やっとWi-Fi7導入。ASUS RT-BE18000で脱BUFFALO試行

Wi-Fi6も6Eもかなり初期(6Eは発売日当日)に導入していた我が家ですが、Wi-Fi7はかなり遅れました。単純に金欠だったし、6E(6GHz)は導入済みだったので、めちゃくちゃすごい違いがあるわけでもないだろうと。それでも1月にBUFFALOのWi-Fi6の初期フラッグシップ機がサポート切れになり、ルーターとして使ってないのでそこまで急ぎはしないもののぼちぼち更新しないとなー、と思いつつこれという機種が見つからずダラダラと引き延ばしていました。

▪️現況と不満

我が家は木造2階建ですが電波の通りは悪く「3階建て対応」を謳う最上位モデルでも隅々まで届くとはいえず、BUFFALOのEasyMeshで4台のメッシュを組んでいました。バックボーンは10Gbps LANで、光回線も10Gbpsです。有線のPCで5,6GbpsくらいのところWi-Fiだと状況が良いと下り2Gbpsくらいは出ている状態。ただ、トイレとか風呂とかにスマホやラブレットを持ち込むと結構な頻度で切れることがありました。また庭につけたセキュリティカメラに2.4GHzの電波が届きが悪く、窓際に1台配置したりもしています。IoTデバイス大好きなので、ロボット掃除機やエアコンのような家電やSwitchBot、Sesame、NatureRemoのようなスマートコントローラー、Google Home、Echo、HomePodなどのスピーカーデバイスなど、なんやかんやで数十端末が2.4GHz帯にひしめいている状態。端末のせいかネットワークのせいかわかりませんが、こいつらもちょいちょい切れます。NatureRemoは気付けば赤点滅になってたり、SwitchBotが反応しなかったり。

初期のWi-Fi6世代フラッグシップのWXR-5950AX12は最初の頃のファームウェアが本当に不安定で熱暴走なのか定期的に2.4GHzが切れまくっていいました。何年かしてEasyMesh対応アップデートがあったくらいからようやくマシになった(あるいはメッシュだから切れても気づきにくくなった)んですが、後継の6E機、7機が出ても価格.comとかで不具合報告が多く、「買い換えたらまたあの不具合ストレスに悩ませるのかぁ…」と思ってしまったのもWi-Fi7導入に踏み切れなかった理由でもあります。

6E(6GHz)機としてはWNR-5400XE6の2台セットを発売日に購入。有線ポートが2.5Gbpsながら新天地の6GHzで快速通信ができるかなと思って導入。結果WXR-5950AX12 x2台とWNR-5400XE6 x2台の4台メッシュでまぁまぁ安定して使えていました。

それでも上記のように1F、2Fのトイレと風呂で切れることと、WXR-5950AX12が2026年1月でサポートが切れたことで重い腰をあげて乗り換えることにしました。

▪️要求仕様

買い替えるとしたらこれだけは抑えたいというスペックは、

  • 有線LANが10Gbpsであること(ルーターにしないのでWANはどうでもいい)
  • 6GHz帯が使えること
  • チャンネル数が4×4あること

中級機だと10Gbps有線ポートがあってもWANにしか使えないのがあるので危ない。そういうのに限ってLANに振り替えられるかはっきりしなかったり、切り替えると機能制限があったり。

チャンネル数は何十台も2.4GHz端末があるので、4×4(送信アンテナと受信アンテナが4本ずつ)のWXR-5950AX12のリンプレイスとしてはやはり4×4機を狙いたいところ。ただあまり価格差が大きい様なら2×2を複数台にするのも手かなとは思ってました。

▪️EasyMeshで部分的にリプレイスするか、脱EasyMeshするか

EasyMeshはメーカー共通の規格なので、仮に脱BUFFALOするにしてもTP-LinkやELECOMならば既存のWNR-5400XE6とのメッシュに参加させてシームレスに移行することができます。当然それも検討したんですが、あまり手頃なスペックのモデルがなかったことと、BUFFALOはEasyMesh自体不安定で普通に同一SSIDで設置して端末の選択にまかせる方が安定するという説もあり、そこまでEasyMeshにこだわる必要があるのか?というところも思案どころでした。実際我が家でもEasyMeshを切ってみたことはあるんですが、そこまで違いはなかった印象。結局管理のしやすさでEasyMeshは有効にしてましたが。

▪️数年振りのASUS機 RT-BE18000

結局選んだのはこれ。

Geminiさん曰く、ルーターをオフにしてAPモードにした場合の自由度や安定感に定評があるとのこと。前にASUS公式サイトのルーター一覧をチェックした時にみた覚えがなかったんですが、Geminiが挙げてくれたので改めて検索してみたら「いいじゃん」と。下位モデルの2×2機にしようかは迷いましたがいったん上位機を買っておけば将来気に入ってBUFFALOを全廃してAiMesh(ASUSのメッシュ規格)に完全移行する時にもいいかなと。

主な特徴としては、

  • 有線10Gbpsポートが2ポートあり、両方LANポートとして使うことも可能
  • トライバンド
  • 4×4
  • IoT専用SSID「スマートホームマスター

など。ゲーミングルーターを除けばフラッグシップという位置付けかな?

IoT専用SSIDは普通のサブSSIDをとばすのと何が違うんだろうという感じですが、説明を読む限り、単にSSIDをわけるだけでなくIPアドレスブロック別にできるっぽいです(同じにもできる)。IoT機器は暗号化方式が古いままのこともあったりするので、セキュリティ的にネットワークが分離できるのは良さげ。スマホから直接見えないと困るデバイスもある気がしますが、そのあたりのアクセス制御がどうなっているか気になるところ(まだ試してない)。また、Wi-Fi7のMLO(2.4GHz、5GHz、6GHzを束ねて高速化する技術)を使う時に、そういう2.4GHz専用端末があると邪魔になるっぽいんですが、それらを切り分けることで、スマホやPCのトップスピードも上がりやすいんだとか。当面は独立のSSIDにして電波到達度を観察したいので、まだ有効にはしてないですが、そのうち試してみようと思います。

▪️設置の工夫

今回、せっかくなので設置場所も見直すことにしました。電波が届きにくいトイレ、風呂がに近い位置に有線ケーブルを延長して設置します。また1Fの天井に近い高い位置に置くことで、あわよくば2Fのデバイスもつながるようにしてみようかなと。

ということで、市販の石膏ボードピンで取り付けるできる棚を壁につけて載せることにしました。ただ、これだと地震などで落下した時のダメージが大きいので、3Dプリンターで固定具を作成しました。前後をサンドイッチする壁を作った状態。このパーツは棚板にねじ止めしています。これで多少の揺れなら倒れて落下するするのを防げるかなと。

またケーブルもPoEではないのでLANケーブル(フラットタイプ)と電源ケーブルを綺麗にまとめる留め具を作りました。2本のケーブルの中心を虫ピン1本で固定する方式で、壁紙へのダメージを最低限にしつつ、粘着テープ式のコード留めよりはしっかりと固定できたと思います。

困ったのはACアダプターのケーブルが足りなくて、コンセント側のボックスが宙ぶらりんになってしまった点。しょうがないので、これも3Dプリンターで簡易的な台を作ってケーブルに荷重がかからないように載せておけるようにしました。これも虫ピン4本で石膏ボードに留めています。

これで、2F建家屋のX-Y-Z軸的に中心に近いところに設置できました。

▪️ファーストインプレ

専用スマホアプリがまぁまぁ使いやすいのですが、最大の問題は背景が低解像度の星空になっているのが、「埃だらけの汚い液晶画面」にしか見えない点(笑)。

電波の飛びは理論上はたいしてかわらない(日本の法律の上限で揃えられているため)はずですが、割といい感じに家中に届いている気がします。安直にASUSはBUFFALOより飛ぶ、とかWi-Fi7だから、とかではなく、設置場所を工夫した影響の方が大きそうですが。

設置した部屋だと下り1.2Gbps、上り960Mbpsくらい。2Fの離れた部屋からだと上下800Mbpsくらい、庭というか駐車場までいくと10Mbps台とかまで落ちますが、今のところ切れるまではいかない印象。もう少し様子みてみます。

▪️まとめ

ここ数年のBUFFALO、EasyMesh体制を脱する試行として久しぶりにASUS製ルーターを導入してみました。今のところの安定化は満足しています。速度は落ちるものの到達度はまずまず。もう一台くらい買ってAiMesh組めばBUFFALO 4台全てを代替できるかも?ちょっとセールとかあったら思い切って入れ替えるかもしれません。

一般的にBUFFALOよりもASUSの方がサポート年数も長いようなので、安心して端末を増やしていけそうな気もします。

(WXR-5950AX12も2020年購入で6年サポート続いたのでまずまずとはいえるかもですが。)

X1-Carbonのヘッドカバーのマグネット修理

3DプリンターのBambuLab X1-Carbonで造形中、ツールヘッドのカバーが脱落したエラーで停止。特になにかに打つかるような異音はなかったのにおかしいな?と思いつつ再度はめこんで再開。また脱落。

あれー、と思ってよくみると、ヘッドカバーを固定する2つのマグネットがとれでフロントカバー側にひっついていました(写真赤丸)。しかも左右同時。

うちはPA6-CFをバリバリ造形するのでチャンバー内温度も高めに保ったりしてるので、接着剤が熱で剥がれてしまったっぽい…

こういう時、保守部品が豊富なBambuLabは最強です。おそらくこの「ツールヘッドの中間ハウジング」(1,680円)を買えばヨサゲ。X1cのツールヘッドは、手前(脱着カバー)、リアカバー、そしてこの中間ハウジングの3枚下ろし構造になっていて、その真ん中だけ交換という感じ。

ただ今回はマグネットが取れただけなので瞬間接着剤の応急処理してみることにしました。同じ熱で再び外れないよう耐熱性の高い接着剤を使うべきなんでしょうが、二液式のエポキシ接着剤は手間なので今回は一応「耐熱」という表示もあるロックタイトのピンポインター液状をチョイス。

非常に小さなマグネットなので紛失しないよう細心の注意を払いつつ観察すると、中間ハウジング側(奥向き)に外径が一回り小さい黒いパッドがついています。これが位置決めも兼ねた粘着パッドなのかも?

接着剤が垂れたりはみ出たりすると大ごとなので、こんな感じで作業しました。

1. 先端がフラットで金属ならなんでもいいのでしょうけど、こういうヘックスドライバーの先端にマグネットをくっつける。

ヴェラ(WERA)
¥687 (2026/08/16 08:35時点 | Amazon調べ)

2. 適当な場所に出しておいた瞬間接着剤にちょん付けする(マグネットに直接ノズルを当てて塗らない)

3. 元の穴の位置に差し込むように取り付ける

4. 充分な時間をおいてヘッドカバーを取り付ける

とりあえず復活。また剥がれるようなら更に耐熱性の高い接着剤を使うか、パーツを取り寄せて交換しようと思います。

Sesame 6 Pro miniの3Hz検出でASSA ABROYドアに対応できるか検証する

CANDY HOUSEからSesame 6 Pro miniが発売されました。少し前にひっそり登場した6 Proは充電池対応以外は5 Proと同一、ということだったのでスルーしていたのですが、実は6 Pro系は個人的に重要なアップグレードが施されていました。

それが角度検知頻度です。

従来モデルの5/5 Pro以前は1秒に1回でした。つまり、1秒に1回以上のスピードで回すとSesameは動いていないのか1周回されたのか区別がつかないということになります。一般的なドアでは問題にならないことがほとんどですが、欧州製ドアメーカー、ASSA ABROYのようにサムターンが360°以上回るものだと問題になるのです。Sesameだけで開閉している分にはSesameは正しい角度を認識していられますが、人が手動で回した時に、実はクルリと1回以上回していた、といったことを検知できないので、次にSesameが動作した時に正常な位置まで回してくれず施錠/解錠がされない、ということになります。

1秒に1回転って相当な速度に感じますが、以前サポートに聞いた人の話では180°を超えたらもうアウトらしく、実際日常的に既定位置まで戻してくれないことが頻出し、私はそもそもサムターンが180°を超えて回らないよういする回転リミッターを3Dプリンターで作り、同じドアでお困りの人にも頒布してきました。

今回、6 Pro及び6 Pro miniが3回/秒と3倍の検出頻度になりより精密に回転(角度変化)を検知できるようになったことで、ASSA ABLOYのドアをリミッター無しで正しく解錠/施錠できるようになる可能性があるのでは?と考え、検証のため、Youtubeの発表イベントが終わった瞬間に6 Pro miniを注文しました。

もしこの改良によってリミッター不要になった場合、今後は、固定プレートとサムターンアダプターのみの販売で済むようになるかも知れません(もちろん旧モデルをお使いのために注文があれば引き続き対応はする予定です)。

■実機レビュー

とりあえず「小さいな」以上の感想はないですw。3Dスキャンのしやすさで5Proはホワイトを選択しましたが、6Pro miniは現状ブラックのみ。

操作感はアームの調整も従来モデルと同じ。ただアームの付け根の上下左右にスライドする機構が少し変化していて、よりストンストン動く印象。これはたぶん改良なんですが、サムターンアダプターとの隙間があるとストン、カタンと音がするので、もしかしたらサムターンアダプターをわずかに太くしてやった方が動作音を押さえられるかも?ただあの隙間は公式でも必要としているので、あまりピタっとさせるのもよくないかもなので様子見です。

(随時掲載予定)

■固定プレート対応

取り急ぎ木製ドアで粘着テープ固定したくない我が家では固定プレート必須です。早速6 Pro mini対応モデルを作成しました。

作ってみてわかったのは、5/6 Proよりも背(ドア面からの飛び出し量)が若干低くなっていて、ウチのASSAドアだとサムターンの天辺に干渉します。この場合、付属の金属ブラケットを使って底上げするのが定石ですが、せっかく3Dプリンターでプレートを作っているので、嵩上げ分を一体化してみました。

こちらは付属の粘着テープで固定することを想定した5mm嵩上げ版。

こちらはSesameマグネットを使用することを想定した鉄板挿入仕様。マグネットの厚みがある分、嵩上げは少し低めになっています。マグネットが動かないよう微妙に掘り下げています。ちなみにminiは底面の面積が小さいので使用するマグネットは3つです(従来モデルは4つ)。

取り急ぎ我が家で使用するバッテリー左配置のものを作成。下書きレベルではバッテリー上/右/下もほぼできているので、注文があり次第仕上げます。

サムターンにASSA刻印があり、プレート外周に対して、センター穴やネジ穴が少し下がっているタイプに対応させるのも後々問い合わせがあったら対応しようと思います。

■回転リミッター無しで正常に動作するのかテスト➪残念

結論からいくとダメでした。3秒に1回の検出になってもなんとなく(アプリの角度設定画面の数値読みで)正確になってる印象はありますが、実際の動作として、手で360°以上回した後で電子操作すると正しい位置に戻ってくれません。つまり、今後とも回転リミッターは必要そうです。うーん、残念…

ただ、少し前にSesame 6 Proを買われて、回転リミッター無しでも問題なかったと知らせてくれた方もいらしたので、ケースバイケースの可能性もあります。

ウチで固定プレートやサムターンアダプタを買ってくださる方に回転リミッターをお勧めするかどうか悩みます。様子見て必要なら追加注文してくださいね、といいたいところですが、送料が2回分かかってしまうんですよね…現在クリックポスト発送で185円+梱包資材料も入れて250円/回頂戴しているのですが、2026年の10月からクリックポストが値上げして240円になります。単純計算でも305円になります(たぶん切り捨てて300円にする気がしますが)。タイプbなら薄いのでミニレターでも送れるし、定型外郵便なら安上がりですが、追跡がないので送った/届いてないのトラブル時の対処が難しいので悩ましいところです。

■とにかく回転リミッターを順次作成していきます。

少なくとも我が家では必須なので粛々と作っていきます。

いざ作ろうとして気付いた点は、「回転部の外径が小さくなっているため、ピンの太さがシビアになった」ということです。あまり太いと180°に近い回転範囲を確保できなくなります。かといって細くしてしまうと強度面が問題になります。

とりあえずタイプaはSesame 5/6 Pro用と同じピンでギリギリ必要な角度を確保できましたが、角度設定でかなりギリギリ詰めないとカシャっという施錠位置から解錠位置まで回せません。

針の太さは同じにしてますが、せっかくスリムになったmini用なので張り出しも最小限にしたいということで厚みを少し抑えています。結果として針の長さ方向が少し縮んでいて、根元の固定部分の面積が目っているので、今後しばらく使ってみて破損がないか検証します。

ちょっと今忙しいのでタイプbは追々。タイプcは基本的にタイプbで代用可能でほぼニーズがないので今回は相当なことがない限り作らないでいいかなと思っています。d,eも含めて必要があれば。基本的にはaとそのリバース版、そしてbのどちらかをお勧めしていこうかなと思います。幸い、LED位置的にタイプbは無印5みたいに透明レジンで窓をつける必要がないので、a/b、またはaリバース/bをセットにして、手元であう方を使ってね、とした方がコミュニケーションコストを省けて楽な気もします。

突発の注文増加に対応するためA1 miniを導入

ウチのアイテムがどこかのSNSで紹介されたらしくらある日唐突に注文量が増えました。感覚的には1ヶ月分の販売数が1日2日で来た感じ。しかも作り置きが効かず、仕様ごとに、作り分けが必要で、一つ2,3時間はかかる、失敗率もなかなかに高いアイテム、、バックオーダーが二桁に届き、1日に発送した数より新規受注が多い状態。まさに嬉しいけど悲鳴、、という感じ。

前々から3Dプリンターを増やしたいと思いつつ、お金と場所と電源が足りなくて実現してなかった中、どうにかせねばと思索。

理想的にはPA6-CFをもっと早く、安定的に造形できるようデュアルノズル機のX2Dを時期が来たらX1Cのリプレイス、というのが狙いでしたが、そうも言ってられず(ちなみにH2系はサイズ的もっと無理)。今回はサブ機としてA1 miniを追加購入することにしました。おりしもBambu公式もAmazonもセール中で2万円台で買えるタイミングでしたし。

◼️A1 miniの特徴おさらい

A1 miniはBambu Labのエントリー機として爆売れしているモデルで、多くの非3Dプリンター系の配信者もレビューしまくっているモデル。販売アイテム制作用としてどうなの?というところはあります。

セールで2.6万円とかで買える一方、いくつか制約もあります。

  • 非エンクロージャー機なので加温が必要な材料に向かない
  • ビルドプレートサイズが小さく、180x180cmまでしか造形できない

というのが主な弱点ですが、ウチの状況で言えばサブ機としてなら事足りると判断しました。

ウチが作るアイテムは小物サイズがほとんど。そのうちのPLA/PETGのものを担当させ、それ以外のエンクロージャー加熱が必須なASAやPA6-CFなどは引き続きX1c、と分担させればかなりの効率化が見込めるのではと。そして、設置面積が少なく導入コストも安いならメリットの方が大きいかなと。

いずれ販売数が落ち着いたりX2Dを買うお金と場所が確保できたら、X1c+X2D体制にして、A1 miniは3Dプリンターに興味持ち出してる姪にあげてもいい(X1cの前に使ってたMagician Xを上げたけど、流石に世代が違いすぎて苦労してると思うので…)

◼️同時購入アイテム

A1 miniで十分と言っても、さすがに吊るしの状態では販売物の作成には厳しい。ということで本体注文と同時にいくつアクセサリを注文しました。

ノズル

A1 miniに付属するのは1番汎用性の高い0.4mmノズルですが通常のステンレススチール製タイプ。-CF系材料を使うとゴリゴリ摩耗してしまいます。使うなら別で硬化ノズルをが必要です。CF素材をA1 miniで使わない運用にして初期コストを下げよう、最悪付属ノズルは使い捨てるつもりでもいいや、と思ったのですが、後述の理由で結局買うことに。

どちらかというと最初から欲しかったのは0.2mmノズル。とても精細な造形ができる一方、めちゃくちゃ時間がかかります。こういうのをこそサブ機でせこせこ造形させておきたい。今回本体をAmazonで買ったので、ついでに適当な社外ノズルで硬化タイプがあれば選ぼうと思ったんですが、Geminiさんの調べではA1 mini用は公式も安くて評判も良いということで、最初くらいは純正にすることに。

そして本体を待つ間に欲が出て、さらに純正ハイフローノズル大流量ホットエンド)も買ってしまいました。これはH2シリーズ用で、A1シリーズでは使用しても恩恵はないと公式では言っているのですが、実際に使用した人達の間ではより高い流量でも乱れずに造形できる、つまり高速プリントが可能になるという報告が出ています。8,450円とお高いですが、3割くらい速く造形できるならアリかなと。残念ながら0.2mmはないので0.4mmのみ購入。

ビルドプレート

付属するのはテクスチャードPEIプレート。食いつきはいいけど底面がかなりザラザラするタイプで、いかにも3Dプリンターで作りましたって質感になるので正直好みではありません。

普段使い分けてるのはスムーズPEIというサラサラ面になるものと、SuperTackのような常温プレートです。最低限のこれらは揃えないとX1cと一貫した仕上がりにできません。

しかし困ったことにどちらも品切れ、、

そこで見つけたのはBambu公式のメガセットアクセサリーセットというアクセサリーバンドルセット。

  • スムースPEIプレート
  • 0.2mmスチールノズル
  • 0.4mm焼き入れ硬化ノズル
  • 0.6mm焼き入れ硬化ノズル
  • シリコンソック

がセットで1万円。シリコンソックは地味に消耗するのでどのみち買うつもりだったので、いるか微妙だと思っていた0.6mmノズルが増えてるだけ。セール買いなのでお得感はないけど、現状スムースPEIプレートを入手できる唯一の手段ったので選択。プリンター本体が2.7万だと思うと割高ですが、やはり品質にこだわるなら必要かなと。

ただ前述のように0.4mmはHFノズルを別で買ってしまったので、実質使うのは0.2mmだけかも。0.6mmも場合によっては使うかもくらい。

またSuperTackプレートにかわる常温プレートも物色。悩んだけど、BIQUのCyroGrip Pro FrostBiteのオレンジを買ってみました。

CyroGrip ProにはFrostBite(フロストバイト)とClaicier(グレイシャー)に二種類があります。FrostBiteはPLAとPETG専用の代わりにより低温でも定着。Claicierはもう少し温度上げないとだけど、ABSやASAなどにも使えるという感じ。以前、X1c用にはGlaicierを使ってたんですが、正直評判ほど良い気はしてませんで、結局純正SuperTackとSuperTack Proを使ったワークフローが確立してました。でも、今回は最初からPLA/PETGオンリーの想定だし、SuperTackの代わりになりそうなものはこれしかなかったのでFrostBiteを注文。オレンジはどうもカラバリというだけでなく微妙に表面テクスチャーも違うっぽいので期待です。またレビューします。

耐震ジェルマット

A1 miniはベッドスリンガーといって、ビルドプレートを載せるプラットフォームが前後に大きく動く構造の3Dプリンターです。慣性力が働いて卓上で位置がジョジョにズレるというのを聞いているので、とりあえずの固定と制振のために買ってみました。

電源3p→2pアダプター

3月に代理店のサンステラさんからBambuLab製プリンターの同梱ケーブルが日本向けの2Pタイプに順次置き換わるというアナウンスが出ており、それからだいぶ経つしさすがに2Pになったものが届くだろうと高をくくっていたんですが、見事に3Pでした。アナウンスでは「同梱しておりました3ピンコネクターケーブルが」と書いてますが、A1 miniの電源ケーブルは本体直付けっぽいので、付属品ではないからそうそう簡単に置き換わらないゾ★ってことでしょうか?

仕方ないのでビックカメラに走ってこれを買いました。

バッファロー
¥555 (2026/08/21 12:56時点 | Amazon調べ)
FORESIA 耐震マット 地震対策 転倒防止 防災士推薦 4枚入り 震度7対応 液晶テレビ 耐震ジェル 滑り止め 超…
¥518 (2026/08/22 20:58時点 | Amazon調べ)

■セットアップ、ファーストインプレ

どうにかX1cとXTOOL F2(レーザー加工機)の間にスペースを確保できました。

標準のフィラメントハンガーは本体後方に真っ直ぐに向くので、壁までのクリアランスが必要で前方の飛び出しそうだったんですが、MakerWorkdで斜めにするアダプターを発見しファーストプリント。

これによって本体を奥に寄せることができ、奥行き41cmのルミナスノワール(ケーブルが落ちるくらい壁との隙間あり)でも前が飛び出さずに設置できました。隣のX1cは明らかに奥行きが足りず、板を載せて手前に飛び出しているので、さすが小型機といったところ。

興味深いのは初体験のクイックスワップ仕様のノズル(ホットエンド)です。X1cと違って冷却ファンや温度センサー、セラミックヒーターは一体化しておらず、ホットエンド単体で素早く交換できます。小さなコネクターを3つも抜き差しし、ネジも2つ付け外ししなければならかったのと比べると滅茶苦茶楽。このためにX1cをX2Dにしたくなるというものです。

知らなかったんですが、マグネットで固定するようになっているので、使ってないノズルを仕舞っておくケースを探すか作るかするつもりだったんですが、とりあえずルミナスの金属柱にペタっとつけておけばいいということがわかりました。

不便が出てきたらまた考えることにします。

動作音は普通の速度で使う分にはかなり静か。就寝時に動いていてもX1cと比べて無視できるレベル。造形完了時にメロディが鳴るのだけオフにしました。

消費電力的にもX1cと同時稼働させても合計で300W前後なので同じコンセントから取っても平気そう。

まだPLAでA1 mini用のアクセサリを作っただけですが、品質的にも問題なさそう。追々販売アイテムも作ってチェックしていきます。

■まとめ

急な注文増に対応するため、複数台体制にするべく、最小限のスペースで高品質な造形ができるA1 miniを導入しました。PLAやPETGのアイテムをこちらに分散できればトータル生産能力を上げられると期待しています。

いずれX1cをX2Dにリプレイスするかとはぼんやりと思ってましたが、まさかの展開です。注文増が一時の瞬間風速で終わりませんように(-人-)。

Print Invoice & Delivery Notes for WooCommerceの文字化け対策

WordPress + WooCommerce環境で、注文/発送完了メールに自動的に領収書や納品書PDFを添付する表記プラグインPrint Invoice & Delivery Notes for WooCommerceですが、Edgeでは表示できるものの、AcrobatやiOS/macOSの「プレビュー」では文字化けしてしまいます。

Acrobatではこうしたエラーも。

■Step1. 全化けに対処

どうもフォントの埋込みに失敗しているっぽい。このプラグインには「WooCommerce」→「Print Invoices & Delivery Notes」→「Settings」→「Font Setting」にフォントをアップロードする項目があります。

これをいつどうやって設定したか覚えていませんが、こうなっていました。

NotoSansJP_v5.ttfと同_boldがアップされている状態。これを改めて「Download Noto Sans JP→」リンクからGoogle Fontsにとんでダウンロード。解凍すると以下のファイル群が出てきます。

_v5がついておらず、-Regularがついています。ファイルサイズも1/3くらい。v5をどこから拾ってきたアップしたのか覚えていませんが、とりあえずv5を一度削除(Remove)して、RegularとBoldをアップロード。

これで、大半の文字化けが治りました。

Step2.「領収書」見出しとショップ名の文字化け対策

しかし、まだ完璧とはいかず、先頭部分になにやら「NO GLYPH」のような表示が残ります。

HTMLプレビューでは上が「領収書」、二段目が店名のようです。これがPDF時点ではこうなってしまいます。

生成されたPDFをpdfontsコマンドで覗いてみると、

先程の、2フォントに加え、Interという欧文フォントが内部で使用されていることがわかりました。しかし、プラグインの設定画面にはこの第三のフォントを上書きする欄がありません。

そこでClaudeさんに相談して提案されたのが、HTMLプレビュー時点の「領収書」タイトルと店名のスタイルシートを上書きする方法。開発者モードでそれぞれのクラスを調べると、.wcdn-titleと.wcdn-shop-nameでした。これをちょちょいと上書きしてここのNotoSansJPを使用するように書き換えるPHPコードをfunctions.phpに書いたら、見事最後の文字化けも解消しました。

将来的にはプラグイン自体が修正されて、第三フォントの上書き設定項目が追加されるかも知れませんが、やってることは既存の2フォントへのフォールバックで、きちんと極太ウェイト(600)にもなっているので、フィルターを消し忘れても実害はないかなと思います。