LEGION GOのコントローラーのガタつきをDIY補修する

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左右のコントローラーが脱着できるLenovoのUMPC、Legion Goですが、その機構故のガタつきが気になります。ウチのは特に右側がガタつくというか緩さを感じてちょっと残念な使用感です。店頭の展示機を何台か比べてみましたが、程度の差はあれガタつきはある気がします。個体によって左の方がガタつくものも。でも全体にウチのの右側は特に酷いかなぁ。持ち寄って比べたわけではないですが。

クレーム入れて交換してもらえても結局当たり外れの運頼みだとすると、わざわざ店員や電話サポートで納得してもらえるまで説明したり、再セットアップする手間が億劫になります。

ということでDIYで簡単に補修。まずはじっくり観察してみると、本体側(写真左)の上下にゴム的なパッドが貼られているのがわかります。これの当たりが弱くてガタつくんだろうと。ちなみに脱着フレームに3つのネジがありますが、多少締め直したりした範囲ではガタつきには影響なさそう。

試しにたまたま手近にあった封筒を下側にはさんでみると驚くほどガッチリ固定されました。ということはそれに近い厚みで、適度に弾性があり、かつ目立たない素材を貼り付ければよさそう。ノギスで封筒を測ってみると0.3mm程度でした(個体差によると思うので各数値は他の個体にも当てはまる保証はありません)。これを念頭にホームセンターへ。

見つけたのはこちらのシート。0.35mmです。素材は不明ですが色移りしにくいとのこと(保証はないので自己責任)。

粘着シールはついていないのでこれに両面テープの厚みを加味する必要があります。買って来たのは定番のナイスタック、一般タイプ(0.09mm)と強力タイプ(0.15mm)。

ニチバン 両面テープ ナイスタック (一般) 15mm×6m NW-15SF

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シートの材質が書いてありませんが、ゴムやシリコンのようなフニャフニャしたものなので、一般的に接着剤が苦手とする可能性が高く、できれば強力とかゴム対応みたいなのが良いかなと。本当はテープではなく接着剤がいいかもですが、跡残りを考えると手が出せず。

やはり当初イメージの0.3mmを超えてしまうせいか、本体側のパッドに近い面積で貼ってみたら厚すぎてロックできませんでした。そこで、写真のように短めにして両端に寄せるようにしたところ、いい感じの固定力になりました。これでしばらく様子をみて、剥がれてきたり潰れて保持力が弱まってきたりしないか観察していきたいと思います。

もっと綺麗にするなら?

本当は本体側のパッドを剥がして、厚めのテープに交換するとか、こういう厚みに小刻みなバリエーションがあるステンレス板を挟むとかして調整してやるのが純正然とした形になるのかなと思います。もしくは見た目を気にしないのであれば、これの0.2mm辺りを両面テープでコントローラー側に貼るのでもいいかも。素材的にはしっかりくっついてくれそう。

そのうちチャレンジするかも知れません。

■まとめ

百円単位の簡単なDIYで気になっていたガタつきを抑えることができました。

なんか値段の割にビルドクオリティ低いんだよなーと思っていたLegion Goですが、ここがガッシリすることでにわかにお気に入り度が高まってきましたw

絶対ここの印象で損してると思うし、最初からこのクオリティ出してくれよ、って感じではありますが、ともあれこれでまた気持ち良く使っていけそうです。

メインPCのオーディオ環境を刷新 SoundBlaster X5 + MDR-MV1でバランスデビュー

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先日調子の悪かったデスクトップPC用のスピーカーAudioengine A2+を買い換えました。

その絡みで、ずっと電源を入れてなかったミキサー兼オーディオI/FのAvermedia Nexus AX310を久しぶりに立ち上げて再設定。

これはXLRマイク入力、ヘッドホン出力があり、LINE出力でA2+にも音が出せるので、手元でマイクやスピーカー、ヘッドフォンを集中管理して音量調節をツマミでサッとできるようにしたいなと思い。

が、しかしなんとこいつ、ヘッドホン出力とLINE出力を別個で調整できなかった。厳密には付属アプリからは独立の音量調整できるんですが、せっかくのツマミは入力系のみで、出力には使えない。ヘッドフォンに音量ツマミはなく、スピーカーも背面にツマミがあって普段から使う想定ではないので、オーディオI/F側で調整したかったんですが。

同様に、手元にあるZOOMの6chレコーダー兼オーディオI/FのF6もヘッドフォン音量ダイヤルはあるものLINE出力はメニューの深いところに入らないと無理。

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まぁLINE出力が可変出力な方が珍しいので仕方ないかもですが、自分の理想とする操作系にできず急激にモヤりだしました。理想は、

  • MacとWindowsのどちらかも使え、サクっと切り替えできる(これ自体はUSBスイッチで実現)
  • ヘッドフォンとスピーカーをサクっと切り替えできる
  • これらの音量も同じツマミで調整できたらいいな
  • 更に普段の打ち合わせではBluetoothでShokz を使って、これも同列で扱えると素敵

みたいな感じ。

■多才なオーディオI/F SoundBlaster X5

公式サイト専売なのでAmazonのリンクを貼れないのですが、こちらの動画が公式にも貼られるほどわかりやすく特徴をまとめておられるので写真代わりにリンク。

Sound Blasterというブランドは自分が学生の頃からPCのサウンドカードで定番中の定番だった老舗。令和の世に買うとは思わなんだw。とはいえオッサンには内蔵用のPCIカードのイメージ。こちらのX5は外付けのUSB DACです。特徴としては、

  • 32bit/384kHz ハイレゾ対応DAC(USBオーディオデバイス)
  • マルチソース間のミキサー
  • 各種EQやエフェクトが使えるDSP
  • バスパワー駆動
  • LINE入出力
  • 4.4mmバランスヘッドフォン出力(普通のアンバランス3.5mmもある)
  • Bluetooth対応(設定アプリの通信用とA2DP/ハンズフリープロファイル)
  • USBホスト機能
  • PCの他にPS4/5/SwitchといったUSBオーディオ出力対応のコンシューマーゲーム機にも対応(公式に謳ってるのはPS4/5のみ)

という感じの、ミキサーなどの入ったゲーミングオーディオデバイスながらハイレゾ、バランス出力などオーディオ機器としてのスペックもなかなか高い、でも39,800円となかなかお手頃な価格の製品です。

特にユニークだなと思うのがBluetoothとUSBホスト周り。USBクライアントとしてPCやゲーム機にぶらさがりつつ、同時にスマホとつないで専用アプリからの操作を受け付けたり、ハンズフリー通話デバイスとして振る舞ったりできます。PS5などのゲーム機にぶらさがった場合、PC/Mac用の設定アプリが使えないわけですが、そのかわりにスマホから制御してあげれば音質設定できてしまうというわけです。またPS5は最近Discordクライアントに対応してしまいましたが、SwitchやPS4でプレイしながらスマホのDiscordの音声もミックスしたり、マイク音をそちらに送ったりができるわけです(まぁ自分はしないと思うけど)。逆にこいつからShokzのようなBluetoothクライアントをマイクやスピーカーにはできないですが、実はそれもUSBホスト機能でたぶんなんとかなります。

ということで、背面にあるUSB Aポートがホスト端子です。ホストとは通常PCなど本体機器のことを指します。こいつはホストに対してクライアントとしてオーディオデバイスとしてぶら下がる一方で、更に別のオーディオデバイスをぶら下げることができます。例えば、手持ちでいえばSONYのINZONE H9みたいなUSBドングルを使うヘッドセットがあります。

このUSBドングルを背面のUSBポートにさすと、X5がホストとなりH9を外付けスピーカーとして認識するという具合です(マイクは無理そう)。別にワイヤレスドングルでなくても有線のUSBヘッドセットでもいいし、BluetoothアダプタでもOK。ようはPCからみてUAC(音声入出力、最大5V/100mA)なデバイスに見えるものなら認識できるということっぽいです。多分ですがWebカメラとかのマイク部分だけは使えたりするんじゃなかろうかと。実際にINZONE H9で試したところちゃんと音が出ました。音量はメインボリュームに連動っぽくて操作する要素は一切なさそう。スピーカー/ヘッドフォンと同じ音が同時に出ます。標準のヘッドフォン端子とUSB経由でペアで2つのヘッドフォンでゲームする、とか動画みるとかカップル向けですかね(違。

ともあれINZONEのような2.4GHz帯を使った専用無線ドングルを使ったオーディオデバイスはBluetoothよりも遅延が少ないので、ワイヤレスで使いたい場合は良い選択肢かも知れません。実際、Youtubeの音ズレチェック動画でみた限りでは遅延は気にならなそうです。音ゲーはわからないですが動画編集は普通に違和感なくできるんじゃないかと。INZONEのマイクは認識してなさそうでした。またNT1 5th Genも液晶に「USB DEVICE NOT SUPPORTED」みたいなエラーが出てダメっぽい。マイクの対応要件はちょっと厳しいかも。せっかくなのでNT1もこれ経由で使いたかったんですが。

外観レビュー

めちゃめちゃ高級感があるというほどでもないですが、値段相応程度の質感は保ってると思います。ボリュームノブもたぶん樹脂製ですが適度に重くて使いやすい。LINE、USB、光系の端子はすべて背面ですが、ヘッドフォンとマイクは前面。個人的には据置なのでヘッドフォン系も背面にして前面をスッキリさせたかったなという気も。いくつものヘッドフォンを使い分ける人には便利なんでしょうけど。デカイプラグが手前に突き出るのがイヤで後述のバランスケーブルはL字コネクタのSONY製のものにしたくらい。

もしXLRなどのついた上位モデルを出すのであればディスプレイもフルドットにしてほしいなくらい。あと各ボタンの表示ラベルも自発光だと見やすくていいなとか。

機能レビュー

WindowsのCreative Appがデバイスを認識してくれず、最新版から1つ前の1.16.15.0にしたら上手くいきました。この状態でASIOドライバーなどがインストールされるので、もしかしたらここから最新版にアップグレードすればちゃんと動くかもですが、面倒なので一旦そのまま。

Bluetooth経由のスマホアプリとUSB経由のWindowsアプリは同時使用可能で、ちゃんと片方で音量をあげるともう片方のスライダーも連動して動いてくれます。むしろ本体のボリュームツマミは動かない…例えばノブのマークが天辺、つまり真ん中を指すようにした状態で、アプリのスライダーは50%になります。これを100%まであげると当然ノブは50%位置のまま。そこからノブで下げていくと、50%位置を100%(-0dB)として下がっていきます。まぁノブでの音量変化量が急激にかわると危ないので仕方ないんでしょうね。だったらAVアンプとかである0%や100%位置で止まらないで無限に回る系のノブにしてほしい気もしましたが、コスト高くつくんですかね?まぁ音量はノブでしか触らないようにすればいいかなとも思いますが、この音量ってPCの音量スライダーにも連動するんですよね。こっちはちょいちょいいじってしまいそう。あとスマホアプリからは触れない機能もあるっぽいので完全互換とは行かないです。

ヘッドフォンとスピーカーを本体前面のボタンで切り替えられるのも想定通り。ヘッドフォンとスピーカーの音量値は個別に記憶されているらしく、切り替えるとWindowsの音量設定も切り替わります。スピーカーにした途端に爆音、みたいな事故も防げてよさそう。EQやAcoustic Engine(サラウンドや会話強調、自動音量調節などのDSP機能)もヘッドフォンとスピーカー個別にかけられます。

ミキサーの設定はこんな感じ。

配信用ミキサーとして残念なのはUSBオーディオ出力デバイスとしては「Sound Blaster X5」という単一のもののみ。YAMAHAのZGシリーズはAverMedia NexusのようにSystemとChatみたいに別トラックとして出力してミキサーでバランス調整、みたいなことはできないようです。

左下の「モニタリング」の各スライダーは自分(スピーカーorヘッドフォン)のモニタ音量におけるBT/SPDIF/マイク/ラインの各入力のバランスを整えるもの(PCに送られる音量には影響なし)。

で「レコーディング」の側はPCからみて入力デバイスに返す際の音量ですが、こちらは単一トラック(仮想デバイス)ではなく、「SPDIFインターフェイス」「ライン」「マイク」「再生リダイレクト」とソース毎の個別仮想デバイスがあるという仕様。本体前面のミュートボタンやマイク音量ツマミはこっちの「マイク」に影響します(逆に自分用の「モニタリング」には影響しない)。またUSBホスト機能で接続したUSBマイクの音量もこの「マイク」スライダー(フェーダー)で調整されます。試せてないですがBluetoothでHFPでつないだ場合もそうかかな?

「再生リダイレクト」がようはスピーカー/ヘッドフォンに出力される音がそのままPCにリターンする仮想入力デバイスみたいです。「モニタリング」側のミックス設定やエフェクト類も反映されていると思われます。つまりPC側で取り出せるのは、

  • SPDIF入力の原音
  • ライン入力の原音
  • マイク入力(アナログ/USB/Bluetooth?)で、おそらくCrystalVoiceエフェクターを通った音
  • 再生リダイレクト=各ソースの音が「モニタリング」のミックス結果と各種エフェクターを通した音=スピーカー/ヘッドフォンで聴いてるのと同じ音

の4種類かな?エフェクターの影響範囲がちょっとまだわかってないですが。

「デバイス」タブでは光デジタル出力を光デジタル入力そのままのパススルーか、ステレオミックスかを選択できるようです。

ここでの選択がミキサーの「SPDIFインターフェイス」仮想デバイスにも反映されるかでいうと、どうもされてないように見えます。SPDIF機器が手元にないので試し切れてないですが、「ステレオミックス」にしてもなにも音が出てないようです。

まとめると、本機に物理接続した各音声は独立でPCに送れるので、OBSなどで改めてミックスすることは可能。X5でミックスした結果(スピーカー/ヘッドフォンで聞こえてるものと同じ)も「再生リダイレクト」で取り出せます(ちなみに英語では「What you here」らしいです。わかりやすいw)。ただし、PC側のゲーム音、チャット音などを個別に入れてX5側で独立トラックとして音量調整したり別々にエフェクトをかけたりはできない点はさすがに配信用ミキサーには及ばない部分ということですね。

マイクに対してかけられるエフェクトはこんな感じ。

配信者にはちょっと物足りないミキサー仕様かもですが、普通にゲームとチャットをミックスして聞きたい、マイクの音にエフェクトをかけて整えて送り出したい、というゲーマーには充分な機能を備えているのかなと思いました。

音質レビュー

Audioengine A2+とラインケーブルでつないでいます。

RCAケーブルはさすがに千円しない中華製赤白ケーブルもどうかと思ってなんとなくこれ。LRの2本がバラけているのがちょっと扱いづらいです。

で、音質については満足です。あまり大音量では鳴らさず、Apple Musicで「ピアノチル」などをBGMで静かに鳴らすか、あとはYoutubeの視聴、自身の動画編集時のモニタリング用という感じですが、クリアな感じで聞きやすいですし、ピアノもしっとりしていて好み。Acoustic Engineを詰めればさらによくなるかもですが、いまのところ追い込む必要性も感じないくらいには聴き入っています。追々解説動画とか声モノを聞き出すとDialog+とかスマートボリュームは試したくなるかも。EQのプリセットには「Cyberpunk 2077」など主要タイトル向けのプリセットもあり、3つまで作成して本体の「EQ」ボタンでオフを含め4つの設定をすぐに切り替えできます。ヘッドフォンでないとわからなそうですが、追々当該タイトルで試してみようかなと。

USBマイクの動作条件が渋い

USBホスト機能でマイクをいくつか試しましたが割とNG率が高かったです。UVAならいけるっぽいですが、マイク側にUVA準拠かどうか書いてないことが多くて運頼みみたいなとこありますね。手持ちで試した範囲では、

  • RODE NT1 Gen5: NG
  • ZOOM F3: NG
  • EPOS B20: NG
  • SONY INZONE H9: NG(音は聞けるけどマイクはダメぽい)
  • RODE Wireless Pro: NG
  • HOLLYLAND Lark Max: OK
  • Shure MV7: OK
  • RODE VIDEOMIC GO II: OK

てな感じ。簡単に試しただけで長時間耐久テストしたわけではないですが参考まで。USB挿しただけではダメでX5の電源の入れ直しが必要だったケースもありました。

まぁどれも32bit float出力だったり複合デバイスだったりなので仕方ないかも知れません。現在のメインマイクであるNT1が使えなかったのは痛い。せっかくならX5経由でマイクも管理してみたいので、なんかいい単機能なUSBマイク探してみようかな…

またELECOMのLBT-UAN05C2/NというUSB Bluetoothアダプタも「USB DEVICE NOT SUPPORTED」と出ました。USBホスト機能でBluetooth機器を接続した場合は、Creative製のドングルでないとダメかも知れません。

■ついでに勢いでヘッドフォンも替えてしまう…

これまでPCの作業用ヘッドフォンはこれを使ってました。

動画編集作業を長時間しても耳が蒸れたり頭が痛くなったりしないこと優先で、その意味ではかなり満足していたんですが、せっかくバランス接続対応のDACを買ったのでどんなもんか試してみたいなと。冒頭の超猫拳さんの動画でも激推しでしたしね。

ということでまとめ買いはちょっと痛い出費だと思いつつも特攻。まさに氏の動画の組み合わせとなるSONY MDR-MV1です。純粋に当該動画の煽られただけでなく、つい先日同居人がヘッドフォンを買い換えたいということで秋葉原のeイヤホンのゲーミング館にいった時、たまたま試聴機があっていい感じだったのも後押しになりました。当初みていた時、ヨドバシとビックが5万数百円でした。悩んでるうちに両店とも5.3万になり慌ててビック店頭にいったら幸い元の値段でゲットできました。そしてなんと次の日ヨドバシ.comは更に5.9万台になり品切れに。駆け込みで1万近い値上げ前に買えて結果オーライ。

特徴としてはプロ向けのモニター系統で、空間オーディオの編集用途を意識したモデルらしく、広がりを感じやすい開放型になっています。外来ノイズに弱いとか音漏れしやすいとかはありますが、やはり長時間作業には開放型が楽で良いです。それでいて付属ケーブルこそ従来のアンバランス3極3.5mmですが、別途ケーブルを付け替えることでバランス駆動も可能です。同じ開放型でバランス接続できるものとして、センハイザーのHD660S2などもよく引き合いに出されますが、さすがに予算オーバーなのと、ケーブル両出しは扱いづらそうだったので除外。

MV1用のバランスケーブルというのは純正ではないっぽですが、SONYの別のヘッドフォン用のものが流用できます。

ただしコネクタ部分のネジ止めには非対応。社外品でネジ止め対応のものとしてはeイヤホンのObsidianなどがあります。

価格も近くて悩みましたが、ツイストペアのケーブルの扱いやすさが読み切れなかったのと、X5の手前面にあまりプラグを出っ張らせたくなくてL字コネクタであるSONY製を選びました。高いケーブルなので猫に囓られないか心配ですが、どっちの方が囓られないかは不明。ダメになったら比較も兼ねてObsidianや他の製品も検討するかも知れません。

長さは1.2mと卓上にX5を置いて使うにはギリギリちょうど良いかなという印象。本当はもっと邪魔にならないよう取り回すならObsidianの1.6mやもっと長いものもアリだったかなとは思います。

装着感、取り回しレビュー

AD900Xと比べるとパッドのサイズは耳の外径ギリギリという感じで多少圧迫感は増します。圧迫感も高め。言われないと開放型って感じは薄く、どちらかというとMDR-1000XM3とかに近い気すらします。

重量は、

  • ATH-AD900X: 265g
  • MDR-1000XM3: 255g
  • MDR-MV1: 223g

と圧倒的にMV1が軽いはずなんですが、圧迫感、密着感のせいか独特のウイング機構によるものかAD900Xの方が軽く感じます。AD900Xはただ頭に載ってるという感じ。MV1は側圧もあり頭を半周握ってるという感覚は強いです。これが長時間使用時にどれくらい違いになるかはもう少し実使用してみないとなんとも。

調節機構の部分に目盛りが刻まれてるのは良いです。適度なクリック感もあり、一度決めたセッテイングを数値で覚えておけば、収納時に縮めてしまってもすぐに復帰できます。

燦然と輝く「Professional」のロゴ(ただのシール)も良い

またAD900Xのヘッドバンドはハンガーにかける時にクッションがないので気を遣わずに済んでたんですが、MV1のように頭頂部のクッション部分でハンガーに引っ掛けておくと型崩れしそうでちょっと悩ましいです。普段どうやって置いておこうかな、とか。なんかこういう圧が分散しそうなヤツとか。

3Dプリンターで作れるかな?

音質レビュー

まずはX5より一日早く手元に来たのでまずはアンバランス接続で試した時点。AD900Xより低音もしっかりボリューミーに聞こえるのでより音楽やゲーム、映画などにいい感じ。開放感控えめと書きましたが逆にいうと開放と密閉のいいとこ取りをしたようなバランス感なのかも知れません。というか言われないと開放型だと思わないんじゃないでしょうかね。

開放型なのでサイドトーンを使わなくても自分の声がある程度聞こえるんですが、これもちょっと控えめ、というか音量低めならしっかり聞こえるものの、音量上げると低音が豊かな分、マスクされて聞きづらくなる印象。「自分の声ももうちょっと聞きたいな」ということは若干あります。AS900Xではあまり気になったことないので、やはり外部の音の聞こえ方も開放ながら多少密閉寄りなところがあるのかも知れません。ちなみにX5にマイクをつないでいる場合は「モニタリング」の「マイク」を上げればいいですが、ワイヤレスマイクで試したせいか多少遅延があって聞きづらいです。これはもしかすると有線マイクならマシになるかも知れませんが。X5のサイドトーンはロボット声で音質が良くないという指摘は複数のYoutuberが触れてましたが、自分はそこまで気にならなかったです。

そしていよいよX5でバランス接続。期待通り、自分のクソ耳でもしっかり違いは感じられました。噂通りというか理屈通りというか、まず左右の分離感が上がったというか広がりを感じます。さりとて音像がぼやけることはなく左右それぞれでしっかり細かい音まで聞こえるという感じ。電気的にもスピーカーと同じ左右独立の配線になったわけで、分離感もそれに準じるというところなんでしょうか(ディスクリートなアンプ前提で)。

ゲーム(THE DIVISION2)をやった感じも低音が増した分、銃器の音や爆発音などが迫力マシマシに。 単にズンドコボワボワ鳴るということではなく、しっかり解像感を伴った低音で楽しい。MV1の空間表現力やバランスの左右分離のおかげで、敵の位置が把握しやすくなったか?という観点でいくとまだそこまで劇的な効果は感じてないです。きちんとサラウンドに対応したFPSの方が効果出るかも?

■まとめ

複数PC、複数出力先(ヘッドフォンとスピーカー)を統合してハードウェア操作で切り替えや音量調節をできるようにしたいという目論みは実現できました。

音質向上もはっきりと感じられました。トーク系動画だと今までと比べて急に低音が豊かになったのでまだ慣れませんが、ゲームや映画などは確かな恩恵を感じます。最近めっきり音楽を腰据えて聴くことは減りましたが、あらためて色々聞き直してみたいなと思わせる気持ち良さをもっています。トーク系動画用に低音控えめのEQを作って使い分ければいいかも?

一方、長時間装着についてはAD900Xに分がある気もしていて、完全リプレイスのふんぎりはまだちょっと付かないかなというところです。ヘッドフォン端子をアンバランスとバランス両方挿した場合はバランス側が優先されるっぽいので、使い分けるとしたらバランス端子を抜き差しすることになるのかな。もしくはUSBオーディオアダプタを背面USBホスト端子にさせば同時出力もできるので好きな方を装着する、みたいなスタイルでも使えそう。もしくはBluetoothドングルをつけてShokzとかでも使ってみたいなとか、マイクどうしようとか、できることが多いのでこれから追々検討してこうと思います。

デスクトップスピーカー Audioengine A2+

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2010年に買ったOrasonicのTW-S7というUSBアクティブスピーカーがついにお亡くなりに。

ついにというか、もう1年くらい不調で特にWindowsで認識しないことが多々。最近はすっかり諦めてモニターのスピーカーやオーディオインターフェイス経由のヘッドフォン、Bluetoothヘッドセットなど他の代替手段で音を聴いてました。

買い換えたいと思いつつ、なかなかヨサゲなのがなかったり、あっても高かったりで、たまに思い出しては検索して、手頃なのがなくてまた保留にしてで随分経過。

そんな中で見た目とサイズ感がかなり良さそうでずっとAmazonのウィッシュリストに入れていたのがAudioengineのA2+です。

いわゆるブックシェルフスピーカーのサイズ感でありつつ、アンプやDAC、Bluetoothレシーバーなどが内蔵されていて、デスクトップスピーカーとして完結して利用できます。それでいてスイッチやボリュームツマミなどの操作系は全て背面に集中しているので、外観はアンプ外付けのガチめのブックシェルフスピーカーのような佇まい。見た目はかなり一目惚れ、というか値段以外は理想という感じでした。

とはいえちょっとふんぎりがつかずに引っ張ってたんですが、最近モニターのスピーカーもWindowsから認識されなくなっていよいよ不便だなということで、他に手頃な製品も見つけられず思い切って購入しました。

■主な仕様

入力は

  • USB(miniUSB端子、16-bit up to 48kHz)
  • Bluetooth(コーデックはSBC/AAC/aptX)
  • LINE入力(RCAステレオ)

です。一見するとバナナプラグ対応のスピーカー端子があるように見えますが、これは左→右スピーカーの接続用で外部入力用ではありません。またサブウーファー用のLINE出力も備えます。

残念ながらUSB DACは16bit/48kHzまででハイレゾをそのまま鳴らすことはできません。もし将来的にこだわりたくなったら外部アンプ/DACをつけてLINE入力で入れればいいかなと。当面は音楽用というより動画の視聴と編集用モニターとしての使い方がメインです。そもそも最近音楽はすっかり聴かなくなりましたし。

面白いのは3系統の入力を切り替えるスイッチがない点。とはいえ同時に複数入力がなるわけではなく一定の優先中で自動で切り替わる模様。自分は当面USBでWindowsデスクトップとMacBook ProからUSB切換器経由で鳴らすだけなので、あまり活用する機会はなさそうですが、なんにせよフロント側に操作部がないのは素敵。

音量は充分すぎるほど大きいので、本体側のツマミは固定でPCの出力音量だけで制御すれば足ります。

本体カラーは黒/白/赤とありますが、周辺とのマッチングで黒にしました。

■音質とスタンド

エージングとかの効果を聞き分ける耳は持ち合わせてなく、2,3日使った印象ですが、音量は充分すぎるほどで、音量を小さくしても割と聞きやすい気がします。Olasinicは音量固定な上にやたら大きく、いつもWindowsの音量を2とか3で聞いてたのに比べると「きちんと音量調整できるって素敵!」って感じ。

ちょっとだけ籠もった印象があったんですが、これは設定ポジションがモニターの上の棚で頭上10-15cmくらいの位置なせい、もしくはその棚(IKEAのFREDDEというデスクの上部分)の共振みたいな影響かなと。試しに手でもって自分の顔に向くよう手前に方向けてみるとかなり声が聞きやすくなりました。顔を向いたせいなのか、はたまた箱を手でつかんでるせいか。ともかく予想がに違いがあったので、本体購入時に見送った専用スタンドも購入することに。

これがまたなかなか良いお値段します。角度可変かと思いきや固定です。ただ金属製のフレームにクッション材が貼ってあってインシュレーターとしての機能はそこそこ果たしてくれそう。

ただこれは基本的に卓上の置いたスピーカーを上向けるためのもので、高い位置のスピーカーを下向ける、つまり前後逆にして使えるかどうかはどこにも記載がなく賭けでした。結果は大丈夫でした。標準の向きで奥側にズリ落ちを防ぐストッパーがついていて、これがフロント側でも問題なくひっかかってくれます。見た目としては、スピーカー前面下部のスリットのラインとピッタリ揃うのでデザイン上の不恰好さも気にならないかなと。

それはそうと、本来はこうした机や棚のエッジギリギリに置くのは多少のリスクはあると思うので自己責任にはなります。万一地震などでストッパーが外れてズリ落ちたら悲劇かもは知れません。ただまぁ感触的にはストッパーも金属フレームの曲げで作られていてそれなりに強度はありそうです。

もうちょっと安いパチモンぽいのやゴム製のブロック的なスタンドもありましたが、せっかく見た目で気に入った本体なので、サイズがあってなくて不恰好になったりするのもなんだなと思って追加投資。

音質的にも満足いく状態になりました。レビューで「音楽には向かないが動画視聴には良い」的な指摘をされてましたが、確かにその通りかなと。へんな味付けもなく、豊かな低音があるもののBOSE感まではいかない忠実な感じなのかも。ガチでトーク系の番組を視聴するだけならもう少し低音が弱い方が聞き疲れはしないと思いますが、バランスを考えるとこんなものなのかなと。

動画編集時の最終チェックはやはりオーディオI/Fを通してヘッドフォンでやりたいと思いますが、カット編集作業してる間ずっとはしんどいので、その時はこれで作業していけそう。もちろん動画視聴や通常のデスクトップ用途では全然問題なし。音楽は聴かないけどゲームとかにも充分すぎる迫力がでると思います。まぁ迫力重視でセッテイングすると家族や隣近所の怒られそうなくらい音量でるので、結局ゲームもヘッドフォンするかもですが…

■まとめ

お値段でかなり長いこと保留してましたが思い切って買ってみてよかったです。

見た目のデザインとサイズ感がツボっていて眺めてるだけでちょっとニヤニヤしてしまう(^^;)。

最初にお気に入りに入れた時にはギリ3万円台だった気がするので、とっとと買っておけば良かったなと。audioengineはアメリカのメーカーらしいのでもろにドル円相場の影響を受けて、なんならこれからも国内価格値上がりする可能性もあるのかなとか。

近いうちに普段ヘッドフォンアンプとしても使っているZOOM F6のLINE出力からアナログ接続してみようかなと思います。

ZOOM (ズーム) 6chフィールドレコーダー F6

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それで良い具合だったらハイレゾ対応のDACも物色してみようかなと思ったり思わなかったり…

HHKB StudioのOS行き来の面倒くささをKarabiner Elementsで解決する

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HHKB Stuioをゲットした皆さん、便利に使えてますかっ!

私はイマイチです。初HHKBなのもあって、

  1. いまいち配列に馴染めない
  2. 墨字印刷が見えづらくて見えづらくて辛い
  3. Bluetoothとプロファイル周りがわかりづらく、使いづらい
  4. 省電力モードに入ってからのモタつきが辛い
  5. 足がガタつく

などでなかなかHHKBの良さというものを実感できていません。このうち、1.は慣れるしかない、2.は交換用キートップの登場待ち、4.はファームウェアアップデート後、DIPスイッチで省電力モードに入らない設定が追加されたようです。5.は窓ガラスではガタつかないのでデスク側の問題な気もしますが、今まで使って来た他のフルサイズキーボードでは気にならなかったので、全幅が短いテンキーレス故の現象なのかも知れません。ガタ付かない位置探しがストレスなので、なにか下に板を敷くなどしないとダメそうです。せっかくのコンパクトキーボードなのにめちゃくちゃ位置決めに気を遣います。

2024.1.25追記:ガタツキは裏返してみたら電池ブタがハンパにはまってたのが原因でした。逆にこれで安定する場所もあったのが不思議。お詫びして訂正しつつ、同じ問題にあたる人がいるかもなので残しておきます。

それでもせっかく高いお金出して買ったので、なんとか使いこなしたいと日々奮闘しております。

プロファイルとは?

さて、今日のテーマは3.の問題。HHKB Studioはプロファイルという設定枠が4スロット用意されており切り替えて使用することができます。例えば普段はプロファイル1だけど、ある特定のアプリケーションではプロファイル2のキーマップで使いたい、といったことができます。

切り替えはFn + Cを押した後、1〜4キーで選択します。本体右上の4つのLEDの該当箇所が光って切り替わったことを確認できます。

レイヤーとは?

またそれぞれのプロファイルにはレイヤーという概念があり、Fnキーを押しながら打つことで違うキーやショートカットを入力できます。標準では、FnキーがFn1、マウスボタンの真ん中がFn2に割り当てられていて、Fn3は自分で任意のキーに割り当てられ、1つのプロファイルに対し3レイヤーをもつことができます。プロファイルのように切り替えて使うというよりは、Fn1〜3を押しながら使う一時的なリマップです。Shiftキーが増えたような感覚に近いです。

正直そんなに使いどころはない気がします。せいぜい(物理のファンクションキー列がないので)Fn + 数字でファンクションキーにする、とかくらいかなと。もしくはジェスチャーパッド用くらい?

Bluetoothペアリング先とリンクしない問題

私の使い方で問題なのは、このプロファイルが接続先のPCに連動して切り替わってくれない点です。

デフォルトではプロファイル1にはWindows/Android用キーマップ、プロファイル2にはmacOS/iOS/iPadOS用プロファイルがプリセットされています。つまりOSにあわせてプロファイルを使ってね、ということです。

一方本機のBluetoothは4つのデバイス(PCやスマホ、タブレット)とペアリングでき、Fn + Ctrl + 1〜4で接続先を切り替えることができます。更にUSBケーブルでつないだ場合は、Fn + Ctrl + 0で切り替えます(USBケーブルを挿しただけではBluetoothから切り替わってくれません)。

そういう機能があると知った時、自分はその挙動について以下の可能性を期待しました。

  1. 各Bluetooth接続先毎にプロファイルが4つ持てて、自動で切り替わる
  2. 各Bluetooth接続先毎に最後に使ったプロファイルを記憶して、自動で切り替わる

プログラミング作業キーマップ、Premiere用キーマップ、などアプリケーション毎に何パターンか使い分けたいとすると、1.が理想です。仮に計16もプロファイルを記憶できないよとなっても、せめて2.のように、Bluetooth 1のWindowsと接続したらプロファイルは1に、Bluetooth 2のMacにつないだらプロファイルが2になってくれることを期待しました。自動でOSを認識しないまでも、そのBluetoothスロット毎に最後に使ったプロファイルに復帰してくれるだけでも有り難い。

が、実際に使ってみたところ、Bluetooth/USBの接続先と、プロファイルは全く連動しないらしいということがわかってきました。つまり、Windowsで使った後、Macでも使いたかったら、

  • Fn + Ctrl + 2でMacにつなぎなおす
  • Fn + C + 2でmacOS用プロファイルに切り替える

という2手間が必要になります。はい、クソ面倒くさいですね。エンジニアの皆さんが絶賛するHHKBがこんなもんかと。ただでさえLogicoolとかのマルチペアリング対応キーボードみたいにデバイス切り替えキーがない分、不便なのに、さらにプロファイルまで切り替えないとアカンのかい!と。

もうMac側で対処した方が楽じゃん

ということで、もうプロファイルは1(Windows向け)で固定してしまってFn + Ctrl + 1〜4のBluetooth接続先の切り替えだけでサクっと使えるようにしようということに。

この場合、MacからみるとPC(DOS/V)向けキーボードがつながっているように認識されます。これで問題になるのは、スペースバー左右のかな/英数キーが認識されない問題です。これをMac向けの定番キー李マッパーのKarabiner Elementsを使って対策します。

写真の通り、「Simple Modification」(単純な置き換え)ルールで、HHKB Studioのみを対象に、2つのリマップ設定を作ります。

  • 「PCキーボードの変換キー」→「かなキー」
  • 「PCキーボードの無変換キー」→「英数キー」

すべて「Japanese」という項目の下部で見つけることができます。もしかしたら他にもリマップが必要なキーがあるかも知れませんが、とりあえず現状は問題なく使えています。

とりあえずこれで、HHKB Stuido側は単一のプロファイルのまま、Bluetooth切り替えで行き来ができるようになりました。またOS毎にプロファイル枠を消費しなくてよくなり、将来的に個別アプリケーション向けのプロファイルを作るかとなった時に余裕を持たせることもできます。

正直、OS判別して一部非互換キーのマップを切り替えるくらいはプロファイル以前のところで自動でやってほしい気もしますが、USBのスレーブ側でホストのOSを取得するのって難しいですかね。

ともあれ、はやいとこ白印刷キートップセットを発売するか、キートップのモデルデータの公開を心待ちにしております。

オマケ:ナンチャッテCopilotキーを設定する

今年はWindows PCでAI機能Copilotを呼び出す専用キーが追加されることが話題になっています。Windows PCにキーが追加されるのは30年ぶりなんだとか。
【山田祥平のRe:config.sys】新キーの追加でアクセル全開のCopilot in Windows – PC Watch (impress.co.jp)

せっかく独自のキーリマップが行えるHHKB Studioで先取りしてみたいと思います。

現状Copilotキーのキーコードは不明ですが、既にショートカットキーは割り当てられていて、Win + Cとなっています。HHKBのツールはキーコンビネーションを割り付けることもできるので、これをアサインすれば1キーでCopilot画面を開くことができます。

位置は各PCメーカーに委ねられていますが、Microsoftとしては(英語キー基準だと思いますが)スペースキーの右の並びを推奨しているようです。確かに変換キーやひら/カタキーを除けば、右モディファイヤー系(右Ctrl、右Alt、右Fnなど)ってあまりというか全然使っていません。この辺りをCopilotキーとして活用するのはアリな気がします。

ということで、一番端っこで押しやすそうな右FnにWin + Cを割り当ててみました。Windows 11でCopilotのウインドウは画面右から生えてくるので、右寄りのキーを使うのも自然な対応付けだと言えます。

こういう高度なリマップが常駐ツールなしでキーボード側のメモリに書き込んで行える点はHHKB Studioの(個人的に感じている)数少ない長所かなと思います。

macOSのデスクトップに居座る謎の赤マイクアイコンを消す(犯人はロジクールでした)

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少し前からMacのデスクトップに写真のような赤いマイクマークが出たままになりました。

なにかマイクにつながらない、またはミュートになっていることを警告しているようにとれますが、クリックしてもなにも起きません。その下にあるアイコンやデスクトップにクリックイベントがスルーされている感じ。

画像検索用の原寸アイコン

よくよくみるとメニューアイコンの並びにも同じアイコンがいます(左端)が、こちらもクリック、右クリックともになにも起きません。ずっとポイントしててもツールチップが表示されたりもせず。DockやFinderの「強制終了…」ウインドウをみて起動中のアプリを順に消していっても消えず。アクティビティモニタだと全プロセスが出てきてしまい探せないし、「設定」アプリの「プライバシーとセキュリティ」設定でマイクにアクセスがあるアプリをチェックしてもダメ。

仕方ないのでキャプチャしてGoogleの画像検索にかけたところ、韓国語のブログ記事がヒットして解決できました。

結論をいうと、「F8」キーで消えると思います。設定によってはFn + F8かも知れません。

ロジクールのMX Keysなどのキーボードが使うOptions+が犯人のようです。当該キーボードのFキーをみると同じアイコンがついてるではありませんか!マイクのミュート/アンミュートのトグル動作が割り当てられています。Zoomとかでサクっと自分側の音をミュートしたい時に良かれと思ってついてるみたいです。そして、問題の赤いマイク表示は、これが機能しているかどうかを示すインジゲーターだったのです。

Options+を起動して右上の歯車アイコンから探すと、こちらに設定があります。

ただこれは表示を無効化する設定で、F8でのミュート自体が無効化されるわけではないので、逆に表示(通知)だけをオフにしてしまうと「どうやっても音が入らない!」みたいなトラブルにもなりかねません。

覚えてしまえばそれなりに重宝しそうなので、この通知はオンにままにしておくことにしました。

■Logicoolに改善を望みたいこと

「これはなんだ?」と思ったユーザにヒントと提示する設計が必要だと思います。

  • 赤いアイコンやメニューバーのアイコンをクリックか右クリックした際にOptions+を開く
  • マウスカーソルでポイントした時に「これはLogicoolキーボードのミュート機能が動作中であることを示しており、F8で切り替えができる」といった説明を出す

くらいの配慮をお願いしたいです。