StripeでiPhoneをタッチ決済端末にしてみた(ノーコード)

秋頃に3Dプリント&レーザー加工品のECショップをWordPress + WooCommerceで構築しました。その際、Stripeという決済サービスプロバイダ(PSP)に登録してクレカやApple/Google Pay決済に対応したんですが、このStripe、ECのオンライン決済だけでなく対面決済にも対応しています。いつかなにかの即売イベントやオフ会でクラフト物を頒布する時に簡単に電子決済できたらスマートだなと思って少し調べてみました。

専用決済端末がなくてもiPhone/Androidスマホが使える?

Stripeの場合、Terminalという機能で対面決済を実現できます。基本的にはお店のレジにあるようなクレカリーダーを備えた専用の決済ハードウェア端末を使います。据置型でスタンドアローンのものもあれば、スマホやレジとBluetoothでペアリングして使うカードリーダー端末もあり、色々な利用形態にあわせて選べるようですが、どれも数万円くらいしてちょっと興味だけで買うにはお高い。

その中で、iPhone/Androidを使うTap To Payというというのがあります(現時点では日本はiPhoneのみっぽい)。スマホのNFCリーダーを使ってタッチ決済を実現できます。逆に言えば磁気ストライプしかないクレカは非対応ですが、現状でタッチ決済非対応のクレカはほぼ絶滅してる気がするのでまぁ問題ないでしょう。ちなみに一応磁気ストライプはまだ現役でMasterカードの場合2024年から10年かけて段階的に廃止するということですが、体感ではここ2,3年に発行されたカードは更新も含めてほぼタッチ決済対応されている印象です。頑なにApple Payに対応しないヨドバシゴールドポイントカードプラスでさえタッチ決済(カードを端末にかざる方)には対応しています。自分はクレカたくさんもってる方だと思いますがもうタッチ非対応なのはないんじゃないかな?

ということで、Tap To Payがあれば、クレカのタッチ決済、Apple Pay、Google Payが受けられるので、Suica派とバーコード決済原理主義みたいな人でない限り電子決済はできちゃうんじゃないかなと。

ということで、「これでいいじゃん!」と思ってTap To Payのドキュメントを見てみると、なにやらSDKだのAPIだの開発系の解説になっています。ん?これ自社システムと連携するシステムを構築して使ってね、みたいなこと??ギャフン。

と思って一度は挫折しかけました。しかし、今日改めて「ゼロから開発しなくても既製品があるんじゃ?」と思いApp Storeで「Stripe Terminal」で検索してみたところ、案の定複数のアプリがヒットしました。しかも無料のものも。こういうのでStripeアカウントにログインすれば即座に使えるっぽい。なんでStripeが自前で提供しないのか謎ですが、ともあれこれらを使えばさほど手間をかけずにiPhoneを決済端末化できそうです。

Payment for Stripeを試して見る

その中で、無料かつレビューが4.8と高く、アプリ説明も日本語化されているPocket Vendor Inc.のPayment for Stripeというアプリを導入してみました。Stripeの公式サイトにも掲載されているので安心です。

店舗登録でエラーになる

エラーが再現できないので正確な文言がわかりませんが、カードリーダー追加からTap To Payを有効化する中で、店舗住所の登録を求められます。しかしここで国のJPにすると「日本の場合はaddress (kana)欄を記入しろ」みたいな英語のエラーが出て進めません。どうもAPIはそういうエラーを返すものの、Payment for Stripeが日本の住所形式に対応してないのでそもそも該当する欄が表示されずに詰み、という感じです。しかしこれは回避策がありました。ブラウザでStripeダッシュボードを開いてTerminal画面で「店舗」を登録しておけば、Payment for Stripe側でそれを選択するだけで済みました。

その後、AppleのPayment APIの規約同意画面などが出て使用可能になりました。

画面例

実際の画面例を出しながらできることをまとめてみます。

まずは金額設定画面。「額」タブで金額を手動設定することもできるし。「製品」タブに行くとStripeダッシュボードの「商品カタログ」に登録したアイテム一覧が表示され、それを数量を含めてカートに入れるようにして合計金額をセットすることもできます。例えばコミケで使うならカタログに「新刊 1,000円」「旧作 700円」みたいなアイテムを作っておけばその場でそれぞれの冊数を入れるみたいな簡易POSレジっぽい使い方もできるわけです。

「次」ボタンで進むとこんな感じ。右上の9点ボタンを押すと、カード番号、有効期限などを手打ちで入力することもできます。タッチ決済できないクレカを出された時も最悪手打ちすればカードリーダー無しでもできるっぽい。でもまぁお互いあんまりやりたくないですね。

あらかじめ消費税率を設定しておけば、自動的に加算されてるのもポイントです。自分は商品カタログは税別価格で登録しているのでありがたい。

「新規顧客」だと任意の名前、Eメール、電話番号欄があります。可能なら入れておけば後でなにかサポートが必要になった時に連絡ができるのと、領収書がメールで届きます。「お客様」タブではStripeで過去に決済した顧客リストが表示されるので、お得意さんなんかはそこから選択することもできます。

「Tap to Pay on iPhone」ボタンをタップするとこんな感じの決済待機画面になります。画面上部のタッチ決済マークのあたりにクレカをかざせば決済完了です。

途中入力したメールアドレスにはこんな感じのHTMLメール形式の領収書が届きました。電話番号が国番号形式になってるのが惜しい。Stripe側で設定できるかな?

逆にBluetoothレシートプリンターでレシートを印刷する機能はナサゲ。「領収書必要な方はメアドください」だとちょっと厳しい場面もあるかも?この辺りはStripeのAPIとしては備わってるっぽいので、他のアプリならできるものもあるかも知れません。

ともあれ設定さえ済ませておけば決済現場でのオペレーションはシンプルなので、コミケやデザフェスみたいな展示即売会や、エアコン工事みたいな現場作業工賃の決済なんかにも使えそうです。これが基本無料で使えるのは有りがたい(都度4%弱のクレジット決済手数料はかかりますが)。

個人的な金銭授受には使うのはNGっぽい

Tap To Payをアクティベートする途中でAppleの利用規約に同意させられるのですが、その中の「誠実かつ適法な営利目的に資する本件取引を行うためにのみ利用することができ、個人、家族または家庭での使用のために利用することはできません。」という項目がありました。あくまでビジネスの決済用ということですね。

ちょっとした個人間の立替払いや割り勘決済などにクレカが使えると便利な場面が多そうですが残念です。飲み会の会費集めとか現金でやると面倒くさいので4%弱手数料払ってでもクレカで徴収できたら便利そうなんですが。PayPayとかの個人間送金機能だと人によって使っているプラットフォームもまちまちだったりして、バラバラに残高ができても面倒だし出金手数料もそれぞれかかってしまいます。誰でも一枚はもってそうなクレカが使えて一元管理できるなら使う場面もあるかなと思ったり。まぁStripeの売上に計上されても面倒だしどのみち難しいかな。

まとめ

個人でも簡単に登録できWooCommerceとも相性が良いStripeですが、Squareなどと比べて決済端末/アプリが弱い印象でしたが、サードパーティアプリのPayment for Stripeを使うことで割と簡単にクレジットカードのタッチ決済による対面支払いを受け付けることはできました。

言うて、対面決済メインの店舗ビジネス、派遣ビジネスならSquareの方がQRコード決済なども強くて良いと思いますが、メインがEC(特にWordPress + WooCommerce)で、たまに対面販売もしたい、というケースなら充分実用になるんじゃないかなと思います。

望遠が強いぞXiaomi 15 Ultra

Softbankのトクするサポート(実質レンタル)で買っていたLeitz Phone 3を1年で前倒し返却しました。本来は2年で返却のものを1年に前倒しする手数料で1.2万円ほど必要でしたが、そこまで利用頻度も高くなっかたので。

久々1inchセンサースマホ、LEITZ PHONE 3を購入

動作のキビキビ感は普通にAndroid端末として快適でしたが、肝心のカメラにそこまでときめかなかったのが大きいです。1インチセンサーの恩恵がそこまで感じられず、画素数まんまのRAW画像が得られるわけでもなく、あとなんといっても外れて落ちやすいフタが心配であんまり持ち出さなくなってしまいました。

で、返すにしてもやはりなんらか新しい目のAndroid端末はサブでもっておきたい。Surface Duo2も最新Androidは来ないしちょっと特殊すぎる。仕事で必要になった時にオーソドクスなスマホ型のAndroidはほしいなと。Pixel 9a辺りがコスパ高くて一瞬考えたんですが、ちょうどタイミング的にXiaomi 15 Ultraがお買い得だった(後述)ので、特攻してしまいました。元々同じLeicaコラボスマホで、しかもスマホ初の可変絞り搭載のXiaomi 14 Ultraは関心があったんですが当時まだ日本発売するかどうか定かではなく先行して出たLeitz Phone 3に突撃してしまいました。そこから確か1ヶ月もしないで14 Ultraが日本でも買えるようになてちょっと凹んだという経緯があり、このタイミングでXiaomi Ultraにリベンジしてみたいなと。

■Xiaomi 15 Ultraのカメラスペック

ぶっちゃけカメラ全振りスペックだし自分もそこしか気にせずのチョイスなので、まずはそこに触れておきます。

大変残念なことにメインカメラの可変絞りは1台限りで無くなってしまいました。むしろ個人的関心の望遠がより強化された感じ。全部で4カメラ(レンズ)あり、まとめるとこんな仕様になっています(ChatGPTまとめ)。

レンズ名焦点距離
(35mm換算)
解像度センサーサイズ絞り値
超広角カメラ14mm50MP不明(1/2.5付近と推定)f/2.2
メインカメラ(広角)23mm50MP1インチ(Sony LYT-900)f/1.63
中望遠カメラ(70mm)70mm50MP不明(1/2型前後と推定)f/1.8
超望遠カメラ(望遠)100mm200MP1/1.4インチf/2.6

どれも最低50メガピクセル(以下MP)、超望遠はなんと200MP(2億画素)になります。とはいえRAWで書き出せるのは50MP(5,000万画素)まで。それでもα7IVで33MPなのでスゴい数字です。ちなみにiPhone 16 Pro Maxがメイン(広角)と超広角が48MP、望遠は12MPなので、望遠側がとんでもなく高性能だということがわかります。望遠が200MPもあるということはクロップ耐性もあるということなので、デジタルズームを使えば更に寄ってもそれなりの解像度を得られることが期待できます。

個人的にはクルマ撮影で良く使う中望遠カメラをメインとして1インチにしてほしかったなとは思います。iPhoneと使い分けという意味でも。まぁ大多数の人は広角=メインだから仕方ないですね。デュアル1インチなんてのが出てくる日が来るんでしょうか。

もうひとつカメラ周りでイケてると思うのは、フィルターねじに関してです。オプションのフォトグラフィーキットというアクセサリーセットに含まれるカバーの話にはなりますが、これに67mmのフィルターねじが切ってあるので、NDフィルターやCP-Lフィルター、プロテクター、ブラックミストフィルターなどを使うことができます。カメラオタにはたまらないですね。

67mmというとウチだとSONYのSEL50F14GMと同じなので、以前買ってあったマグネットフィルターセットが流用できます。当時買ったのは廃盤になっちゃってますが、類似品としてはこれとか。

ねじで回しこまなくてもマグネットでカチャっと脱着できるので、手早く使い分けできます。よくあるクリップ式と違って全レンズをカバーできる上にスマートです。スマホカメラでこれができるのはレアじゃないでしょうか。

しかもこのフォトグラファーキットは定価19,800円ですが、2025年4月15日までの本体購入特典として無料プレゼントでした。これを狙って滑り込みで買ったまであります。

そんな感じで、望遠コンデジくらいの写りが期待できるスマホとして魅力を感じて特攻しました。

■IIJmioでゲット

買い方の話なので興味ない方はスキップしてください。

今回Leitz Phone3を返却して入れ替えということで、基本的には同様の買い方が理想だったのですが、現時点でXiaomi 15 Ultraは大手キャリアで扱いがなく、2年お返しプログラム的な買い方ができるところはありませんでした。ヨドバシやビックカメラでも扱いがなさげで、候補としては、

  • Xiaomiストア(なぜか埼玉ばかりに2店舗)
  • Amazon
  • IIJmio

Xiaomiストアは国内展開が始まったばかりで2店舗目の川口ができたばかりでした。今後もそうというわけではないらしいですが、とりあえず両方埼玉県で、両方イオンモールの中です。今回購入前に現物を試したいということでわざわざ遠出して川口まで行って来ました。そこで、カメラの写り、カラバリ、鳴り物入りのWi-Fi接続イヤホン(後述)の具合を実機で体験して、購入を決意。カラーはブラック、ストレージは512GBをチョイス。クラシカルカメラのようなツートンはハナから除外。ブラックとホワイトは結構悩みましたが、フォトグラファーキットがブラックなので馴染むかなと。それがなかったらホワイトにしてたかも知れません。

で、購入は格安SIMのIIJmioで買うことにしました。別に回線は必要無かったんですが、キャンペーンがお得だったのです。

  • 24回払いが選べる
  • MNPで音声SIMを契約すると25,000円引き(一括税込み154,800円)
  • 5GBプランの月額950円が半年間500円
  • 端末保証オプションが500円/月で加入できる(2ヶ月無料)

という感じ。AmazonでもmineoやY!mobileに同時加入すると20,000円引きというのをやってましたが、それより割引き額が大きく、かつプランも手頃です。500円x6ヶ月+950円x23ヶ月分くらいに相当するので、2年半月5GB使える計算になります。別に違約金とかもないのでもっと早い段階で解約するのもアリでしょう。保証オプションは盗難紛失は対象外ですが、画面割れや水没はカバーできるので、まぁAppleCareより安いしいいかなと。

唯一フォトグラファーキットが「なくなり次第終了」表示なのでドキドキでしたがちゃんと届きました。というか4/15を過ぎ19日早朝時点でもまだ表示しているのでIIJmio確保分は本当になくなるまでくれるのかも知れません。

なお、この投稿を準備しているあいだに、フォトグラファーキットの無料プレゼントが再開されました。期間は不明ですが、当面続くようですね。

MNP弾としてはiPhoneのバックアップ回線としてpovo2.0のeSIMがほぼ0円維持でキープしてたのが、先日Y!mobileに移行して不要になったので使用しました。

■3週間ファーストインプレ

・ボディ、フォトグラファーキット周り

デカいはデカいですね。サブ機というか写真機として使う想定でフォトグラファーキットはほぼつけっぱなしです。ショルダーポーチにいれて持ち運んで、フォトウォーク的に使う時はハンドストラップをつけて手首からぶら下げています。

この状態だと、寝モバ(死語)とかはしんどいです。重さも大きさも形状も。写真機として割りきった使用になるかなと。めんどくさがらずにグリップを外し、MagSafe対応ケースや貼り付け式MagSafeリングをつけてマグネット式のスマホリングにつけかえるならワンチャンという感じ。自分はフォトグラファーキットのグリップとフィルターリングネジ付きケースは必須なので、今のところこのケース一択です。AliExpressにはフィルターリングネジのついたサードパーティケースはあるみたいですが、グリップがつくかは不明。

通常運用スタイル

一応、後貼りのマグネットリングはギリでグリップもつけられました(装着時に若干段差が引っかかる位。もちろんグリップ装着時はリングは半分隠れて使えません)。またリングがカメラレンズに近接するので、少し大きなMagSafe充電器とかは干渉して使えないことも。先日買ったコレとかはアウトです。

大きなレンズ周りはLeitz Phoneのようにキャップがないですが、フィルターねじリングとマグネットリングホルダーをつけているので縁が高くなっていてそうそうレンズ面には傷がつかないかなと思っています。ここに更にマグネットキャップをつけるという手もありますが、厚みと脱着の手間を考えるとどうかなー。

せっかくあのLeitz Phone 3のあの煩わしいキャップから開放されたので、もう少しキャップレスで粘ってみたいかも。

・ソフトウェア周り

Androidの顔認証は画像認識式であまり信頼できないので、指紋認証で使っていますが速度的には不満なし。

XiaomiカスタムのOS(HyperOS)はちょっとクセを感じるところがあるものの、概ね普通ですかね。ランチャーアプリの差し換えができないみたいなことをどこかで読みましたが、とりあえず標準ランチャーでそれほど不満はないです。Xiaomi独自のストアとかセキュリティソフトとか各種ユーティリティが邪魔くさいなってくらい。ロック画面のお仕着せを完全にオフするまでにちょっと苦労しました。一度はニュースの画像を勝手にロック画面に全面表示してきて、ちょうど逮捕騒ぎがあった広末涼子の写真がドドーンと現れて、広末推しみたいになったのにはウゲっとなりましたw。

バッテリー保護(いたわり充電)は、80%かAIおまかせしか選べず、AIおまかせだと今のところ100%まで充電されてしまうようです。iPhoneのように5%刻みで選べると良かったなと(技術的に意味があるかはさておき)。

フォトグラファーキットのグリップにあるシャッターボタンが長押しで瞬時にカメラ起動ができるのは便利なんですが、短押しでもロックボタンと同じで画面点灯してしまうのは微妙。バッグの中で押されまくったり、手で持っただけでもすぐ押してしまい、終始画面点灯しまくっている印象。その意味ではシャッターボタンは外してしまった方が無難かもですが、半押しの感触はやはりボタンがあった方がいい感じなので悩ましい。短押しでは無反応にしてくれれば。

・カメラ周り

よく言われてますがシャッター音がデカい。音は選べるのであまりカメラっぽくないものにはしてますが、無駄に注意を集めそうな音量です。リージョンを日本と韓国以外にすれば消せるらしいですが、他にも不便が生じそうで試すには至ってないです。

Leitz Phone 3と同じく、JPEG撮って出しで加工もまかせると、味わいのある写真はザクザク撮れます。

一方でRAWは期待ほどではないかなと。これもやはり100mmの200MPはRAW書き出しができない(とんでもないサイズになるし、書き込み速度も足りないのでしょうけど)。

70mm、100mmのボケもやはりセンサーサイズなりかなー。1インチを70mmに使ってほしかった。ただ車とか人とかメートル単位で撮るものでのボケが不満だけど、小物をブツ撮りするのはとても良いです。ポートレートモード(AI画像処理による疑似ボケ)を使わなくても自然なボケが出て印象的な写真が量産できます。ブログやオークション出品写真はもうこれでいいやという感じ。今まではFX30を使ってましたが、今後はこちらを使うと思います。

テーブルフォトもJPEGの「写真」モードで充分。自動付加される「Leica透かし」がオシャレで良いですね。これの関心したところは、多分ですが内蔵アプリで編集する際、透かしを分離してから保存段階で再度足してるようで、例えば色温度を極端にいじったりモノトーンにしても透かし部分は元の色味を保ってくれるんですよね。あと、緯度経度を表示できるのも便利そうだなと思ったものの、自宅で猫とってアップしたりすると普通に自宅バレするのでOFFりました。透かしの表示内容も後編集で変更できるといいのに。

■作例

初日にいったマック店内にて。ポテトの質感が気に入りました。このようにしれっと緯度経度を書き込まれるので、SNSポストは要注意です。設定でOFFにしとくのが無難。

サンマルクの海老トマトクリームスパ。

ファーストフードばっか食べてるのバレますが、これはモスかな。こういう光のトーンが印象的に撮れる印象。

ちょっと個別にポートレートモードを使ったか判別できないですが、王朝のレバニラ炒め。これもしっとりした質感がいい感じに出てます。

ブツ撮り。グリップの文字までクッキリ。

あとナイトウォークを何枚か。

公園の滑り台。かなりLeicaカラーが効いてますね。ちなみにVIVとかNATとかのカラーフィルターは一切使って無くて、LeicaオーセンティックかLeicaバイブラントのみ気分で切り替えてます(オフにはできずどちらか二択)。こういうのが撮って出しでバシャバシャ撮れるのは楽しい。

ハイコントラストなトーン調整が、やはり夜間+照明みたいなシーンに合うかも。

なにげなく撮ったゲート。質感と解像感がスゴい。中望遠の歪みのなさがこういう無機物、人工物にはマッチします。

陸橋の上から防護ネット越しなので周辺が黒くなってますが、東名高速。さすがにシャッター速度が落ちるので、走ってる車はブレまくりなので、あんまり車がいないショットを選択しました。こういう時の加工はPixel3くらいから始まったコンピュテーショナルな持ち上げ方になりますね。

肉眼ではかなり遠いところにある鉄塔を100mmで。手持ちで夜景という悪条件ですが、結構鉄柱の質感まで撮れて感動。

室内のゴチャゴチャ系。これはLeicaオーセンティックだったかな?ちょっと彩度低めになっちゃいました。ここの選択はつい忘れがち。

ぬっこ。ポートレートモード使わなくてもナチュラルにボケるのが良い。

ミラーレスと撮り比べ。

α7IVとクルマを撮り比べてみました。どちらもSNS用素材として活用できるか観点で、RAW現像で後加工しまくりです。特にXiaomi 15 UltraはLightroomのボカシ処理を加えてイメージを近づけています。

α7IV + SIGMA 85mm F1.4
Xiaomi 15 Ultra

まずRAW時点の解像度が、α7IVは16:9時7008 x 3944なのに対し、Xiaomi 15 Ultraの70mmは4080 x 3056を後から16:9クロップしています。なので、素材として情報量はかなり落ちます。加えて感度が違うのでこういう屋内駐車場ではISO感度を上げないとシャッタースピードが落ちて手ぶれが発生します。ISOを800まで上げた結果、ノイズはかなり増えており、Lightroom Classicのノイズ除去をかけてますが、まだ多少ザラつきが残ります(αはISO100でも手持ち余裕)。

まぁでもLightroom Classicには既にレンズプロファイルも登録されていて歪み補正も効くし、構図としてはかなり近いものが撮れてる気がします。屋外晴天下もしくは三脚使用時ならそこそこ使えるかなという感じ。次の機会には三脚使用及びiPhone 16 Pro Maxとの比較をしてみたいです。

総じて室内でも屋外でもLEDの演出性の高い照明がある場所は鮮やかでハイキーなトーンの映え写真が手軽に撮れますね。あとは望遠の70mm、100mmで近寄ってとるテレマクロが歪みのないスッキリ構図と解像感を両立できていて良き。明るさ的にも70mmが一番オイシイレンズかなと思っています。

ただ1インチの広角レンズ以外は感度はそこそこなので、シャッタースピードもそれなりに長くなり手持ちでホールドするのは普通に気を遣います。こういう時に三脚を使えるといいんですが、カメラグリップに三脚穴がなかったり、MagSafeアクセサリも同時使用できなかったりで気軽に三脚が使えないのが惜しいかも。

■Xiaomi Buds 5 Pro Wi-Fiも

カメラ以外のXiaomi 15 Ultraの大きな特長として、Xiaomi Buds 5 Pro Wi-Fiと組み合わせた時のWi-Fi伝送があります。

XiaomiというよりチップメーカーのQualcommの新技術なんですが、現時点でこの組み合わせしか利用できる機種がありません。

従来のBluetoothと比べて通信帯域が広いので、高ビットレートでハイレゾ伝送ができます。残念ながら自宅のWi-Fiネットワークを経由して別室まで届かせるような使い方は現時点では不可能ですが、将来的なアップデートの可能性はあるようです。

クソ耳のくせにビットレートとかスペック的なことに目がないので買ってしまいました。

装着感はまずまず。割と耳から突き出してる感はありますが不思議と寝ホンとして枕に押しつけても違和感なく使えます。音質は確かにクリア感はある気がします。あと低音もしっかり出てる。実はXiaomiストアで試聴した時に「低音スッゴ!」となったのがこのペアを買おうという迷いの最後のひと押しでした。

音場は広めだと思います。音楽にはとても良いですが、ASMRの脳内に響く感じはちょっと乏しい。これまでASMR寝落ち用には形状優先でCotsubu ASMR 3DやSONYのLinkBuds Fitを使ってましたが、耳かきとかのゴソゴソ感はそれらより弱めです。ただLinkBuds FitはノイキャンONだとバッテリーが朝まで保たない感じでしたが、こちらはギリギリ朝まで静かに寝られるので、最近は専らこちらを愛用しています。音場を狭める頭蓋骨内モードとかあったら理想のNC TWSホンになるんだけどなー。

他の不満としてはケースの上下が手触りでわかりにくいとこくらいですかね。TPUケースをしてるせいもあるかもですが、割と上下対称形状なので…

■まとめ

ミラーレス持ち出してがっつりRAWいじって”作品”にするクルマの写真用途にはちょっと期待に届かなかったものの、普段のテーブルフォト、猫、ガジェットなど近距離の撮影ではiPhone 16 Pro Max以上に印象的な写真がとれるのでそこそこ満足しています。

グリップ込みでかなり嵩張るし持ちづらいので、やはり写真機として割りきってサブで持ち歩く用かなとは。

ただ最近LINEもiPhoneにメインアカウントが設定された状態でAndroidをサブ機として同時ログインできるようになったので、決済関係をそれなりに整備すれば、ちょっとした外出は財布もiPhoneも置いてこれ1台で出かけてもいいのかなという気になっています。バーコード決済とかでたまに二重ログイン許してないのもありますが、まぁそれは使わなくても実害はないし、電話も滅多にかかってこないし。サブ機といっても、外食やフォトウォーク的な出歩きくらいなら全然単騎でイケる。そうなるとIIJmioでそれなりのギガもつけといて良かったなと思ってます。

メインスマホのキャリアを変更~いいとこどりでマルチSIM構成に

メインのiPhone回線は数年前からdocomoのパケホ->パケホ5G->eximoと無制限プランを使っていました。スマホ自体ではそこまで通信しないのですが、データプラス回線を1,000円で契約して車載ルーターに組み込んで30GBまで使えるようにしていました。別でデータをそこそこ使える回線を契約するよりは安いかなと。また自宅はドコモひかりなので1,000円ほど割引き。dカードGOLDの割引きもという感じ。

ahamoが登場した当時乗り換えなかったのは、それらの割引きがあればまぁまぁ安い状態だったのと、セルラーモデルのApple Watchにワンナンバーオプションが入れられなかった点。他社のY!mobile/LINEMO/UQ mobileといったサブブランドや格安SIMもそこがネック。必須というほどでもないけど、やぱりApple Watchもセルラー回線入ってた方が安心かなと。あとはビジュアルボイスメール。iOS18で留守電というか書き起こし機能がついたものの、やはり圏外の時に留守電があると安心。そして普通の1417とかにダイヤルする留守電には戻りたくない。

そんなこんなでズルズルdocomoの高いプランを使ってきましたが、最近は電波や速度面で不満を覚えることが増えました。広いホームセンターやスーパーなどで同居人とdiscord通話つないだまま別々に徘徊したりするんですが、建物の奥の方にいくと結構電波が届かず通話が途切れることが。相手のSoftbank(Y!mobile)回線は大丈夫ぽいのでdocomoの問題ぽい。そして昨年LINEMOをPerplexity目当てでサブ回線契約してiPhoneにバックアップのeSIMとして登録。ことあるごとに速度測定とかしてみると明らかにdocomoより速い。

以下はStalink Miniが届いた時に手持ち回線で色々比較したものですが、同じiPhoneに入っているdocomoとLINEMOでかなり違います。たまたま4Gだったのもありますが、モバイルルーターのデータプラス回線でもそこまでという感じ。Softbankの5Gなんてナンチャッテ5Gといわれて速度は出ないと言われているのにこんだけです。

サブブランドですら普通にStarlinkより速いSoftbankへ回帰したい気持ちが強まっていました。(iPhone 3Gが出る少し前E61とか使ってた頃から、iPhone4sか5くらいまでSoftbank、その後auにして、数年前にdocomoと渡り歩いてきました)。だいたいどれもエリアに不満があったのがきっかけだった気がしますが、まぁ生活圏も電波状況も変化してきてるので、今の行動範囲では自分やパートナーが試した限りSoftbank良さそうだぞと思った次第。

あと、先日OpenSignalのベンチマークレポートでauとSoftbankが結構良いスコアとってたニュースも後押しになった気がしています。

■よし数年ぶりにキャリア見直すかっ!

でまぁ単純にSofrbankやauの使い放題系プランにいくかというとそうもいかず。いくつか要件、条件を挙げると、

  • 自宅回線はドコモ光10Gで安定してるので変えたくない
  • Apple Watchはできれば維持したい
  • iPhoneは月3~4GBだが、車載ルーターに月間30GBくらい積んでおきたい
  • 電話はほぼ使わないので5分定額ともなきゃなくていいかも
  • 車載ルーターで楽天モバイルを使うとトンネルとかちょくちょく切れるので除外
  • できればiPhoneはSoftbank系にしたい

という感じ(プランやオプションの呼称はdocomoのもので統一。適宜読み替えてください)。そもそもApple Watchのワンナンバーオプションは、docomo(irumo/ahamo含む)、au、Softbankのみ。Y!mobile/UQ mobile/LINEMOだと諦めるしかない。さりとてauやSoftbankの上位プラン+車載用にデータプラスSIM、という形にそのまま移行すると光セット割がなくなるので割高に。

iPhoneは光セット割の利くirumo 6GB辺りにして、車載ルーター用はデータ専用回線にしようか?とも思ったけど、使い放題の楽天モバイルは電波が微妙。さりとて他社で20/30GB級のデータ回線って結構高い。うーむ、価格面では今のeximoより安くするのは結構ムズい。でもできればメイン電波はSoftbankにしてみたい。

ということで紆余曲折ののち、以下の構成にしてみることにしました。

  1. iPhoneメインというか音声回線用にirumo 0.5GBプラン(+ワンナンバー+ビジュアルボイスメール。光セット割は対象外)
  2. iPhoneデータ回線としてY!mobile シンプル2 S(4GB、半年は2G増量が無料、パートナーと家族割で-1,100円)
  3. 車載回線としてLinksMateの余ってたSIMを入れ、2~30GB程度増量

音声用回線に安定のdocomo維持

ユニバーサル接続料とか細かいのは端折りますが、概算でirumo 0.5GBにワンナンバー、留守電をつけて1,450円。そんなに使わないけど一応仕事の電話もとるので安定のdocomoも維持でき、Apple Watchも使え、ビジュアルボイスメールも可。5分定額は思い切って外しました。データ通信量は0.5GBしかないしスピードも上限3Mbpsしか出ないので基本的に使う気なし。非常用という感じ。docomo.ne.jpアドレスは月300円で維持できましたが思い切って捨てました。

データ回線にコスパ良く家族割も狙えるY!mobile

次にY!mobileをセカンドSIMとして入れてデータ通信用として指定します。Sプランで2,365円ですが、同居パートナーと家族割を組むことで1,100円割引き。さらに元々加入しているLYP(Yahoo!プレミアム)が包含されるので実質508円引き。実質757円で月4GB使えます。さらにキャンペーンで半年は2GB増量オプション550円が無料。それが過ぎても、4GBで足りなかった月だけ足すとしてもお手頃。また2回線あった楽天モバイル回線を1本MNP弾にすることでPayPayポイントが17,000ptもらえます。月757円なら2年分くらいペイできてしまう計算です。なんならそれが切れることにまた他社にMNPしてもいいですね。音声回線と切り分けてMNP弾が2倍になるメリットです。特にデータ通信用回線(実際は音声も使える契約)はころころ替えることにも抵抗や手間が少ないです。

動画視聴多めの車載SIMにLinksMate

そして車載ルーター用ですが、もともとサブスマホや姪っ子達の回線で契約していた格安SIMのLinksMateに白羽の矢を立ててみました。LinksMateは1契約で計5枚のSIMを持ててデータをシェアできます(SIM毎の基本料はデータで110円、音声で462円と格安)。既に5枚まで作ってましたが、あまり使ってない端末の回線をeSIM再発行して移行しました。ちなみに親MVOはdocomoで5Gも無料で対応しています。ゲーム好き向けでレスポンスには気を配っていてそこまで極端に速度が落ち込むこともない印象です。あとギガの選択肢が38段階もあって過不足なく選べる感じも特徴です。たくさんの回線を安く持てる格安SIMブランドだと思います。そしてなんと提携のゲームやアプリの通信が9割引きになるカウントフリーオプションというのに550円で入ることができます。X、Instagram、Facebook、AppStore、GooglePlayStoreをはじめなんと動画系でU-NEXT、Abema、dアニメストアなどが対象となっています。実は最近メインのアニメ視聴プラットフォームをNetflixやDMM TVからU-NEXTにしたとこだったんですよね。Netflixはアプリが使いにくくなる一方。DMM TVはOP/EDスキップの制御が選べて最高でしたが、最近U-NEXTも一応OP/EDスキップの手動が選べるとわかって、元々パートナーがポイントでコミック買ってたりして止めづらかったU-NEXTに一本化することに(余談ですがDMMよりOPスキップできない番組が多いのは残念)。ともあれ、車載でU-NEXTとYoutubeが主なので、LinksMateにすることで実際使った通信量に対してコストをかなり抑えられる可能性があるのです。AndroidアプリではなくFireTVアプリになるので、はたしてきちんとカウントフリー計算対象になるかはしばらく使ってみないとですが。上手くすれば元々7GBくらいだった契約を15GBくらいにすれば収まるのでは?と思っています。差額とすれば+数百円。20GBくらい必要になっても+千円くらいで済むので、データプラスと同額くらいです。将来的にU-NEXT以外に主軸が移ったらまた再検討かもですが。

動画がカウントフリーになるSIM

ちなみにU-NEXTの母体であるUSENとヤマダ電機が共同でやってるY.U-mobileですらU-NEXTカウントフリーは提供していないというのは興味深いです。逆にBIGLOBEがU-NEXTとYoutubeをカバーするフリーオプションを提供していますが、データSIMだと+1,078円/月とちょいとお高いめです。U-NEXTをカウントフリーしてくれるのは検討時点でLinksMateとBIGLOBEの二社っぽいです。あとpovo2.0ベースでDMM動画がカウントフリーになるDMMモバイルPlusというのもありましたが、DMM以外の通信が2GBで990円なので、ちょっと心許ない。povoの他のトッピングと組み合わせてどうかな?というところではありますが、いまんとこパートナーがU-NEXT推しなので今すぐは選べないかなというところです。あとdocomoデータプラス回線でDMM TVを使ってた時、結構な頻度で映像が止まることがあり、そこもパートナー的にはメインにしたくなさそう。ホーム画面に余計な要素載せてこない点とアニメのOP/EDスキップの仕様ははベストなんですけどねー。まぁホーム画面の作りはU-NEXTも充分及第点。

まとめ

そんなこんなでdocomoの上位プランであれもこれも8,000円くらい払ってたのが、irumo 1500円+Y!mobile 800円 + LinksMateで増量+1,000~2,000円見込みという感じでかなり費用を抑えつつ、希望のSoftbank回線(サブブランドだけど)をメインデータ回線にし、なおかつApple Watchやビジュアルボイスメールも維持に成功。Y!mobileは実質2年分無料とも言えるし、音声と切り離したことでデータ回線の流動性が高められたので、定期的にMNPジプシーを繰り返しす戦略も取れそう。

散々悩みましたが、まずは納得の着地点を見つけられたかなと思います。

あとはiPhoneで音声回線とデータ回線を別々で運用した時の使い勝手がどうかというところは多少心配してますが、主回線のSMSがちゃんと受信できれば問題ないかなと予想しています。もしなにかあれば追記していきたいと思います。

姪のiPhoneを刷新。16e予定が16に….

姪っ子二人のiPhone SE2を刷新した話。

iPhone SE (2020年モデル)を2台購入(白/黒)

うちの妹はシンママでなかなかに余裕がないので、姪二人が適切なIT環境に触れる機会だけは自分が整えてやろうと思っています(自分も余裕ないけど…)。

そんな考えてiPhone SE2を買ってやったのが2020年。SE系のライフサイクルは長いとはいえ、ぼちぼち限界です。SE3ならまだしもSE2は、、。今年はなんといってもApple Intelligence(以下AI)が日本でも使えるようになるので、AI対応前と後のギャップは大きいです。ということで、噂のSE4が出たら替え時かなぁと漠然と考えていました。なお姪は執筆時点で大学1年生と高校1年。

そしてついに登場したのがSE4改め16eです。カメラ性能(単眼化)やGPUコア数(-1)などは抑えめながらベースとしてはA18チップだしAIにも対応、48M画素と、あくまでこれはiPhone16やぞ、という立ち位置なわけですね。これはうってつけだということで、本人達に確認。少し大きくなるし指紋認証なくなって顔認証になる。あと古いSE2は下取りにするので回収するけどえぇか?と。まぁそりゃ欲しいよね、うん。あとSE2は念のため最低の64GBから128GBを選んであったんですが、現状でで二人とも半分程度の使用量だから今回も128GBで良さそう。

で、価格が発表されてみると128GBモデルが99,800円(;´Д`)。AppleCare+もつけて2台買ったら25万コースです…上記記事によるとApple Careまでつけて2台で13万だったそうで、高くなった(円が安くなった)なぁ…(遠い目

正直一括で2台はしんどい。格安SIM運用なので大手キャリアの割引きはあんまり手を出したくない。2年毎に新型に乗り換えてお金を払い続ける手もありますが、管理が面倒くさそう。また実父ではないのでU20割みたいなのも帰省して本人立ち会いで契約が必要そうとか(オンライン契約ならいける?)。

で、片方もしくは2台ともPaydyで金利0%で24分割払いで買うかーとなって毎度の予約開始直後に華麗に注文を決めて「ふぅ」とXを見ていたらカメラが同じ48MPといいつつセンサーサイズが違うという指摘を見つける。なぬ?メインの48MP広角カメラで比べるとiPhone16は1/1.3インチ、16eだと1/2.55インチとのこと。これは盲点でした。同じ画素数ならセンサーサイズが大きい方が感度が有利、つまり夜間撮影などで差が出ます。正直姪達が夜に写真撮ることがどんだけあるかわかりませんが、カメラ(スペック)オタの端くれとして「ぐぬぬ」となってしまいました。その他に16eから16にした差をまとめると、

  • 超広角カメラが追加
  • GPUコアが4->5となりゲームプレイに有利
  • MagSafeに対応
  • USB-C Altモード(HDMI画面ミラーリング)
  • カラバリが白黒2色から5色展開へ
  • ダイナミックアイランド
  • センサーシフト式手ぶれ補正
  • 空間ビデオ/写真撮影
  • カメラコントロールボタン
  • LTEの1.5GHz帯に対応(建物内での電波状況に差?)

など。逆にほぼ同等と考えられるのは、

  • プロセッサはA18
  • メインメモリは8GB
  • Apple Intelligence対応
  • 画面のサイズや画素数、OLEDである点
  • USB Type-Cの通信速度は2.0の480Mbps止まり(ProだけUSB3)
  • ショートカットボタン

など(ChatGPT調べ。間違ってたらごめんなさい)。

16eの未知数な部分として初の自社開発モデムチップC1があります。これによる電力効率が改善して待ち受け時間増加につながったようですが、年々も前から採用を延期してかなり難産していたと思うので、初搭載としては不安もよぎります。特にdocomo/au/Softbankともに1.5GHzバンドが使えなくなるので、思わぬところで圏外を食らう可能性も高まったりしそう。

改めてこれだけの差を鑑みるに2.5万円差というのはむしろお得なのでは?と思えて来ました。特に本人達はカラバリの違いが刺さった様子(それはそうだろう)。16eの時は消去法で白。姉の方は「現状困ってないからもう少し後でもいいかな」とか言ってるくらいだったのに、16を提案してみたところ速攻で食いついてきましたw。姉がウルトラマリン、妹がピンクで即決です。

Apple iPhone 16 (128 GB) - ピンク

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そして払う側としてもメリットがあって、10万円が境界なのかペイデイの支払いが16だと24->36回払いになるため、月の支払い額はむしろ下がります。これは正直助かる。1年長く払い続けるので高くはなってるのですが、ペイデイにも24ヶ月目で買い換えて残額チャラになるサービスありますし、その時の相場などを考慮して決めればいいかなと。

ということで、総額は結構大きくなってしまいましたが、二人にはしっかりと最新IT環境に触れてIT力を磨いておいてほしいなと思います。4月になったらApple Intelligenceも案内して活用を促してみようかと。ちなみに現時点ではこちらの動画ができることの紹介としてはわかりやすくまとまっていると思いました。SEや15無印、14以前のモデルから買い換えを迷っている方には参考になると思います。

iOS18.4、すごいぞ..。待望の新機能『Apple Intelligence』をご紹介します。

動画内で紹介しているiOS18.4は開発者向けの初期ベータ版であり、2/22現在、一般のユーザーには提供されていません! ▼目次 00:00 はじめに | 02:25 作文ツールがすごいぞ | 04:35 Siriが進化 | 06:34 Visual Intelligence | 07:29 メールアプリが便利に | 09:27 ジェン文字 | 10:54 写真アプリのあの機能 | 11:32 Image Playground | 13:23 おわりに ■動画内の壁紙が気になる方はこちら https://www.youtube.com/c/%E3%83%9E%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/join ■便利アプリの開発者の方へ 「いいアプリを作ったのに注目されない…」といったお悩みはありませんか? なにかお力になればと思います。こちらにてご連絡下さい https://firebasehostingproxy.page.link/198886819888/forms.gle/VpqKXYUN7ikzyftA9 ■マメのX https://twitter.com/jetdaizu ■マメのTikTok https://vt.tiktok.com/y8VH8b/ ■ お仕事のご依頼はこちらまで jetdaizu@gmail.com ■撮影機材 iPhone 15 Pro https://amzn.to/4aoYG0K SHURE MV7 https://amzn.to/4bD2Wek NEEWER GL25 https://amzn.to/44L5PHx ※使用製品「Pixel P50」が廃盤のため同等品を記載 ※リンクは全てAmazonアソシエイトを利用しています。 ——————————————– オープニング曲とエンディング曲は、若林タカツグさんに作っていただきました。 若林タカツグさんのX:https://x.com/cocoa2448 Claudio The Worm – The Green Orbs https://youtu.be/OcEBSxlwycw Artlist https://artlist.io/Koki-1372980 ——————————————–

また今時のiPhoneには充電器がついてきません。SE2に付属してくるものはUSB Type-Aなので、16付属のCtoCケーブルも使えません。純正別売り充電器はPD20Wですが30Wまでは対応してるらしいので、PD30対応で適当に本体カラーに合わせて選んで注文しときました(ケーブルは白なんでしょうけど)。

(執筆時点で1,000OFFクーポン有り)

■機種変更の注意点

これから端末が手元に届いてから機種変更をリモートで指示してやらせることになりますが、自分用メモ。

iPhone 16はUSB2.0止まりなので、有線ケーブルよりもWi-Fi 5GHzで転送する方が速そう(ただし2台一緒にやると微妙?)。

二人ともSIMはLinksMateだが姉はeSIM。LinksMateはSIMクイック転送に非対応っぽいので500円払って再発行の必要あり。端末固有番号のEIDが必要なので端末が届かないと手続きもできない。少し不通期間ができるかも。

LINEやApplePayなどの以降手順は自分でやってるからわかるけど、子ども達がやってるゲームタイトルのアカウント連携まではキャッチアップできないので、本人達にリサーチまたは申告させる。

操作状況がわかるようにiPadかPCでビデオ通話しながらする予定。雑誌などを積んだ上にiPadを置いて簡易書画カメラにするとヨサゲ。

バッテリー保護設定を説明して95%止めを推奨(最終判断は本人に任せる)。

■まとめ

ちなみに16e発売直後(16注文後)に各主要キャリアが2年間100円未満の値引き策を続々と出して来ています。正直そっちで良かったんじゃという気もしますが、保険サービス加入必須だったり、2年後に買い換える時に手数料が2万円くらいかかったりするので、色々考えるの面倒でいっかと自分に言い聞かせていますw。どうせApple Care+は入ってるし、2年買い換え手数料払ってもまだ全然安いんですけどね。回線契約を増やしたり乗り換えたりして管理することに躊躇がない人はそういう方向で調べてみるのも良いと思います。16も結構安くなってきてますよ。

iPhoneの買取、今年は家電量販店系が強いらしいと聞いて…

iPhone 16 Pro Maxを買い、1年使った15 Pro Maxを売却して足しにするわけですが、通常はヤフオク、昨年はAppleの下取りに出した気がします。今年は少しでも高く売りたいので早めにヤフオクに出すかなーと思っていたところ、Xで「買い取り店よりもヤマダなどの家電量販店の買取提示価格が有利」と流れていたのでリサーチ。

2024年9月25日現在で、ヤマダ電機、ジョーシンともiPhone 15 Pro Max 512GB SIMフリー版で上限177,600円となっていました。

ヤマダ電機

今回のiPhone 16 Pro Max 512GB ナチュラルチタンがAppleストア購入で219,800円なので、この上限額で売れれば42,200円の追い金で買い換えられることになります。Appleの下取りだと10万強とかだったのでかなりオトクです。

今回バッテリー状態は100%で、ケースをつけておりキズもないので、ヤフオクでも相場的に17万狙えたらいいなーくらいには思ってたんですが、あちらは手数料10%や送料がかかるのでそれがないならばかなり美味しいです。また17万くらいというのはiPhone 16発売前の段階の相場だったので、発売後に同じタイミングでたくさん出品が出てたら下がっている可能性もあります(実際には調べず終い)。

さらにジョーシンはこのタイミングでiPhone買取強化キャンペーンを打ち出しており、ポイント払いなら+10%+5,000ポイント増量でした。あまり近くに店舗がなかったんですが1時間ほどかけてドライブがてら店頭査定にもっていきました。

実は最後の清掃と梱包段階で液晶に2,3mmの小さなキズをみつけてしまい、もしそれに気付かれれば減額はあるなーと思いつつ、同じ通り沿いにヤマダとジョーシンがあるので相見積もりしてもらおうという目論みで出発。

当初まずヤマダに行って査定額をもらい、それをもって本命のジョーシンへ、と思ってたんですが、道路が割と混んでて疲れたのでいきなり本命ジョーシンへ。

やはり液晶のキズは見逃してもらえず(笑)、以下の査定が出ました。

満額から8,900円減額された形ですね。ヤマダにも行こうか迷いましたがまた渋滞もあるし面倒くさいなーと思ってこちらで受諾。今年の追い金は51,100円で決着。

Apple Careに入っていたので、さらにガラスを割って交換してもらえば自己負担額3,700円払っても5千円くらい浮いたことになりますが、手間も時間もかかるしセコいなとか。

また箱、USBケーブル(未使用)、SIMピンなどを綺麗に揃えてもっていったんですが不要ということで返却か破棄を選ばされました。必要なのは本体だけという形です。

また同居人が持ち込んだ美品のiPhone 14 Pro Maxもきっちり満額回答だったので、そこまで満額の障壁は高くない印象です。

■ポイントで受け取ればさらにオトクだが、使い道が…

驚きなのはポイント受け取りした場合です。ジョーシン近くにないし今すぐに使い道がなかったので今回は選びませんでしたが、合計で190,570円。もしキズがなく満額だったら177,600円+10%+5,000円=200,360円なので19,449円で買い換えられる計算になります。

ただまぁジョーシンは現状SIMフリーiPhoneを扱っていないので、

  • 定価の高いキャリア版を買う
  • 他のものでポイントを消費する
  • 温存しておく

といったことになります。ちょうど20万くらいの買い物の予定があればこちらにしたかも知れません。ヨドバシやビックのポイントなら普段から使い道があるのでまだアリだったんですけどね。まぁそこの魅力の薄さを埋めるためのキャンペーンなんじゃないかとも。

■まとめ

今回はじめて家電量販店の買取サービスを利用してiPhoneを処分してみました。

  • ヤフオクなどの相場並で、手数料10%がない分得になるくらいの値付け
  • 送料もいらないし、後のトラブルの可能性もほぼ無し
  • 付属品を揃える必要もなし
  • 即日現金払い
  • もしポイントでの受け取りを選べばさらにオトクに(今年限りのキャンペーンの可能性も)

という感じで、メリット多めでした。

219,800円で買って1年使ったものがまだ200,360円で売れるってスゴいです。

来年もこれくらいになる可能性があるなら継続的に検討範囲に入れていきたいなと思います。