YAMAHAのマイクスピーカーPJPシリーズ生産終了

PJP-20UR/10UR生産終了のご案内

以前このブログのマイク比較記事でご紹介したYAMAHAの会議用マイクスピーカー、PJP-10URを含むPJPシリーズが生産終了だそうです。代替モデルとしては多機能ながらやや大きいYVC-300などもあるにはありますが、直系の後継機は途絶えるということでしょうか。残念です。

ヤマハ 会議用マイクスピーカー PJP-10UR

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PJP-10URは小型でかつ非常にノイズキャンセル性能が良いので、自宅だけでなく打ち合わせ先でSkypeもつないでなんて時に重宝していました。また単純にマイクとして優れているのでUTの録音で使ったこともあります。ただしちょうど最近、数人+遠隔の会議をSkype中継することがあって、単一指向性の10URだとちょっと後ろ側の人の声が聞きづらいという指摘があり、20URも買おうかなーと思ってたところにまさかの生産終了の報。確定申告や年度末の収入を見込んで注文しちゃいました。いきなり流通在庫まで全てなくなる類の製品ではないとは思いますが。

全方位マイクアレイ型のマイクスピーカーとして、20URとYVC-300の違いは、20URはUSBマイクとしてしか使用できないのに対し、YVC-300はアナログのイヤホンマイク端子やBluetoothスピーカーフォンとしても使えるという違いがあります。その他、デジーチェーン(複数連結)ができたりオートゲインコントロール(遠くの声と近くの声の音量を均一化)がついてたりします。ノイズリダクションやエコーキャンセラーはどちらにも搭載されていますが、内部処理は後発のYVC-300の方が深化しているかも知れません。ということで、スペック的にはあきらかにYVC-300の方が上だし実売価格もほぼ同じなんですが、唯一YVC-300はデカい!会議室に据置ならYVC-300一択だと思いますが、σ(^^)のように客先に持ち込んで使うにはさすがにドン引きされるサイズだし、抜き身でバッグに入れて運ぶとあっという間にドームが変形しちゃいそうでもあり断念しました。

ちなみにMacBookシリーズを始め最近のUSB-CポートしかないノートPC向けには、この辺りのUSB-C – MiniBのケーブルを使えばハブを介することなく直結できます。20URの動作電流は500mAなので、0.5Aでいけると思います。50cmタイプがあるのも持ち運び用には良いです。

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