても割れないというアレです。

ちょっとマシになる気がします。その場で足踏みするだけならこれで足りなくもないですが、理想をいえばもっと大きなのがあればヨサゲです。ただ単価的にちょっと高くなりそうですね。エクササイズの中には寝転がって行うものもあるので、ヨガマットくらいの広さがあれば理想ですが、椅子用マットで2,000円すると考えると、、、

あと激しく足踏みするとなるとやはり素足だとちょっとやりづらさを感じます。室内用シューズを履いてやりたいところです。いっそソールはしっかりありつつ靴底にこのゲルのような振動/騒音吸収素材を備えたようなものがあるといいのかも知れません。

昨冬に買ったルームシューズは底に滑り止めもついているので、こいつになにかしっかりしたインソールを入れてやるといいかも?なんて考えています。ただちょっと暑いかなぁ…

 

Xperia Ear Duo (XEA20)のイヤーピースが自由回転するようになったので交換

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SONYのXperia Ear Duo (XEA20)、テレカン(オンライン会議)などで重宝してたんですが、ある日左側のイヤーピースが装着と同時にクルっと回ってしまい耳にフィットしなくなってしまいました。装着前に突起のある向きを合わせておいても、耳との摩擦でクルクル回ってしまうのです。

 

右側が正常な向き。左側はその向きに固定されなくなってしまった。

なんでだろう?と思ってイヤーピースを外してみたところ、中で踏ん張り役っぽい硬質な樹脂製パーツが外れて出てきました。おそらく本来こいつとシリコン部分が固定されており、本体側とこいつもまたガチっと噛み合うことでイヤーピースの回転を防いでいたのでしょう。

重宝しているといってもそんなに毎日ヘビーに使っているわけでもなく、通算でも50回未満だと思うので強度的にやや不満ではありますが、仕方ないので交換パーツを手配することに。XEA20は独自のイヤーピースなので汎用品は使えないので補修部品扱いで取り寄せしかないぽい。

XEA20には左右それぞれにS/M/Lの3サイズのイヤーピースが付属していますが、メーカー都合なのか、なんと2サイズが左右別パックで補修パーツ販売されていました。ユーザ目線でいえば自分の使っているサイズの左右セットで入手できた方が嬉しいんですが、、、

  • 9-913-601-52 [XEA20 イヤーピース R 黒]
  • 9-913-601-53 [XEA20 イヤーピース L 黒]
  • 9-913-601-54 [XEA20 イヤーピース R ゴールド]
  • 9-913-601-55 [XEA20 イヤーピース L ゴールド]

品番はこんな感じでした。今回欲しかったのは4つめなわけですが、なぜかヨドバシ.comには上3つはあるのに肝心の4つ目がない。eイヤホン(楽天店含む)にはあるけど送料が高い。ということでヨドバシに問い合わせると数日待たされましたが10日間限定の注文URLを案内され、そこから注文したらさくっと1、2日で届きました。価格は税込み1,100円(10%還元)でした。

これでまた後日また右が壊れたて取り寄せたら、いらないSサイズとLサイズが3セットも手元に溜まることになりますね…