現行最強のノイキャンヘッドフォンSONY MDR-1000X

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ステレオヘッドホン MDR-1000X CM

ステレオヘッドホン MDR-1000X CM

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数年愛用してきたBOSE Quiet Confort 3(以下QC3)のパッドがボロボロになってきたのと、iPhone7Plusでイヤホン端子がなくなったことを受け、ノイズキャンセリング・ヘッドフォンを買い換えました。今回はSONYに返り咲き、最新のMDR-1000Xに。特徴としては、

  • 有線時ハイレゾ対応
  • Bluetooth時、LDAC対応
  • Bluetooth時、DSEE HXによるアップサンプリング対応
  • メガネの有無なども加味して最適化する自動チューニング機能
  • 右ハウジングにタッチセンサー搭載でタップやスワイプで選曲操作などが可能

など。メガネerなので4番目は特に刺さりました。当面有線やLDAC送信対応ウォークマンで使う予定はないのでもったいないところですが、DSEE HXもあればあったでいいかなと。

ちなみに、BOSEのQuiet Control 30(こっちもQCで紛らわしい…)が対向馬。一般にはQC35と迷う人が多いみたいですが、個人的には同じオーバーイヤーなら機能重視でSONY、NC力が同等ならハンドリングが良いQC30かなって感じでした。

実際、店頭で視聴した感じ、1000Xの方が少し離れたところでガンガンなってたTVのMVがスパっと聞こえなくなったのに感動したのと、そもそもQC30はどこも品切れで買えなかった点も考慮して、1000Xをチョイス。QC30も悪くはなかったんですが、今回はNC重視で。QC35は発売当時に試聴してますが今回は試聴すらしなかったです。

主な利用はファミレスなどでノマドする時用。うっかり混んでる時間帯に行ったり、運が悪いと大声で話してるグループとかいてとても仕事にならず、飲食だけして速攻で退店というもったいないケースがあるので、そういう時でも静寂が得られればという感じ。たいていは徒歩圏の店か車で郊外スーパーいって買い物しつつその中にあるカフェ、って感じなので携帯性は二の次としました。

■ハード周り

充電はmicroUSBなので、バッテリーを取り外して専用充電器につけなおす必要があったQC3と比べると大幅に使い勝手が上がってます。

側圧は若干高めな印象。長時間使ってると少し圧迫感がしてきます。まぁオンイヤーなQC3と比べては酷というものです。あちらはあのフカフカのクッションに惚れて購入決めたようなもんですし。といっても大柄で持ち運びに嵩張るのも事実。ケースも付属してますがかなりデカいです。仮に使わない時に首にひっかけておくとしても、やっぱりハウジングがデカいのでアゴが持ち上がってしまう形になり、車や自転車運転時に首の動きが制限される感じです。運転中に使用しないのは無論ですが、最近の生活だとちょっと駅からの帰り道にコミュニティサイクルを借りて移動なんてこともあって、そういう時の処遇に困る感じです

専用ケースに入れた感じとお約束の単三eneloopとの比較写真をば。

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気に入ったのはカラーリング。この手の製品にない色味だったので迷わずグレーベージュをチョイスしました。MDR-100Aシリーズといい攻めてますね。あれのグリーンも一時悩みました。

■音質

冒頭に書いた通り、当面iPhone7PlusのコンパニオンでLDACではないBluetooth(apt-Xですらない?)のみでの使用なので、本製品の性能を引き出した使い方とは言い難いのですが、とりあえずBOSEみたいな特徴的な味付けのない(良い意味で)素直な音な気がします。NC性能のお陰で無闇に音量を上げることもなく自然に聴けて満足しています。

■操作性

右ハウジングのタッチセンサーで、曲送りや音量調節、再生/ポーズなどの操作ができます。これがなかなか便利。iPhoneをポケットに入れたままでさっと操作ができます。コード途中のリモコンをまさぐって探す必要もありません。事前にあまり注目してませんでしたが、使ってみるとなかなか良いカンジ。その他、手のひらで覆うようにタッチすると一時的にNCがオフになり、車内放送がかかった時や話しかけられた時に相手の声を聞いたりできます。

ちなみにケースの内側にこんな感じでガイドが描かれています。

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■ノイキャン性能

ノイキャンの感覚は言葉で説明するのは難しいです。レビューを見てても「なにも聞こえなくなる」って人もいれば期待外れという評価の人もいる。得意な音もあれば消しにくい音もあるし、声など意識して消さない場合もあるので、「9x%除去」みたいな売り文句もあまり信用できません。でもまぁなんとかσ(^^)の実使用範囲での印象を書いてみます。

まずファミレスで使った時、隣の席の比較的大声でしゃべくるおばちゃん2人の会話は消えませんでした。一方そのまた隣のカップルの会話は全くといっていいほど聞こえず、口パクしてるかのようでした。厨房から聞こえてくるカチャカチャという金属音もかなり抑えられ、いずれにせよ小さい音量で音楽を流せば他はほぼ気にならなくなるといった印象。通路に背を向けて座っていたところ、店員さんが「お待たせしました。○○です。」的なことを言いながら食事を持って来たことに全く気付けませんでした。向かいに座ってた人が指差しで教えてくれて気付いたって感じ。ということで当初の目的は果たせている気がします。

またテレビ(X9300c)で地デジを流して1m前に座って試したところ、12くらいまで下げればほぼ無音。15だと耳を澄ませばかろうじてなにいってるかわかるって感じ。

地下鉄半藏門線では音楽を流してると(聞いてるというよりはスマホしながらBGMでという感じ)、車内アナウンスはまったく聞こえてない感じ。Tsuku-TsukuというGPSで目的位置に近づいたら教えてくれるアプリが重宝します(地下鉄駅だと無理だけど…)。

‎ツクツク
‎ツクツク
開発者: Yoshihiko Eto
金額: 無料+

 

という感じで、遮音性重視のオーバーイヤータイプ故に持ち運びと圧迫感は若干アレですが、NC性能としては満足いくものという印象です。ガシガシとノマドで仕事をこなして元を取りたいと思います。

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