最近のWindows10はmacOSにひけを取らない良OSだと思う

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学生時代はMac派(Windowsはサブでゲーム用などでもってはいた)、そこから一度Windows派に転身しVAIOなど先進的なノートPCや自宅機を使いまくってきました。この頃は逆にG4 Cubeなどをサブでもっていて最新UIトレンドなどをチェックするくらいで、実用用途にはあまり活用してませんでした。そして2010年に出たMacBook Air 11’を機に再びMacOSXに目覚め、iPhoneとの親和性の良さやPHP開発に便利な環境が揃っていることもあり、メイン仕事機としてMBP15’、サーバーとしてMac miniなどを立て続けに導入し出戻りしました。Windowsは動画編集などデスクトップでマシンパワー、グラフィックパワーが必要な時とゲームをする時用という感じ。

そして最近はWindows開発の仕事もあったりで久しぶりにDELL XPS15 2-in1を導入。早々に故障があったもののハードウェアとしてはかなり満足しています。そして先月のSurface Go、今月のSurface Pro Xの導入を機にあれこれ環境整備をしてみて、かなり快適なセッテイングになってきたのでまとめてみます。

主な要求仕様としては、

  • ATOKで快適日本語入力、辞書同期
  • メモ&Web開発用エディタとしてVisual Studio Code(以下VSCode)
  • 各種サーバー/ルーター管理にターミナルエミュレーター

などがあります。ブラウザとかメーラー、Slack、Officeとかは普通にどちらでも使えるので割愛。とりあえずVSCodeとATOKという時点で、iPad+キーボードは選外です(使ってますけどペンノートとか電子書籍用)。

■Visual Studio Code

Mac/Winで違和感なく行き来できるエディタとして、これまではEmacsやSublime Textを使っていましたが、最近はこれ一本です。拡張機能でほぼなんでもできます。保存と同時にサーバーにアップロードする「SFTP」とか、PC間で設定、や拡張機能のインストール状態まで同期する「Setting Sync」が超絶便利。複数マシンを使い分ける私にはたまりません。ATOKでユーザ辞書が同期されるように、ちょっとした便利機能が1台から他へ自動伝播されます。また「あれどうやるんだっけ?」とググりなおさなくて済みます。またMarkdownも簡単に扱えるのが良いです。議事メモなども最近はこれです。必要に応じて「Markdown PDF」レンダリングされたPDFを書き出して相手に渡したりとか。

唯一不便だったのはWindowsで未だに多いShiftJISの.txtファイルを開いた時の文字化け(UTFとして開いてしまう)です。ちょっとしたREADME.txtなんかをダブルクリックで開いた時に不便なのでながらくVSCodeを.txtに対応づけるのは避けてきました。しかしこちらの記事を参考にして解決できました。

grep検索で問題が出るそうということですが今やREADME.txt的なファイルくらいしかSJISのテキストなんて扱わないので別にいっかと。さらにいえば拡張子毎に指定できるので、.txtにだけ適用しておけば問題なさそう。あとは.csvくらいですかね。Excelから書き出した.csvがSJISだったりしがち。そうそうCSVといえば「Edit csv」という拡張機能も欠かせません。VSCode上で簡易的な表形式表示ができます。ちょっとした内容確認ならExcelより手早くで重宝します。

 

まぁ、これはMacでもWindowsでも同じ話なんですが、逆にこれによってシームレスに行き来できるというところが素晴らしい、と。

■ターミナル

Macではシンプルながらなんの不足もない「ターミナル」が標準搭載されています。UNIX的なシェルやOpenSSHなども入っているのでなにも考えなくてもサーバーメンテナンスなどに使えて良かったです。かたやWindowsではPuTTYとかを自分で導入しなければならない時代が長く続きました。またcmd.exeでファイル操作をしたい時もついdirではなくls(UNIX作法)としてしまったりでイラっとすることも。しかしMicrosoftが方針転換をしてLinuxコミュニティと仲良くなってくれたおかげで、ここら辺の状況が随分かわりました。

まだベータ版ですがWindows Terminalが提供されています。これはタブ型のターミナルエミュレーターソフトです。cmd.exe、PowerShellはもちろん自前でインストールしたシェルを登録して使うことができます。Windows標準の仮想LinuxプラットフォームWSLのコンソールとしても使えるっぽいですが、仮想環境が使えないSurface Pro Xなどもあるので現状はGit for Windowsに付属するGit Bashを標準シェルとして登録して使っています。写真はタブで右からGit Bash、cmd.exe、PowerShellをひとつのウインドウで開いたところです。背景の透過度も指定できます。ターミナルエミュレーターは半透過に限りますw。Ctrl+ホイールでフォントサイズが動的に変えられるのも地味に便利。開発中はログをtailするウインドウとかデーモンを再起動する用、ファイルを編集する用といくつも開くので、都度最適化できると嬉しいんですよね。

Windows Terminal画面写真

場合によってこれらを使い分ける必要はまだありますが、それがワンストップで共通のフォントやサイズのUIからアクセスできるのはとても良いです。ちなみに「Settings」を開くとJSONファイルがエディタで開くので手で編集する必要があります。正式版ではGUIになるのかも知れませんが、これはこれでありかなと思います。

中にprofilesというセクションがあり、PowerShell、cmd、Azureコントール用の設定がデフォルトであり、ここに好きなものを追加すると写真にあるメニューに表示されるようになります(写真はGit Bashを自分で追加した状態)。さらにdefaultsというセクションを作っておけば、フォントや選択した範囲を自動でクリップボードにコピーするかなどの共通設定が作れます。詳しくはこちらが参考になると思います。

惜しい点としては、

 

  • 設定をPC間で同期する仕組みがない
  • タブを別ウインドウに分けたり合体させたりできない
  • 背景半透明化はフォアグラウンド時のみ(バックグラウンド時は真っ黒になる)

位でしょうか。もちろん複数ウインドウで開くことは可能ですが、ブラウザのようにタブを別ウインドウかしたりができません。これも正式版に向けて是非対応してほしいところです。

また最近のWindows10ならOpenSSH(sshコマンド)も標準で入っているのでここから他のマシンに入って作業も簡単。PuTTYやTeraTermを使うより、Macで作ったconfigやらをゴッソリ持ってこられるのでサイコーです。公開鍵認証ログインなんかも使えます。

最終的にWSLなんかも含めてシェルをどうするかはわかりませんが、とりあえずそれも含めて入り口として使えるWindows Terminalは個人的にはキラーアプリです。

■スマホ写真の同期

ノマド中にスマホから1枚だけ写真を撮りだしてPC上でブログなどに貼りたい、なんてことが多々あります。iPhone + MacだとiCloud経由で勝手に同期されて便利でしたが、WindowsやAndroidだとこれというソリューションはありませんでした。以前からサードパーティのサーバーを介して写真を転送するツールはいくつかあり、現役ではSendAnywareなどがそれにあたりますが、やっぱりちょっと面倒くさいし、第三者サーバーを介すというところが少し不安でもあります。またiCloudの写真同期は全ての写真(のサムネイル)を読み込んでしまうので各端末上でそれなりにストレージを食うのが気になります。モバイル機で今とった写真が欲しいだけなのに!

しかしこれまた最新のWindows10ではソリューションが提供されました。現状Androidのみですが「スマホ同期」というアプリが備わっています。

これはスマホ側にも専用アプリを入れておく必要がありますが、最近の写真25枚(最新アップデートで2,000枚になった?)やSMSなどが同期されたり、電話の受発信をWindowsからできるようになったりします。ちょうどiPhoneとMacの連携を真似たような感じですね。しかも写真は全てではなく最新のみ。Macでいうと初期のPhotoStreamに近いですね。完全バックアップソリューションではないですがむしろそれがいい!2,000枚とか余計なお世話ですが探した限り設定で選べたりはしない様子(まだ対応版が手元に配信されてないのかも)。アプリを開いた時にストリームで読み込むならまだしも、常時最新2,000枚(サムネイルでも)はちょっとオーバースペックかなぁ。

ちなみにAndroidアプリ側で転送をWi-Fi接続時のみに制限するオプションはあります。まぁ使いたいのは出先なのでLTE時の同期もオンせざるをえないですが、そんなにバシャバシャとるわけでもないし、しばらくは影響を様子見かな。はやくiOSでも対応してほしいです。OneDriveやDropBoxのiOSアプリでもできてるので写真については問題なさげですが、SMSや通話の転送はAPI的に難しいかもですね。AppleとしてもmacOSの優位性を捨てることになるのでなかなか許可はしないかな?

 

もともと多様なメーカーが凌ぎを削るWindows機の方がハード的には抜きんでていたりコスパが良かったりしました。特に小型軽量化の面やインターフェイスの充実など。そこへAppleはRetinaディスプレイやスリープ復帰の速さ、快適なトラックパッド、そしてデザインなど独自開発の強みを活かした構成をかけ、個人的にもそこに魅力を感じてMacに出戻ってきていました。しかし近年MicrosoftもPCを自社開発しはじめ、ディスプレイやインスタントスリープ、トラックパッド、デザイン、全ての面で追いつき、更に2-in-1、電磁誘導ペン、LTE内蔵、常時接続、狭額縁などAppleが手を出していない部分を先んじるようになってきています。あとSurfaceが劣ってるのはキーボード(僅差)、塗装の強度と修理性くらい(Surfaceは壊れると修理せずリビルド品と交換)ですかね。それに加えてソフト面でもこれだけ盛り返してきてる。一昨年購入したPixel3XLをみて「長年iPhoneメインだったけどAndrodiでも十分やってけそう」と感じたのと同様、「もうWindowsオンリーでもそんなに困らないかも」と思い始めています。

 

USB-C時代にピッタリのモバイル用SDカードリーダー ELECOM MR3C-D011

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先日買ったSurface Pro XにはSDカードリーダーがついていません。手持ちノートPCでいえばMacbook Pro 15′ 2016もなし、XPS 15 9575はmicroSDのみ。そしてどの機種もUSBポートがType-Cのみです。スマホはiPhone11 Pro Max、Pixel3XLともにSDスロットがないので、出先で写真転送などをする時にSDカードリーダーの出番はありません。が、たまーにOsmo PocketとかRX100M7、ビデオカメラ等で撮った写真をすぐに吸い出したいということがあるんですよね。ということで、Type-Cでできるだけ小型なSD/microSDカードリーダーを物色してみました。

買ったのがこれ。

USB Type-C専用なので非常に小型。キャップは使用中は反対側につけておくこともできます。そして決め手になったのはレアな特性としてUSB 3.1 Gen1に対応しているという点。

大抵のデジカメ、ビデオカメラは現行製品でもUSB microだったりします。つまりUSB 2.0です。昨年出たSONY DSC-RX100M7しかり、今年になって買ったばかりのPanasonic HC-VX992M(2019年5月発売)ですらそうでした。すぐに何GBというサイズになる4K動画を扱うというのに、、。USB2.0は規格上の上限が480Mbpsです。昨今の比較的高速なSDカードの読み出しが95MB/sなどで換算すると760Mbpsなので、UBS2.0のカメラとケーブルで接続した吸い出す場合は頭打ちになってしまうわけです。

ということでUSB3.0以上のリーダーにSDカードを差し替えてPCに直刺ししてやった方が速いというわけです(もちろんPC側のUSB端子も対応している必要があります)。Surface Pro XのUSB-C端子はUSB 3.2 Gen 2なので10Gbpsが規格上の上限値です。まぁ実際にはSDカードとしては意味のない速度なので、本製品のUSB 3.1 Gen1(5Gbps)で過不足ないと言えます。

キャップ付きでなにかを傷つける心配もなし
地味に嬉しいアクセスLED付き!

スペック、サイズ、ユーザビリティともに死角なしの製品だと思います。色は写真のブラックの他、ホワイトもありました。

microSDオンリーで構わない、という方はこちらの方がよりコンパクトで良いかも知れません。

2020.1.24追記iPad Pro 12.9 2018でも使えました。「ファイル」や「Lightroom Mobile」でSDカードからの写真を読み込み可能でした。

超小型高出力USB PD充電器 RAVPower RP-PC112

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Surface Pro Xの記事で買うならこれかなって紹介した充電器を結局買ってしまいました。

流行のGaN(窒化ガリウム)式でサイズの割に大きな出力がウリです。GaN型はAnkerなどからぼちぼち増え始めているタイプですね。RAVPowerも充電器、バッテリーのメーカーとしてはAnkerの次くらいに実績はあるイメージです。

購入時点ではなぜかホワイトの方が若干安い上にクーポンまでついてました。がブラックが欲しかったので、悩んだ末結局同居人へのプレゼントとしてホワイトと一個ずつ購入。

ちなみにほぼ同スペック品としてこちらがあります。

1,000円くら安いです。こちらのサイズが「49 x 49 x 32 mm」、RAVPowerが「約49 x 49 x 30 mm」となっており、2mmの薄さに1,000円払いました。が、届いたRAVPowerをノギスで測ってみたところ32mm以上ありましたorz。「約」に騙されましたね。残ったのはAttikbizというあまり聞いたことないブランドに対してRAVPowerという少しは名の知れたブランドという違いとデザインのみ。正直デザインはAttikbizの方がスッキリして好みです。なによる充電関係の製品でぷっくり膨れているとう手触りが不安を掻き立てます(笑)。値段はタイムセールなどで変動すると思うので、これから買われる方は少なくとも「RAVPowerの方が若干薄いから少し高くても買う価値がある」とは思わないでおくと良いかも知れません。

■サイズ比較

USB type-CをコネクタにしたUSB Power-Delivery(USB PD)は見た目は同じでも給電能力が異なります。USB通信で互いの能力を確認してから電気を流すので、大は小を兼ねます。余力のある充電器で小さな機器を充電する分には問題ありません。しかしノートPCのように大きな電力を必要とする機器を、スマホ用の18Wタイプなどで充電するとめちゃくちゃ時間がかかったり、PC使いながらだと全く充電できなかったりします(消費の方が大きく追いつかない)。

というわけで、旅先などに1台でなんでもかんでも充電するように持っていくには、なるべく出力が大きく、かつコンパクトなものが理想になります。ところが原則としてはサイズと出力は正比例するので、なかなかそういう美味い話はありません。

そこに登場したのがGaNタイプで、今までのサイズ感を覆るコンパクトさを実現しています。細かい原理はσ(^^)も理解できていませんが、ともあれ本製品もそんなGaNタイプの1つです。

手元にあるPD充電器で比べてみます。

手持ちApple製充電器と比較

出力的にはMacBook Pro 13’用が一番近いんですがあいにく我が家にはないので、15’用の87Wタイプ、そしてiPad Pro 2018についてくる18Wとの比較。厚みを除けばApple製18Wにかなり近いですね。MacBook 12’付属の29Wにも近いかも知れません。

次に先日買ったばかりのSurface Pro Xの充電器(非USB PD)との比較。

Surface Pro X充電器との比較

箱も半分くらいな上、両側のケーブルもないので(他にUSB Cケーブルを持ち歩くのであれば)かなり荷物の嵩を減らせそうです。ただしコンセント直付けになるのでタップなどに並べて挿せるかは留意が必要です。

厚みはそれなりに。膨らみも気になる…

ただし厚みは結構あります。一方、このサイズでプラグが折りたためるところもナイス。金属部分が剥き出しには変わりないので、他のものとごっちゃにバッグに入れる際にはなにかしらの保護が必要なことには変わりなさそうですが。

macOSのシステムレポートで確認したところ60Wで認識されました。

macOSのステータスで60W判定

 

MacBook Pro 2016でBootCampするのにしたこと

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VRなど出先でそれなりのGPUパワーが欲しくなり、WindowsのノートPCかミニPCでも買おうかと思ったんですが、Pascal級(GTX10x0)のGPUを搭載したモデルはどれもデカいしお値段もそれなり。だったら今あるCore i7なMacBookProに外付けGPUいわゆるeGPUしてやればいんじゃね?と気付きました。幸い自宅にはGTX1080があるので必要な時にeGPUケースに移し替えていけば追加費用が少なくすみます。またmacOSもHigh SierraからeGPUに対応することもあり使い道も増えてくるかも知れません。いっそ追々WindowsデスクトップもeGPU前提で小型のものにリプレイスもありかなとか。

ただ現状でeGPUが使えるのはWindowsのみだし、VMWare Fusionなどの仮想化されたものではダメ。MacBook ProでやるならBootCampを使う必要があります。実はσ(^^)はだいぶ前から仮想化派だったのでMac歴の割にBootCampは未経験でした。今回、あらためてやったことをまとめてみます。

MacBook Pro 15′ w/TouchBarならディスクリートGPUとしてRadeonも搭載されており、VMWare上のWindows10(DirextXも10止まり)よりネイティブにGPUパワーが使えます。まずはそれで頑張ってみて、eGPUはHigh Sierraの動向も踏まえ別途検討ということで。

■パッケージ版のWindows 10を用意

すでにVMWare FusionでWindows10を動かしていましたが、最近のライセンス体系では仮想OSとBootCampは別カウントとされているので仕方なく新規にライセンスを購入しました。

まず今のMacBook ProはWindows10しか対応してません。また64bitのみだったはずです。一番安いDSP版は本体同時購入ならOKかも知れませんが、どの本体にライセンスが紐付いてしまい後々本体を買い換えた時にまた別途買い直さなければならなくなるのでオススメしません。

結局少し高いですが新規のパッケージ版かダウンロード版が必要になります。こちらは基本的に同じ値段と思われがちですが店頭在庫を伴うパッケージ版はタイミングによってはお安くなります。本記事執筆現在、Windows10にはCreators Updateがリリースされており、既に適用済みのパッケージもありますが、その為ひとつ前のAnniversary Update適用版を処分したいショップがなかなかの安値で売っていました。

またメディアもDVD版とUSB版がありますが、ダウンロード版も含めて結果としてインストール作業に違いはありません。BootCampではMicrosoftからダウンロードしたISOイメージを利用するからです。結局、必要なのはライセンスキーだけなので、USB版だろうがDVD版だろうか1つ古いAnniversary Update版だろうが関係ないのです。Microsoftから最新のCreators Update適用済みの最新ISOをダウンロードして使用します(高速回線がなくダウンロード量を減らしたい方はDVDからISOを作成する手もありますが、結局その後でWindows Updateで大量にダウンロードが発生することを思うと、あまり得策ではないと思われます)。

■パーティション作成はフォーマットなしでOK

BootCampのユーティリティで今のMacを初期化せずにパーティションを切ることができます。500GB中最低48GBは確保する必要がありましたが、余裕をみて60GB確保しました。しかし途中でエラー。ディスクユーティリティで検査と修復が必要でした。ちょっと別記事にするべきレベルかもですが、OS部分はリカバリパーティションから起動しなおして修復が必要と言われたものの、そちらではなぜか異常なしになってしまう状態。結局、シングルユーザモードで起動してfsck -fyを実行することで修復できました。その後再度BootCampツールからパーティショニングに成功しました。

パーティションサイズ指定と同時に前述のISOを指定してあるので、Windowsインストールはほぼ自動で進んでいきいます。VMWareよりも楽なくらいです。

■キーボードでかな、英数キーが効かない問題

ATOKを入れてみたんですが、かなキーと英数キーをキーカスタマイズで指定することができません。ATOKが非対応かなと一瞬思ったんですが、どうもBootcampのバグでWindows10をインストールする際にキーボードドライバーが正しく当たらないのが原因なようです。

こちらのブログを参考に作業したところ正常に動作するようになりました。

Windows機を使う時の伝統、CtrlとCapsの入れ替えはMacBookのキーボードでは不要ですね。

■トラックパッドでナチュラルスクロールにする

Windows上のタスクトレイにBootCampアイコンが常駐し、キーボードやトラックパッドの設定が行えるのですが、意外なことにスクロール方向をmacOSでいうナチュラルに指定することができません。今更こんなところで古い作法を強要されても困っちゃいますね。これを解決するにはレジストリの書き換えが必要になります。

検索すればたくさんのブログ記事がヒットしますが、キモはあらかじめデバイスマネージャーで内蔵トラックパッドのハードウェアIDを調べておくことです。こちらの記事の説明が良かったです。MacBook Pro w/touchBar 2016では、ヒューマンインターフェイスデバイスの中にApple SPI Trackpadというのがあるので、そちらのハードウェアIDを調べます。σ(^^)のところでは、「SPI\VID_05ac&PID?0278&MI_02」でした。

regeditでHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID\を調べると複数のハードウェアIDが見付かります。それら全てのDevice Parameters下のFlipFlopWheel(と他のブログではFlipFlopHScrollも)を1にしろという記事が多いですが、σ(^^)は上記のハードウェアIDのみいじりました。ただし、SPI\VID_05ac&PID?0278&MI_02で始まるものが2つあり。ひとつは中身がほぼ空だったのでスルーしました。

■Win(Command)+Aによるアクションセンター起動を抑止する

Windows10ではWin + Aでアクションセンターと呼ばれるエリアが画面右から表示されます。これはMacBookのキーボード的にはCommand + Aなのでついうっかり押してしまいがちで大変ウザいです。アクションセンター自体を無効にするのは標準の設定でもできるのですが便利な機能ではあるのでキーボードショートカットだけ無効化したい。

その場合は、こちらの記事のやり方でOKでした。AとついでにCortanaが起動するSも無効化しました。

この設定をしてもアクションセンターを利用したい時はタスクバーの右端にある吹き出しアイコンからいつでも呼び出すことができます。

 

その他、macOSとはドラッグ作法が違うのがストレスフルですが、まだ解決法が見付かっていません。左ドラッグ時、σ(^^)は昔ながらの親指でボタンをロックしながら人差し指で動かす二本指を使ったドラッグをするのですが、MacBook Pr 2016の巨大なトラックパッドにおける、親指の反応位置が下寄りすぎるというか、すぐに二本指による右クリック動作に誤認識されてしまいます。パッドのかなり下部を押さないとなりません。そろそろMacでも人差し指のみでのドラッグをマスターした方がいいのかも知れません。

ともあれベンチマークこそしてないですが、VMWare上ではまともに利用できなかった3DソフトがBootCampでばっちり利用できるようになりました。仮想化技術も進歩し、CPU性能も挙がったので、最近では3Dグラフィックをゴリゴリ利用する場合以外は利便性から仮想化の方が有利だと周りにも言い続けてきましたが、ついにその3Dゴリゴリニーズが自分に来て今更BootCampするハメになりました。やっぱりいちいち再起動が面倒くさいし、上記のような最適化が必要だったりとハードルは高いですが、せっかくそこそこのグラフィック性能をもったMacBook Pro(ディスクリートGPU付き)でそういうニーズがあるならやるしかないってところですね。将来的にVMWare FusionやParallelsが進歩して、内蔵GPUやeGPUを透過的に仮想Windowsに使わせられるようになってくれるのを願うばかりです。

外付けドライブのThunderbolt2 vs USB3.1比較

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MacBook Proを2014からLate 2016に買い換えたのを機に、主にゲーム用仮想Windows機のイメージファイルを置いていた外付けドライブを刷新しました。元の構成はこちらの記事にあるThunderbolt2接続なHDDケースに、CドライブとしてSSD、DドライブとしてSSHDを使ってました。SSDは途中で容量が不足気味になってきて、SAMSUNGの850EVO/256GBにアップグレード。SSHDは8GBキャッシュ付きの1TBドライブ、東芝のMQ01ABD100Hです。

mathey Thunderbolt 搭載 2ベイストレージケース THUNDER DUO (MNEU2-DUO)

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MBP Late2016はThunderbolt2ポートが廃止されたものの、AppleのThunderbolt3-Thunderbolt2アダプタがあるので一応使えはします。

ただ内蔵SSDにも余裕があるので、

  • Cドライブのイメージを内蔵SSDに
  • DドライブのイメージをUSB3.1接続のバスパワー外付けケースに

それぞれ移動すれば、配線もスッキリするし、外付けケースに電源もいらなくなって、帰省時とかにも持って返り安いかなと。DドライブについてはUSB3.1(10Gbps)になってもまだThunderbolt2の転送速度には適いませんが、ドライブが6GbpsのSATAなのでネックにはならないだろうという目論みです。またCドライブはPCIex接続の内部SSDに移すことでさらに快適になるんじゃないかと。

VMWare Fusion 8.5.3上の仮想Windows10でCrystalDiskMark 5を使ってベンチ比較してみました。

■Thunderbolt2 vs 内蔵SSD

Thunderbolt 外付けケース内蔵SSD

Readはランダム微減、Writerはシーケンシャルが倍近く高速化って感じしょうか。今時のPCIe(NVMe)なSSDの方が全面的に勝るかなと思ってたんですが以外でした。インターフェイスの差というより850EVOが優秀なのかも?

■Thunderbolt2 vs USB3.1でSSHD

USB3.1にはこちらのケースを追加。ケーブルはUSB-C – USB-Cではなく、付属のUSB-C – USB-Aケーブルと使い、ハブ経由でつないでいます。

結果はこちら。

Thunderbolt 外付けケースUSB3.1 外付けケース

意外なことにかなり差が広がりました。SSHDは同一でケースを入れ替えただけです。中のイメージもそのまま。シーケンシャルの書き込みは3-4倍位速いですね。SSHDにこんなにポテンシャルがあったとは意外です。テストデータが1GBなのでキャッシュで収まって書き込み遅延がおきてる可能性はありますが、まぁ実使用場面で1GBを超えることもないでしょうし。3千円台のケースでこれだけ速くなって電源配線も不要になるなら万々歳です。

 

費用対効果が高く、配線周りもシンプルになる良い更新ができました。