ひさびさのヘッドフォンSONY WH-1000XM6 オッサンだけどピンク

最近ファミレスノマドをする機会が復活してきました。周りに騒がしい客がいた時にノイキャンイヤホンを使うのですが、やはりどれもNC力がイマイチなのと長時間耳栓をする負担が気になり、久しぶりにヘッドフォンを物色。音楽再生は必須ではないので耳栓とかも試しつつ、たまたま新色が発売されたXM-1000XM6を店頭で試聴してビビっと来ました。

某推しの曲や配信の声がゾクゾク来ました。WH-1000XはM2、M3を過去に使ってましたが、3世代分の進化を感じました。特に低音がここんとこイヤホン中心だったせいかインパクトが強い。BGMモードも音場が広がるというか文字通りカフェなどの店内BGMのような広がりを感じて面白い。ちょっとスカスカした音になるけど長時間でも疲れなさそう。

半月ほど悩んでいたらパートナーが誕プレで買ってくれました。カラーを新色のサンドピンクかミッドナイトブルーか悩みまくり。サンドピンクはかなりシックな色でオッサンでもギリギリいけそう。普通に考えたらミッドナイトブルーの方が無難なんだろうけどちょっとつまらないかなということで、冒険してピンクをチョイス。これもまぁ若干推しカラーと言えなくもないので、推し曲をゴリゴリ聴いていきたい所存。

■音質回り

設定にもよりますが低音はBOSEっぽい柔らかい響きで、ドンシャリノリノリロックみたいな曲というより、バラードなどを聞いた時のしっとり感が好印象。トーク配信、ボイスコンテンツとも相性がいい気がします。囁き系ASMRとか。ASMRは寝ホンの中でFinalとか究極を模索しがちですが、オーバーイヤーヘッドフォンもいいなぁと思ったり。

またヘッドフォンでいうと自宅ワークデスクでMV1を使っていて、あれはあれで遮音性が低いので自然に疲れず聞けるんですが、遮音+NCなヘッドフォンを久しぶりに使うと、やっぱりこれはこれで閉じた環境で純粋にコンテンツが楽しめるのいいなぁと感じます。

残念なのは相変わらずiPhoneだとコーデックがAAC止まりになる点。これはiOSが悪いんですが。ノマドのたびにAndroid端末もってくるしかないかなぁ。そしたらLDACも使えます。せっかくWAVやFLACで購入したコンテンツを楽しむならそこまでしないとですね。

もしくはUSB-Cポートに挿して使うLDACドングル製品も出ているので、こういうのを買うかですね。

ただこういうのを使うとSONY純正アプリが使えなくなるので、BGMモードとかイコライザーとかが使えなくなる。遅延も大きいらしいのでやっぱ微妙かな…

■操作性周り

XM3から大きくはかわってない気がします。電源ボタンが大きく凹んだ形状になったので指で探しやすくなったかな?くらい。あいかわらずタッチ操作で音量、ポーズ、スキップができるのは便利。サイドに触れているあいだだけ外音取り込みモードにできるのもちょっとした会話などに良いですね。相手に聞いてますよということを示すジェスチャーとしても自然。この辺り、仮に多少音質差があってもSONYにしたくなる所以ですね(実際、パートナーは同じタイミングで試聴比べしてBOSEのQuietComfort Ultra Headphones (第2世代)を購入しましたが、自分はBOSEははなから候補にはしませんでした)。

ケースがファスナーではなくマグネットでパチっとロックできるようになったのもすごく良いと思ったけど、やっぱりケースに入れて持ち歩きたくはないので大切に元箱にしまっておきますw。

ランクルのシフトノブを固定する金属ピンを無くした、作った!

ランクル300にオートブレーキホールドキットを取り付ける際、シフトレバーのノブを外すのですが、その抜け止めに針金を曲げたような固定ピンがあります。それをうっかり紛失してしまいました。

(キット取り付け開設動画より引用)
(同上)この針金パーツを紛失orz

このピンで固定しないとノブを上に引っ張るとスポっと抜けてしまいます。まぁ上方向に引っ張ることもそうそうないし、ATなので走行中に外れても即困るようなものでもないですが、やはり不安は不安。

ディーラーに問い合わせてはないのですが、分解図サイトで調べても部品番号がないので、おそらくノブに含まれている部品で単品売りはしていない模様。ノブASSYで購入すると1万円くらいする。針金を曲げただけの部品のために買うにはいくらなんでも高すぎる。ノブ自体がボロボロとかならまだしも新車ですし…

ということで自作に挑戦。針金で作ろうとも思ったんですが、たぶん普通のグネグネ曲がる針金だと心許ない。ゼムクリップのような硬鋼線みたいなものでも賄えるだろうか?なにぶん元の部品を紛失しているのでリバースエンジニアリングするにも限界が。形状はもとよりロック機構が針金の太さでパチっと固定する仕組み(下図矢印部分)になっているので、太すぎても細すぎてもダメそう。

ということで3Dプリンターで調整しながら作ることに。Z(垂直)方向にノブが抜けようとするのを止めるだけなので、強度的には問題ないかなと。また装着したらゆったりしたブーツをかぶせるだけなので、針金よりも外周が多少広がっても問題なさげ。

ということで、こんな感じのフラットな板形状で差し込むようなパーツにしてみました。中心のところでパチっと固定できる穴を設けます。また外す時にも楽になるよう左右に指の爪を引っ掛けられる切り欠きも設置。素手で脱着できます。差し込む部分以外は強度を増すよう厚みを盛りました。

黒-黒でわかりにくいですが装着した様子。シフトノブを死ぬ気で真上に引っ張ったらわかりませんが、不用意に抜けることはなさそうです。

材料は直射日光が当たるわけでもないのでPETGでもいいかもですが、ちょうど修練中だったPA6-CF(炭素繊維入りナイロン)で。比べるとやはりPETGはぐにゃっと変形してしまうのに対し、PA6-CFはカチカチしています。

とりあえずこれで夏を越せるかテストです。

ランクル300納車後に装着したもの(デジタルインナーミラーなど)

ランクル納車からひと月ほど立とうとしています。徐々にアフターマーケット品も買い揃えて環境構築が進んできました。主だったものをまとめておこうと思います。

■電源取り出しハーネス

ヒューズボックスから電源を取るのはあまりよろしくないので、正規の(?)予備コネクターから各種電源線(バッテリー常時、アクセサリー、GND等)を取り出すハーネス製品です。構造は単純なので中華無名ブランド含め多数出ており、そんなに品質も変わらないだろうと1つめのを購入。

しかしNP1を取り付けてみると起動しない。テスターで測るとBTTもACCも12V出ているのにダメ。このハーネスのGNDもボディアースも試しました。

外れを掴んだかと思って、こちらを追加購入。

しかし同じ動作。NP1は諦め次項のデジタルミラーをつとりつけてみてもやっぱり起動しない。負荷側のBTT線とACC線を両方ハーネスのBTTにつないでみてもダメ。しかし逆に両方ACCにつないだら起動!

ChatGPTもGeminiも同じことを言ってましたが、最近の車両だと一見12Vが来てるように見えても、信号線としてのラインで、負荷を稼働させられるほどの電流が流れない線というのがあるんだそうです。ただ複数社が出しているハーネスで取り出せないなんてことあるんですかね。もしかすると改良後で仕様が変わって各社がキャッチアップできてないとか?

ともあれ、仕方ないので、このハーネスからはACCとGNDだけとって、BAT(常時電源)は昔ながらのヒューズボックスから取ることにしました。しかしランクル300はヒューズボックスが運転席側にある!上記電源コネクターは助手席なので、既に各種配線を助手席側にはわせてしまっており、車両の右から左にセンターコンソールをまたいで線を通すという無駄な作業が発生しました。まったくもう、、

複数ハーネス、複数製品で試してダメだったのでやはり仕様変更があったんでしょうか?ちょっと謎でが、これからDIYされる方の参考に。

ヒューズボックス

参考までに常時電源は運転席足元の室内ヒューズボックスのDOME(室内照明)から取りました。ChatGPT曰く常時電源をとるなら鉄板(万一切れても車両走行に影響が少ないから)だそうです。

備えあればうれしいな、ということでずっと前に買って在庫していた電源取り出しヒューズの10Aを使いました。ランクルの場合「低背」タイプが使えます。10Aのヒューズから5Aが取り出せます。

■ドラレコ付きデジタルインナーミラー

ランクル300は改良を経てもデジタルインナーミラーは純正装備として追加されませんでした。ドラレコもDOPしかありません。ということで社外品をつけることに。

中華品でお手頃なものもたくさんありますが、今回は予算もあったのでALPINEの最新最上位モデルをチョイス。老眼にとって物理サイズは正義ということで12インチ。ランクル300につけようと思うと2つの選択肢がありました。どちらも12インチ(1920×440)で、カメラはフロント/リアともに別体式。中華製でよくあるフロントとミラーが一体になったものは見た目スッキリですがミラーの向きを動かすとフロントカメラアングルまで動いてしまう点が難点といえば難点。常にガチ固定の真正面アングルで録画したい人は別体の方がいいでしょう(一体型もある程度レンズ向きを調整はできたりします)。

比較の1つ目は「ランクル300専用モデル」であるDVR-DM1200A-IC-LC-300。最後のLC-300が車種別の枝番で付属品が違います。

もうひとつ後継世代の最新モデルがDVR-DM1246A-IC。

こちらは車種別キットが別売になっていて、ランクル300の場合、KTX-M01-LC-300が適合します。

もし車を乗り換えても車種別キットを追加購入すればいいので、別売りの方が合理的ですね。

ベースモデルの1200Aと1246Aの主な違いは、

  • センサーがSTARVISからSTARVIS2になり感度(暗所性能)向上
  • 下部センターにステータスLEDが追加され録画状態が一目で視認可能に

で、1246A+ランクル300キットの合計は3万くらい高いです。2番目は割とどうでもいい(後述しますが結局消しましたw)ですが、やはり暗所性能はここ一番というところでナンバーがしっかり写ってるかどうかの瀬戸際になってきそうなのでケチらす高い方にしました。

取り付けキットが改良後にキャッチアップできてない…

ランクル300用取り付けキットKTX-M01-LC-300の付属マニュアルが改良前のもので、純正光学ミラーの取り外しのところの図が現況と合わずに自分で試行錯誤する必要がありました。以下参考にまとめておきます(みんカラ整備手帳にも後日アップ予定)。

TSS世代がアップデートしたことで、ミラーの周りにあるカメラ周りのボックスのサイズ、形状、そして内部配線が全然違います。説明書の初手、カメラボックスの開け方からして図解が食い違っているので焦ります。でもまぁ基本は同じで、ミラーの根元部分の小さい蓋を内装はがし等で外し、全体ケースをフロントガラスに沿わせるように前方にスライドすると外れました。

開けた様子がこちら。

助手席側に大きく張り出す形になります。なので、フロントカメラをさらにこの左につけると、センターからかなりオフセットしてしまうので、自分は結局運転席側につけることにしました。

そして純正ミラーは自動防眩機能付きなのでケーブルがつながっています。このコネクターも説明書(改良前)と全然異なりました。改良前だとカプラーを外せばフリーになりますが、改良後は下の写真のようになっていて、カプラーを外してもミラー側(写真右側)が車両に固定されています。この白いカプラーがベースの部品に爪で固定されていて、それを爪を起こすようにして外す必要がありました。ミラーの付け根自体はたぶん同じで、トルクスドライバーT-20でネジを1本外します。デジタルミラー側にもネジはついており、つけかえて固定する時はトルクスではなく普通のプラスねじでした。ここまでやってT-20がないと悲劇なのであらかじめ用意しましょう。

電源配線はBATとACCとGNDだけ、あとはフロントカメラ、リアカメラ、GPSアンテナです。メインの電源ケーブルが少し太いので、複数本のケーブルをAピラーに隠蔽するように入れて行くのは少し大変でした。本当はピラーも外すといいんでしょうけど、最近のAピラーはエアバッグが入ってたりしてあまり触れたくない部分なので、なんとか内装剥がしで押し込んで済ませました。コネクター部分は下手に処理すると後々ビビリの原因になったりするので、付属のスポンジテープで来るんでから埋め込みます。ここだけ巻が太くなるので、ビビリ防止なだけでなく埋め込みの固定の役割もあります。細いケーブルを先につっこんで、最後にフタをする感じで押し込みます。そういう意味ではコネクター以外の部分にもスンポンテープを要所要所で巻いてやるといいと思います。

リアカメラはガラス上部の樹脂パネルにドリルで穴をあける必要があります。新車に穴をあけるのは少し抵抗ありましたがまぁ将来原状復帰するにもたいして高い部品ではないので良しとしました。穴開けはケーブルを通る用Φ8mm x1とネジでリアカメラカバー(キット付属)を固定する用Φ4.5 mm x4箇所です。このサイズのドリル刃を持ってなかったのでこれも急遽買いに走りました。

最大の難所はここ。

下側のグロメットは白い樹脂フレームと一体になっており脱着がめちゃくちゃ大変。内装内側から手を入れ、樹脂フレームの前後(長辺)の爪を押さえながら上に抜きますが、至難の業です。そしてゴムパーツと樹脂フレームを外してしまうと戻すのも一苦労。というか自分もまだ完全に戻せてない気がします。後日再挑戦予定。ここをしっかり戻しておかないと雨漏りするリスクがあるので気をつけたいところ。樹脂フレームとゴムを分離せずにボディから抜けるのかいまだに謎。上下グロメットがボディから外せたとして、中にもケーブルが結構ぎっしりなので、カメラケーブルだけで通線はほぼ無理です。必ず配線通しを使ってください。

自分は先にこれを通して、先端にミラー本体からくるリアカメラケーブルの先端をテープでグルグル巻きにして固定兼保護して、反対側から引っ張って通しました。可能なら通線用のシリコンスプレー、せめてサラダオイルとか塗ると良いでしょう。

ファーストインプレ、写真

ミラー本体とフロントカメラはこんな感じ。フロントカメラ位置は黒いブツブツを避けて、右より上寄せにするか、なるべく左に寄せて下げるか迷いましたが、なんとなくセンターに寄ってた方がいい気がして後者に。ケーブルを隠すカバーが付属しているので、下に伸びてもそこまでブサイクではないです。

表示画質も録画画質も良好。フルHDか720pが選べますが、画質優先でフルHDにしています。ただ所詮液晶なので夜に全体が白っぽく光るのが眩しいのが気になります。昼画面と夜画面で明るさは別個記憶できますが、夜画面を最低にしてもまだ白い。この辺りはOLEDとかにしてほしいところです。タッチ対応で、上下スワイプで画角を調整できますが、レスポンスはいまいち。上下にピュっとスワイプすると1呼吸遅れて画面がズレる、という感じ。中華品でもスムーズにドラッグに追従してたと思うのでちょっと惜しい。まぁそう頻繁に操作することでもないんですが。

付属32GBだとあまり録れないので、128GBを買う予定。以下、マニュアルから録画時間表を引用。

常時録画すると1時間弱しか録れません。まぁ128GBにしたところで4時間なので一晩すら録れない。録画コンテナ形式は.tsなので、リアルタイム性と省電力性重視であまり高圧縮なコーデックは使ってなさそうです。音が入りませんが駐車監視はタイムラプスが現実的でしょうか。できればGPSで自宅かどうか判別して、外出先なら短時間駐車想定で「常時」モード、自宅なら朝までコースでタイムラプスとか自動で切り替えてくれればいいのに。

もしmicroSDカードを買い換える場合、ドラレコは常時ファイルを書き換えるのでフラッシュメモリ(SDカード)にとってはかなりのシビアコンディション。ドラレコ用、高耐久モデルにしておくのが吉でしょう。録ってたはずが録れてなかったとか最悪なので。

容量が増えればそれだけ単一のセルを書き換える回数も減るので更に長寿命化が期待できます。ちなみにマニュアルによると最大128GBまで対応しているようです。

オープニング画像を自作する

ALPINEのミラー製品は起動画面に車種別画像が用意されています。車種別キットがあるだけあったランクル300もあるんですが、ZXのグリルのイラストで、ウチのGR SPORTとは違います。また車名の文字がダサい…

配布画像はJPG形式なので、サイズあわせてやればすぐに自作できるだろ、と思ったんですがこれが上手くいかない。指定のフォルダ階層を用意して配置しても設定画面でファイルがないと言われる(勝手に削除される)。フォルダ/ファイル名、ファイルサイズ上限を揃えてみてもダメ。色深度などの条件があるのか、特殊は識別ヘッダーが埋め込まれているのかとChatGPTさんに相談しつつヘッダーを比較したりしたんだけどわからず。しかしググったらあっさり解決しました。こちらの記事で手順がまとめられていました(感謝)。

  1. 書き出しではなく「コピーの保存」を使う(これは必須ではない気がする)
  2. ICCプロファイルを埋め込まない(チェックを外す)
  3. 画質を3にする(公式画像に近い60~80KB程度になってればよさそう?)
  4. ベースライン(標準)を選択

という感じ。おそらくクリティカルなのは2か4かなと思いますが、とりあえず深追いはしない。表示できてればヨシ!フォルダ名、ファイル名も適当で大丈夫そうでした。

こんな感じに仕上がりました。

■オートブレーキホールドキット

クラウンでもつけていたのでリピート買い。

ブレーキホールドは交差点などで停車中にブレーキを踏んでいなくてよくなる機能ですが、エンジンを切る度にオフになり、毎回乗る度に自分でボタンを押してオンにしなければなりません。シエンタがマイナーチェンジでメモリー機能ついたぽいので、トヨタ車もこれから順次設定保存できるようになっていくかも知れないのですが、残念ながらランクル300は改良後もメモリーされない仕様でした。

そこで条件が成立(ドア閉め、シートベルト装着)をチェックして自動でブレーキホールドをオンにしてくれるのが本モジュールです。ちと高いですが1回ボタンを押さずにすんだら1円と考えると、数年でもとがとれるかな(笑)。

取付はこの手のDIYに慣れていればまぁ難しくはないという感じですが、シフトレバー下のパネルと、ステアリングコラムの下側パネルを外してそれぞれにカプラーを割り込ませ、その間をつなぐ細いケーブルを適宜内装パネルの裏に隠して通す、くらいの作業量です。公式動画もあるのでそれを見ていけば1時間もかからないと思います。

IKEAのMatter対応IoTスイッチBILRESAがドチャクソに高コスパだった件

IKEAのスマートホーム商品群がリニューアルされ、IKEAスマートハブやアプリに依存せずMatter互換となりました。MatterはApple、Google、Amazonと乱立するIoT家電連携規格の統一を図るために制定された規格です。Geminiさんによる概要はこちら。

Matter(マター)は、Apple、Google、Amazonなどが主導し、2022年に誕生したスマートホームの新しい共通規格です。

最大の特徴は「メーカーの垣根を越えた互換性」です。これまでは「Apple HomePodでは動くが、Echoでは動かない」といった制限がありましたが、Matter対応製品なら、どのプラットフォームからでも一括で操作が可能になります。

セットアップも非常に簡単で、セキュリティも強固。スマート家電選びの失敗がなくなる、まさに次世代の標準ルールです。

SwitchBotやNatureRemo、Sesameなども順次対応していますが多くはセンターハブデバイスを経由することが条件だったりします。

今回、最近音声認識精度が激落ちして問題になっているGoogle Home (Nest)にストレスMaxな同居人に照明のON/OFFを物理ボタンでダイレクト操作できるようにしてほしいということで検討。

IKEAのBILRESA(ビルレーサ)を購入しました。こちらはMatter対応の新世代シリーズの操作スイッチデバイスで、なんといってもその価格が驚異的です。ホワイトが1台699円、ベージュ、オレンジ、グリーンの3色セットが1,999円です(いずれも税込み)。

参考に、Switchbotのリモートボタンがひとつで2,480円、CANDY HOUSE (Sesame)リモートでも1,078円(公式価格、送料別)です。

しかもこれらのスイッチ製品は同社の製品を操作するか、同社のハブモジュール経由でMatter対応するのみで、単体ではMatterネットワークに参加できません。我が家にはSwitchbotハブ(2/3)もSesameハブ3もあるのでそれでも良かったんですが同居人が今回照明を操作したい部屋にはどのどちらもありませんでした。また照明機器自体はNatureRemoも旧モデルから赤外線信号で行っており、この機種自体もMatterに非対応です(Nature RemoでMatter対応なのは現時点でnanoとLapisのみ)。IKEAのMatter対応前のハブも隣室にはありますが、対応できるかあまりちゃんと調べないでたまたまIKEA店頭で見かけたので買ってみた、という感じです。

ハードウェア仕様

BILRESAの電源は単4電池2本です。本体下部にUSB-Cポートのような穴がありましたが、単に電池ブタをあけるための爪でしたw。ボタンは2つあり凹みの大小で識別できます。爪を下側と考えると写真のような向きになり、上側が大きい凹み、下側が小さい凹みとなって触覚でも一応区別ができます。それぞれ1回押し、2回押し、長押しで異なる操作をアサインできるようです(ただし後述のGoogle Homeでは長押しは選べなかった)。

背面にはマグネットがついており両面テープで壁などに貼り付けられる鉄板も付属しています。ちなみに電池ブタは壁につけたままでも開閉して電池交換できるので、仮にガッチリ固定してしまっても問題はなさそうです。

Google Homeアプリから使えた!

MatterってなんとなくAppleの「ホーム」アプリからは使えるイメージがあったんですが、同居人はAndroid派なのでiPhoneやHomePodのない場所からでも使えた方がいいかなということで、予備知識なしでGoogle Homeアプリのデバイス追加から行ってみました。

するとデバイスの追加画面にしっかりMatterデバイスの項目があります。

BILRESAのパッケージには説明書のペラ紙やパッケージにIKEAアプリ用とMatter用のQRコードが記載されていました。正直違うのかもわかりませんが、Matter用は3台別々にQRコードが記載され、本体背面にも印刷されています。IKEAアプリ用は単にIKEAアプリをダウンロードするリンクだったかも知れません。ともあれ今回は本体背面に個別に印刷されたQRコードを使用。あっけなくGoogle Homeデバイス上にスイッチデバイスが2つ登録されました。どうもこれはBILRESAにある2つのボタンがそれぞれ1つのデバイスとして見えているようです。あとは「自動化」タブでこれらのボタンが押されたら特定の操作(今回はNature Remoの制御下にある照明のオン/オフ)に紐付けるだけです。ちなみにボタン1度押しと2度押しでそれぞれ別の操作をアサインできるので、BILRESA1台で4つの操作を実行できそう。マニュアルによると長押しもできるらしいですがGoogle Homeでは扱えないようでした。

ボタンを押してから実際に照明が点いたり消えたりするまでわずかにラグがあります(2秒位)。実はインストール操作を対象の照明のある部屋(Google Nest Hubを設置)ではなくリビング(Google Home MiniだったかNest Miniを設置)で実施したので、もしかするとリビングのMiniを親機として認識してるのかな?と思いつつ、それを確認したり変更したり手段がアプリ上になさそうなので放置しています。MatterデバイスはWi-FiだけでなくThreadという短距離通信規格も使います。おそらくBILRESAは単体ではWi-Fiデバイスを内蔵しておらず、近接のハブ機器にThreadで通信しているはずで、その親機として使うNestデバイスが特定の1台なのか宅内の最寄りのものとメッシュ的につながるのかはよくわかっていません。

まとめ

IKEAのBILRESAは700円という安価ながら単体でGoogle Homeなどのある環境にMatter規格で接続でき、Matter非対応の旧型Nature Remoのようなスマートホームデバイスの操作にも使えました。

他社製品に比べると少し厚みはありますが、汎用的な単4電池が使えるのもメリットかなと思います。既にAppleやGoogle、Alexaといったスマートハブを導入していれば、赤外線送信デバイス側は(Matter非対応品も含めて)かなり幅広く使えそうなので、めちゃうくちゃ使いでのある製品だと思います。

この値段なら使い捨て感覚なので、こんど表面にレーザー加工で文字なども入れてみようかなと思います。

新世代のフィラメント真空保存バッグが良かった

エンプラフィラメントやPETG-HFなど事前乾燥必須なフィラメントが増えてきて、以前買ってあった真空保管バッグが足りなくなったので追加で購入しました。

2年ぶりくらいな気がしますが、地味に改造されてて良かったのでご紹介。買ったのはアリエクですが、たぶんこれと同じものです。ただAmazonのこれは付属の電動ポンプが有線っぽいので注意。今回紹介したいのがバッグ自体なので、付属ポンプはお好みで。

なにが良いってポンプを密着させて空気を吸い出す弁のところがハードパーツになっていて、雑にさっと当ててもしっかり噛んで吸い出しができる点。この1点に尽きます。以前買ったものや百均などで売っている汎用品だとペラペラの弁でかなり位置取りが難しく、真芯を捉えないと吸いだしが行われない感じでしたが、これだと厚みのあるハードパーツにテーパーがついていて一発でピタッと位置固定ができます。またペラペラの旧型は固いテーブルの上などに置かないとなりませんでしたが、弁自体が固いので、裏から手で押さえてやればしっかり吸い出せます。場所のないところでも処理できて地味に便利。そんなこんなで吸い出すまでの時間がとにかく早い!これだと手間に感じて結局使わなくなる、ということが避けられそう。

弁がハードパーツというだけなら、今は3Dプリンターメーカー純正のeSUNやELEGOOのものも改善済みっぽいですね。ただeSUNはトップ写真以外は旧型弁のものも写ってるのでやや不安。

ただ最初に紹介した黒いタイプは追加で良い点もあって、まず角が丸くカットされていて手に刺さらない点が良き。あとギチギチに吸い出した時のサイズというか余白感も若干小さい気がします。バッグ自体が正方形に近いのが効いてる気がします。フィラメントの残量にもよるので主観ですがかなりコンパクトになる印象。もうこれに全部交換しようかな。唯一何点としては透明部分が少ないので中見がやや判別しづらいところかな。全く見えないわけではないし、なんなら表面にテプラとか貼っておけばいいかなとも思案中です。

ちなみにアリエクだとポンプ無しでも買えるので、5枚とか10枚バッグだけ追加したいといった場合割安です。本記事執筆時点で5枚792円、10枚1,369円でした。