IKEAのMatter対応IoTスイッチBILRESAがドチャクソに高コスパだった件

IKEAのスマートホーム商品群がリニューアルされ、IKEAスマートハブやアプリに依存せずMatter互換となりました。MatterはApple、Google、Amazonと乱立するIoT家電連携規格の統一を図るために制定された規格です。Geminiさんによる概要はこちら。

Matter(マター)は、Apple、Google、Amazonなどが主導し、2022年に誕生したスマートホームの新しい共通規格です。

最大の特徴は「メーカーの垣根を越えた互換性」です。これまでは「Apple HomePodでは動くが、Echoでは動かない」といった制限がありましたが、Matter対応製品なら、どのプラットフォームからでも一括で操作が可能になります。

セットアップも非常に簡単で、セキュリティも強固。スマート家電選びの失敗がなくなる、まさに次世代の標準ルールです。

SwitchBotやNatureRemo、Sesameなども順次対応していますが多くはセンターハブデバイスを経由することが条件だったりします。

今回、最近音声認識精度が激落ちして問題になっているGoogle Home (Nest)にストレスMaxな同居人に照明のON/OFFを物理ボタンでダイレクト操作できるようにしてほしいということで検討。

IKEAのBILRESA(ビルレーサ)を購入しました。こちらはMatter対応の新世代シリーズの操作スイッチデバイスで、なんといってもその価格が驚異的です。ホワイトが1台699円、ベージュ、オレンジ、グリーンの3色セットが1,999円です(いずれも税込み)。

参考に、Switchbotのリモートボタンがひとつで2,480円、CANDY HOUSE (Sesame)リモートでも1,078円(公式価格、送料別)です。

しかもこれらのスイッチ製品は同社の製品を操作するか、同社のハブモジュール経由でMatter対応するのみで、単体ではMatterネットワークに参加できません。我が家にはSwitchbotハブ(2/3)もSesameハブ3もあるのでそれでも良かったんですが同居人が今回照明を操作したい部屋にはどのどちらもありませんでした。また照明機器自体はNatureRemoも旧モデルから赤外線信号で行っており、この機種自体もMatterに非対応です(Nature RemoでMatter対応なのは現時点でnanoとLapisのみ)。IKEAのMatter対応前のハブも隣室にはありますが、対応できるかあまりちゃんと調べないでたまたまIKEA店頭で見かけたので買ってみた、という感じです。

ハードウェア仕様

BILRESAの電源は単4電池2本です。本体下部にUSB-Cポートのような穴がありましたが、単に電池ブタをあけるための爪でしたw。ボタンは2つあり凹みの大小で識別できます。爪を下側と考えると写真のような向きになり、上側が大きい凹み、下側が小さい凹みとなって触覚でも一応区別ができます。それぞれ1回押し、2回押し、長押しで異なる操作をアサインできるようです(ただし後述のGoogle Homeでは長押しは選べなかった)。

背面にはマグネットがついており両面テープで壁などに貼り付けられる鉄板も付属しています。ちなみに電池ブタは壁につけたままでも開閉して電池交換できるので、仮にガッチリ固定してしまっても問題はなさそうです。

Google Homeアプリから使えた!

MatterってなんとなくAppleの「ホーム」アプリからは使えるイメージがあったんですが、同居人はAndroid派なのでiPhoneやHomePodのない場所からでも使えた方がいいかなということで、予備知識なしでGoogle Homeアプリのデバイス追加から行ってみました。

するとデバイスの追加画面にしっかりMatterデバイスの項目があります。

BILRESAのパッケージには説明書のペラ紙やパッケージにIKEAアプリ用とMatter用のQRコードが記載されていました。正直違うのかもわかりませんが、Matter用は3台別々にQRコードが記載され、本体背面にも印刷されています。IKEAアプリ用は単にIKEAアプリをダウンロードするリンクだったかも知れません。ともあれ今回は本体背面に個別に印刷されたQRコードを使用。あっけなくGoogle Homeデバイス上にスイッチデバイスが2つ登録されました。どうもこれはBILRESAにある2つのボタンがそれぞれ1つのデバイスとして見えているようです。あとは「自動化」タブでこれらのボタンが押されたら特定の操作(今回はNature Remoの制御下にある照明のオン/オフ)に紐付けるだけです。ちなみにボタン1度押しと2度押しでそれぞれ別の操作をアサインできるので、BILRESA1台で4つの操作を実行できそう。マニュアルによると長押しもできるらしいですがGoogle Homeでは扱えないようでした。

ボタンを押してから実際に照明が点いたり消えたりするまでわずかにラグがあります(2秒位)。実はインストール操作を対象の照明のある部屋(Google Nest Hubを設置)ではなくリビング(Google Home MiniだったかNest Miniを設置)で実施したので、もしかするとリビングのMiniを親機として認識してるのかな?と思いつつ、それを確認したり変更したり手段がアプリ上になさそうなので放置しています。MatterデバイスはWi-FiだけでなくThreadという短距離通信規格も使います。おそらくBILRESAは単体ではWi-Fiデバイスを内蔵しておらず、近接のハブ機器にThreadで通信しているはずで、その親機として使うNestデバイスが特定の1台なのか宅内の最寄りのものとメッシュ的につながるのかはよくわかっていません。

まとめ

IKEAのBILRESAは700円という安価ながら単体でGoogle Homeなどのある環境にMatter規格で接続でき、Matter非対応の旧型Nature Remoのようなスマートホームデバイスの操作にも使えました。

他社製品に比べると少し厚みはありますが、汎用的な単4電池が使えるのもメリットかなと思います。既にAppleやGoogle、Alexaといったスマートハブを導入していれば、赤外線送信デバイス側は(Matter非対応品も含めて)かなり幅広く使えそうなので、めちゃうくちゃ使いでのある製品だと思います。

この値段なら使い捨て感覚なので、こんど表面にレーザー加工で文字なども入れてみようかなと思います。

新世代のフィラメント真空保存バッグが良かった

エンプラフィラメントやPETG-HFなど事前乾燥必須なフィラメントが増えてきて、以前買ってあった真空保管バッグが足りなくなったので追加で購入しました。

2年ぶりくらいな気がしますが、地味に改造されてて良かったのでご紹介。買ったのはアリエクですが、たぶんこれと同じものです。ただAmazonのこれは付属の電動ポンプが有線っぽいので注意。今回紹介したいのがバッグ自体なので、付属ポンプはお好みで。

なにが良いってポンプを密着させて空気を吸い出す弁のところがハードパーツになっていて、雑にさっと当ててもしっかり噛んで吸い出しができる点。この1点に尽きます。以前買ったものや百均などで売っている汎用品だとペラペラの弁でかなり位置取りが難しく、真芯を捉えないと吸いだしが行われない感じでしたが、これだと厚みのあるハードパーツにテーパーがついていて一発でピタッと位置固定ができます。またペラペラの旧型は固いテーブルの上などに置かないとなりませんでしたが、弁自体が固いので、裏から手で押さえてやればしっかり吸い出せます。場所のないところでも処理できて地味に便利。そんなこんなで吸い出すまでの時間がとにかく早い!これだと手間に感じて結局使わなくなる、ということが避けられそう。

弁がハードパーツというだけなら、今は3Dプリンターメーカー純正のeSUNやELEGOOのものも改善済みっぽいですね。ただeSUNはトップ写真以外は旧型弁のものも写ってるのでやや不安。

ただ最初に紹介した黒いタイプは追加で良い点もあって、まず角が丸くカットされていて手に刺さらない点が良き。あとギチギチに吸い出した時のサイズというか余白感も若干小さい気がします。バッグ自体が正方形に近いのが効いてる気がします。フィラメントの残量にもよるので主観ですがかなりコンパクトになる印象。もうこれに全部交換しようかな。唯一何点としては透明部分が少ないので中見がやや判別しづらいところかな。全く見えないわけではないし、なんなら表面にテプラとか貼っておけばいいかなとも思案中です。

ちなみにアリエクだとポンプ無しでも買えるので、5枚とか10枚バッグだけ追加したいといった場合割安です。本記事執筆時点で5枚792円、10枚1,369円でした。

ランクル300(改良後)セカンドインプレ(半月)

ランクル300を使用して半月ほど経ったので追加インプレをまとめてみようと思います。ファーストインプレはこちら。

■初満タン法燃費

受領直後に満タン給油して、しばらく走行し2回目の給油で満タン法燃費がこちら。

うーむ、まぁこんなもんですかね。「Rival AVG 6.85km/L」というのが全国平均だと思うので、神奈川ではそれよりは落ちるのは仕方なし。ちなみにハイブリッドのクラウンクロスオーバーRS(2.4Lターボ)が8~10km/L程度なので、まぁそれを思うと健闘している方かな?少し落ち着いてきたとはいえハイオクなのでまぁまぁしんどいですね。

■走行フィール

前回も書きましたが、クラウンクロスオーバーRSの低速時振動に悩まされている立場からすると同じようなシチュエーションで深いな振動がこないのは快適のひと言につきます。ただ当然ながらガソリン車なのでアイドリング時は多少の振動があるのは気になるというか慣れない。いっても排気量は大きいので街乗りだと2,000回転を超えることはない感じ。

車幅の広さで、普段の道路が狭く感じるのは確か。ちょっと狭い一車線の対向道路とかで路肩に電柱とかあるとドキドキします。また自走式立体駐車場などでループが狭めなところなんかはPVM(パノラミックビューモニター)がないと恐い。

■オンロード/街乗りでも意外と役立つ装備

段差のある路肩にビタビタに寄せたい時に、通常のPVMからマルチテレインモニターに切り替えると、ドアミラー下部のカメラで車体左右のアップ映像が出るので重宝します。ちょっとポストに投函するのに一瞬だけ路駐とかする時に、やはりなるべく寄せて後続車に迷惑かけないようにしたいのですが、これを活用すれば助手席から歩道に直接降りられるくらいにピタっと寄せられる感じです。

幅がギリギリの駐車枠に止める時なんかも活用しています。

ちなみにドアミラーを畳むとさらに映像も寄る気がしますが、ドアミラー自体を使えなくなるので実用性は微妙。ともあれ、マルチテレインセレクト(悪路走行用ドライブモード)なんて使うことはないと思ってましたが、この表示のためにボタン自体は割と使っています。走行モード自体がセットで切り替わってしまうので、戻し忘れるとたぶん燃費悪化とかにつながるので注意は必要です。

次に良かったのはDAC(ダウンヒルアシストコントロール)です。下り坂でブレーキもアクセルもペダルを踏まなくても一定の速度を保ってくれる機能です。

自走式立体駐車場のループを下る時に安心感があるというか、ステアリングに集中できる感じ。感覚的には12,3km/hくらいにしておくとちょうどいい感じ。結局フットブレーキを踏んでいるのと同じなのであまり長時間使うと加熱してフェード減少の危険はありますが、駐車場で1,2分降りるくらいですし、温度監視もされてるぽいので実害はないかなと思っています。

■不具合というか上手くいってないところ

何点か思い通りの使い方ができずの困っている箇所もあります。一ヶ月点検で聞いてみようと思ってますが、たぶん即答は返ってこないんじゃないかなぁと思っています。

・二人目の指紋登録ができない

ランクル300固有装備である指紋認証の登録操作が難航しています。まず仕様として一人というか1セットで2本の指紋が登録できます。複数セットの登録をした後、ドライバー識別時にどの指紋セットを使うか選択するという二段構造になっています(ドライバー識別をせずに始動制限だけなら1段階目のみでもいいはず)。

で、まず自分の指を2本登録しました。これも後からセットに追加はできず、まとめて2本登録する必要があり、1本しか登録しなかった場合は一旦削除しないとダメとか地味にめんどくさい仕様だったりします。正直本数ももう少し登録したい。また初日は指紋情報の利用規約同意画面で「同意」を押しても反応せず先に進めないというトラブルもありました。これは後日やりなおしたら何故か解消しました。

で、更にそこからパートナーの指紋を2セット目に登録しようとするのですが、いざ指を押しつける段になると何度やっても「指紋の登録ができませんでした 取扱説明書をご確認ください リトライ」のエラー画面になって進めません。

メッセージに情報がなさすぎ。具体的なエラーの原因、せめてエラー番号、マニュアルの見るべきページ番号やセクションなどの情報が皆無です。最近のトヨタ車はオンラインマニュアルですがリンクとかQRコードもなく、自分で探さなければならないのですが、実際に車両マニュアルをみても指紋周りの情報はほとんどありません。マルチメディア(ナビ)説明書は別になってるんですが、それもトヨタのページから辿っても出てこない。Googleで検索するとそれっぽいのが出てくるのですが、「ランドクルーザー」としか書いてないので、本当に300?改良前後?となり自分が正しいマニュアルを参照しているのかも確証がないまま情報を探す苦痛。結局、このエラーについてはなにも手助けになる情報は見付かっていません。

・リアシートリマインダーが無効化できない

トヨタ車あるあるの「降車して鍵をかけるとピッピッピと鳴って怒られる」奴。これはリアシートリマインダーといって、乗車時にリアドアの開け閉めがあると「後ろに荷物や子どもを乗せた」と車両が認識し、降りた時に下ろし忘れてないか?と警告を出す親切機能です。

鬱陶しいのでオフにしたいという質問がクラウン界隈でも定期的に出ます。で、ランクルでも速攻でオフにするべきメーター画面から写真のようにオフにするんですが、未だに時々鳴ってしまいます。

他のエラーが出ているのかと窓からメーターを覗き込むのですが、「後席に~」のメッセージが出ているのでリアシートリマインダーなんじゃないかなと。もしかしたらオフにしてもメーターには必ず表示が出る、かつ音はなにか別のエラー、なのかも知れませんが、いつも音がして慌ててメーターをみた時には後席云々のメッセージしか出ていません。

いまんとこ不具合らしい不具合はこの2つくらいかなと思います。点検などで担当氏に聞いてみて進展あればまた補足します。

3Dプリンタービルドプレート取扱メモ

X1-Carbonで使用するビルドプレートの種類が増えて、IPA洗浄NGとか糊禁止とか注意事項が覚えきれなくなってきたので自分用にまとめてみます。特に最近PCやナイロンなど高温フィラメントにも手を出しつつあって、使い分けが重要になってきてるので。

間違いもあるかもなので参考程度に。

■まとめ観点

  • 特徴メモ(使用感、テクスチャなど)
  • 使用可能フィラメント(NGがあれば明記)
  • 洗浄方法(NGがあれば明記)
  • 糊(推奨される糊、NG)
  • 上限温度
  • 剥離タイミング(冷ましてから/熱いうち)

あたりかなと思います。特にNGでプレートをダメにしてしまうのを避けるのが主目的です(造形失敗よりも重大)。

スムーズPEIプレート

一時期メインで使っていたプレートです。底面が文字通りスムーズなので出荷品には重宝。ただ使い方や剥がし方を間違えるとダメージを受けやすく、買い換えるにも良いお値段なので、最近は必要最低限にしています。表面に跡が残るようだともう造型物にも影響してしまうレベルの劣化です。ただし600番のサンドペーパー で磨くとある程度は復活するようです。

  • 対応フィラメント:ほぼ全て
  • 洗浄方法:洗剤と水(アセトンNG)
  • 糊:PLA以外では液体orスティック糊を使用。PC/PAはスティック糊
  • 上限温度:120℃
  • 剥離:冷ましてから(公式記載は「数分待って」)

常温プレート SuperTack

比較的低温でもしっかり定着するので、加温時間や電気代を節約できるという触れ込みの割と後発のプレートです。耐久性も高めでPLAやPETGなど一般的な用途の普段使いに便利。標準の常温プレートが置き換わったと思われます。ただいうほど「常温」ではない印象。加熱オフにこだわって使おうとすると定着せず、結局70℃くらいにした方が安定する感触。

  • 対応フィラメント:TPUはNG、PLA SILKも非推奨
  • 洗浄方法:汚れたら洗剤と水(アセトンNG)
  • 糊:PLA以外では液体orスティック糊を使用。PC/PAはスティック糊
  • 上限温度:120℃
  • 剥離:スクレイパーでそっとはがす。くっつきすぎている時は50℃くらいに温める

BIQU CryoGrip Pro Glacier

水色が特徴のSuperTackに近い特性の社外プレート。同じ水色のCyroGrip Proシリーズには2種類、Frostbite(フロストバイト)とGlaicier(グレイシャー)があるので注意。自分はより使用フィラメントが多く、テクスチャーもスムーズ寄りのGlaicierのみ購入しています。エンプラまで対応するGlaicierとPLA/PETGにベストはFrostbiteという棲み分けのようです。

ただこれもSuperTuckと同様、そこまで万能、完璧じゃない印象。定着しない時はしない。結局ちょこちょこ温度を上げて使ってます。

  • 対応フィラメント:ノズル300℃以下ならなんでも
  • 洗浄方法:洗剤と水、またはアルコール
  • 糊:不要
  • 上限温度:記載無し
  • 剥離:プレートを曲げてはがす。くっつきすぎている場合は少し冷ます

Bambu 3D効果転写プレート

表面の微細な凹凸を転写して底面に構造色でキラキラ模様を出すプレートです。面白いですが意外と難易度が高いというか実質PLA専用という感じ(公式にはTPUも対応らしい)。PETGはほぼ定着しないので注意が必要です。ASAは一応いけましたが、たぶん糊を使うと凹凸が埋まってしまって回復不能なダメージを負います。Bambu Studioのプレート選択ではスムーズPEIを指定します。

表面シートが劣化したら貼り替えも可能なんですが、なぜか個人的なお気に入りのカーボン柄はシートの販売がなくプレート付きで買うしかない。

  • 対応フィラメント:PLA/TPUのみ
  • 洗浄方法:油分が残っていると模様が綺麗に出ないので温水と洗剤でしっかり洗浄
  • 糊:厳禁
  • 上限温度:記載無し
  • 剥離:プレートを曲げてはがす。くっつきすぎている場合は少し冷ます

Darkmoon G10 Garoliteプレート

ガラス繊維とエポキシ樹脂を主材料とするガロライトという材質を使ったプレート。3Dプリント用途以外で販売されている板を買って来て磁石で鉄製プレートに貼り付けて使うのが主でしたが、海外のDarkmoonという個人ブランド(?)がBambu互換形状のプレートとして販売していたので買ってみました。送料が結構高くて総額1万円超えでしたがキヨミズりました。

メリットはとにかく耐久性が高く、-CFフィラメントを使っても劣化しにくい。また糊を使わなくても定着が強く、反りやすいPA6ナイロンに向いてるとのことで買ってみた次第。ただこれらはG10 GaroliteについてChatGPTが言ってることで、Darkmoon公式としては以下の仕様を記載しています。この販売者としてはスムーズPEIの上位版という位置づけのようです。傷みやすい(かつ高い)スムーズPEIを置き換えてかつ長持ちするなら投資価値があるかなという判断で購入しました。まだ届いたばかりなので使用感はまた後日書きたいと思います。

  • 対応フィラメント:PLA/PETG/PCTG/TPU/ABS/ASA(それ以外は非推奨)@公式(CharGPT/Gemini曰く、TPUはくっつきすぎて非推奨、PCは100℃超えの温度なので非推奨)
  • 洗浄方法:普段はIPA、時々温水と中性洗剤
  • 糊:記載無し(ChatGPT曰く厳禁。定着が弱い場合は、4~600番のペーパーで軽く研磨)
  • 上限温度:記載なし(ChartGPT曰く100℃程度推奨)
  • 剥離:記載なし(ChartGPT曰く完全に冷ましてからでないと劣化)
  • Bambu Studioで「高温/スムースPEIプレート」を選択

ちなみにDarkmoonブランドでは他にSatin(サテン)プレートというのを出していて、こちらの方が「PLA/PETGからナイロン、ポリカーボネートまで」と幅広さを謳っています。ただしテクスチャーが粗めのようで見送りました。

エンジニアリングプレート(旧)

  • 対応フィラメント:ABS/ASA/PETG/PA/PC/TPUなど
  • 洗浄方法:油分が残っていると模様が綺麗に出ないので温水と洗剤でしっかり洗浄
  • 糊:基本使用を推奨。液体かスティックかは使い分け。
  • 上限温度:120℃
  • 剥離:剥がす前に10分は冷ます。冷めると勝手に剥がれる。

エンジニアリングプレート(新)

上記エンジニアリングプレートがしばらく購入できず、今のがダメになったらどうしよう、、と思ってたんですが、今年頭くらいかしれっと発売されていました。以前は低温プレートと裏表だったんですが、新発売のものは両面エンジニアリングプレートで、耐久性が向上している模様。まだ買ってないですが、いずれ手を出すと思います。

Bambuから出ている全てのフィラメントに対応ということなので、「迷ったらこれにしとけ」感がある万能プレートです。ただし糊はどのフィラメントでも使用を推奨なので手間。

  • 対応フィラメント:Bambu全フィラメントOK
  • 洗浄方法:油分が残っていると模様が綺麗に出ないので温水と洗剤でしっかり洗浄
  • 糊:基本使用を推奨。液体かスティックかは使い分け。
  • 上限温度:不明
  • 剥離:スクレイパー。がっちり付きすぎている時はアルコールを隙間に流し込む。

■ほぼ使っていないもの

低温プレート

エンジニアリングプレートの裏面。SuperTuckもあるし今は基本使ってないです。

テクスチャードPEIプレート

たしか標準で付属してきたもの。テクスチャーが大きすぎて好きではないので基本使ってないです。定着力も耐久性も高いは良いので初心者向けではあります。

■まとめ

G10 Garoliteプレートが届いたので、これから評価していきたいと思いますが、基本はこんな使い分けかなと思っています。

  • PLA/PETG: SuperTackかGlaicier
  • ASA/ASA-CF/PA6-CF: G10
  • TPU: G10かスムーズPEI

Darkmoonを信じるならPLA/PETG/TPUもG10でいいかもですが、お高いので温存していきたいなという感じ。使ってみたい前々平気そうならG10をゴリゴリ活用していくかも知れません。あと、耐熱温度が高い一方、SuperTackでも割と反りやすいPolymaker HT PLAに最適なものも探したくて、これもG10に期待してみようかな。

あと次にBambu公式で買い物するついでかセールの時に新エンジニアリングプレートは買うかも。スティック糊や液体糊は仕上がりが気になるのでスプレー糊(ケープ)前提で消耗品として使いつぶす用に。

Surface Pro Xのリカバリー2026年版(25H2までの道のり)

元祖Arm64 Windows版のSurface Pro X(SQ1)がブートしなくなって半年あまり。ついにATOKがArm版Windowsに対応したということで重い腰を上げて復活させることにしました。

症状

なにかしらのタイミングでシステムファイルが壊れたらしく、Windowsが起動せず青画面の自動回復モードに突入するようになりました。ここでは回復キーの入力を求められ、それは突破するも結局エラーで回復できないという流れ。それ以外の修復やロールバックも全てエラーという感じで、完全初期化しかないという形。

公式手順に従うが…

公式手順はこちら。要約すると、

  1. 上記ページでモデル名とシリアルNo.を入力し、回復イメージのzipファイルをダウンロードする(本記事執筆時点で、24H2、23H2、22H2、20H2が選択可能)
  2. Windows上で「回復ドライブ」ツールを使ってUSBフラッシュメモリに回復ドライブを作成する(この時、「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」のチェックを外す)
  3. できたUSBフラッシュメモリドライブに、回復イメージzipの中身をコピーし、存在するファイルは全て上書きする
  4. Surfaceをシャットダウンした状態でUSBフラッシュメモリを挿し、他のUSBデバイスは全て外す
  5. 音量下げボタンを押しながら電源ボタンを押しで電源を入れる
  6. 黒画面に白のWindowsロゴが出たら(つまり電源が入ったら)電源ボタンを離す
  7. グルグルが出たら音量下ボタンも離す

これでUSBブートして言語選択画面になるはず、、だけど何度やってもならない。念のため、5以降のかわりに音量上ボタンをつかいUFEI管理画面に入り、ブートデバイスでUSB Driveを選んで右スワイプし、「Immidiatelyなんちゃら(今すぐUSBブートする的な項目)」からしてもダメ。

24H2イメージがおかしい。23H2ならあっさり成功

散々あれこれ試した挙げ句の結論として、「24H2イメージが壊れている」というのが濃厚です。海外のMSサポート掲示板でも報告がありました。23H2イメージでやりなおしたら一発で成功。

しかし23H2はサポート終了してて24H2アップデートも降ってこない

ようやくWindows 11 23H2は起動しました。そこからせこせこWindows Updateをかけてこうとするものの、23H2の最新にまではなるものの24H2が降ってこない。Windows Update画面で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしたり、Surfaceのドライバーやファームウェアをチェックしてみてもダメ。Gemini曰く23H2がサポート終了しているためアップデーターの配布もされてないと(そんなことある?)。

ならばWindows 11 インストール アシスタントをダウンロードして実行すればいいかと思ってやってみると、なんと「Arm64は対応してない」というエラーで起動せず。詰んだ?

Windows 11 ISOイメージからアップデート

またさらにGemini/ChatGPTと相談した結果、ISOイメージをマウントして中にあるsetup.exeを実行すれば良いということ。Arm64版のWindows11 ISOイメージはこちらで配布されています。幸い最新の25H2が置いてあるので24H2はスキップすることができました。

USBメモリだと遅そうなので、ISOファイルを本体SSDにコピーし、右クリックメニューから「プログラムで開く」→Explorerを選ぶとマウントできます。DVDに焼く必要なし。便利になったもんです。その中のsetup.exeを実行してインストールできました。

やれやれなのらね。

まとめ

今後、24H2イメージが修正されたり、25H2イメージが配布されたりという可能性もありますが、Pro Xはもう数年前のモデルだしあまりサポートは期待できないかも知れません。

とりあえずの手順としては、

  1. 23H2バージョンの回復イメージを公式手順で作成する(別PCからでもOK)
  2. それを使って23H2状態のWindows11までリカバリー
  3. 25H2のISOイメージをダウンロードしてマウント
  4. 中のsetup.exeを実行して更新

というのが最短手順になる気がします。なおこの際、ユーザーファイルは完全に消えるのでご注意ください。