AirTag到着!財布の中で収まりをよくするハック

AirTag到着しました。様子見でとりあえず1つだけ。使い道も定まっていないのでケース類も買っていません。

届いたパッケージ
最新 Apple AirTag 4個入り

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16,111円(01/24 02:44時点)
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小さなパッケージの割に、AppleStoreの茶箱は無駄にデカかったです。次はなるべく店頭で買おうかな…

パッと見の印象は想像よりちょっとだけ小さく、それでも財布に入れるのはやっぱり大きい(厚い)という感じですね。

硬貨とサイズ比較

鏡面はとても綺麗ですが、モバイルグッズとしては無駄に傷に気を遣うアレです。使用シーンなんて微塵も考えていない伝統のAppleデザインです。鏡面+白って初期のiPodの組み合わせですやん。あの頃からなんにも進歩してません。カッコいいんだけど気軽に使えない。

まぁAirTagは高価なものではないし、たぶん使わなくなってもオークションで売るとまではいかないので、割りきればいいんですが。Mamorioが最近のモデルでわざわざ目立たないようロゴまで消してきたのに対し、コイツは「Apple様のAirTagだぞ!」という存在感みせまくりです。携行品についていたら盗難者がまっさきにちぎって捨てるヤツです。

裏面(?)は大きな碁石というかホワイトボード用のマグネットそっくり。存在隠しとしてはむしろ両面これで良かったんじゃ、、とも思いますが、AirTagであることをアピールすることでNFCスマホあてて情報読み取らせる意図もあるので悩ましいところですね。初代モデルとしてはまずは世間の認知度を上げて(盗難追跡よりは)紛失追跡が上手くいくことを優先したというところでしょうか。

ホワイトボード用のマグネットと言われて疑うものはいまい

セットアップはあっけないほど簡単で、とりたてて語ることもなし。(iPhone11以降を使っていて)室内にあればかなりの精度で発見できます。MamorioのAR機能の苦労などウソのよう。そもそも音が鳴らせるだけでも全然違いますね。気になったのはNFCタッチした時の持ち主情報として表示されるメールアドレスがAppleID用のものであった点。できればこれはあまり外に出したくないんだけど、他のメールアドレスに変更は出来ないのかな?

あぁ、これでMamorioやTileくらい軽薄短小だったら、、と思わざるを得ません。せめてフラットでなにかに貼ったりしやすい形状だったら、、

とりあえず一番よく探す財布に入れてみましたが、やはりそこだけもっこりしてしまいます。女性がもってるような大きくて分厚いお財布なら誤差の範囲かも知れませんが、男性が尻ポケットに入れるような平べったい長財布とかだと厳しい。そんなとを思いながらふと目がいったのが梱包時の固定に使われていた紙の内ケース部分。AirTagの両側部分に高さがでて膨らむようになっていて、全体に末広がりになっていく構造です。

パッケージの一部を切り取って使うといいカンジ

実際にはこの両側に扉があって、AirPodsのイヤピースの梱包のように、左右にフタを開くと本体とご対面、という作りなんですが、その左右のフタを切り取っています。この状態で財布の背側のポケットにいれると、かなり違和感が無くなります。一箇所だけこんもりしてる感がなくなり、より自然なラインになります。全体的に厚くなるってことかもは知れませんが、手に持ったり尻ポケットに入れた時の違和感が激減するので良き。

最終的には財布に入れて使うのは無理なので、キーホルダーケースに入れて鍵束にでもぶら下げようかなーと思ってましたが、これなら財布常用でもいいかも。もう1,2個買い足そうかな?

iPhone6の故障したカメラを交換したらバッテリーの保ちが復活

以前オカンが使っていたiPhone6、バッテリーがダメになってサードパーティ修理業者で交換したんですが改善せず。結局私が使っていたiPhone7Plusを譲って、とりあえずその6は引き取ってありました。売っても二束三文なので、保持しておいてたまにUTセミナーでモバイルサイトの評価端末として受講生に貸し出したりしてたんですが、確かに減りがヒドい。満充電からスリープのまま一切使わずに一晩放置すると空になってる感じ(写真上)。一度念のため都内の別の業者に持ち込んで再交換してもらったものの治らずでした。

カメラ修理前

で、気付いたんですがこの端末、リアカメラがおかしい。映らない。もしかしたらバックグラウンドでカメラエラーが出続けてバッテリーを異常消費してたりするのかしら?、、、と思いつつまた2年くらい放置してました。

今回ちょっとジャンク修理熱の高まりでカメラユニットの交換にチャレンジしてみようかな?と思い立ち、AliExpressで415円くらいで交換パーツを購入。交換してみました。

カメラはばっちり映るようになり、同様に画面スリープで一晩放置したところ、こんな感じでほぼバッテリーが減らなくなりました。

カメラ修理後

SafariでWebサイトが見られれば良いのでカメラが死んでても困ってなかったんですが、バッテリーに影響を及ぼしているとは意外でした。

■修理メモ

分解行程はiFixItで確認

iPhone6sまでは防水ではなかったせいか、パネルが粘着テープで固定されておらず、Lightningポート両脇のネジ2つだけで、あとは吸盤などで持ち上げてやれば簡単にディスプレイアセンブリが開きます。ヒートガン(ドライヤー)などで熱して、スパッジャーねじこんで、、とかいう手間は一切なし。超楽チン。

またカメラ交換のみならバッテリーやメインボードを外す必要は無く、ディスプレイアセンブリからつながる4つのコネクタをカバーするシールドをネジ5本で外し、コネクタを外してディスプレイを取り外し、さらにその下のシールドを外せばカメラユニットはピンセットでつまんでひっぱれば外れます(これも粘着テープ固定なし)。

ここ最近の分解修理の中では楽な部類でした。ただしうっかりミスで最初に外したカメラを誤って再度取り違えて再装着してしまうというミスを犯し、「あれー、交換したのにカメラ映らないな?」とかやってたり、二度目にネジを紛失したりしてトータルでは小1時間くらいかかったかな?それがなければ20分くらい、道具があって慣れれば10分でできる作業ですね。

今回もシャオミの電動精密ドライバーは超活躍。iPhoneの超絶小型なネジ(外がトルクス、中はプラス)もきちんと対応ビットが含まれていました。あと一緒に買ったマグネットのネジホルダーもめっちゃ重宝。パネルをひらく吸盤ツールも便利でした。

全てAliExpressで買ってるので完全同一品ではないかもですが、同じっぽいののリンクを貼っておきます。

Kindle Oasisどうしてすぐ無くなってしまうん?追加購入&Mamorio装着

Kindle Oasisいいっスよね!9thを買ってなくし、半年くらい見付からないので諦めて10thを買い直し、9thが見付かって売却、また10thをなくして半年くらい経ったので、またしても諦めてセールで10th 2代目を購入しました…

前回は10th発売記念のクーポンがあったので差額でアップグレードして32GB + 4Gモデルにしまいたが、やはりラノベ中心だし(コミックや専門書はiPad)、基本読み終わったら端末から削除する派なので8GBで充分。あまり持ち出せないご時世なので4Gもいらないや、ということで、今回は8GB + Wi-Fiモデルにしました。ただし広告無しはこだわります。

容量と通信方式以外は同じなのでレビューはこちらをご参照ください。

いやぁ、ここしばらくKindle Voyageを我慢して使ってましたが、一回り画面も大きいし、10thのトーン調整で紙色も見やすく調整できて最高ですわ。しかもお風呂に持ち込める。こないだ防水タブレットのd-42aを買ったばかりですが、はやり重さが違いすぎるので小説読むだけの時はoasis、ネット徘徊やコミック読みたい時はd-42aと使い分けていきたいと思います。

■紛失対策を考える

9thを紛失した時もそうでしたが、基本自宅内使用なので家のどこかにはあると思うんですよね…でも薄っぺらいのでなにかの隙間みたいなところに落ちると探せない。スマホのように「探す」機能もない。

AirTagをつけてみたいけどストラップホールもないし、貼り付けるには向かない形状です。イイカンジのフラットな3rdパーティ製タグを期待したいところ。

で、選択肢としてMamorio FUDAが浮上します。これは裏面が粘着テープでノートPCなどに貼り付けて使う想定のMamorioです。

ただやはり電池交換不可のMamorioはコスパ悪いのでできるだけ使いたくない。てことで、以前に5つセットで買ってまだ残っていたMamorio REを貼り付けておくことにしました。

背面の指がかからない部分に貼り付け

こいつはボタン電池交換式なので長く使えます。

発売されたばかりの1.7mm厚のMamorio Cardを貼り付ける事も考えましたが、Mamorioシリーズは防水ではないので、お風呂に持ち込む気満々のoasisにつけるのは自己責任になります。そう考えると1枚5,000円超えるCardはちょっとリスキーだなと。てことで、REの周囲に気休めながらセロテープを巻いて簡易防水処理としました。未使用分だったのですが、すでにバッテリーが妊娠したかのように片側が少し膨らんでいましたが、反対側は比較的フラットだったので普通の両面テープでoasisの背面に貼り付けられました。oasisは厚みのある側をもって、内蔵ジャイロセンサーで自動回転しますので、薄い側は基本指がかかることはなく、あえて裏返して見ない限り貼ってあることは気になりません。

唯一の欠点としてはカバーがつけられなくなること。まぁ出かける機会も減ってるし、またなくしたらイヤすぎるので当分は自宅内使用に限定するということで割りきることにしました。これできちんと見つけられるか、次になくすのが楽しみです!(?)。

それはそうと、1機目の10th、新型が出て値下がりする前に発掘できるといいなぁ…

あと、Amazonさんには是非「Kindleを探す」機能の実装をお願いしたく。安いブザー内蔵してリモートで音が鳴らせるだけでもいいので、、、

超品薄!高級トースターPanasonic NT-D700、ひと月半ほど待ってようやく到着

2月に発売されたPanasonicの高級トースター、NT-D700。評判を聞きつけた頃にはもうどこも品切れで入手困難でした。3月の誕生日に同居人が買ってくれることになったものの、結局1ヶ月以上待つことになりました。4月上旬頃にビックカメラ店頭で聞いたところ、「今予約して5/27にお届けです」という返事でしたが、本記事執筆時点ではいくつかの量販店通販サイトに定価で在庫があるぽいですね。

本機種の特徴は、通常のトースターが上下に備えた遠赤外線ヒーターに加え、上部にもうひとつ近赤外線ヒータ-を追加したトリプルヒーターシステム。近赤外線は物体に熱を浸透させやすいので、冷凍食パンを焼いたけど中だけまだ冷たかった、焼き芋の芯が硬かった、みたいなことが置きにくいメリットがあります。

更にフルドット液晶+ダイヤル式のUIでバラエティ豊かな制御メニューをもたせたことで、15の目的別熱プログラムを簡単に選んで最適化した加熱調理を行えるというのもポイントです。同じく近赤外線ヒーターを備えた下位モデルのNT-DT52だと、ダイレクトボタンUIなのでどうしても配置できるメニュー数が限られます。

一方このユニコーンガンダムみたいな型番のNT-D700では、”ダイヤルを回し押し込んで決定”というUIでより多くのメニューと調整パラメーター(焼き加減等)をスムーズに設定できるようになりました。電子レンジ洗濯機など同様、GUIの勝利というわけです。見た目もシンプル。BALMUDA The ToasterやAladdinみたいなオシャレ高級トースターとはまた違った路線のシンプルさで、未来感、ガジェット感があり私好みです。

「できあがり」表示がエモい

ちなみに比較検討としては、三菱のブレッドオーブンという1度に1枚しか焼けない高級パン焼きオーブンも気になりましたが、さすがに食パン専用しかも1枚しか焼けないということで汎用性がなさすぎるということで外しました。これはこれで機会があれば試してみたいものです。

■消費電力は1300W

早速、今までトーストに使っていたビストロと比べてみようということでハムとスライスチーズを載せた簡易ピザトーストを同時に焼き始めたところブレーカーが落ちてしまいました。本機の消費電力は1300W。一般的なコンセントや延長タップの上限が1500Wなのでタコ足厳禁です。きちんと電子レンジとは別のコンセントを使っていたのですが、さすがに部屋の安全ブレーカーが落ちてしまいました。リビングダイニングなのでHDDレコーダーやゲーム機まで巻き込んで落ちてしまうので、どのみち同時使用できないんだったら電子レンジと同じコンセントからポッキンブレーカーを経由して配線しておいた方が無難そうです。以前、同居人の仕事場用に導入したという記事を書きましたが、非常に便利なのでリビングダイニングにもこちらのタップ無しのコンパクトタイプを導入したのです。

電子レンジDysonドライヤーがどちらも風呂上がりに使いがちでうっかり同時使用してしまうんですが、コイツのお陰でレコーダーを巻き込んで安全ブレーカーが落ちることがなくなりました。どのみち同時使用できないならばND-T700もこの配下にぶら下げるのが良さそうです。

最初の比較試食は途中まで加熱したものを更に最初から再加熱したので少し焦げてしまいました。より公正なレビューはまた後日。

■実食レビュー(随時追加)

焼いている時の庫内照明がめっちゃ綺麗。実際にはサーモスタットで温度を制御してるのか、点いたり消えたりを繰り返します。消えているあいだは中の焼け具合が見えないのは不便ですね。照明=近赤外線ヒーターみたいで独立制御(照明点けっぱなし)とかはできなかったんでしょうか?

ネオレーズンバターロール

ネオレーズンバターロール

みんな大好きフジパンのネオレーズンバターロール。形状的に「クロワッサン」メニューで焼き目を一番弱くして焼いてみました。外がパリッパリになって、中のバターがいい感じにじわっと溶けてパンに浸みていて最高でした。

食パン

バッチリ焼けました。サクふわです。これは厚みのあるパンを食べたくなります。

ちなみにメニューには厚切りと薄切りがありまして、4~5枚切りが厚切り、6~8枚ギリが薄切りに分類されるようです。世の中この4種類で全てかわかりませんが、まぁ一般的に見かけるのはこれらなので、2:2で分かれると憶えておけばいいかな。

冷凍しておいた安いパンもしっかり焼けました。

カレーパン(半額見切り品)

あえての見切り品ゲット。しかも更に一晩放置。しっかり外はカリカリかつ中のカレーまで温まりましたが、さすがにパンに脂っこさを感じました。今度新しいので試そう。

冷凍ハッシュドポテト

餅焼き網のおかげか余計な脂も浮かず。イイカンジにカリっと焼けました。手動で230℃×5分だったかな。もうちょっと焼いてもいいくらいだったかも。

本機の手動メニューは一般的なトースターのように500Wとか1000W×何分という指定ではなく、何℃×何分なので、いままでこれくらいで焼いていたものだからこれくらい、という感覚が掴めません。また冷凍食品などのワット数×分表記の指定もそのまま入力できないので、そこは勘所をつかんでいくしかなさそう。説明書によると冷凍フライ食品の加熱の時は180℃×8~15分でいいみたいなので、あとは焼き加減をみて調整でしょうか。ちなみに電子レンジと違ってガラス部分に電子波シールド(?)の金属メッシュがなく、照明も明るいので中の確認はしやすいです。ただし前述の通りこの照明(=近赤外線ヒーター)は加熱中、点いたり消えたりするので消えてる間(感覚的に数秒~十数秒)は見えなくてやきもきします。

焼き餅

実家で餅つき機で作って冷凍してあったもの。2枚に厚みの差があって、片方はばっちりでしたが厚い方は少し芯が硬いままでした。これまた手動でやったのでパラメーターの下限がまだつかめず。

普段、自分は餅は電子レンジ派。ふにゃふにゃが好きというか、焦げ目が付くのがイヤで。同居人はコンロ用の焼き餅網を使って焼きますが、あれ普通にやるとガスコンロの安全装置が働いて火が弱くなっちゃうんですよね。それを防ぐにはこういう五徳を使う必要があります。真ん中に水を入れておいてコンロの熱センサーを騙して加熱を続けさせるわけです。

こういう危なっかしいハックを使わずに焼けるのは便利ですね。多少目を離しても同じパラメーターで同じ焼き加減が得られるなら、焦げる直前を狙えるので、外側がカリっとした焼き餅も悪くないかも、と思いました。

 

まぁ我が家は電子レンジのトースト機能かポップアップトースターをずっと使って来て、単体のオーブントースター自体が10年ぶりくらいなので、「それは3千円のトースターでも同じじゃね?」ってのあるかも知れませんが、ご了承ください。

 

GPSロガー弐号機を作る(費用メモあり)

■前回までのあらすじ

私は車でお迎え来てもらう時とかにドンピシャで飛び乗る為に、車両位置のリアルタイムトラッキング手段を色々模索してきました。クルマには同居人がスマホもって運転してるので、Appleの「友達を探す」とか色々試してきましたが、どれもバッテリーとの兼ね合いで更新頻度が遅くてイマイチ。またカローラスポーツはT-Connectナビを装着していれば専用アプリで追跡できるんですが、これも移動中の更新は行われず駐車場所がわかるだけという残念仕様。

ならもう自作したるわい!ということでRaspberry Pi Zero Wベースの自作ロガーと自作サーバーを作ったのが2019年のこちらの記事。

コロナで電車で仕事に出向くことも減り、駅まで迎えに来てもらうこともほぼなくなってしまった昨今ですが、とりあえずシステム自体はしっかり動いています。SDカードをReadOnlyにしてるので劣化も抑えられてるのかも。

■クルマが増えたからもう一台作らないとね

で、2020年の夏に30プリウスが増えて、そちらにも搭載したいなーと思いつつ実行には踏み切っていませんでした。まぁ同居人が乗って迎えにくるのは大抵(安全装備が充実している)カロスポの方だしとか。でもまぁプリウスにはPioneerの車載モバイルルーターDCT-WR100Dを設置済みなので、Wi-Fi常時接続環境も整っているし、こないだプリウス盗まれて「あーロガー積んでなかったー!」ってなる夢を見たので(笑)、ようやく実行することにしました。あと最近Youtubeでジャンク修理動画とか某半田付けライブとか見ていて、電子工作熱が高まったというのも。

パイオニア 車載用Wi-Fiルーター カロッツェリア DCT-WR100D

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■材料集め

今回買い揃えたパーツ

ということで必要な部材集め。今回はあらかじめ必要な部材もわかってますし、めんどくさがらずコスパにこだわって最安を攻めることにしました。記録のためこの記事にきっちり残しておこうと思います。

(注:以下のパーツを揃えて組み立ててもそれだけでGPSロガーとして機能するわけではありません。Linuxをインストールして設定する必要がありますし、サーバー側にも自作システムが必要です。いずれGithubにでも公開しようと思いますが、現時点ではまだ準備が整っていません。今回の追加に際して複数のクルマのログを扱えるようアップグレードも必要ですね)

パーツ価格(送料)購入店
Raspberry Pi Zero W\1,320(+\200)スイッチサイエンス
microSDカード\599Amazon
ケース\650(+\200)ソリノベ研究所(Yahoo!)
GPSユニット\2,680(+\600)秋月電子通商
[参考] ジャンパワイヤ\100秋月電子通商
12V USB電源アダプタ
エーモン 2881
\800Amazon

ちなみにAmazonで揃えるとこちら。

エーモン USB電源ポート MAX2.1A 後部座席延長用 2880

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結構差が出ました。特にZERO W本体とケースが大きく違いました。ずっとAmazonのウィッシュリストに入れててその相場を信じてた。ZERO Wは現在はピンヘッダが装着されたWHというモデルが主流で余計に価格差があったのかも。ピンヘッダーは初号機ではついてないのを買って、ハンマーソケットというメスのソケットを取り付けたのをベースにしました。どっちでも良かったんですが、4ピンしか使わないのに他のピンが全部でてるのもショートとかしそうでイヤだなーと思い、今回もピンのないWを指名買い。

ケースもAliExpressとかで取り寄せるならともかく、国内で同じケースがこんなに安く買えるとは…

GPSモジュールは秋月でしか買えませんでした。秋月以外のモジュールもありますが、前回のセッテイングがそのまま使えるようにと同一品を注文。

ジャンパーワイヤーは今回はありもので済ませます。GPS基板に4ピンで接続しますが、配列がPi Zeroのそのままとはいかず4ピンヘッダー付きフラットケーブルを使ってもGPS基板側は割いて半田付けになります。もし買うならリンク先のがよさげ。Pi Zeroのソケットがオスメスどっちでも対応できます。GPSモジュールと一緒に買えば実質送料無料でしょう。

microSDカードは8GBで充分でしたがKIOXIAの綺麗なブルーの16GBを見つけたので購入。エーモンのUSB電源アダプタ(12VをUSB 5Vに変換)も自宅に1つ余ったので使用。

トータルで6,000円くらいで済みました。

■組立て

Raspberry Pi Zero Wと秋月GPSモジュール

ラズパイの初期不良があるといけないので、配線を半田付けをする前に一応ブートしてモニタにログインプロンプトが出るところまではチェックしました。GPSはアンテナをつないで外にしばらく置かないとテストできないので省略。

色々忘れてるのでカロスポに壱号機を取り外してきて真似していきます。

GPSモジュールにはバックアップ用のコイン電池CR2032が入っています。ラズパイ本体の電池が切れていても軌道情報を保持して、毎回コールドブートで測位に時間がかかってしまうのを回避できます(コールドブートでよければ電池不要)。今回改めてマニュアルを見ると、電圧が2.4Vを下回ったら交換するか、半年~1年程度で定期交換すべし、となっていました。念のため電圧測ってみましたがまだ3V超でした。1年半くらい使っているので替えてもいいかなと思ったんですが、まぁ不具合出てからでもいいかなとか、自分の使い方なら測位が多少遅くても実害はないので体感でおかしいと感じた時でいいやと保留に。

前述の通りピンヘッダーがない状態だったので半田付けの方法を多少アレンジしたものの、特に問題なく組立完了。細かいことを言えばネジやスペーサーなど上記以外の既有パーツを適当に駆使しました。

失敗したのはスペーサーとケース付属のラズパイ固定用ネジは径が違っていて、ケースにはネジが切られていないので、付属ネジを電動ドライバーでまわしてネジを切ったんですが、スペーサーがゆるゆるで固定できなくなりました。プラリペアなどで固定しようかとも思ったんですが、ケーブルの固さでいいかんじに固定できたので横着してそのままに。外から力が加わることもないので、基板同士が接触することもないかなと。

■ソフト面

色々忘れてたので改めてメモ。

まず当時Raspberry Piの公式というか標準OSはRaspbianと呼ばれていましたが、時は流れRaspberry Pi OSに呼び方がかわったみたいです。でもまぁNAT内にいてリスクも低いので、改めてOSをセットアップしたり、アップグレードするなどはせず、当時のバックアップイメージを復元し、設定だけ変更しました。Win32DiskImagerを使ってバックアップの.imgファイルを新しいSDカードにリストアします。

通常SDカードの劣化を抑えるためにRead Onlyでマウントしているので、以前にもリンクしたシェルスクリプトを実行してR&Wで再起動。ログ送信用Pythonスクリプトを改変して、送信するjsonデータに車の識別IDを含めるように修正。またカロスポとプリウスではWi-Fiの設定が違うので、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confを修正。これでまたRead Onlyに戻して再起動しても変更内容が巻き戻っていないことを確認。

サーバー側もMySQLのテーブルに車IDのカラムを追加し、受信データを反映するようにPHPスクリプトを修正。また閲覧用ページにも車を切り替えるプルダウンメニューを追加しました。この辺り、コード内に直書きしていて、将来的にコード一式を公開する時にちょっと工夫しないとなって思います。ラズパイのMACアドレスとかを取得して識別子にするようにすれば、イメージ複製時に書き換えるのがWi-Fi設定のみにできるのでスマートかなとも思ったんですが、サーバー側のレコードに毎回MACアドレスが書き込まれるのも無駄だなと思い、結局INT型でカロスポが0、プリウスが1としました。今考えると、送信はMACアドレスを使い、サーバー側でDBに書き込む時に0/1に置き換えれば良かったなとも。

 

ともあれこれで2台の車を切り替えて追跡できるようになりました。これで雨の日のお迎えにどちらの車で来られても、ギリギリまで雨宿りをしつつ接近を捉えて飛び乗ることができます。折りしもこれを書いている日にAppleのAirTagが予約開始になり、当然発注済みですが、あれはこうした用途には使えなさそうです。電池が1年もつのは魅力ですが、徹底したプライバシー保護がなされていて、所有者のiPhoneが近くにない状態で移動を検知すると音がなってしまったりしますし、そもそも近くのiOS機器を経由してしか位置を検知したり送信したりできないので、走行する車両をトラッキングするには不足でしょう。やはり車のトラッキングには自力でGPS計測をし、自力でインターネットにつながるデバイスであるRaspberry Piが有効といえるでしょう。電源も永続的にとれますし。