ビューワー用にT-01Aをゲット

CX520Vを買ったポイントが3.5万円くらいあって落ち着かなかったので(笑)、T-01Aを買ってみました。おサイフケータイ用回線名義で買い増し。SIMはおサイフケータイ端末に戻して続投。T-01AはSIM無し運用です。

■料金上の2つの誤算

あんま調べずに店頭に特攻したので、契約段階でいくつか誤算が発覚しました。

  • 一括提示価格の33,600円で買っても、2年以内の契約解除(機種変更も含む)で残金請求がある。
  • Bizホーダイダブルではi-modeパケットが対象外

1つ目は毎月の請求に上乗せされる訳ではないので当面のダメージはないんですが、2年以内に飽きて処分する時にちょっと出費になります。まぁ、1年は持ってるだろうから、一万数千円ならいっか、と思って承諾。

2つ目はSIMをi-modeに戻して使うにはちと厳しいんですが、まぁもともとおサイフケータイを使うための通信(チャージ、マックのクーポン取得など)で、パケット割引サービスもつけてなかったくらいなのでいいや。Bizホーダイダブル自体は使わなければ\390なので非常用にしばらくはつけておこうかと。

■T-01Aをゲットしたねらい

T-01Aを買ってみた理由は800×480とEM-ONE並の解像度を1cm未満の薄さで実現していて、なおかつ1GHzというクロックによる処理速度への期待が持てる点。これにより、KindleDXでは無駄に画面が大きくなってしまう文庫本の電子化データ閲覧にちょうど良いんじゃないかという期待と、1280×720なDivXが再生できてCOWON A3の代替になるんじゃないかという期待です。それによってA3とS21HTが処分できれば安い買い物ではないかなと目論んだ訳です。

■ハード周り

とにかく薄いのは良いです。ガジェットとしてそそります。ただ、国産機の割に、

  • USB端子が日本で一般的なmini Bではなく、micro USB
  • ストラップ穴がない

という海外向け仕様な作りで、docomoで売るのはついでです、みたいな印象。micro USBは最近Kindle用にケーブル類を揃えたばかりだったので個人的にはあまり気にならないですが、ガラケーから以降する人は充電器もイヤホンマイク/ヘッドフォンも使えなくて大変でしょうね。ちなみに充電器はFOMA用のものを変換するアダプタが付属しています。

ストラップ穴がないのも海外的で、薄いだけにシャツのポケットに入れておきたいのですが、屈んだ時に落ちること請け合い。せっかく薄いんだからケースには入れたくないですしねぇ。ちなみにシリコンジャケットが付属してますが、そちらもストラップは取り付けできないようです。

ハードボタンも少なめで、縦にして右側にカメラ、左側にボリューム上下と電源ボタンがあるのみ。Windows Mobileではこのハードボタンの割り当てをカスタマイズして自分仕様にするのが醍醐味なんですよね。MangaMeeyaのページめくり用に左上側にもうひとつボタンが欲しかったです(本体を左手で握って親指で押せる位置)。

あと、薄いだけあってスタイラスは収納できません。更にストラップ穴がないので、スタイラスは事実上使い物にならないですね。で、指だと文字入力するのが激しく不便。メイン端末としてメールをバリバリ書くぜ、とかお考えの人は必ず実機を試してみるのが吉でしょう。

microSDスロットが電池ブタの中にあり、シャットダウンして電池を外さないと出し入れできないのもガッカリ。

全体にiPhoneから「表面のスッキリさにこだわって利便性がないがしろにされる」病を伝染されたデザインと言えるでしょう。

■電子書籍ビューワーとして

WindowsMobile用のビューワーとしては、もう長いこと開発終了したMangaMeeyaCEしか選択肢がない状況が続いています。非常にカスタマイズ性が高いソフトなので、それほど大きな不満はないんですが、T-01Aで使っていてやや不安定な印象を受けます(クラッシュが多い)。インストーラー形式ではないのでmicroSD上でそのまま使ってるのも悪いのかも知れません。どうもこの機種のmicroSD周りは不安定さが色々取り沙汰されてますしね。そのうち本体に移動して試してみます。

表示自体は非常に綺麗でかつサクサクなので快適です。右下側面のカメラボタンがページめくり用にそこそこ良い場所です。YouTubeに見開きモードでの表示例が上がってるようですが、さすがにこの解像度で見開きは厳しいです。むしろ横フィットで表示して、ページめくり動作を「スクロール兼ページ送り」にして使う方が快適な気がしています。

PDFビューワーとしては付属のAdobe Readerはダメですね。全画面表示ができないので解像度が無駄になります。サードパーティのPDFビューワーを物色してみる予定。

■動画ビューワーとして

残念ながらCorePlayerは1080×1080が再生上限のようで、1280x720pファイルは再生できませんでした。続いて、DivX Labからもってきたプレーヤーでは、一応再生できるもののカクカクします。特に全体がスクロールするような変化の大きいシーンはダメですね。2passで瞬間レートが跳ね上がらないようにエンコしてあれば良いんでしょうが、ウチではエンコ時間短縮のために品質保持設定が基本なので、瞬間レートはかなり高くなるポイントがあるはずで、さすがにそれには追いつけないようです。microSDを速いものにしたら、という期待もありますが、あんま変わらないだろうなぁ。こちらは引き続き試行錯誤、情報収集に努める予定。

iPhone用読書アプリiComicが素晴らしい件

KindleDXを某所に貸し出し中のため、せっかく自炊したマンガの入れ先として、随分前に買ったまま一度も試してなかったiPhoneアプリiComicを使ってみました。

そしたらこれが予想外に快適。画面は小さいものの、ページめくりも含めレスポンスも良く、操作カスタマイズもよく練られている印象です。

デフォルトではスワイプによるページめくりが有効になっていますが、これはズーム時のスクロール操作でうっかりめくれてしまうことがあるのでオフ。ページめくりは場所に関係なく、1回で次ページ、2回で前ページ、3回でリストに戻る、という設定が一番使いやすい気がします。画面回転はファイル一覧でのみ自動回転が機能し、ファイルを開いた後はその状態で固定されるので、一覧でタイトルを選ぶ時に希望の向きにしておけば、あとは寝っ転がっても勝手に向きが変わったりしないのでこれまた快適です。片手で快適に読み進められるので、満員電車などでも重宝します。

難点はファイルの転送ですね。iPhoneOSの制約上しかたないですが、単純にUSBで転送はできず、Webサーバーを立ててそこにファイルを置かなければなりません。σ(^^)の場合そこはあまり障壁ではないんですが、ファイル名が半角英数のみだったり、BASIC認証に対応してない点などが不便です。PC上には日本語ファイル名で存在するファイルを、一旦英数名に変更し、iPhone上で再度日本語タイトルにつけなおすという手間がいります。ただ、これはダウンロードリストファイルという形式のテキストファイルを使うことで若干省力化できることがわかりました。

タイトル1.zip
http//…../title1.zip
タイトル2.zip
http//…../title2.zip

という感じで二行一組でテキストファイルを作成し拡張しを.txtにしてサーバーに配置。それをiComicで読ませると、日本語タイトル一覧が表示され、タップでダウンロードできます(iPhone上でのファイル名も日本語の方に置き換わります)。文字コードをUTF-8にしろってのは公式に書いてありますが、改行コードをUNIX(LF)にするってのは書いて無くてハマりました。これをしないとURLの最後に無駄なコードが入って、「Not support file!」と言われます。

残念ながら一括ダウンロードもしてくれないようで、毎回リストから抜けてしまうのが惜しいですが、URLは履歴が使えるので、同じtxtファイルを再読み込みするのは一瞬です。

また、iFunBoxというソフト(Macの場合はDiskAid)を使えば、USB経由で直接保存もできるみたいです。追ってこちらも試してみたいと思います。

 

ともあれ、3GSに買い換えて、ストレージ容量にはかなり余裕があるので、ある程度保存しておけば、Kindleもってない日の電車などにもさっと出して暇つぶしできそうです。

iPhone 3GS ファーストインプレ

結局開店直後くらいに店頭に出向いて、待ち+手続きで1時間位でゲットできました。帰りに関東三菱に寄って担当ディーラーさんとダベってたので、結局帰宅したのは15時過ぎでしたが。

■データ移行

さすがに同じメーカー製のマイナーチェンジモデルだけあって、データの引き継ぎはかなり簡単に終了。ただアプリは一部引き継がれなくて3GS上で改めてダウンロードする必要があったりしました。iTunesで買ったか本体で買ったもののどちらかがごっそり移行されなかった感じ(ただし設定は引き継がれた)。 最初ホーム画面がやけにスカスカしてて「あれ?」と思いました。

あとは当然ながら端末ID(MACアドレス)がかわるので、無線LANアクセスポイント側の再設定(MACアドレス制限をしている場合)や、Blurtoothデバイスの再ペアリングは必要。その他、壁紙やホーム画面の配置も含め細々とした設定も反映されていて楽ちんでした。

■iPhone 3Gとの比較

動作はやはり軽快です。特に文字入力のレスポンスが良い。フリック->変換の反応もだし、文字入力欄をタップしてから入力可能になるまでのウェイトなどもほとんどなくなっていてかなり快適。

Bluetoothヘッドフォン使用時の音切れもほとんど解消。皆無ではないですが、スタバで1時間以上仕事をしていて1回だけ。移動時はもう少し影響あるかもは知れないですが。再生中に別の操作をしても平気っぽい。ゴックのAAを貼りたい気分です。
ちなみに、iPhone 3G 3.0の時と同じヘッドフォンで再生・停止に使えてたボタンが使えなくなりました。もはや音量しか操作できません。これは不便。やはり正式対応した製品が出たら買い換えないとダメっぽいです。

コンパスはまだ実際に不案内な場所をナビしてみたりはしてないですが、レスポンス良くクルクル回りますね。楽しい。GPSオタクのくせに電子コンパス搭載機は初めてだったりします。

■音声認識

読みデータが存在する電話発信に関してはなかなかの認識率だと思います。一方、iPodの音楽選択は微妙。iTunesの方で(ほとんど裏技的なわかりにくい方法で)アルバムとアーティストに関しては読みをつけることは可能です。なので、アルバムやアーティスト、あと曲名による検索は(気合い入れて読みを登録しまくれば)なんとかなるんですが、個人的にはプレイリストで指定することがメインなので、いまいち使えないかも、という印象。

■その他、ハード面

本体は微妙に重く厚くなった感じはやはりします。まぁ、両手に持ったりして比べないとわからないレベルですが。指紋が拭き取りやすくなったという液晶画面はフリック時の滑りもよくなった印象。これならパワサポのフィルム貼らなくてもいいかと悩んだんですが、やはり拭き取りやすいとはいえ指紋がつかないわけではないので、結局貼りました。

更にtouch –> iPhone 3G –> iPhone 3GSと更に色温度が低く(黄色く)なったと言われていますが、あまり気にならないです。ただ若干彩度が落ちて全体に淡い色になった気がします。ホーム画面のSpeedTextやメモなどの黄色いアイコンがやけに薄く感じます。それ以外はあまり気になりませんが。

iPhone 3G S & OS 3.0

iPhone 3G S、今日朝イチでヨドバシ横浜に特攻して32GB黒を予約してきました。開店15分前くらいに到着。シャッターが開いた時点で並んでいた(というか待っていた)人が十数人程度。10位あるカウンターの1つに一番乗りできました。午後から登録サーバーがダウンしたりして急遽締め切ったりしたとこもあったみたいなので、朝イチで頑張っといて良かった~。

今月はKindke DXやらなんやらで出費が嵩むので今回も割賦にしようと思ったんですが、一括だとヨドバシポイントが8~10%つくので仮にカードでリボ払いにしても得なんじゃないかと(あるいは久々にヨドバシGold elioカード引っ張り出してくればカードでも12%?)。逆に3Gの割賦は今一括払いにしてもポイントがつくわけでもないので、3Gのを清算するよりは新型を一括にした方が得だろうと。また2年の割賦1年くらいで新機種出るループにハマるの目に見えてるしw。Softbankの割賦でも1年払いくらいのプランが選べればいいんですけどね。

■iPhone3Gの3.0化

当然現行iPhoneの方も3.0化を済ませました。新機能スゲー!って話はあちこちで散々既出なので我が家的に不具合が出ている点など。

・一部アプリで文字入力ができない

入力する側から勝手に確定されて、「dあmえdあkおryあ」みたいになる現象がTwitterifficやGoogle Mobileアプリなどで発生。絵文字パレットを無効にすると収まるようです。アプリ毎に発生したりしなかったりなのは微妙。どっちが対応すべき問題なんでしょうね。とりあえず絵文字は普段使わないので当面この回避策でいいや。

・無線LANで自宅アドレスにつながらない

Wi-Fiが全く使えなくなったという報告もちらほらありますが、ウチの場合は、自宅のネットワークにつないだ状態で自宅サーバーのグローバルアドレスにつながらない現象が起きています。外からdo-gugan.comは見れますし、中から余所のサーバーも見えます。しかも、一旦無線LANを切って接続しなおすと直るんだけどまたしばらくするとダメになるという。もはやobsoleteなGapNATなどという特殊環境だからですかねぇ。iPhone 3G Sでも同じ現象が出るようなら真面目に考えよう。

・A2DPが微妙すぎる

早速手持ちのBluetoothヘッドフォンで試したんですが、

  • 定期的に音が一瞬途切れる
  • 音質が低下する

現象発生。前者は処理落ちっぽくて、本体を操作した時に頻発します。ただ、HBH-DS205だと何もしなくても結構切れます。Voyager 855だと無線LANをオフにすればかなり安定します。無線LANとBluetoothが混信するのは宿命とは言え、外出する度に無線LAN切って、自宅に着いたらまたオンにして、、とかやってられないですよね。せめてもっと簡単に切り替えるUIが提供されてればまだしも。

音質に関してもやっぱり混信なのか、WMAの低ビットレートデータを再生した時のようなしゃりしゃりノイズがついてまわる感じ。有効通信レートが落ちてビットレートをフォールバックさせたりしてるんでしょうか?

いずれにせよ曲スキップなどが現状ではできないので、対応製品が登場するまではこれらで間に合わせとくのが吉でしょうね。

基本動作としては、ヘッドフォンの電源をオンしたら自動的につながって、再生ボタンで鳴り始めるので、iPhoneに一切触らなくても音楽を聴き始めることができてGood。正式対応製品が待ち遠しいです。

iPhone 3G対応FMトランスミッター TuneCast Auto4

新幹線で帰省して実家の車を借りて乗る時に、iPhoneをFMトランスミッター経由で鳴らすんですが、今使っているのが、親がiPod miniを買った頃のもので、音質も使い勝手も今ひとつ。先日、友人の車を愛知->九州に陸送した際にもFMトランスミッターの音質と使い勝手に思うところがあって、改めて物色。BELKINのTuneCast Auto4をチョイスしました。

ヨドバシで\7,980とちと高いのが難点ですが、本製品の特徴として、

  • iPhone 3Gで非対応警告ダイアログが出ない(←これ重要)
  • 空き周波数を自動でスキャンするCLearScan
  • 周波数メモリx2チャンネル
  • 3種類のイコライザ
  • 見やすい7セグ周波数表示

等があります。1つ目はこだわるとかなり選択肢が狭まりますが、実際かなりウザいので仕方ないところです。空き周波数サーチ搭載機種は初めて使いましたが、これはかなり便利です。電波状況は走行中に随時変化するので、必要が生じた時にはサクっと設定変更できることが重要になります。普通はラジオ側でチャンネル合わせてみないとその周波数が空いているかわからないワケですが、トランスミッター側が探してくれれば、あとはラジオを合わせるだけです。また7セグ表示は暗い車内でも読み取りやすいのも相まって設定変更がスムーズにできるようになりました。今までのは8ch固定選択式で、8つのLEDの脇に印刷された小さい数字を読み取らなければならず、いちいち操作部を手にとって顔に近づける必要がありましたが、コレなら一切必要ナシ!

音質はFMトランスミッターとしては上々な気がします。さすがに曲間が無音、というワケにはいかずホワイトノイズが聞こえますが、イコライザも使えば割といい音出てる気がします。ちなみに+/-ボタンはボリュームではなく周波数のマニュアル操作用です。音量はカーステでしか調整できません。送信側で調整できればS/N比を上げられる気がするんですが残念です。