iPhoneの買取、今年は家電量販店系が強いらしいと聞いて…

iPhone 16 Pro Maxを買い、1年使った15 Pro Maxを売却して足しにするわけですが、通常はヤフオク、昨年はAppleの下取りに出した気がします。今年は少しでも高く売りたいので早めにヤフオクに出すかなーと思っていたところ、Xで「買い取り店よりもヤマダなどの家電量販店の買取提示価格が有利」と流れていたのでリサーチ。

2024年9月25日現在で、ヤマダ電機、ジョーシンともiPhone 15 Pro Max 512GB SIMフリー版で上限177,600円となっていました。

ヤマダ電機

今回のiPhone 16 Pro Max 512GB ナチュラルチタンがAppleストア購入で219,800円なので、この上限額で売れれば42,200円の追い金で買い換えられることになります。Appleの下取りだと10万強とかだったのでかなりオトクです。

今回バッテリー状態は100%で、ケースをつけておりキズもないので、ヤフオクでも相場的に17万狙えたらいいなーくらいには思ってたんですが、あちらは手数料10%や送料がかかるのでそれがないならばかなり美味しいです。また17万くらいというのはiPhone 16発売前の段階の相場だったので、発売後に同じタイミングでたくさん出品が出てたら下がっている可能性もあります(実際には調べず終い)。

さらにジョーシンはこのタイミングでiPhone買取強化キャンペーンを打ち出しており、ポイント払いなら+10%+5,000ポイント増量でした。あまり近くに店舗がなかったんですが1時間ほどかけてドライブがてら店頭査定にもっていきました。

実は最後の清掃と梱包段階で液晶に2,3mmの小さなキズをみつけてしまい、もしそれに気付かれれば減額はあるなーと思いつつ、同じ通り沿いにヤマダとジョーシンがあるので相見積もりしてもらおうという目論みで出発。

当初まずヤマダに行って査定額をもらい、それをもって本命のジョーシンへ、と思ってたんですが、道路が割と混んでて疲れたのでいきなり本命ジョーシンへ。

やはり液晶のキズは見逃してもらえず(笑)、以下の査定が出ました。

満額から8,900円減額された形ですね。ヤマダにも行こうか迷いましたがまた渋滞もあるし面倒くさいなーと思ってこちらで受諾。今年の追い金は51,100円で決着。

Apple Careに入っていたので、さらにガラスを割って交換してもらえば自己負担額3,700円払っても5千円くらい浮いたことになりますが、手間も時間もかかるしセコいなとか。

また箱、USBケーブル(未使用)、SIMピンなどを綺麗に揃えてもっていったんですが不要ということで返却か破棄を選ばされました。必要なのは本体だけという形です。

また同居人が持ち込んだ美品のiPhone 14 Pro Maxもきっちり満額回答だったので、そこまで満額の障壁は高くない印象です。

■ポイントで受け取ればさらにオトクだが、使い道が…

驚きなのはポイント受け取りした場合です。ジョーシン近くにないし今すぐに使い道がなかったので今回は選びませんでしたが、合計で190,570円。もしキズがなく満額だったら177,600円+10%+5,000円=200,360円なので19,449円で買い換えられる計算になります。

ただまぁジョーシンは現状SIMフリーiPhoneを扱っていないので、

  • 定価の高いキャリア版を買う
  • 他のものでポイントを消費する
  • 温存しておく

といったことになります。ちょうど20万くらいの買い物の予定があればこちらにしたかも知れません。ヨドバシやビックのポイントなら普段から使い道があるのでまだアリだったんですけどね。まぁそこの魅力の薄さを埋めるためのキャンペーンなんじゃないかとも。

■まとめ

今回はじめて家電量販店の買取サービスを利用してiPhoneを処分してみました。

  • ヤフオクなどの相場並で、手数料10%がない分得になるくらいの値付け
  • 送料もいらないし、後のトラブルの可能性もほぼ無し
  • 付属品を揃える必要もなし
  • 即日現金払い
  • もしポイントでの受け取りを選べばさらにオトクに(今年限りのキャンペーンの可能性も)

という感じで、メリット多めでした。

219,800円で買って1年使ったものがまだ200,360円で売れるってスゴいです。

来年もこれくらいになる可能性があるなら継続的に検討範囲に入れていきたいなと思います。

iPhone 16 Pro MaxのRAW撮影現像テスト。LIETZ Phone3とも比較

今年はかなり本気でスルーするか迷いましたが、結局買いました。

15 Pro Maxから16 Pro Maxの画質的なアップデートは、超広角レンズが48MPと広角レンズと同じ解像度になったというのが主なトピック。個人的には望遠重視なので「そっちかーい!」という感じですが、まぁ超広角レンズはマクロ撮影時にも使うのでテーブルフォトにもいいのかな?でもテーブルフォトくらいだと逆にマクロになるほど近づけると影が落ちてしまうことも多く、そっちも言うほど使うかな?というところ。あとはセンサー読み出しスピードが2倍になってRAW撮影がスムーズ担ったり?

あとiPhoneでRAW(ProRAW)が撮れるようになって久しいですが、毎回期待しつつもなんか「あれ?」って思うことが多く正直「もう騙されないぞ!」という感も。画角的に48MPカメラを使えてなかったのもあるかもですが、なんか解像感がイマイチで、JPEGで撮った時の絵の具感がRAWでも感じられる気がして。

結局最近のクルマ撮り(ミラーレスを持ってない時)やテーブルフォトはLEITZ Phone 3(SHARP LP-03)をサブ機として持ち歩いて撮っていました。

その後、iPhone向けにもLEITZフォトアプリが登場し、けっこうなサブスク料金がかかるもののLEITZ LOOK含めて近いエフェクトはiPhoneでも得られるようになりました。でもまぁやはり1インチセンサーもあるしでiPhoneでのサブスクは試用期間でやめ、SNS用写真はLEITZ Phone 3という現状。

■さぁiPhone 16 Pro Maxはどうだ?

まだ二日程度でクルマとかも撮りに行けてないですが、とりあえず超広角試そうと煌びやかな夜景を撮りに。しかし距離的な都合もあって結局広角24mmレンズでの撮影に。でもまぁ夜間の4ピクセルを結合して12MPで高感度撮影になるモードにはならずに撮れました。ダイナミックレンジが広いのか現像した時の露出補正耐性がかなりあり、2Fより上の窓ガラス周りの質感などはかなりエグい。

Lightroom Classicで露出調整。WBやノイズ低減系は不使用。

この作例は4K程度に縮小してますが、現像前で8064×6048ピクセルありました。入り口のポスター類なども判別できるほど解像感があるのもスゴい。

入り口付近のポスターを拡大

ISOが320ですがほぼノイズがない。下はLightroom Classicで露出をかなり上げてみた様子ですが夜空部分にザラつきがない!Apple ProRAWだとLightroom ClassicのAIノイズ除去が使えないですがこれならそもそも必要なさげ。

またiPhoneカメラで弱点だった強い光源がレンズ内反射してあらぬところに謎の光点(ゴースト)となって映り込んでしまう現象ですが、ここまで露出を上げるとさすがに見えます(赤丸箇所)が、通常の露出設定内なら気にならないレベル。動画とかではまた別途検証しないとですが、新しいレンズコーティングによる改善効果は感じました。

比較のためLEITZ Phone 3でも。こちらは「マニュアル撮影」モードのRAW(DNG)撮影ですが3952×2960にしかならない。あれ?こっちも48MPのはずなのにな。あらためてDNGで撮った写真を眺めるとどれもこの解像度。ちょっと撮影設定を確認して再戦したいところ。

注:これはLEITZ Phone3撮影。iPhoneではありません

ISOはiPhone 16 Pro Maxの作例よりも更に低いISO 100ですが少し露出を上げると夜空は盛大にノイズが出ます。これはLightroom ClassicのAIノイズ除去を施した後の状態。LEITZ LOOKを当てない素の色味なのでまぁ普通な写真ですかね。

iPhone 16 Pro Max作例追加

夕食食べにいったデニーズでちょっと追加作例。どちらもRAW撮影+Lightroom Classic現像です。

こちらもセンサーノイズが少ないのかAppleの後処理が優秀なのか、低ノイズでめちゃくちゃ編集耐性がある感じ。ISOは320、SSが1/13ですが手ぶれもほぼなし。これきちんと三脚に乗せてISO100以下とかにして撮ってみたい。

つづいてテーブルフォト。色味はかなりいじったけど、ヨサゲな仕上がり。もうちょっとマシなご飯で撮りたい。RAWだとポートレートモードによる疑似ボケは入らないのでちょっとカッチリしすぎちゃうんだけど、純粋なカメラ性能としてはいい感じ。

iPhone 15 Pro Maxは売却準備に入れたいので撮り比べはしないけど、あれ、24mmでもこんなにいけてたっけ?いままで48MPで撮れてなかった?それとも16でカタログにのらない部分の進歩もあった?

■まとめ

あくまでスマホ上で最適設定を目指して撮り比べ、現像でやれることもやる、という状態の比較なので、撮って出しで勝負したい人にはあまり参考にならないと思いますが、iPhone 16 Pro Maxのポテンシャルは伝わるでしょうか。というか広角レンズなので15 Pro Maxでも実はこれくらい撮れた?

これくらい高解像度でノイズがない写真がRAWで撮れるならもう少し活用してみたくなります。LEITZアプリもまた購読してみようかな?

個人的にスマホカメラに画質求めるのは「ミラーレスを持ってってない日にふとクルマを撮りたくなるロケーションに出会った時」なので、近いうちにまたクルマ撮りできっちり比較してみたいと思います。その時は解像度条件やISOなどもなるべくあわせてみようかなと。

iPhone 16 Pro Maxのケースを先行購入してサイズ感をチェック

iPhone 16 Pro Maxが発表になりました。自分は老眼はじまってるのでiPhone 11辺りからずっとPro Max派です。今回16 Pro Maxは15 Pro Max比で縦3mm、横1mmほどサイズアップしています(画面は6.7インチから6.9インチ)。ちょっと気になったので予約解禁日前に先行してケースを買って15 Pro Maxを入れてみました。

ちなみに買ったのはコレ。往年のブラウン管iMac自体のカラーをオマージュしたケースで、オレンジブームの自分はタンジェリンをチョイス。

15 Pro Maxで使っていた同じSpigenのコレの16シリーズ用も既に出ていたので続投も考えましたが、せっかくなので気分を変えて。

ケースのデザイン上の差異でちょっと大きく感じますが実用上の不便を感じるほどの違いではないなと確認できてひと安心です。

縦方向にしっかり3mm分の隙間が空きます。

一方で横はほぼピッタリという感じ。ただショートカットボタンを押すと吊られて音量アップボタンも押されてしまう現象がでていて、これが1mmの差による不具合だと信じたいです。16 Pro Maxであれば起きないことを期待。16 Pro Maxなら起きませんでした。

カメラコントロールの位置が微妙?

それより気になったのが今回新設されたカメラコントロールの位置です。

単純にコンデジみたいな感覚で使えると期待していましたが、実際の位置をみると割と中心(左)に寄っていて、普通に持ったら人差し指が届きません。手のひらまで動かして「そいやっ!」っと指を伸ばす必要があります。たぶん縦持ちした時の扱いやすさも考慮しての妥協点なんでしょうけど、デジタルカメラみたいに自然な位置に指先を置いてバシャバシャ撮れると期待しているとちょっとガッカリすることになりそうです。

LEITZ PHONE3 vs iPhone15 Pro Max vs Pixel 8Pro ポートレート撮って出し勝負

LEITZ PHONE 3の疑似ボケ機能であるLEITZ LOOKSと、最新iPhone、Pixelのポートレートモードで撮り比べてみました。JPEG撮って出しです。カップのところをタッチして撮ったのでフォーカスと露出はそこ基準になってるはず。WordPressでリサイズはかかってるかもですがリンクで元ファイルが見られるようにしておきます。

LEITZ PHONE 3(LEITZ LOOKSモード、LEITZ COLOR: ORIGINAL)
iPhone 15 Pro Max(ポートレートモード)
Pixel 8 Pro(ポートレートモード)

うーんどうでしょ?

カップを置いている台の下は内部に照明が入ってるパネルなんですが、iPhoneとPixelは良くも悪くも自然なトーンに調整されてただの白壁に見えますね。

iPhoneが一番輪郭処理が甘いかな。左側のフタ直下の部分は完全に抜けてしまってますし、全体に違和感が大きいです。疑似ボケであることがありありとわかる感じ。LEITZ PHONEもプラフタの上部の開閉部分がボケてしまってます。Pixelが最も正確でしょうか。

ボケ量(F値)はiPhone > LEITZ PHONE > Pixel。LEITZ PHONEは撮影時のみの調整、iPhoneはLiDAR情報を保持していて後からでも変更できるのが強み。Pixelも純粋な画像処理だと思いますが後調整は可能ぽい(借り物なので詳細不明)。まぁAndroid標準の「フォト」アプリの機能なので、LEITZ PHONEで撮った写真でもボケを足すことはできますね(Google Oneの契約が必要)。

LEITZ PHONEで気になるのは中心辺りの窓の外の光が二重にブレてる点。これが手ぶれなのかLEITZ LOOKSによる効果なのかは不明。

トーン調整としてはiPhoneが際立って明るめに補正。ふわっと浮き立って綺麗な印象。Pixelが一番リアルの店内の明るさを再現してる気がします。LEITZ PHONEはやはり暗めに写る傾向。もちろん撮影時に手動で露出スライダーを調整すれば変えられるので、あくまでデフォルトの映りということで。

■総評

新機種の贔屓目、目新しさのバイアスもあるかも知れませんが、LEITZ PHONE 3が破綻もなく、味もあり、下部の発光パネルの質感も出てるし好きかな。露出は後でいくらか直せるけど、iPhoneのボケ境界が破綻してるのは直せないので致命的。

ちなみにLEITZ PHONEでF8でボケ最小で撮って、「フォト」アプリで後からボケを足すと、Pixelに近い正確な疑似ボケが得られる可能性がありますが、せっかくの文字表示がボケてしまうのが惜しいw

iPhoneのショートカットで素早くヤマトの追跡URLを作って共有する

久々にiOSの「ショートカット」アプリ触りました。

私は誰かに宅急便で荷物を送る際、伝票番号を知らせるクチです。曜日や時間帯はいつがいい?とか聞いてくれるよりも、クロネコメンバーズで伝票番号くれたら自分で適当に変更するからいいよ、って思います。

そしてクロネコメンバーズでなかったり伝票番号から到着予想日時を調べるリテラシーがない人でもリンクを開けば一発で配送状況がわかるURLを作って送ります。本記事はそれを最小の手間で行うための覚え書きです。iOS/macOSの「ショートカット」アプリを使います。特に最近は配送ロッカーのPUDOステーションから発送した時に表示された伝票番号をiPhoneのカメラでメモすることが多いのですが、iPhoneの「写真」アプリのOCR機能と組み合わせると、写真から直接伝票番号を読み取ってURLを生成できるのでとても効率が良いと自負しています。

■利用イメージ

全ての設定が完了すると、こんな感じで使うことができます。

例えばPUDOステーションから発送手続きをした場合、タッチパネルに伝票番号が表示されるので、iPhoneのカメラで撮っておいたとします。あとで「写真」アプリでそれを開き、伝票番号の辺りを長押しすると文字として読み取ってポップアップメニューが表示されます。場合によってはタッチした4桁しか選択されないことがあるので、必要に応じて青丸で範囲を引き延ばして12桁全てを選択します。

PUDOの発送画面の写真から読み取る例

ポップアップの右端に「共有…」が出て、その中から「ヤマト追跡リンク」を選択。

元が写真でなく、Webページやクロネコアプリ上に表示されたテキストとして伝票番号がある場合は、それをクリップボードにコピーした状態で「ヤマト追跡リンク」を開けばその番号が使われます。

これでSafariでヤマトの追跡ページが開くので、正しくステータスが表示されているのを確認したら、あとはこのページのURLをコピペするか、共有メニューからメールやLINE、メッセンジャーなどお好きな手段で相手に教えてあげればOKです。

Safariでヤマトの追跡ページが開かれる

どうでしょう?「ショートカット」はiPhone/iPad/Macで同期されるので、どれかで設定しておけば、他のデバイスからも使えます。

便利だと思ったら、以下の手順で設定してみてください。

■設定方法

こちらのリンクを開き、「ショートカットを入手」をタップ。さらに「ショートカットを追加」をタップ。すると一覧に「ヤマト追跡リンク」というアイテムが追加されるので、右肩の「…」をタップします。

レシピ内容はこんな感じになってると思います。リンクが不正に書き換えられている恐れもあるので、念のため内容がこの通りか確認してください。

大丈夫なら一番下の「i」ボタンを押します。

「共有シートに表示」がオンになっていることを確認します。またクリップボードからの処理を手早く行いたい人はここで「ホーム画面に追加」もしておくと良いでしょう。

終わったら「完了」を2回おして一覧画面に戻ったら完了です。

ちなみに共有シートの中で下の方に沈んでて選びにくいよって場合は、一番下の「アクションを編集…」をタップして一覧を出し、左の「+」を押してやれば上のお気に入りの方に移動することができます。

■詳細解説

他人が作った「ショートカット」を入れるのは不安、自分で理解しながらイチから作りたいって人のために、1ブロックずつ解説していきます。ちょっとしたプログラミングなので興味があるかたは是非。

基本的には画面下(Macなら右上)の検索欄でブロック名を検索し、青字のところを写真の通りに書き換えていってください。

「ショートカット」アプリのトップ画面から右上の「+」をおして編集を開始します。まず一番上の「新規ショートカット」などとなっているところをタッチして「名称変更」しておきましょう。今回は「ヤマト追跡リンク」とします。この名前が共有シートやホーム画面に出る時の名前となります。

いきなりですがレシピの完成形がこちら。これと見比べながら以下の解説に沿って作っていってください。

ブロック1

最初の入力を受け付けるブロックです。「入力からテキストを取得」ブロックを検索して追加します。次に「入力」と青字になっているところをタップして「共有シート」スイッチをオンにすると「共有シート」に置き換わります。「画像、その他18個」も選んで「テキスト」以外はオフにしておくと、余計な場面で表示されなくてオススメです。「もし入力がない場合:」の下の「続ける」を「クリップボードを取得」にしておくと、文字通り、共有シートからの呼び出してない時に、クリップボードに入っている文字を使ってくれます。

ブロック2

「変数を追加」ブロックを検索して追加します。自動的に上のブロックの出力である「ショートカットの入力」がセットされていると思うので、「変数名」だけ「伝票番号」にしておきます。簡単にいうと「伝票番号」という箱を用意して上ブロックから送られて来たテキストを放り込むという意味です。こうして名前付きの箱に入れることで、後で加工や取り出しがしやすくなるのです。「伝票番号」は呼び名なので、次のブロックで同じ名前を指定していれば、「あああ」なんでも構いません。自分がわかりやすいことが重要です。

ブロック3

伝票番号は「1234-5678-9999」のように4桁の数字が3つ、「-」で連結されていることが多いですが、問い合わせページに送る時は「123456789999」のようにハイフン無しの状態である必要があるようです。そこで、「テキストを置き換え」ブロックを追加します。

ここでも親切に上のブロックでつけた変数名「伝票番号」が自動でセットされると思います。あとは”何”を”何”に置き換えるか、という2つの要素を指定します。ひとつめ(「こんにちは」と薄く出ているところ)に半角ハイフンを入れます。今回はハイフンを無くしたいので、ふたつめは空にしておくのがポイントです。ちょっとトリッキーですが最初の例文の「世界」が薄く表示された状態が空を意味するようです。

ブロック4

いよいよSafariで開くためのURLを作ります。ヤマトの荷物を追跡するURLはこんな形式になります。

末尾の数字が伝票番号(からハイフンを除いたもの)です。つまり、「https://member.kms.kuronekoyamato.co.jp/parcel/detail?pno=」と上のブロックで作ったテキストをつなげやれば完成です。

新しいテキストを作るので「テキスト」ブロックを追加します。「https://member.kms.kuronekoyamato.co.jp/parcel/detail?pno=」までを一字一句正確に入力し「=」の右にカーソル(チカチカ)がある状態で「アップデートされたテキスト」をタップします。これは文字通り上の「テキストを置き換える」ブロックで処理した結果を意味するので、結果として手入力したアドレスとアップデートされたテキストがつながったURLが出来上がるというわけです。

ブロック5

上から振ってきたテキストをURLだと信じてSafariで開く処理を行います。「URLを開く」ブロックを追加します。水色文字は「テキスト」となっていると思います。ブロックとブロックの隙間をみると線でつながってますので、上の処理結果がそのまま入ることを意味しています。

以上で完成です。右上の「完了」を押して保存しておきます。

ショートカットの削除方法

試行錯誤してるうちにいくつも無駄なショートカットができちゃった、とか、思ったほど便利じゃないからイラナイ、ってなった時に消す方法にも触れておきます。ちょっとわかりにくいので。

答えは「すべてのショートカット」と出ている一覧の画面で消したいショートカットの枠を長押しします。するとメニューが出て一番下に赤字で「削除」があります。消したら復活できないので、間違って使うものを消してしまわないよう注意してください。

ヤマトの追跡ページについて

URLのパラメーターに伝票番号を入れて一発追跡するリンクで調べると、どのページも

を紹介しています。これを開くと問い合わせたい伝票番号を入れる欄が10個出て、その1つ目に指定した伝票番号がセットされた状態のページが開きます。その追跡結果は画面をスクロールしないと見られずひと手間です。

今回しようしたクロネコメンバーズサイトのURLならばより目立つ位置、大きさで追跡結果が表示されているので、受け取った相手も情報を見つけやすいんじゃないかと思います。クロネコメンバーズに登録していなくても見られますし、登録済みならそのままMy荷物に追加もできて便利なんじゃないかと。