例のブロワーをプチ改造。起動ドングルをぶら下げるリングを増設

こちらの洗車用ブロワーですが、やはり起動用の安全キーというかドングル的なものを挿しっぱなしだと少なくともLEDが点灯してるだけの電力消費はあるらしく、別の洗車機会に使おうと思ったら完全に空になっていました。

この写真でUSB-Cポートの近くに差し込んであるのがそれです。正式名称不明。単に後ろにリング状になってる配線で2つの電極をショートさせるだけのものですが、これを差し込まないと通電しないようになっています。

お子さんやペットがいる家庭などで不意にトリガーを押し込んでしまいブレードが回転して事故につながるリスクを抑止しているんだと思いますが、外した状態で本体に格納したりぶら下げたりするところは皆無なので保管に困ります。

ということで3Dプリンターワーク。

ファンの下の顎の部分にストラップリングを取り付けました。ちょうどその部分がフラットになっていて両面テープを取り付け易かったので。ストラップは百均で買ってきたもの。

ちょっとわかりにくいかもですが、3Dモデルでみせるとこんな部品です。(ドラッグでグリグリ動かせます)。

ブラブラして邪魔な感じもしますがまぁ仕方ない。当初、カチっとはめこむようなホルダーも考えたんですが、外れて紛失するのは一番ダメだなということで、より確実に紐で結ぶ形にしました。まぁこれもリングが破損して外れるかもですが、そう重いものでも引っ張るものでもないので大丈夫かなと。

フィラメントには層間密着性(レイヤーの剥がれにくさ)がPLAより高いPETGを使い、リングの引っ張り方向に層ができないよう、造形の向きにも配慮しました。

とりあえずこれで「使いたい時にはぶら下がっているドングルを差し込む」という運用ができるようになりました。