姪の誕プレにPCデスクとチェアを買った話

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先日姪2号の誕プレにiPad Air 5thを買ったと書きましたが、姪1号も誕生日でした。1月違いなので毎年連続するので出費がます。まぁ毎年そんなに高額なものあげてるわけじゃないけど。

で、去年進学祝いに贈ったデスクトップPCに対しデスクが手狭でPCデスクが欲しい、と。聞けば父方の祖父が手作りした木製の机と椅子を使っているとのこと。それはそれで手放し難いシロモノですが、高校生ともなれば成長期ですし、ヒューマンインターフェース屋としては人間工学的に身体に合った机と椅子の重要性はよく理解しています。これから受験勉強するにせよゲームするにせよ、しっかり集中できて身体に負担が少ない環境を整えてやろうということになりました。実は誕生日は姪2号より早かったんですが、候補選定や店頭での試座、入荷待ちなどで二ヶ月ほどかかりました。本日宅配の手配が済んだので記録として残しておきます。

■要件定義

  • かなり幅広のもの
  • ホワイトでまとめたい(本人希望)
  • デスクもチェアも高さ調整ができること
  • ハイバックと肘掛け付き(本人希望)
  • 総額で数万程度に収めたい

てな感じでした。ユーザプロファイルは、

  • 高二女子
  • デスクトップPCでFPSをやる
  • 美術部、CG系の進路を志望中

という感じで、いずれ液タブとかも使い出すかなという感じで、昇降タイプも視野にいれたいところ。

とりあえず予算的な制約でオカムラだのハーマンミラー(アーロンチェア)だのは端から除外で、IKEAやニトリ辺りでコスパの良いゲーミングデスク/チェアを物色しました。高さ調節を求めなければAmazonや楽天に安い木製デスクはいくらでもありますが、ここは私の方が強くこだわった感じです。

ライフサイクルとして、もし大学進学して下宿を初めても使えるなら電動昇降付きとかもいいかなと思いましたが、本人があんまり興味を示さなかったのでまいっか、となりました。

また本人が組立家具を作るのは好きなので、宅配便で送りつければ自分で組む気満々という感じ。

■デスクはBEKANT

結論からいうとニトリは白系の選択肢がなく除外。結局IKEAで全て完結しました。

(注:価格は記事作成時点のものです。)

まずデスクはUTESPELARE(ウーテスペラレ,14,990円)を提案してみましたが、こちらで近隣店舗にいって写真を撮って送ったところ、色味が白ではなくグレーだったのでイマイチに感じた様子。

UTESPELARE ウーテスペラレ ゲーム用デスク, ライトグレー, 160x80 cm - IKEA

UTESPELARE ウーテスペラレ ゲーム用デスク, ライトグレー, 160x80 cm 大型の頑丈なUTESPELARE/ウーテスペラレ ゲーム用デスクは、自分に最適な高さで使用できます。対戦がヒートアップしても、テーブルトップの後ろの金属製メッシュが、通気性を確保してパソコンの熱を逃がします 3年品質保証。詳しくは「品質保証のご案内」をご覧ください 脚の高さは68~78cmの範囲で6段階に手動で調節できるので、快適な高さで座れます テーブルトップはどちらを正面にしても使えます。くぼんだほうを正面にすれば、肘から下を乗せられるのでラクです。奥に向ければ、壁との隙間にケーブルを全部通せます

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結局サイズを決めきれずにじゃぁ店頭に見に行くかとなって、実家に帰省しそこから2時間ほどかかる店舗までドライブして決めたのが、天板と足を自由に組み合わせてカラーリングや昇降機構の有無などをカスタマイズできるBEKANT(ベカント)システム。160cm幅で、L字形状のにするか長方形にするか最後まで悩んでましたが結局L字(左)に決断しました(29,990円)。

BEKANT ベカント コーナーデスク 左, ホワイト, 160x110 cm - IKEA

BEKANT ベカント コーナーデスク 左, ホワイト, 160x110 cm. この頑丈なデスクは、うっかりコーヒーをこぼしても、どんなにハードに働いても、安心して長く使えます。作業スペースは広々としているうえ、デスクトップの裏にケーブルをすっきりとまとめておけるスマートなソリューションも備えています.

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ちなみにDIYスキルを「組立て式の棚が作れます」から「寸法をしっかり測って検討ができます」にレベルアップしてほしくて、こちらのレーザー測距計も事前にプレゼントしてみました。

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 ZAMO3 【正規品】

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 ZAMO3 【正規品】

4,890円(05/16 06:47時点)
Amazonの情報を掲載しています

以前紹介したGLM50CのようにBluetoothで測定データをスマホアプリに送ったりはできないですが、別売りのテープアダプタやホイールアダプタで空間距離以外も測れるという点がポイント。

IKEAの配送システムは店舗から配送手続きをするとメインエリアという一定距離内の場所までなら3,000円、しかもキャンペーン中で無料でしたが、残念ながら我が実家はそこからも遠く離れていたためキャンペーン適用でも9,000円も取られました(平時だと2万超えてたかもなのでまぁ得はしたんですが)。さすがに妹や姪達を乗せていった上で160cm幅のデスクを持ち帰れる車はなかったので仕方なし。配達時間指定ができなくなる(その日の何時に来るか指定できない)ものの、建物内まで運び入れてくれるオプションが付けられたので、結果オーライだったかも。姪の部屋は2Fなので。

天板を下にして足を組み付けて最後にひっくり返すところが一人では無理そうでしたが、家族の手伝いもあってどうにか設定できた模様。

■チェアはMATCHSPEL

IKEAでホワイトが選べるハイバックチェアは3つありました。

MATCHSPEL スペル(15,990円)

MATCHSPEL マッチスペル ゲーム用チェア, ボームスタード ホワイト - IKEA

MATCHSPEL マッチスペル ゲーム用チェア, ボームスタード ホワイト MATCHSPEL/マッチスペル ゲーム用チェアなら、最高の状態でプレイできます。全身を快適にサポートするうえ、チェアやヘッドレスト、アームレストの高さを調節して快適な座り心地を確保してからゲームを始められます 3年品質保証。詳しくは「品質保証のご案内」をご覧ください 体の動きに合わせて座面と背もたれが一体で傾斜するので、正しい姿勢をサポートします 角度調節ができるシートと背もたれ(シートと背もたれは連動)。調節した角度を固定できるので、どの位置でも安定感があります 腰当て付き。腰を快適にサポートします

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GRUPPSPEL グルッスペル(29,990円)

GRUPPSPEL グルッスペル ゲーム用チェア, グンナレド ベージュ - IKEA

GRUPPSPEL グルッスペル ゲーム用チェア, グンナレド ベージュ ほかのインテリアと見事に調和するクールなゲーム用チェア。背もたれ、座面、リクライニング時の傾斜角度、アームレスト、ヘッドレストを調節できるスマートな機能を搭載しているので、とても快適に座れます 3年品質保証。詳しくは「品質保証のご案内」をご覧ください 高さを5段階に調節でき、ランバーサポートを内蔵している背もたれが、背中を心地よく支えてくれるので、人間工学的によい姿勢をとることができます 体の動きや体重に合わせて、角度調節機能を調節できます。もっとも快適な位置で固定することもできます

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JÄRVFJÄLLET イェルヴフェレット(29,990円)

JÄRVFJÄLLET イェルヴフェレット オフィスチェア アームレスト付き, グラン ホワイト - IKEA

JÄRVFJÄLLET イェルヴフェレット オフィスチェア アームレスト付き, グラン ホワイト 10年品質保証。詳しくは「品質保証のご案内」をご覧ください シートと背もたれが連動して倒れます。背もたれが倒れないよう固定することもできるので、安定感のある座り心地です 背もたれは通気性の高いメッシュ素材。長時間座っても背中が蒸れません シートの位置を前後に調節できます。背もたれは腰当て付きなので、背中を快適にサポートできます 体型や好みに合わせてヘッドレストと腰当ての位置を調節できます アームレストは上下・前後に調節できるので、腕を快適にサポートします

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です。猫の爪とぎにされる可能性を心配しつつも、夏に蒸れないという点でメッシュバックを選択。IKEAのチェアは座面はメッシュのものはないですが仕方なし。実際の座り心地を気に入ったのか値段で遠慮したのかわかりませんがマッチスペルをチョイス。これでも肘掛けの高さと前後はある程度は調節でき、ヘッドレストも高さと向きが変えられます。もちろん座高はガス圧調整と、最低限の調節機構は備わっています。惜しいのはランバーサポートがない(固定)なくらいでしょうか。

しかしこれは店舗に行った時点で全国ほぼ在庫なし。IKEAの在庫無し商品は予約注文不可、入荷時期も不明。店員さん曰く「ある日まとまって入荷するので、明日かも知れないし2,3ヶ月かかるかも知れない」とのこと。TOKYO-BAY店にのみあったもののそこから実家に配送すると2万超えになるということで断念。事前に私がそこまで足を伸ばして買いにいってクルマで運ぶ選択肢もありましたが、やはり本人が座ってから決めるのが良かろうと言うことで。てことでマッチスペルが実家側(愛知)か自宅(横浜)側の店舗に入荷するのをウェブで監視。PCサイトだと入荷見込み日がわかったので見張っていたところ、先に横浜のIKEA港北に入荷。なんと朝6台だったのは夜には3台に!これはヤバいということで800円払って店頭受け取りで注文しようとするもなぜかTOKYO-BAY店しか選べない(他の店舗はやってない?)。仕方なく翌日に買いに行くと思って就寝。起きたら残り2台!そして店頭に行ってみたら最後の1つでした。レストランもすっ飛ばしてピックアップにして良かった…

在庫有りステータスになった翌日、もう最後の1つでした

そのままヤマト運輸に持ち込み。180サイズ区分で、なんと2,188円でした。IKEAの配送システムだと9,000円だったのでかなり安くなりました。16,000円の椅子に9,000円の配送料はなー、というところだったので良かったです。

■IKEA製品の組立には専用ドライバービットを使うべし

DIY組立家具を作るのが好きなのと、IKEA製品はネジがポジドライブなのを鑑みて、ついでに電動ドライバーも一式つけてやることにしました。送料割引き条件が3万円以上お買い上げ。デスク単体だと29,990円で10円足りなかったのもあります。

IKEA製品のネジは普通のプラスねじに見えて欧州でポピュラーなポジドライブという「米」みたいな形のものが使われています。正面から見たらプラスドライバーが入りそうですが、深さの関係でしっかり差し込めず、ねじ山を潰しやすいのがトラップです。必ずポジドライブのドライバー/ビットを使いましょう。

てことで、当然ながらポジドライブのビットもセットになったIKEAの電動ドライバーFIXAを一緒に買ってやることに。バッテリー電圧別に1,499円、2,999円、5,999円の3モデルありますが、あまり大きいと女子の手には余るということで真ん中のモデル。

FIXA フィクサ スクリュードライバー/ドリル、リチウムイオンバッテリー, 7.2 v - IKEA

FIXA フィクサ スクリュードライバー/ドリル、リチウムイオンバッテリー, 7.2 v. FIXA/フィクサ シリーズには、思いどおりの家を実現するのに必要なあらゆる道工具がそろっています。お手持ちのツールに足りないものをプラスしたり、将来のDIYプロジェクトに備えてひと通りそろえたりできます.

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■まとめ

ちなみに、冒頭で最初に提案したデスクUTESPELAREとこのチェアMATCHSPELのセットだと、30,980円。そこそこ綺麗にまとまったデザイン、使い勝手で非常にコスパの高いセットだと思います。

UTESPELARE ウーテスペラレ / MATCHSPEL マッチスペル ゲーム用デスク&チェア, ライトグレー/ホワイト - IKEA

UTESPELARE ウーテスペラレ / MATCHSPEL マッチスペル ゲーム用デスク&チェア, ライトグレー/ホワイト 3年品質保証。詳しくは「品質保証のご案内」をご覧ください 対戦が長引いているときは特に、快適にプレイできることが大切。そのためテーブルトップの奥行きを深くして、モニターを目から離し快適な距離に置けるようにしています テーブルトップはどちらを正面にしても使えます。くぼんだほうを正面にすれば、肘から下を乗せられるのでラクです。奥に向ければ、壁との隙間にケーブルを全部通せます デスクトップの下のケーブル用収納を利用すれば配線が簡単。デスクまわりがすっきりかたづきます

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ので当初予算イメージがそんな感じでしたが、デスクを替え、また送料と電動ドライバーもつけて、さらに帰省した上でIKEAまで高速代、ガソリン代までかけたので、結局倍位、iPad Air 5と変わらない位の出費になってしまいました、、、。作業環境が快適になり勉強やPCワークに集中して結果が出せるようになることを望むばかりです。

Surface Pro Xのリカバリが失敗する時の覚え書き

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x64アプリ対応などの目玉機能をはやく試したくてWindows11のInsider Previewを入れていたSurface Pro Xですが、スタートメニューがフリーズするなどどうにも不安定なので少し前に完全リカバリに踏み切りました。以前もWindows10のInsider Preview利用中、しかも出張中にいきなりグリーンスクリーンでブートしなくなるなど、やはりInsider Previewはそれなりリスクもあるようです。

で、二回目のフルリカバリーに踏み切ったわけですがこれが上手くいかない。うっかり写真を撮り忘れましたが、リカバリーの過程で再起動がかかり「リカバリ中に再起動したのはなぜですか?」的な画面になり、ソフトウェアアップデートで治る可能性があります的な表示になり、ネットワーク設定をしてしばらく放置しても駄目。3ヶ月くらい放置してありました。

で、仕事で必要になったのでそろそろ本腰いれて復旧しようと、公式サイトから最新版(20H2)のリカバリーイメージをとってきてUSBフラッシュメモリに書き込んでリカバリーするも同じ状況の繰り返し。

結論として「一度Windows11にした個体は、例えリカバリーイメージがWindows10であっても回復ドライブの作成をWindows11機でやる必要がある」ということのようです。当初Windows10のデスクトップ機で回復ドライブを作成し、公式イメージを展開してできたファイルを上書きコピーして使っていました。「もしかして回復ドライブを当該機、もしくはArm64機で作らないとダメかな?だとしたらSurface Pro X自体はすでに起動しないので詰んだ?」などと思ったんですが、最後の希望としてせめてリカバリ前と同じWindows11(の正式版)で回復イメージを作ってみようとRazer Blade 14で実行したらついに最後までリカバリーすることができました。Microsoftは現時点でWindows 10 20H2までのイメージしか提供しておらず、どうせSSDは初期化するから同じだろうくらいに思っていたのが敗因でした。

そしてなぜかWindows 10にリカバリー後、Windows 11は準備中となってふってきません。公式では対象モデルとして掲載されているんですが…。どうせx64アプリが動くようになったら色々インストールし直さないとなので、最初からWindows 11にしてしまってから再セットアップをしようと思ったんですが適いませんでした。落ちてる人のところにはもう落ちてきてるんでしょうか?しばらくWindows Updateをリロードし続ける日々が続きそうです。

Microsoft365のプランを変更したらメールが使えなくなった時のチェック箇所

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業務メールにMicrosoft 365というかExchange Onlineを使っています。もともとPC用Officeが使いたくてMicrosoft (旧Office) 365を使い始めて、さらにメールを追加するのでExchange Online Plan 1を追加。さらに近年Teamsを使うのにMicrosoft 365 Business Basicを追加するというややこしいことになっていました。メールのライセンスはExchange Online Plan1とBusiness Basicの両方に重複して含まれていましたが、前者を年額で契約していたので仕方ないなと放置していました。

さて少し前からExchange Online Plan1の更新が近いぞーって警告が来てたんですが、上述のようにBusiness Basicを割り当てていればメールは使えるはず、と思い放置していたのですが、なんと失効当日にバッチリメール使用不可になりましたorz。

例えばWeb版のOutlookにログインしようとすると、

Something went wrong.

Microsoft.Exchange.Clients.Owa2.Server.Core.OwaUserHasNoMailboxAndNoLicenseAssignedExceptionという例外エラーが出て入れません。

エラー画面

明らかにライセンス系のトラブルです。もちろんアプリ版OutlookやThunderbirdからも送受信ともにNG。

365に管理ページに行くと、「ライセンス」タブではしっかりBusiness Basicが当該アカウントに割り付けられています(Teamsが使えているので当たり前ですが)。

「ライセンスとアプリ」タブ

しかし、隣の「メール」タブにいくと、

「メール」タブ

こんな感じで、「このユーザーにはExchange Onlineのライセンスが割り当てられていません。」と出ています。

重複していたメールライセンスの再割り当て操作とか必要なのかな?と思いあちこち管理ページを探ってみたんですがわからず、サポートに連絡。プラン的なものなのでチャットで相談できるかなと思いましたが、やはりテクニカルサポート扱いということで結局電話でとなりました。

結果からすると、「ライセンスとアプリ」タブで下の「アプリ(xx)」見出しのよこのボタンをしてリストを表示し、「Exchange Online (プラン1)」のチェックをONにする必要がありました。

いやわかんないわ!

これで下に「Microsoft 365 Business Basic」と出て、そこ由来のライセンスで有効化されたということっぽいです。反映に30分ほどと言われましたが、実際には数分くらいで復旧し、メール消失などもしていませんでした(30日は保管されるらしい)。

4月にMicrosoft 365 Apps for enterpriseが切れたら、Teamsもメールも含むMicrosoft 365 for businessに移行しようと思っているので、その時にまた同じ轍を踏まないよう覚え書き。

気付けば骨伝導ヘッドセットAfterShokzが3モデル揃ってたので比較

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■OPENCOMMを1年使っての感想

テレワーク最強ヘッドセットと名高いAdterShokzのOPENCOMMを購入して1年が経ちました。

私は仕事柄、リモート会議よりもリモートインタビューで、一日に90分を3,4件と集中して使うことが多いので、耳を塞がないで長時間使っても疲れない骨伝導ヘッドセットはとても重宝しています。カナル(耳栓)型のイヤホンもたくさん使っていますが、これらはノイズキャンセルなど音楽を聴くということには優秀ですが、長時間、しかも自分もしゃべる作業の時には違和感が大きく我慢なりません。その点、骨伝導は耳は完全にフリーなので違和感ないし、なんなら飲食してもモゴモゴしないとかサイコーです。オーバーヘッドヘッドフォンのように重さや締め付けが気になることもないし、完全独立ワイヤレスイヤホンのようにポロっと落ちないかドキドキする不安もありません。

そんな中でも特に評価が高いAdterShokz社のテレワーク(オンライン会議)特化モデルOPENCOMMはこの一年とても重宝しており買って良かったと思っています。強いて言えばさすがに丸一日つけていると耳の上辺りが痛くはなります。これは平気というレビューも多いので、自分がメガネを使っていることとも関係しているのかも知れません。ちなみに自室ユースなのでマスクは併用してないです。

OPENCOMMはテレワーク特化モデルなので、より口元近くで話し声を明瞭に拾うようアーム型のブームマイクが搭載しています。これも評判が高いようです。「ようです」って伝聞調なのは、自分では使っていないから(笑)。マイク自身や位置が上等でも所詮伝送経路がBluetoothな時点でビットレートが上げられないからなぁと、結局上記記事に書いたようにマイクは別にコンデンサマイクを使っているのです。オンライン会議専用であればどのみち圧縮かかるのでおそらく実効レベルで差はでないと思いますが、動画のアフレコ用などでセットアップしてあるマイクがあるので、結局そっちを使ってしまう、という感じ。本機のマイクが使い物にならないということはなく、むしろ一般的なヘッドセットよりも長いアームで口元に近いだけ優位だと思いますが、どうこう言うほど使ってないのでノーコメントで。ともあれ内蔵マイクは上に立てたままテスト程度にも使ってない。むしろ邪魔だなと思ってました…

■Amazon Black FridayセールでAEROPEXが一瞬安かったせいで…

先日終了したBFセールで、ブームマイクがないAEROPEXが結構安かったんですよね。おっと思ってカートに入れはしたものの、2,3時間後にみたら売り切れて定価に戻っていました。

でもその2,3時間の間にリサーチと検討をしたらかなり買う気になってしまったのです…

まずAEROPEXの骨伝導ユニットは第8世代で、OPENCOMMの第7世代よりも進化しているぽい。具体的には振動と音漏れが軽減されているそうな。Aftershokzは骨伝導と思えないくらいに音質が自然なんですが、音量をあげると物理振動がこめかみにビリビリくるという難点があります。オンライン会議で実用的な音量で聴く分にはほぼ気にならないんですが、たまに大声が来たりあるいは音楽や動画をみて音量があがると気になるといえば気になります。不愉快というほどでもないですがこそばゆい。また音漏れも結構あってOPENCOMM購入時に対面の同居人に聞いている曲をズバリ当てられて以来、ノマドなどで使うのは憚られるなと思い自室専用としていました。その辺りが改善してるのなら俄然興味がわきます。

またブームマイクがないせいか10gほど軽いので、もしかして終日つけていた時の耳の痛みも軽減されるかな?とか、そもそも邪魔に思っていたのでスッキリするな、とか。

一度BFセールで安い値段をみてしまうと定価で買うのが悔しくなってしばらく悩んでたんですが、結局次にはじまった楽天のセールで1,000円差くらいまで下がったので突撃しました。

購入後にまだ終日インタビューをする案件がなく、1時間程度の会議を何回かしただけですが、確かに振動は軽くなってる気がします。完全になくなりはしないですが、骨伝導ヘッドセットつけている感覚が希薄というか。重量差も聞いているのかも知れません。

その他の差は大きくはなく、強いて言えばマグネット充電コネクタの向きと形状が異なっており、AEROPEXは真下、OPENCOMMは真後ろからつける感じ。OPENCOMMの方が卓上において浮き上がらない作りですが、AEROPEXも垂直に生えるわけではないので実用上は大差ないかなと。コネクタ(充電ケーブル)自体は相互運用可能っぽいです(充電ランプは点きますが自己責任で)。

それぞれのマグネット充電ケーブルをつないだ状態のアップ写真をどうぞ↓。

AEROPEX
OPENCOMM

どちらかというと影響が大きいのは音量兼電源ボタンでしょうか。装着時、耳の後ろで手探り操作するワケですが、明らかにOPENCOMMの方が特定が容易です。「こことここにボタンが2つある!」っていうのがはっきり触感でわかります。AEROPEXはまだ慣れていないのもあるかも知れないですが、「ここら辺かな?」と不安げに押す感じ。

■気付いたらエントリーモデルのOPENMOVEも買っていたぜ…

細かい使い勝手や音質に差を感じつつも、Aftershokz全体としては確かな満足感があります。今後の想定としては、仕事部屋用のメインはブームマイクがなく聞く方の音質が良いAEROPEXにし、ブームマイクで音をしっかり拾ってくれそうなOPENCOMMを車載用にする予定。後者はそれほど頻度が高いわけではないのでやや勿体ないですが、最近家庭内Dicodeサーバーを建てて、1人で長距離運転中に音声で雑談したり待ち合わせの相談をしたりすることもあるので、そちらをよりクリアにしたいという動機付けがあります。耳を全く塞がないので通常の片耳イヤホン型ヘッドセットよりも安全なんじゃないかと。

そんなこんなで骨伝導にどっぷりハマっていると、他の場面でもそれ以外の方式は使いたくなくなってきます。階下のリビング、風呂、トイレなど(自分はお風呂はもちろん、お腹こわしやすいのでトイレに長時間こもる際にタブレットを持ち込みます)。2万円するAEROPEXやOPENCOMMはさすがにもったいないですが、エントリーモデルのOPENMOVEなら実質7,000円ほどで買えるのでアリかなと。

特長としては、骨伝導ユニットはOPENCOMMと同じ第7世代。防水も同じIP55(AEROPEXだけIP65)。お風呂でもシャワーを直接かけたりポチャンしなければ問題なさげ。値段が安いので最悪壊れても諦めがつきます。また他の上位モデルと大きく違うのは充電コネクタがUSB Type-Cであること。専用ケーブルが不要なのが良いです。我が家はトイレ内にタブレットやKindleの充電コーナーがあり、当然そこにType-Cケーブルも生えてるので、新たに専用マグネットケーブルを増やさなくても充電運用できます。端子にはキャップがあるのでそれを開いてUSBプラグを差す、という二手間にはなりますが、利用環境によっては専用ケーブル不要ということのメリットが上回ることもあるでしょう。

・メガネerにはOPENMOVEは辛いかも…

さて、なんやかんやで代表的3モデルが揃ってしまったわけですが並べるとこんな感じ。ちなみにカラーは常に黒系をチョイス。オンライン会議やインタビューで髪に紛れて目立たないからです(黒髪でない人はその限りではありませんが)。その観点でもAEROPEXは一番小さく、変に目立つ色をしたボタンもなく、そしてブームマイクがないので一番さりげないかなと思います。

OPENMOVEは耳の部分がチタン化されていない

上位のAEROPEXとOPENCOMMはフレームが「フルチタン」とされています。細い部分にチタン製の芯が入っていてグネグネとしなやかに曲がるので装着感が良いのです。比べてOPENMOVEはコスト削減なのか耳欠け部分がプラ製になっており固定形状となります。ここが地味に装着感に関わってくるようです。特に私のような眼鏡ユーザには影響が大きそう。例えば首を上下に動かした時にうなじ側で押されて耳周りにも圧がかかるのですが、その時に融通が利かないOPENMOVEはズレたり眼鏡と擦れてグググっと異音が鳴ったりします。気にならない人は全然平気かもしれないですが、個人的には眼鏡している方や装着感を気にする方には上位モデルをオススメしたい感じ。少なくとも店頭で装着感を比較してみると吉でしょう(最近ならヨドバシとかにはほぼ展示があります)。

■まとめ

ガチ音楽用ではWM-1000XM4などには及ばないですが、オンライン会議や一般的な動画視聴やポッドキャストくらいなら違和感ないくらいには自然な音質になってきている骨伝導。AfterShokzだけとびぬけてスゴいのか、他社類似品でも進歩してきているのかはわかりません。さまざまな賞ををとっているだけあってAfterShokzが鉄板な気もします。他にも水泳対応完全防水モデル、子供サイズモデル、TV用トランスミッターセットモデルなど、利用場面にあわせたラインナップが豊富なのも特長だと思います。

イヤホンやヘッドフォンの長時間使用でQoLが下がっている方、テレワークで常時待ち受けしながら家事とか他の作業をしたい方などには是非一度使ってみてほしいなと思います。

Macで独立型のWebカメラ背景ぼかし XSplit VCam

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オンライン会議で部屋の背景を見られたくないみなさんこんにちは!

私もワークデスクの後ろはすぐ壁なんですが、そこに作業デスクを追加設置してかなりゴチャゴチャしてきているので、ちょっとそのまま見せるのはどうかという感じです。最近のオンライン会議ツール(Zoom/Teams/Meetなど)には当たり前のようにバーチャル背景がついていますが、個人的には品質はイマイチだと思っています。人物と背景の境界線処理が雑。また業務で使うブラウザベースのオンラインインタビューツールなんかだとバーチャル背景のような高級な機能は含まれておらず、そのまま参加してしまうとインタビュー相手はもとより見学にきた多数のクライアントに部屋が丸見えになってしまいます…

そこで私はNVIDIAがリリースしているNVIDIA Broadcastを愛用していました。これは同社のグラフィックボードRTXシリーズ(20×0シリーズと30×0シリーズ)の処理性能を使って背景をボカしたり、フェイストラッキングをしたり、音声面では強力なノイズ除去も利用できるフリーソフトウェアです。これのためにRTX dGPUが搭載されたノートPCに買い換えたほどです。

ところが最近M1Max搭載のMacBook Pro 16′ 2021を購入し、やはり仕事のオンライン会議ツールでそちらも活用したくなります。音声のノイズキャンセルについてはAudio Hijack + Loopbackというツールでほぼ不満は解消されました。

しかし背景交換については良い案がなく、結局ほとんどの場面でWindowsデスクトップを使っていました。

■ハードウェア処理できるOBSBot Meetは来年春まで出ない

まず目に付いたのは超小型のAI人物追跡機能付きWebカメラOBSBot Tinyで有名なOBSBot社のクラウドファンディング中の新型OBSBot Meetがあります。

(ちなみにOBSBot Tinyは最近手に入れてとても良いカンジなので近々改めてレビューしたいと思います。)

OBSBot Meetはカメラ内でAI処理をして背景を消したりボカしたりできるという触れ込みで、PC/Macにはボカし済みの映像が最初から届くので、専用ソフトのインストールもいらないし画像処理の負荷がないのが特長です。しかし今予約しても届くのは来年2022年の3月。クラウドファンディングとはいえ海外購入したものが、将来的に国内代理店でサポートが受けられるのかも不透明。故障時に本国送りとかになるくらいなら多少高くても国内販売後でもいいかと思ってしまいます。

■そこでXSplit VCamですよ

もうハードでもソフトでもいいからウェブ会議ソフトから独立して仮想カメラとして機能する背景交換ツールがないのかなぁ。そうWindowsでいうXSplit VCamみたいな…などと調べていたところ、当のVCamが今年8月にMac対応していたことを知りました。M1対応については明記がないですが、アクティビティモニターでみると種類が「Apple」になってるのでM1(Appleシリコン)対応済みのようです。

なんだよはやく言ってくれよ!XSplitはOBS Studioの競合となる配信ソフトXSplit Broadcasterなどで有名なところで映像処理技術には定評があります。国内ではソースネクストがパッケージ版、ダウンロード版ともに販売していますが、Mac版はまだないっぽいです。Mac版が必要な人はXSplit公式サイトから購入しましょう。

公式の購入ページ(投稿時点)

こんな感じの画面になるんじゃないでしょうか。英語なので簡単に説明します。Vcamは一番左のグリーンのところです。隣のPresenter、Broadcasterは別のソフトなので今回は関係ありません。ただしこれらも抱き合わせしたセットに興味ある場合は一番右のPremium Bundleもチェックしてみると良いでしょう。

Premiumというのが背景ぼかしを含む有料版機能が使えるバージョンなので、今回気にすべきはこのVCam Premiumということになります。

上のLicense Duration(ライセンス期間)のバーで1ヶ月、3ヶ月、12ヶ月のサブスクかLifetime(買い切り)が選べます。12ヶ月が$30、買い切りが倍の$60だったので買い切りにしてしまいました。有料機能を試用したい場合は1ヶ月$8をとりあえず買ってみるのもアリかも知れませんね。

使ってみた

試した感触は上々です。精度面ではNVIDIA Broadcasterと同等レベルと言えるんじゃないかと思います。髪の毛のふちが多少誤爆したりはしますがZoomやTeamsの内蔵機能よりは明らかに上です。手を素早く振っても多少指が欠けたりしますが通常のオンライン会議でそんなことしないので問題ないかなと。遅延は皆無ではないですがオンライン会議なら問題ないかなと。OBS Studioに貼ってみた感じサイズは1280×720までのようです。

機能としては、以下のものを背景に指定でき、そのボカシ量をスライダーで100段階で選ぶことができます。

  • オリジナル(カメラ映像のまま。これにぼかしをかければ背景ぼかしに)
  • 消去(真っ黒)
  • 静止画、動画などローカルのメディアファイル
  • Youtube動画
  • Webページ
  • Unsplashの写真

Youtube動画やWebページを背景にできるのは面白いですね。Unsplashは動画素材サイトのようです。

まあウォーターマーク(透かし)画像を入れられたり、背景映像の明るさコントラスト、サイズなどの調整もできます(「オリジナル」のカメラ映像の背景を独立で調整することはできません)。

更に凝ったことをしたい時は、OBS Studioにいれてそちらで加工するのがいいかなと思います。「消去」を使って黒背景にすると黒髪の日本人だと上手くぬけないので、緑一色(OBSのクロマキーフィルターのデフォルト値に合わせるなら#00ff00)の画像を作って背景にしておくのが良いです。で、OBSで映像ソースに「クロマキー」フィルターを適用すれば綺麗に背景が透明になるので、あとは他の画像を重ねたりサイズを変更したりはし放題です。二重に仮想カメラを通るので遅延は多少ありますが、少なくともM1MaxのMacBook Proなら「気にしてみれば」程度かなと思います。

ひとつ惜しいのはボカシがいまいち綺麗ではないという点。写真は標準の部屋の背景(右側中断)を選択し、ぼかし強度を38にした状態。

なんだか縦横に縞のような模様が目立って気になります。元画像に直線要素があるとそれがやたらと強調される感じ。NVIDIA Broadcastでは気になったことがないので、ブラー処理のアルゴリズムの違いなのかな?と思います。後ろに本棚やキャビネットがあるような環境だと少しうるさく感じるかも知れません。実際ウチの背景ともちょっと相性が悪くて残念です。いっそ背景を写真でとってPhotoshopで綺麗なボケ加工をしたものを静止画として合成しようかな(笑)。

■まとめ

ともあれ現状ググって見付かる唯一、Macで独立型、高画質の背景交換ツールかなと思います。ちなみに往年のChromaCamもM1対応済みだったので試してみましたが数年前から進歩が見られず、切り抜き精度などはZoomなど以下という感じで速攻アンインストールしました。

ようやくこれでMacもオンライン会議案件でバリバリ活用できそうです。