ようやくiPhone5用クレードル入手 サンコー USBIP5C

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本体から遅れること二ヶ月半。ようやくLightningコネクタで使えるクレイドルを入手しました。今までにも2,3あることはあったんですが、国内でサクっと買える代理店がなかったり、コネクタ部分が可動式ではなくケースつけてると使えるか微妙だったりで手を出せなかったんですが、ようやくサンコーさんがやってくれました。

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見辛い場合はクリックして拡大して下さい。コネクタ部分が前後に動くようになっていて、背面の厚みの差に対応できるようになっています。根元も少しせり上がってる形なので、多少の厚みのケースなら対応可能です。Lightningコネクタ自体もどこぞの手作り感満載のものと違って、純正品と見まごう作りです。ウチではハードシェルを装着したiPhone5とiPad miniでちゃんと認識しました。

あと、写真ではわかりませんが手前に動作を示すLEDがあります(今度のは赤色)。端末載せてない時でも常時光りっぱなしでウゼェっす。

さて、とりあえず動作は問題ないとして、個人的にはクレイドルの価値は「片手で付け外しができる」ことにあると思います。そのあたりはどうでしょう?

SDIM0405結論からいうとイマイチ。右の写真のように背面側は大きくえぐれていて、小指側でクレードルを押さえて引き抜こうとすると結構エッジが立っていて痛いです。そもそもLightningコネクタ自体が無駄に固い(掴みが強い)ので、この痛みを堪えて「ふんぬ!」と引っ張ってやらないと抜けません。Appleは何を思ってLightningコネクタをこんなに固くしたんでしょうね。MacBookのMagSafeコネクタのように引っ張ったら抜けるくらいの方が足ひっかけてガッシャーンってことにならなくて良いと思うんですが…

そしてサンコーも何を入れろってつもりでここをくり抜いたんでしょうね…

ただまぁ、同じサンコーの30pin Dockコネクタ版は刺さり方が甘くていつのまにか充電が切れてるなんてこともあって少しDIY改造が必要でしたが、こちらに関してはその不安なさそう。

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じゃぁ、いっそテーブルに両面テープで固定したらどうよ?ってことで裏返してみると…

底がフラットではなくスポンジ足の三点支持。中心部は緩くカーブして浮いていますorz。ちなみにスポンジ足は予備が1セット(3つ)付属していました。

 

ということで、やや微妙な点もありますが、念願の片手でつけはずしできなくもないクレイドルが手に入ったので、しばらくは使ってみたいと思います。

iPad miniケース交換

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iPad miniを片手でより快適に使う為、ケースを交換しました。先日購入したリンググリップスタンドの吸盤が、当初買ったラバーコートのIPM-12SC02Rではくっついてくれず、写真左のように付属のプラ板を貼ったんですが、やはり場面毎に貼り付け位置を変えたくなるのと、見た目の問題で。ちなみにカバー外して直にくっつけた場合でも吸い付きは微妙です。

今度は普通にクリアタイプをチョイス。吸盤の吸い付きも問題ありません。あと、個体差かも知れませんが、ウチに届いたIPM-12SC02Rは(縦持ちした時の)右下がいまいち緩くカパカパして気になってたんですが、TB-A12SPVCRの方はバッチリ。これだけで随分気分が良いです。手触りとしてはやはりラバーコートの方が好みですが。あと指紋の目立ち方もクリアは激しいです。でもまぁこれで片手使用が捗ります。

ちなみにその他の両者の違いとして、上部の切り欠きのつけ方がありました。IPM-12SC02Rの方はヘッドフォン、マイク、ロックスイッチの3つまとめてガサっとえぐれてる作りですが、今度のは個別で最低限の欠け具合になっています。より広範囲をカバーして傷から守りたいという人はELECOMの方がヨサゲです。

このサイズだからこそ片手で自由に使いたい。ハードケース+リンググリップスタンドの組み合わせはオススメです。拙作動画プレーヤー「おやゆびでお」とあわせてどうぞw。

インターフェイスが充実した廉価地デジTV ORION DU191-B1

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ふと立ち寄った島忠(ホームセンター)でORION製の19v型地デジテレビが13,800円と手頃だったので、実家の家族用に買って見ました。

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主な仕様は、

  • 19v型/1366×768(22型の姉妹モデルもあり)
  • LEDバックライト
  • 入力:HDMIx1/D5x1/D-Subx1/コンポジットx1
  • 出力:同軸デジタル音声出力
  • USBハードディスク録画
  • mini B-CASカード

等。お値段の割に充実度が高い印象。まぁ、D5やコンポジット、D-Subみたいなレガシー端子は今後あまり使い道がないので、むしろHDMIx2の方が嬉しかったりしますが、アナログチューナもついてる事から、やや設計時期が古い製品なので仕方ないかと。

■画質/音質

お値段なりですかね。映ればOKな家族には無問題。デフォルトだと若干ギラギラ目だったので、バックライトを抑えて省エネモードも最大レベルに変更しました。特に倍速などでもないので、やはり動画ブレはあります。画質設定は入力別にできるっぽいのがナイス。

音質もスピーカーのサイズなり。個人的にはかなり切ないですが、これも特に家族的には問題ないかと。音声を聞き取りやすくするみたいなモードはなく普通に高音と低音が調整できるだけです(その組み合わせのみらしきプリセットモードはありますが)。最悪でもデジタル出力があるのでコンポ等につなぐことができます。

後はもうちょっとチャンネルの切り替わりが速いといいなぁとか。

■ユーザビリティ周り

orion2これが意外と良好です。この手の小型テレビにありがちな無闇に小さいリモコンにしてないので操作性は上々。レイアウトも一般的です。USB録画はしないのでそれ系ボタンは不要ですが、まぁゾーニングとしては切れてるのでそう混乱はないでしょう。

「アナログ」ボタンだけは危険なので例によって分解して基板パターンをマスクして無効化しておきました。

初期設定画面でも、受信設定とリモコンボタンへのアサイン画面が独立していて、とりあえず受信設定をした後で別途どのリモコンボタンに割り当てるか選ぶ手順はとてもやりやすかったです。

入力切替ボタンを押した時のメニューに表示される名称は残念ながら自分で入力は出来ませんが、プリセットから選んでカスタマイズすることはできます。

■AppleTVとの相性も上々

せっかくHDMIがついていたので、リビングで埃をかぶっていたAppleTVをつないでみました。家族は2台のiPadが取り合いになる程のHulu中毒患者が多いのでw(リビングのBRAVIAは元々Hulu対応)。

AppleTVは本体側に社外リモコンの赤外線信号を学習する機能があるので、余ってるボタンがあればそれを学習して、付属リモコン不要にできるわけですが、この機種の場合、普通に上下左右、決定、戻る(=MENU)をAppleTVに学習させてもほぼ不自由なく使えました。この場合、同じボタンがTV側でも反応してしまうわけですが、TV側の「メニュー」を開かない限り、上下左右も戻るも反応しないので、無問題というわけです。逆にメニューを使用中にAppleTV側が無駄に反応してしまう可能性がありますが、まぁ家族の用途ならメニューを使うことはほぼなさそう(よく使う機能は別に「クイックメニュー」というボタンがあるし)。AppleTVは消費電力が無視できるほど小さいので、無駄にONになってしまってもスリープまでの時間を短めに設定しておけばほぼ気にしなくていいですし。

また、無信号時に10分で電源が切れる設定もあり、HDMI入力時はAppleTVが自動でスリープすれば追ってTVも切れてくれるので、ものぐさ家族用としてもナイス。これはウチのBRAVIAにすらついていない機能で正直羨ましいです。ちなみに無操作による自動電源オフもあります(3時間固定)。

 

海外メーカーの安い製品やPC(周辺機器)メーカーブランドの激安テレビだと、リモコン信号が特殊で、後々リモコンを紛失した時に調達が困難だったり、外付けチューナーやレコーダーのリモコンで操作できなかったりといった問題もありますが、オリオンならギリギリOKといった感じでしょう。端子の豊富さやそういった点も加味すれば、後々色々とつぶしが利きそうで良い買い物だったなと思ってます。

Kindleを寝転がって片手で使う為のハック

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連休の研究テーマは「Kindle Paperwhiteを仰向けに寝転がって片手で快適にダルダル読書をする」為のハック術。先日のレビューに書いたように、サードパーティのカバーの中には背面にハンドストラップがついているものもあるんですが、自分は基本的に持ち出さないので、無駄に嵩張ったり取り回しが悪くなるので敬遠。そもそも7,980円のガジェットにその半額前後するアクセサリをつけるというのが気持ち的に悔しいw。

実は事前にSimplismのリンググリップスタンドという吸盤でつけるタイプの保持用リングを買ってみたんですが、案の定ラバーコーティングのKindle Paperwhiteにはまともにくっつきませんでした(両面テープて貼り付けるプラ板も付属してますが、やはり7,980円でも直接貼り付けるのは躊躇われます)。

ということで本体に加工しない前提でDIYチャレンジ。まずはプロトタイプI(写真左)とプロトタイプII(写真右)。贅沢に“素材”を二重化することで強度と指への当たりの良さを実現しています。えぇぇと思うかも知れませんが、意外としっくり来ますw。

プロトタイプIIは結び目を作ることで更に指当たりを良くし、また操作性を向上させています。操作性というのは、例えば小指だけ手のひら方向に引っかけるようにテンションをかけることで、本体を手のひら側に押しつけて安定感を増す、といった微妙なコントロールができるといった話です。

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継続して使用する分には「なんかもうこれで充分じゃね?」って気もする予想以上の出来映えですが、

  • 長時間使うとやや鬱血するような気がしなくもない
  • 見た目的に電車とかで使うには気がひける
  • うっかり外れたり切れたりした時に痛い目見そう

などの課題が浮き彫りになってきました。

kindle_hs3それらを踏まえて翌日ホームセンターや手芸店を巡って使えそうなものを買い込んで来たのがこちら。

右側のDカンは若干幅が狭く外れやすいので除外。これ以上の幅のものも売ってたんですが、高さも増えたり曲線側のアールもついたりしてダメそげでした。

意外にしっくり来そうだったのが上のチェーン。どちらも1m当たり190円。上手く言ったら量産して売ろうかという量が確保できてしまいました。がしかし、帰宅してよくみると全ての切れ目が溶接(?)されており、ペンチなどではバラせないことが発覚。我が家のニッパーでも歯(刃)が立たなそうなので、今回の使用は見送り。実家に帰ったらチェーンカッターがあるのでチャレンジするかも。サイズ、形状的にかなりよさそうです。

結局今回使用したのは真ん中のプラ製の角カン。2つで100円。手芸店で購入。幅(内側)が30mmのもの。Kindle Paperwhiteは裏側が曲面になってるのでややフィットしないですが、一応ハマります(ハマり具体は動画にて)。これに平ゴム紐(幅2.5mm)を、(ミシンないし手縫いは面倒だし綺麗にならなそうなので)アイロン粘着シートで接着。コツがつかめず、というか粘着力が足りず試行錯誤しましたが、最終的に両側に粘着テープをつけるなどしてどうにかしっかりと接着できました。ただゴムの厚みが割と無視できないというか、ピッタリだと思っていた角カンのハマり具合がややキツ目に。まぁ、ゴムなんで引っ張って薄くなった状態でセットすると、かえって後で厚みが戻ってしっかり固定されてイイカンジといえなくもないですが。

完成したマークIがこちら↓!!

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100円ショップで売っててもいいレベル(ドヤァ(原価もっとかかってるけど)。

とりつけてみた様子。風船ヨーヨーみたいにしても余裕です。プロトタイプと比べて指への当たりもソフトでナイス。ただプロトタイプIIの小指技が使えないのがちと惜しいかな。

■マークIIに向けての課題

上下センター位置にフック的なもので引っかけて左右どちらの手でもユニバーサルに使えるものを作って見たかったんですが、今日回った範囲では良いパーツが見付かりませんでした。金属板の曲げ加工とかすれば、内側に傷防止兼滑り止めのパッドをつけたりしていけそうな感じですが、次の課題としておきましょう。

あと、今回使用したプラ角カンだとiPad mini(+ハードケース付き)にはハマりませんでした。こちらにも合うようなパーツを探してマークI for iPad miniも作りたいなと思います。

Kindle Paperwhite向け自炊レシピ

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758×1024と高解像度化して、リフローをしないで余白除去だけをするレシピを再構築。

■ChainLPかPDFDietEasyか

PDFDietEasyというのが手軽で良いと聞いて試したんですが、どうも余白を指定してもKindle側の余白除去機能が効いてしまうらしく、画面一杯に文字が配置されてしまう状態を抜け出せませんでした。この現象(機能)はKindleシリーズで以前からあったことで、ChainLPやMeTilTran、eTilTranシリーズには四隅にグレーのドットを打つことでこれをキャンセルする機能が組み込まれています(実は本ブログでこのキャンセル技を詳解したのを見た方が作者にお願いして機能として実装してもらったという経緯が(ドヤァ)。やはり一日の長がありますね(ただ最新版でKindleに全画面表示を指示するタグを追加されるようになったので、もはやコーナーのドットは関係ないかも?)。てことで、今回はChainLPを活用することに。

■原稿の下準備

我が家の業務用スキャナfi-6130の自動傾き補正はイマイチなので、eTilTranを使って自動補正しています。お手持ちのスキャナ(+付属ソフト)の傾き補正に満足できない人は参考になさってください。ちと面倒ですが…

ChainLPも傾き補正をしてくれるんですが、なんか昔試した時にイマイチだった印象があるのと、我が家の場合はまずbREADERありきでどのみち下処理をするので、そこからの派生手順として。Kindleオンリーな人はChainLPだけで行けるかも。

またKindle Paperwhite用にはあまり文字を太らせない方がいいので、bREADER用にガンマ補正をする前段階で別途出力したものを使うようにしています。

■ChainLPの下準備

ChainLPはいくつかの外部ライブラリを使用します。基本的には配布サイトからリンクを辿ればOKです。この他、Kindle用の.mobi形式で出力するのに、Amazonが配布するKindleGenというコマンドラインツールが必要になります。Windows版をダウンロード、解凍し、.exeファイルをChainLPのフォルダに入れておきます。

次にChainLPを起動し、編集->詳細設定を開きます。重要なのは以下かと。タブ別に見て行きます。

・ファイル入力

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「事前リサイズ」をオフに。処理を高速化したり省メモリする為の設定ですが、なんか二回リサイズすると劣化が激しくなりそうなので、マシンパワーに余裕がある場合は精神生成上オフにしてます。体感では処理時間もかわない印象。出力サイズがOFFの方が5%ほど大きくなるのも良い兆候と捉えていますw。

・画像

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画像形式をJPEGにしておきます。特に弄った覚えはないんですがGIFになっていました。PDF出力しようとすると「すげーデカくなるよ?」って警告が出たので直しました。今回の.mobi形式出力に影響するかはわかりませんが念のため。

・ファイル出力

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冒頭に書いたKindle用のグレードットを四隅に打つ設定です。これも今となっては必要か微妙ですが念のため。

・ページ補正

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ノンブルとはページ番号や章タイトルのことです。小説の場合は左右上にあることが多いですが、ChainLPではこれを画面下などに移動させることができ、その指定です。プレビューで結果が確認できるのでお好みで。ページ番号いらないという場合はチェックをOFFにしておけばOKです。

「挿絵を判断された~」は、文字通り挿絵ページの自動認識指設定です。挿絵ページと本文ページでは余白除去やガンマ補正などのパラメーターを別々にした方が綺麗なんですが、その区別をある程度自動でしてくれます。が、これが完璧ではないので、次節で補完します。

・トリミング&余白

詳細設定を抜け、改めて編集メニューから「トリミング&余白」を選んで開きます。本来、無駄な余白をカットして少ない解像度になるべく大きく綺麗に文字を表示させる為の補正ですが、個人的には全く余白がないというのも落ち着かないので、ここで上下に若干の余白をつけるよう設定します。数値はお好みで(「更新」を押すとプレビューに反映されます)。上側は縁の厚みによる影が落ちるので下側よりは多めにするといいかなと思います。

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さて、共通設定は終わりで、いよいよ目的の原稿画像が入ったフォルダをChainLPにドロップします。

■原稿毎の処理

文字ページと同じ基準で補正をすると挿絵が真っ黒になってしまう場合があるので、左の一覧で挿絵のページのみチェックボックスをONにしておきます。先の設定をONにしておけば、ある程度自動判別してくれるはずなんですが、時として全くONにならないことが(最新版のバグ?)。σ(^^)はExploreでサムネイル一覧表示にしておいて、見比べながらチェックをつけています。kindlepw_rcp6

出力形式はMobi。画質的にはPDFの方がいいみたいですが、ページめくり方向が左綴じ固定になってしまうので妥協しています。画質優先の人はPDFと出し比べてみて下さい。

サイズはKindle Paperwhiteの固定画素数である758と1024を指定。

次に、ノンブル位置を指定します。先ほどの設定はノンブルの移動先、こちらは元の位置を指定します。左右ページでそれぞれ外側に別れて配置されてるものがほとんどだと思いますが、その場合は「左右上」を指定すればOKです。プレビューで意図通りの結果になっているか確認して下さい。

本文ボールド化をONにすると文字が濃くなりますが同時にやや太ってつぶれ気味になります。原稿の状態にもよりますがKindle Paperwhiteでは必要ないかなと思います。ガンマ補正も同様。というか最新版からなぜかグレーアウトして使えなくなりました。自動レベルはON/OFFできるのでお好みで。ヒストグラムでも濃さが調整できますが、eTilTran等のようにページ毎の指定ではなく、本文ページと挿絵ページの2種類の設定しかありません。他の同種のページにも反映されてしまうので注意が必要です。

最後にタイトル、著者を指定して「出力」ボタンを押します。

■mobiファイルのダイエット

一応上記で完了で、Kindleに転送すれば読めるんですが、もうあとひと手間かけるとファイルサイズを半分にできます。どうも(ChainLPがmobi出力に使う)KindleGenが変換前の画像もファイルに含めてしまうようで、以下の方法でそれを取り除くことができます。無駄なファイルを消しているだけなので画質が落ちたりということはないはずです。

ただ準備はちとめんどくさいです。コマンドプロンプト操作に慣れてないと辛いかも知れません。

KindleStrip.pyというツールなのですが、Pythonというスクリプト言語でプログラムされており、Windowsの場合はまずそちらをインストールしなければなりません。こちらからダウンロードします。32bitの人は「Windows Installer」、64bitの人は「Windows X86-64 Installer」でいいでしょう。自分のOSがどちらかわからない人は前者でOKです。ダウンロードしてダブルクリックすれば普通にインストーラーが起動するので、そのまま最後までインストールします。

KindleStrip自体は上記ページから、.app(Mac用)ではなく.pyという拡張子の小さい方をダウンロードしておきます。「パスってなんぞ?」という人はとりあえずデスクトップにmobiファイルとKindleStrip.pyの両方を置き、以下に手順に従って下さい。

  1. コマンドプロンプトを起動する
  2. 「C:\Users\(ユーザ名)>」と出ているはずなので、「cd Desktop」と入力してリターン
  3. 続いて「\Python27\python.exe kindlestrip.py “元ファイル名).mobi” “ダイエット後ファイル名.mobi”」と入力してリターン

数行のメッセージの中に「done」という言葉が入っていれば成功です。同じくデスクトップに「ダイエット後ファイル名.mobi」の名前でサイズが半分になったファイルができているはずです。

3.のPython27の27はインストールしたPythonのバージョンによって違うかも知れません。またファイル名が日本語(2バイト文字)を含む場合は、半角のダブルクオーツ(””)で囲ってやらないとダメかも知れません。それでも上手くいかない時は一旦ファイル名を半角英数だけにしてからやるといいかも。