寝ホンとしてLinkBuds Fitを買ってみた

TWSイヤホンの買い増しです。

最近、寝る時に入眠用BGMやASMR音声コンテンツを聞いています。入眠時の導入効果もさることながら、耳栓(に相当するカナルイヤホン)をすることでのノイズ遮断効果で中途覚醒が減らせる感覚があります。我が家は寝室に猫が出入りしたりフェレットのケージがあったり、空気清浄機が割とうるさかったり、自分がSAS(睡眠時無呼吸症候群)でCPAP治療器のポンプ音がしてたりとノイズが多く、それらを遮断することで深く眠れるのではというわけです。

古くはBOSEのSleepBudsを活用。

これは機能を絞ることで超小型化しており装着感は抜群ですが、やっぱり自前の音楽コンテンツを聞きたいなということで最近は休眠中。

次にAnkerのSoundcore Sleep A10を購入。これも装着感はまずまずでしたが音がスカスカでイマイチでした。後継モデルのA20が発売されていて音質も多少改善されているようですが、購入には至っていませんでした。

そして次に買ったのはagのCOTSUBU for ASMR/3D。これは音質的にはかなり満足で、サイズ的にもギリギリ寝ホンとして使える感じ。1万円以下で買えることを考えるととてもコスパの高いモデルです。

耳を枕に押しつけると少しだけイヤーピースが耳穴に押し込まれる感がありました。あと朝起きると外れてて探すのが大変だったり、ちょっとだけ耳汁が気になることも。それでも使っていたんですが出張に持っていってから行方不明。ホテルで出そうと思ったら見付からず、ホテルか自宅かどちらで紛失したのかわからないまま。そして執筆時点でメーカー品切れにつき再購入もできず。

■LinkBuds Fit登場

そんな折り、SONYのLinkBudsシリーズに新モデルFitが発表されました。LinkBudsシリーズは穴開きイヤホンで外音を自然に聞きながら音楽視聴ができることがウリでした。私も当然のごとく初代モデルは購入したんですが、どうにも耳にフィットせずポロポロと落ちてしまう。はじめて自転車移動に持ち出したところ、いきなり転がり落ちて歩道脇の植え込みの中に紛れてしまい探すのに苦労しました。音楽を最大音量で鳴らしながら地べたにはいつくばって耳を澄まして探す羽目に…

初代はそれがトラウマでほとんど使わないまま死蔵。先日オークションで処分しました。

LinkBuds系はその後いくつかの穴空きタイプの後継を出した後、今回Fitを発表。特長として、

  • 穴空きではなく傘型のイヤーピースに
  • 外音取り込みはマイクを通した電子タイプ
  • LDAC対応でハイレゾ相当音質
  • ノイズキャンセル搭載
  • ウイング型のシリコンカバーで落ちにくく

といった点を売りにしてきています。音質やNC面でフラッグシップの1000XMシリーズは3と4を使ってきましたが、5は少なくとも寝ホンにするには突出しが大きすぎるのでスルーしていましたが、少しNC世代は交代するものの音質面でも期待でき、角がとれた形状で寝ホンとしてもギリギリ使えるんじゃないかということでLinkBudsシリーズに再入信するか?と検討候補になりました。

ただ用途が用途だけに試着せずに購入するのはリスキーだったので予約は見送り発売日を座して待つことに。

発売日だ、店頭へGo!

発売日だったか翌日だったかに早速店頭に。ヤマダはケース展示だったので安定のヨドバシへ。装着状態で耳を手の平やハンカチで押さえてみる限りはなかなかヨサゲ。COTSUBUよりは明らかに大きいですが、突き出し部が形状的に丸みを帯びているのでそこまで気にならなそう。イヤーチップもXM系のような耳穴の奥までグイグイ入れるタイプではないのも効いてそう。音質も睡眠用とは違ってしっかり音楽が聴けるレベルに低音も出てます。NCも寝室レベルなら充分そう。

一方で期待外れというか、やっぱりなというのはマイク。その場(店頭)で自分のスマホにペアリングしてDiscordでパートナーに通話かけてみたところ「何言ってるかわからん」と言われる。よくスーパーやホームセンターで別々に巡回しながら通話するんですが、そういう用途にはやっぱりダメそう。これは過去にマイクに定評のあるAirPods ProとかXM4もバッサリ却下されていて、口元に伸びるマイクブームのついたShokzのOpenCommしか勝たんという状態。どんなにソフトウェア処理でノイズ除去しようが、口元への物理距離に勝るものはなしという感じですね。まぁ寝ホンとして買うなら別にいいやと。

比較的早い段階で購入を決めたものの、悩んだのはカラー。どれも捨てがたい、というよりは消去法でも決めてに欠けるという感じ。ようは欲しい色がない!

  • 黒:もうあらゆるガジェットで黒買いすぎて、イヤホンくらいは違う色が欲しい。またホテルでベッドの下の暗がりに転がりこんだら見つけづらそう
  • 白:ホテルのシーツの上で見つけづらそう
  • 緑:ちょっと薄すぎ。メイン機のBeats Fitともカブる。
  • 紫:濃すぎ。アーティストコラボモデル?Olivia Rodrigo?ごめん知らんワイが買っていいの?

という感じ。寝てる間に外れてどっかいく前提ですが、やはり白と黒は忙しい朝にイライラしそう。自分はド近眼なんですが、できるだけ身動きしないで首周りを探すのが良いと思っているので、目立つ色がいいかなと(そもそも外れないならここは除外できますが、購入時点ではわからず)。

あと白と緑はケースの上蓋がマーブルになってるのもちょっとオッサンが持つには抵抗アリ。わざわざシリコンカバーで隠すのも悔しい。

XMシリーズみたいなオッサンベージュがあれば迷わなかったんですが、LinkBudsはもう少し若い人、アクティブ層向けなんでしょうけど、どれも刺さらず。オプションのシリコンカバーのカラバリもベンチ座ってシミュレーターで延々試したけど「これならば」と言える組み合わせは見付からず。結局初日は決めきれずに撤退。

それでもCOTSUBUが発見できず、なんらかの寝TWSホンを早急に買いたい、となった時に他に候補が見当たらず、諦めて紫を購入しました。ちなみに公式参考価格29,800円がヨドバシで緊急値下げで26,400円。さらに10%ポイント還元。さらにさらにSONYの「冬の音ロトキャンペーン」なるもので3当2,000円キャッシュバックが当たりました。実質21,760円くらいでゲット。

■ファーストインプレ

ケースはこんな感じ。フタ側は艶々の光沢。下側はマットな感じでちょっとアンバランスな気がします。特にフタ側の光沢処理は指紋もキズも付きやすそうであまりいいことはないかなと。

パカっと開けるとこんな感じ。まぁ出し入れのしやすさは普通。ただ傘型のイヤーピースは耳からひっこに抜いた時に、裏返ることが多くて(台風の日の傘みたいな感じ)、それを直してからでないとセットできないのでひと手間かかります。

そして本体の奥行き感がこんな感じ。イヤーピースは最初に装着されていたもの。スペック表をみてもこの方向の厚みというか奥行きは記載がなくて、現物試着必須でした。

極薄ということはないですが、角がなく丸みを帯びた形状をしていることで、枕などとの接触を適度にいなしてくれている印象。枕とまったく干渉しない!とまではいかないですが、COTSUBUと比べてもひかっかりは少ない印象。

ただ布地と擦れた時にノイキャンや外音取り込み時の処理が誤爆して雑音がのりがち。特に外音取り込みモードはかなりしんどいと思います。あと電子処理関係なくシリコンパーツがつぶれて空気が抜けるような音もします。それでもまぁNCモードだったらほぼ気にならないレベルかなと。

音質はとても良好です。Soundcore Sleep A10とは比べものにならないくらい全域しっかり聞こえるし、COTSUBU for ASMR/3Dと比べてもASMRコンテンツの臨場感に遜色はないと感じます。DSEEのおかげか、Youtubeなどの比較的音質がよろしくないコーデックのコンテンツでもかなりいい感じに聞こえます。

気になったのはバッテリー保ち。カタログ値で「最大5.5時間 (NCオン) / 最大8時間 (NCオフ)」なので、NCつかって寝ると朝までは保たない感じ。毎日空っぽまで使ってフル充電して、と充電サイクルが増えると寿命が気になります。XM4みたいにバッテリー劣化が問題にならないことを祈るばかり。しかも電池が切れたり切れそうになったりすると音声でアナウンスが流れるのが余計。そのまま寝かせといてくれ、と…(メッセージ個別ではないですがアナウンス音量調整とON/OFFは設定できました)

またCOTSUBU for ASMR/3Dのよかったのは枕に押しつけて使う際にタッチUIが誤動作しないよう、5回タッチでASMRモード(タッチ無効化)に切り替えられた点。本機はスマホアプリからでないとその手の設定が変更できません。ただ今のところワイドエリアタップ(イヤホンではなく周辺の肌をタップできる機能)も含めて、枕による誤タッチは起きてないかなと思います。その分、音量が4回以上連続タップとかやや煩雑ではありますが。誤動作を気にしなくていいならワイドエリアタップはなかなか便利です。

その他、少し気になったのは音量レベルの1ノッチの変化量がやや大まかすぎる点。ちょっと聞こえづらいなと思って1段階あげると「でかっ!」ってなる。その真ん中くらいがいいのよ!がいいのに…と思うことがしばしば。

■まとめ

寝ホンといえばとにかく小型化優先で、NCとかLDACとかは諦めるしかなかったんですが、ギリギリ使えそうな本機が登場してくれたことは喜ばしいです。シリコンのウイングの効果か、朝耳から外れて行方不明ということも今んところなく、だったら白でも良かったかなとか。

最悪ダメだったらこういう枕でも買おうかとも思ってましたが、今のところ保留でよさそうかな。

クラウンクロスオーバーにパフォーマンスダンパーを装着(安く買えたもんで)

■パフォーマンスダンパーとは?

クラウンクロースオーバーはじめトヨタの一定以上のクラスの車種にはカタログオプションでパフォーマンスダンパーというのが用意されています。これは左右に伸縮性のある”つっかえ”をして車体の歪みからくる様々なデメリットを低減するといったものです。タワーバーに似ている発想ですがガチのつっかえ棒ではなく、バネ構造(厳密にはスプリングではなく油圧的ななにか)をもっていて制振するという違いがあるようです。トヨタ車用はTRDのブランドでディーラーオプションとして販売されていて、中の技術はYAMAHAが噛んでいるようです(ロゴがついてる)。ドアスタビライザーが実質アイシン製であるように実際の企画製造はヤマハっぽいですね。

あまりクラウンクロスオーバーでのレビューが見当たらないんですが、とりあえずトヨタ公式でアルファードにつけて五味さんがレビューしている動画がこちら。

河口まなぶさんが自腹で60プリウスに装着したレビューがこちら。

なお、車種によって取り付けるダンパーの数や場所が違います。アルファードは前後2本、プリウスはかなり多いようですが、クラウンクロスオーバーはフロント1本のみです。

■特価だったので衝動買い

さて、このパフォーマンスダンパー、クラウン用は工賃別の本体価格が5万円。もともと納車1年くらいのタイミングで追加して乗り味の変化を楽しもうと思ってたんですが、ちょうどその頃仕事が減って金欠だったので見送っていました。

そんな折り、ふとAmazonのウィッシュリストをみると値段が爆下がりしているのを発見。

約2.3万なので半額以下です。しかもあやしいショップではなくAmazon販売品。残り一点だったので深夜の勢いでポチってしまいました。ちなみに残り1点でしたので、今はもう4.7万円くらいに。ただKeepaによると過去にも何度か2万円台に落ちているようなので、気になる方は気長にウォッチしてみるといいかも知れません。

■取り付けはDIY

なんかせっかく安く買えたので別で工賃が万単位でかかっちゃうのもなんだなー、とか、通販品を持込で作業依頼するとお店にも旨味が少なくていい顔されないイメージとかあって、DIYでチャレンジすることに。

大枠は、

  • エンジンカバーを外す(ボルトネジx13本くらい)
  • もとからついている4本のボルトを取り、代わりに付属ネジを使ってダンパーを固定する
  • エンジンカバーを戻す

という行程になります。エンジンカバーはてっきりクリップ止めだと思ったんですが、プラスねじ穴のついた六角ボルトでした。ダンパーの固定ボルトの締結力(ネジを締める強さ)が指示されているのでトルクレンチが必要なのと、作業性を考えるとフロントだけでもリフトできることが難所でしょうか。トルクレンチは40N・mと20N・mの箇所があるので、そのレンジに対応したものが必要になります。あとは作業効率でいうと電動ドライバーがあると早いです。

リフトアップにはジャッキやウマよりも転倒リスクが低いカースロープが良いと思います。理想はこれくらい(17cm)上がると良いですが、お値段もさることながら全長が長いので作業後の保管場所に困る人はご注意ください。

自分はもとから駐車場にあるスロープと高さ10cmのコンクリートブロックでなんとかしてしまいましたが、後輪にこういう車輪止めをかましておくと良いと思います。

そこまで半身を車体の下にいれるほど奥まった箇所ではないので、リスクは最低限かなとは思いますがDIYされる方は伸張に作業してください。オイル交換(下抜き)に慣れている/作業環境がある方ならどうにかなるレベルかなと思います。

基本的にはネジを緩めて締め直すだけなのでものの30分もあればできると高をくくってたんですが、電動ツールを発掘するのが面倒で全て手回しでやったためか1.5時間くらいかかった気がします。16時台に始めて終わることには真っ暗でした。

■装着後の感想

現在二日目でまだそれほど走れてないですが、一応自動車専用道も含めて軽く走ったファーストインプレなど。この手のレビューって難しいのは取り付け前の状態を再確認できないことですよね。「あれ?これって前はどうだっけ?」と思っても比べる手段がない。

まず一般道で道路の凹凸やマンホール、段差などによるコツコツ感は小さくなった、、ような気はします。ただクラウンのそれは元から結構上質だったので劇的かというとそこまでではないかも知れません。また初日だけなにか全体にへんな振動を感じ、同乗者にも「なんか乗り心地悪くなってない?」と言われました。ちょっと腹に来るというか。思わずドライブモードでAVSを固めにしたくなったほど。ただ取り付け作業で少し体調が悪かったのもあったのか、個人的には翌日には気にならなくなりました。

ハンドリングも追従性、回頭性が上がったように感じます。以前カローラスポーツでタイヤをミシュランPilot Sport5に履き替えた時の感覚に近い。クイっと思い描いた通りに曲がれる感じ。

高速(第三京浜、K7)で一番感じたのはレーンチェンジの応答性が上がったというか、最低限のステアリング操作でスッと移れるようになった感じ。片側のタイヤがラインをまたいだくらいでもうハンドル戻しはじめちゃうというか「あれ、こんなに少ない操舵量でレーンチェンジできてたっけ?」と感じました。しかしもう比べる術はなし…

コツコツ感も一般道よりはわかりやすく軽減されている気はしますが、もとから良かったしなぁとも。決してドライブモードをコンフォートにしたようなフニャフニャさでいなしているのではなく、しっかしコツンと感触があって、それがピタっと収まる感じ。前の前に乗ってた初代LEVORG A型がこんな感じだっけなぁという気になりました。ただなんかよりAVSをマメに固く切り替えたいとか、タイヤに空気をしっかり入れたいという気もしました。なにかしらの不快さからくるのか、気持ち良くてよりスポーティに走りたくなるからなのか自分でも正直まだ解釈ができてません。

近いうちにしっかり空気圧点検して首都高に行こうかなと思います。

■まとめ

狙っていたパフォーマンスダンパーが半額以下で手に入って非常にアガってましたが、同乗者にビミョーな反応をされてちょっと自分でも冷めたというか冷静寄りの感想になっています。ドアスタビライザーの時ほどの劇的な違いはないかな?定価で買って工賃まで払ってたらちょっとガッカリかも位。

というか効果が近いので両方つけると相乗効果というよりはカブるところがあって1+1が1.75くらいにしかならないとかはあるのかも?まぁでも2.2万円なら全然アリです。

これからまた走り込んで追加の気付きがったら追記します。(でもこういうパーツはどんどん印象が日常化して元の状態との違いがわからなくなってきますね…)

iPhoneの買取、今年は家電量販店系が強いらしいと聞いて…

iPhone 16 Pro Maxを買い、1年使った15 Pro Maxを売却して足しにするわけですが、通常はヤフオク、昨年はAppleの下取りに出した気がします。今年は少しでも高く売りたいので早めにヤフオクに出すかなーと思っていたところ、Xで「買い取り店よりもヤマダなどの家電量販店の買取提示価格が有利」と流れていたのでリサーチ。

2024年9月25日現在で、ヤマダ電機、ジョーシンともiPhone 15 Pro Max 512GB SIMフリー版で上限177,600円となっていました。

ヤマダ電機

今回のiPhone 16 Pro Max 512GB ナチュラルチタンがAppleストア購入で219,800円なので、この上限額で売れれば42,200円の追い金で買い換えられることになります。Appleの下取りだと10万強とかだったのでかなりオトクです。

今回バッテリー状態は100%で、ケースをつけておりキズもないので、ヤフオクでも相場的に17万狙えたらいいなーくらいには思ってたんですが、あちらは手数料10%や送料がかかるのでそれがないならばかなり美味しいです。また17万くらいというのはiPhone 16発売前の段階の相場だったので、発売後に同じタイミングでたくさん出品が出てたら下がっている可能性もあります(実際には調べず終い)。

さらにジョーシンはこのタイミングでiPhone買取強化キャンペーンを打ち出しており、ポイント払いなら+10%+5,000ポイント増量でした。あまり近くに店舗がなかったんですが1時間ほどかけてドライブがてら店頭査定にもっていきました。

実は最後の清掃と梱包段階で液晶に2,3mmの小さなキズをみつけてしまい、もしそれに気付かれれば減額はあるなーと思いつつ、同じ通り沿いにヤマダとジョーシンがあるので相見積もりしてもらおうという目論みで出発。

当初まずヤマダに行って査定額をもらい、それをもって本命のジョーシンへ、と思ってたんですが、道路が割と混んでて疲れたのでいきなり本命ジョーシンへ。

やはり液晶のキズは見逃してもらえず(笑)、以下の査定が出ました。

満額から8,900円減額された形ですね。ヤマダにも行こうか迷いましたがまた渋滞もあるし面倒くさいなーと思ってこちらで受諾。今年の追い金は51,100円で決着。

Apple Careに入っていたので、さらにガラスを割って交換してもらえば自己負担額3,700円払っても5千円くらい浮いたことになりますが、手間も時間もかかるしセコいなとか。

また箱、USBケーブル(未使用)、SIMピンなどを綺麗に揃えてもっていったんですが不要ということで返却か破棄を選ばされました。必要なのは本体だけという形です。

また同居人が持ち込んだ美品のiPhone 14 Pro Maxもきっちり満額回答だったので、そこまで満額の障壁は高くない印象です。

■ポイントで受け取ればさらにオトクだが、使い道が…

驚きなのはポイント受け取りした場合です。ジョーシン近くにないし今すぐに使い道がなかったので今回は選びませんでしたが、合計で190,570円。もしキズがなく満額だったら177,600円+10%+5,000円=200,360円なので19,449円で買い換えられる計算になります。

ただまぁジョーシンは現状SIMフリーiPhoneを扱っていないので、

  • 定価の高いキャリア版を買う
  • 他のものでポイントを消費する
  • 温存しておく

といったことになります。ちょうど20万くらいの買い物の予定があればこちらにしたかも知れません。ヨドバシやビックのポイントなら普段から使い道があるのでまだアリだったんですけどね。まぁそこの魅力の薄さを埋めるためのキャンペーンなんじゃないかとも。

■まとめ

今回はじめて家電量販店の買取サービスを利用してiPhoneを処分してみました。

  • ヤフオクなどの相場並で、手数料10%がない分得になるくらいの値付け
  • 送料もいらないし、後のトラブルの可能性もほぼ無し
  • 付属品を揃える必要もなし
  • 即日現金払い
  • もしポイントでの受け取りを選べばさらにオトクに(今年限りのキャンペーンの可能性も)

という感じで、メリット多めでした。

219,800円で買って1年使ったものがまだ200,360円で売れるってスゴいです。

来年もこれくらいになる可能性があるなら継続的に検討範囲に入れていきたいなと思います。

iPhone 16 Pro MaxのRAW撮影現像テスト。LIETZ Phone3とも比較

今年はかなり本気でスルーするか迷いましたが、結局買いました。

15 Pro Maxから16 Pro Maxの画質的なアップデートは、超広角レンズが48MPと広角レンズと同じ解像度になったというのが主なトピック。個人的には望遠重視なので「そっちかーい!」という感じですが、まぁ超広角レンズはマクロ撮影時にも使うのでテーブルフォトにもいいのかな?でもテーブルフォトくらいだと逆にマクロになるほど近づけると影が落ちてしまうことも多く、そっちも言うほど使うかな?というところ。あとはセンサー読み出しスピードが2倍になってRAW撮影がスムーズ担ったり?

あとiPhoneでRAW(ProRAW)が撮れるようになって久しいですが、毎回期待しつつもなんか「あれ?」って思うことが多く正直「もう騙されないぞ!」という感も。画角的に48MPカメラを使えてなかったのもあるかもですが、なんか解像感がイマイチで、JPEGで撮った時の絵の具感がRAWでも感じられる気がして。

結局最近のクルマ撮り(ミラーレスを持ってない時)やテーブルフォトはLEITZ Phone 3(SHARP LP-03)をサブ機として持ち歩いて撮っていました。

その後、iPhone向けにもLEITZフォトアプリが登場し、けっこうなサブスク料金がかかるもののLEITZ LOOK含めて近いエフェクトはiPhoneでも得られるようになりました。でもまぁやはり1インチセンサーもあるしでiPhoneでのサブスクは試用期間でやめ、SNS用写真はLEITZ Phone 3という現状。

■さぁiPhone 16 Pro Maxはどうだ?

まだ二日程度でクルマとかも撮りに行けてないですが、とりあえず超広角試そうと煌びやかな夜景を撮りに。しかし距離的な都合もあって結局広角24mmレンズでの撮影に。でもまぁ夜間の4ピクセルを結合して12MPで高感度撮影になるモードにはならずに撮れました。ダイナミックレンジが広いのか現像した時の露出補正耐性がかなりあり、2Fより上の窓ガラス周りの質感などはかなりエグい。

Lightroom Classicで露出調整。WBやノイズ低減系は不使用。

この作例は4K程度に縮小してますが、現像前で8064×6048ピクセルありました。入り口のポスター類なども判別できるほど解像感があるのもスゴい。

入り口付近のポスターを拡大

ISOが320ですがほぼノイズがない。下はLightroom Classicで露出をかなり上げてみた様子ですが夜空部分にザラつきがない!Apple ProRAWだとLightroom ClassicのAIノイズ除去が使えないですがこれならそもそも必要なさげ。

またiPhoneカメラで弱点だった強い光源がレンズ内反射してあらぬところに謎の光点(ゴースト)となって映り込んでしまう現象ですが、ここまで露出を上げるとさすがに見えます(赤丸箇所)が、通常の露出設定内なら気にならないレベル。動画とかではまた別途検証しないとですが、新しいレンズコーティングによる改善効果は感じました。

比較のためLEITZ Phone 3でも。こちらは「マニュアル撮影」モードのRAW(DNG)撮影ですが3952×2960にしかならない。あれ?こっちも48MPのはずなのにな。あらためてDNGで撮った写真を眺めるとどれもこの解像度。ちょっと撮影設定を確認して再戦したいところ。

注:これはLEITZ Phone3撮影。iPhoneではありません

ISOはiPhone 16 Pro Maxの作例よりも更に低いISO 100ですが少し露出を上げると夜空は盛大にノイズが出ます。これはLightroom ClassicのAIノイズ除去を施した後の状態。LEITZ LOOKを当てない素の色味なのでまぁ普通な写真ですかね。

iPhone 16 Pro Max作例追加

夕食食べにいったデニーズでちょっと追加作例。どちらもRAW撮影+Lightroom Classic現像です。

こちらもセンサーノイズが少ないのかAppleの後処理が優秀なのか、低ノイズでめちゃくちゃ編集耐性がある感じ。ISOは320、SSが1/13ですが手ぶれもほぼなし。これきちんと三脚に乗せてISO100以下とかにして撮ってみたい。

つづいてテーブルフォト。色味はかなりいじったけど、ヨサゲな仕上がり。もうちょっとマシなご飯で撮りたい。RAWだとポートレートモードによる疑似ボケは入らないのでちょっとカッチリしすぎちゃうんだけど、純粋なカメラ性能としてはいい感じ。

iPhone 15 Pro Maxは売却準備に入れたいので撮り比べはしないけど、あれ、24mmでもこんなにいけてたっけ?いままで48MPで撮れてなかった?それとも16でカタログにのらない部分の進歩もあった?

■まとめ

あくまでスマホ上で最適設定を目指して撮り比べ、現像でやれることもやる、という状態の比較なので、撮って出しで勝負したい人にはあまり参考にならないと思いますが、iPhone 16 Pro Maxのポテンシャルは伝わるでしょうか。というか広角レンズなので15 Pro Maxでも実はこれくらい撮れた?

これくらい高解像度でノイズがない写真がRAWで撮れるならもう少し活用してみたくなります。LEITZアプリもまた購読してみようかな?

個人的にスマホカメラに画質求めるのは「ミラーレスを持ってってない日にふとクルマを撮りたくなるロケーションに出会った時」なので、近いうちにまたクルマ撮りできっちり比較してみたいと思います。その時は解像度条件やISOなどもなるべくあわせてみようかなと。

iPhone 16 Pro Maxのケースを先行購入してサイズ感をチェック

iPhone 16 Pro Maxが発表になりました。自分は老眼はじまってるのでiPhone 11辺りからずっとPro Max派です。今回16 Pro Maxは15 Pro Max比で縦3mm、横1mmほどサイズアップしています(画面は6.7インチから6.9インチ)。ちょっと気になったので予約解禁日前に先行してケースを買って15 Pro Maxを入れてみました。

ちなみに買ったのはコレ。往年のブラウン管iMac自体のカラーをオマージュしたケースで、オレンジブームの自分はタンジェリンをチョイス。

15 Pro Maxで使っていた同じSpigenのコレの16シリーズ用も既に出ていたので続投も考えましたが、せっかくなので気分を変えて。

ケースのデザイン上の差異でちょっと大きく感じますが実用上の不便を感じるほどの違いではないなと確認できてひと安心です。

縦方向にしっかり3mm分の隙間が空きます。

一方で横はほぼピッタリという感じ。ただショートカットボタンを押すと吊られて音量アップボタンも押されてしまう現象がでていて、これが1mmの差による不具合だと信じたいです。16 Pro Maxであれば起きないことを期待。16 Pro Maxなら起きませんでした。

カメラコントロールの位置が微妙?

それより気になったのが今回新設されたカメラコントロールの位置です。

単純にコンデジみたいな感覚で使えると期待していましたが、実際の位置をみると割と中心(左)に寄っていて、普通に持ったら人差し指が届きません。手のひらまで動かして「そいやっ!」っと指を伸ばす必要があります。たぶん縦持ちした時の扱いやすさも考慮しての妥協点なんでしょうけど、デジタルカメラみたいに自然な位置に指先を置いてバシャバシャ撮れると期待しているとちょっとガッカリすることになりそうです。