ネックバンドでついにどんな服装でも活用できるようになったREON POCKET(2購入)

SONYがクラウドファンディングで先行販売した携帯型クーラーデバイスREON POCKET。私も先行入手したクチですが、当時は装着用ポケットがついた専用インナーシャツが必要で、ワイシャツ&スーツ着な人専用という感じで、あまり利用機会がないままでした。

ソニー(SONY) [ソニー] REON POCKET レオンポケット

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衣料ブランドとのコラボも追加され、ポロシャツやゴルフウェア、Tシャツなどもポケットのついたものが登場しましたが、基本的に高価格帯品な上にデザインがオッサン向けばかりで食指が動きませんでした。

どちらかというとクーラー用途より、むしろエアコンが効いた部屋で首を冷やす過ぎないようヒーターモードで使うことに効果を感じていたんですが、結局あの汗をあまり吸わなそうなインナーシャツを着ると汗をかいたときに気持ち悪そうでなんだかんだで使わないままどっかいってしまいました。

そんなある日、ついに純正アクセサリとしてネックバンドが登場。

[ソニー] REON POCKET(レオンポケット) 専用ネックバンド

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シンプルなプラスチックパーツですが、これで服に関係なく装着できるようになりました!発表と同時に予約して入手したのですが、肝心な本体が紛失したままで、2021年の夏は終わってしまいました…

そして実査が続く11月、ノートPCを終日のように使い続けているともともとストレートネックな自分は首肩が痛くなって仕方なく、あのポカポカが恋しくなってついに本体を再購入することに。

Black Fridayで安くなるかなーと期待したんですがどこも値下げはしておらず。また初代は7,000円台まで値下がりしていたものの、せっかく買い直すのに進化もなしじゃ悔しいよなということで、2世代目をゲット。

仕様的な違いは、肌に密着する部分の素材変更や電力設計の見直しで冷却能力が最大2倍となるレベル4が追加された点。実のところ暖房メインな自分にはあんまり意味がなかったんですが、まぁネックバンドで活用の場が広がれば来年以降の夏にも使うかも知れない、と思って投資です。

久しぶりに使ってみた

到着した今日、ちょうどファミレスで待ち合わせしつつPCで作業をする時間があったのでさっそくネックバンドともども初投入。

ネックバンドは自分の首にはややキツ目で「締め付けてる」感というか喉元が刺さる感があります。ヒートガンで温めて変形させられないかな?

もちろん今日はヒーターで使用。スマホアプリから電源を入れた瞬間にじんわ〜と温かくなります。むしろレベル1でも熱いくらい。でも温かいお風呂に入ったように「はぁ〜」って声でそうになる気持ち良さ。もう最後に使ったのが昔すぎて正確に比較できないですが、ともあれ秒で温かくなります。基本は冷却の強化とのことですが素材がかわったことで熱伝導率自体も底上げされているのかな?

冷房用途は検証できていませんが、もともと風で冷気を循環させる要素もあるので、Tシャツとかスカスカの服装ではどれほど効果が出るのかなという気はします(だから専用シャツに固執したのかなと理解しています)。これはまぁそのうち検証して効いたらいいな、くらい。

とりあえずは温熱デバイスとしてだけでも価値を感じています。短時間なのでなんともですが、とりあえず首に痛みを感じることなくノマドタイムを乗り切りました。

仕様上、30分すると切れてしまい再操作しないとなりませんが、他の電子レンジで温める系のジェルや小豆の入った首温熱ツールに比べたらはるかにしっかりした熱量を長時間保持してくれるので効果は段違いでしょう。

むかしSANSYOがENELOOPシリーズのバリエーションとしてモバイルバッテリーを使ったネックウォーマーを出していましたが、あれは首をぐるっと巻いて使うのでビデオ会議などでは使いづらかったのに比べ、本製品は後ろ側だけで完結するのでカメラにはほとんど存在感が出ません(ネックバンドは襟形状によってはチラっと見えるかも)。安くはない商品ですが、首肩が冷えやすく肩こりや痛み、偏頭痛を生じやすい人にはマストなアイテムではないでしょうか。いまなら初代が比較的ゲットできるのもチャンスかも知れません。