フレッツ光クロス導入検討メモ

RTX1300を購入したので、いよいよ10Gbpsにしようか検討。工事の体験談も増えて来て、どうも光ファイバーを再利用してONUの交換だけで済むパターンもあるとわかってきたので、賃貸戸建ての我が家でもさくっとタイプ変更できるんじゃないかという希望が見えてきたのが大きいです。

てことで試算メモ。初期工事費が19,800円かかるのはOK。キャンペーン狙いで新規にするとかもせず、とにかくダウンタイムをミニマムで乗り換えられればよし。ちなみに光ファイバーを再利用するには前日に既存契約を解約しておく必要があるらしいという記事を見ました。1,2日既存通信が使えないかもしれないですが、まぁRTX1300のWAN側にSH-52Aを有線接続してドコモの5GデータプラスSIM(30GB/月)がつながるようにしておけばOKかな?ただ月間で普段使いでそれなりに消費していることを考えると厳しいかもしれない。ので、

  1. クラウンが納車されるのを待って車内Wi-Fiを契約し、データプラスSIMの使用を抑える
  2. サブカーのプリウスにのせてる使い放題の車載ルーターを活用する
  3. iPadに入れてたまに使うだけのpovo2.0契約eSIMをSIMに変更してL01に入れ、1日使い放題トッピングをつける

辺りを検討かな。どうせ工事に何ヶ月も待たされるのなんてザラなのでその時に考えよう。

■ランニングコスト試算

ウチはかなりマニアックな契約形態だと思います。プロバイダに縛られたくないけど、スマホ主回線はドコモなので、

ドコモ光の1ギガ単独タイプ(2年契約)5,500円/月
5Gギガホとのセット割-1,100円/月
オープンサーキットのv6Direct/固定IP1 5,170円/月
合計9,570円/月
現在(1Gbps)月額料金

という現況になります。

これが10Gbpsになると、

ドコモ光の10ギガ単独タイプ(定期契約あり)5,940円/月
5Gギガホとのセット割-1,100円/月
オープンサーキットのv6Direct-X/固定IP16,600円/月
合計11,440円/月
10Gbps化後月額料金

となり、差額が1,870円/月!年間で22,440円!

微妙ですねー。出して出せない額じゃないけどコスパがいいかといえばビミョー?スピード測定サイトで数倍出たとしても普段のアップ/ダウンがそのまま数倍になるわけではなく、相手方のサーバー次第なことも大きい。でもまぁ最近は動画編集の仕事とかもちょいちょいあって、1GBくらいの動画を数本まとめてダウンロードする時なんか、ちょっと待たされたり。あれが速くなるかなぁ。あとゲームも数十GBになったりしてますが、これはまぁ何ヶ月かに1回程度だしなぁ。pingはそう変わらないぽいので、オンゲーとかでなにかが数倍速くなるということもなし。

うーん、浪漫としては試したい気満々だけど同居人を説得するにや弱い。やるなら差額自分持ちかなw。まずは光ファイバーが引き込まれている仕事部屋の片付けからか…

WXR-5950AX12の再起動問題に耐えかねてネットワーク環境見直し

昨年引っ越した我が家のネットワーク環境はドコモ光+オープンサーキットのv6プラス環境です。

前居ではYAMAHAの業務用ルーターであるRTX1210をメインルーターにして各種アクセスポイントでWi-Fi接続していました。しかし今の引越当時、Wi-Fi6でWANおよびLANポートに10Gbpsイーサネットを搭載するBUFFALOのWXR-5950AX12を買ったので、せっかくの10Gbpsを活用できるか?と両方をルーターとして速度比較をしたところ、なんとRTX1210だと150Mbps程度しか出ず、WXR-5950AX12だと600Mbpsくらい出るという結果になりました。光回線(ONU)は1Gbpsなので理論上は10GbpsのWANポートを使っても速くなることはないと思ったんですが、ルーターのCPUが10Gbpsを想定してパワーアップしてるのかな?とか思ってWXR-5950AX12をメインルーターにすることを選択しました。確かまだエアコンが使えずカーテンもない8月の新居で上半身裸にもなれず汗だくで設定しており、あんまり深く検証しないで「まいっか」と決めてしまった気がします。

しかし、当初から定期的にWXR-5950AX12が再起動を起こす不具合を孕んでおり、気付いただけで2,3日に一度は唐突にリブートします。放っておいても自動で再接続するんですが、一度再起動すると3,4分は待たされるので地味にフラストレーションです。それでも4倍の速さは捨てがたいなと我慢していましたが、最近リモートインタビュー調査の最中に発生してしまいちょっと看過できない状況になってきました。毎朝30分程度の定例ミーティングでも発生。少なくとも毎朝定例がある今の案件のあいだや、実査がある期間中だけでも安定優先のRTX1210ルーター体制にしたほうがいいかなと。とりあえずRTX1210にしたら改善するかどうかの検証だけは必要だなと。

というわけで、引っ越して10ヵ月経とうとしているこのタイミングで、もう一度RTX1210をメインルーターとした体制にトライしてみることに。まずは移行前の状態チェック。計測PCはWXR-5950AX12と10Gbpsハブを介して10Gbpsでリンク。土曜日の昼頃です。

環境移行前(WXR-5950AX12がルーター)

そしてこちらがRTX1210に切り替え後。WXR-5950AX12はアクセスポイントモードに移行(計測は有線なので関係なし)。

移行後(RTX1210がルーター)

うーん、やっぱり記憶通りの差が出ています。なんだろう?逆にRTX1210ともあろう御方がなぜこんなに遅い??

そこでふと思い出したのがファストパスの存在。YAMAHAルーターの機能で特定条件のパケットをより高速に処理するモードです。デフォルトはONのはずですが、ログが省略されたりするのでなにかの検証をする時には明示的にOFFしたりします。調べてみるとIPv4でしっかりOFFにしてあった!!IPv6側は指定無いなので多分デフォルト適用でON。改めてIPv4、v6ともに明示的にONに。

ファストパスを有効化したRTX1210

おぉ、だいぶ戻りました。上りでちょい負けてますが、下りは誤差の範囲?これくらいなら安定性のための犠牲としては許容できそうです。

なんともうっかりしていて10ヵ月を無駄にした気もしますが、実際にこれで安定してくれるかどうかまずは様子見してみようと思います。