WiMAXモジュール換装に関するリサーチまとめ

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WiMAX、実家ではとてもイイカンジ。田原でも多くの場所で下り2Mb/sは普通に出るし、身内の某飲食店内では6.64M/ps出ました。

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またお隣の豊橋まで行くと、下り10Mb/s越え、上り2Mb/s越えなんて報告も出てました。この辺りの量販店ではUQ WiMAXコーナーを見かけることはなく、ほとんど利用者もいないんでしょうかね(アンテナ表示は辛くても割とつながる印象)。今後は横浜化するんでしょうか。どちらかというと横浜の基地局やリピーター頑張って豊橋化してほしいなぁw。

とりあえず、行きつけのスタバ、マックのある辺りはエリアマップ的にもちょうど穴になっていて3月までに改善予定の色がついていることを確認。春までには(速度はさておき)使える様になる可能性大。

さてそうなると、VAIO PなどはWiMAXモジュールを載せなかったのが悔やまれます。またUQ WiMAXは200円/月でMACアドレスを追加登録でき、1回線契約で複数マシン(端末)を利用できるので、type Zと両方対応させれば幸せになれそう。

てことで、後付けでWiMAXモジュールを内蔵するためのリサーチを開始。

■無線LANコンボモジュールを使う

標準ではtype ZはIntelのWi-FiモジュールIntel WiFi Link 5100を搭載、VAIO PはAtherosのモジュール。これらはmini PCI Express規格のモジュールで、ハーフサイズのタイプが使われている。これを同サイズのIntel WiMAX/WiFi Link 5150と交換すればヨサゲ。というかオーナーメードでWiMAXオプションをつかた場合に実際にそうなる模様。5100も5150もアンテナ2本のタイプなのでそのまま流用できるっぽい。一応WiMAX対応アンテナというのもあって感度が最適化されてるみたいだけれど、VAIOがWiFiモデルでもWiMAX対応アンテナを共有部品として利用してるか等は不明。

WiMAXにはSIMカードが存在せずにMACアドレスで認証するだけなので、WWANと違ってSIMスロットなどのパーツは必要なく、基本モジュール交換で使えるらしい。Intelのドライバパッケージに接続ユーティリティも含まれる。この辺りはWiMAXという規格のオープンさにシビレるあこがれる!ってカンジですね。

ちなみにVAIO Pの場合、デュアルスロット構成で、片側にWi-FiもしくはWiMAX/Wi-Fi、もう片方にWWAN&GPSモジュールが装着されてるらしい。オーナーメードではWiMAXとWWANは排他でしか買えないので、WWANモデルにWiMAX換装をすると最強装備になる(あんま意味ないけど)。どちらかといえば標準のAtherosがbgnなのに対し、5150にするとaにも対応するメリットが大きい。さらにBluetoothまで載っけてあれば、「どんだけ無線好きだよ」モデルの完成だw。

■USB端末との比較

5150は仕様上、下り理論値13Mb/sが上限。つまり理論値ではUSB端末(40Mb/s)に劣る。一方感度は長いアンテナを利用することで有利になる可能性がある。実測ではUSBの方が1,2割速いという結果もある。これは手持ちのIO-DATA WMX-U01よりも感度面で有利と言われる端末でのテスト結果なので、ウチの場合、5150にすることで速くなるかもと期待してみる。

また消費電力面では内蔵の方が若干有利っぽい。

あと、WMX-U01はスリープ復帰後、ユーティリティがデバイス再認識をする時間がちょっとある(20秒位かな?)。レビューを読むと内蔵なら即座につながるっぽいので、ここらの使い勝手も内蔵有利。まぁ、それがなくとも出っ張りや付け外しの手間がないだけでも充分なメリットなんですが。

■Intel WiMAX/WiFi Linkモジュールの入手性

残念ながら自作ショップでバルクが簡単に入手できる、というほどは出回っていない様子。ヤフオクでたまに、あとはeBay。ただし、一口に5150といっても、フルサイズとハーフサイズがあったり、Wi-Fi部分がabgnのものとbgnのものがあったりモデルバリエーションがある上に、UQで使えないES品(Engineer Sample)や、IBMやhp専用バージョン(BIOSチェック回避の専用フラグ入り)、果てはニセモノまで入り乱れていて相当入念に調べて買わないと使えないことになる模様。UQ辺りが無保証でいいので正規品を販売とかしてくれればいいのに。

実際に同機種で使われているモジュールとはいえ、組み込んだ製品全体で認証する日本の制度(技適)的にはグレーですね。おおっぴらにバルク販売されてないのもこういうところが原因でしょう。民主党もどうせならこういうとこにメス入れてくれよと。

また40Mb/sスペックの後継モデル(6xxx番台)は更に入手難な上に、アンテナ3本になるのでVAIOに組み込むには話が面倒そう。

ということで、技適的なことはおいといて“お守りとして入手”してみたいぜ!って人は、ニセモノだった時に外国語でクレームつけられる人ならeBay。そうでない人は多少高くなるけど、ヤフオクでUQ接続を保証してるものを競り落とすって感じですかね。eBayなら$50くらいから、出品が少ないヤフオクだと1万円近い値がついてるっぽい。

ES版ではないこと、IBMやhp専用版でもないこと(これらのメーカーのPCにつけるな逆にそれ用でないとダメ)、ハーフサイズしかつけられない機種ならそれも確認。11a対応にこだわる人はANXって型番のをチョイス(というかAGNは日本の技適通ってない?)、ってあたりが注意事項かな。それでもニセモノ(ES品なのにラベルを偽装してあったりとか)のリスクはあるという…。出品者も騙されて仕入れてる可能性もあるし、ラベル偽装品もあるので写真だけでも判断が難しいとのこと。相当チャレンジャー向けですね。

久々に電測魂に火が点いたぜ!VAIO Pで簡単プロット

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久しぶりに新しいモバイル通信サービスに加入したことで、電測魂に火が点きました。しばらくみんなでつくるUQ WiMAXマップへの投稿に燃えようと思います。始めてイーモバに加入した時には、同イーモバイルマップに盛んに投稿したもんです。

さて、GPSオプション付きのVAIO PではVAIO Location SearchというIEツールバーがインストールされており、GPSやPlaceEngine(無線LAN)から取得した緯度経度を組み込んだURIを叩いてくれるという機能があります。デフォルトではSONY系のペタマップと、Google、Yahooの地図しかないんですが、c:\Program Files\SONY\VAIO Location Search\Services.xmlを編集することで、サイトを追加することができるんです。詳しくはこちらに。速攻登録。D25HWでの比較をすることも多そうなので、一緒にイーモバマップも登録。具体的にはこんな感じになります(赤字部分を追加)。

<Services country="ja-JP">
  <Service title="みんなでつくるUQ WiMAXマップ" icon="favicon_google" url="http://map.windows-keitai.com/WiMAX/UQ/area.html?lat=#{lat}&amp;lng=#{lng}&amp;zoom=17" />
  <Service title="みんなでつくるイーモバイルマップ" icon="favicon_google" url="http://map.windows-keitai.com/emobile/map.html?lat=#{lat}&amp;lng=#{lng}&amp;zoom=17" />
  <Service title="ペタマップ" icon="favicon_petamap" url="http://petamap.jp/?lat=#{lat}&amp;lng=#{lng}&amp;zoom=14">

実際には2行です(<Service ~ />で1行)。各行最後の17という数値はデフォルトのズーム値なのでお好みで。

一点注意が必要な点として、Windows7(Vistaもかな?)の場合、Program Files下のファイルは保護されていて、直接エディタで開いて上書き保存した場合、書き換わったように見えて実は元のまま、という罠がありました。ので、一旦別の場所にコピーしたものを編集し、それを再度元の場所に上書きする、という手順が必要です。

さてこれで、IEから一発で現在地のマップが呼び出せるので、サクっと投稿プロットが可能。

よし、頑張るぞー!!

特に最近エリアになったばかりの実家方面は全然データがないので、今度帰省した時にあちこち探索してみる予定。

P.S.

VAIO P自体は随分前からある機種なので、何書いても今更感が漂うなぁ…

VAIO Pの動画環境整備

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苦戦していたVAIO P (Windows7)の動画再生環境がなんとか形になりつつあります。

我が家で使う動画形式は主に3つ。

  • 1280×720のH.264なMP4 (音声はAAC)
  • 1280×720のDivXなAVI (音声はMP3)
  • 1440×1080のMPEG2なTS (音声はAAC)

ちょうどリリースされたCoreAVC2.0なんかも試してみたんですが、いまいちジャギる。再生品質的にはPowerDVD9Ultraと、それを使ってるかどうか不明ですがWMP12がイイカンジ。ジャギらないしCPU負荷も低め。ただ、これらのソフトは操作性がいただけない。ホイールで15秒送りとかしたいので、汎用プレーヤーでこれらと同じデコーダーフィルターを使うべくあれこれ試行錯誤。

再生ソフトはコーデックを自由に選べるMediaPlayer Classic HomeCinema(MPC-HC)を利用。現状、H.264/MP4とDivXはなんとか形になりました。再インストールの憂き目にあった時の覚え書き。

インストールしたのは、PowerDVD 9 Ultra、DivX7。CoreAVCはアンインストール。DivXも使ってない?また、出力先はEVRにしています。

CPU負荷は全画面にして安静にした場合。ちょっとでも操作したりバックグラウンドで何か動くと一杯一杯になりますね。まぁ、Atomなんでこんなもんでしょう。

■H.264/MP4

  • 映像: CyberLink H.264/AVC Decoder (PDVD9) (CL264dec.ax)
  • 音声:AAC Decoder (内蔵?)
  • CPU負荷:30~50%台

ウインドウ表示だと画面上端1,2ピクセルがチラつくみたい。全画面にすると消えるのでキニシナイ。

■DivX

  • 映像:MPC Video Decoder
  • 音声:MPEG-1 Audio Decoder
  • CPU負荷:50~60%台

ハードウェア支援が効かないだろうから、さすがに高め。

■MPEG2/TS

  • 映像:CyberLink Video/SP Decoder (PDVD9) (CLVsd.ax)
  • 音声:AAC Decoder (内蔵?)
  • CPU負荷:70%台

音声が微妙にズレる。MPC-HCの設定で調整はできるんですが、他の形式にも影響してしまう。まぁ、そんなに利用頻度は高くないので、とりあえず保留。PowerDVD9で再生すれば問題ないんですが、一番ホイールで15秒スキップしたいのがこの形式だったりするという…

 

バッテリーも弱いので、実際これでどれだけ動画を観るかは疑問ですが、とりあえず1280×720が再生はできるということで精神的安寧は得られた感じです。

操作性にこだわらない人はWindows Media Player 12がオススメかも知れません(ただしPowerDVD9が入った上でWMP12がそれを利用している可能性有り)。PowerDVD9インストール前の状態を検証してないので…

ロジクール DARK-FIELD搭載 マウス M905

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VAIO P専用にマウスを購入。せっかくのスリムボディなのでBluetoothマウスを物色したんですが、これというのがなく仕方なくUSBワイヤレスアダプタのものに。Microsoft Explorer Miniを激しく気に入っているので、同じBlueTrackのMicrosoft Wireless Mobile Mouse 6000が候補にあがったんですが、競合メーカーの競合技術であるDARK-FIELDの「ガラス面でもOK」とのPRにも興味があったので、ロジクールのM905を買って見ました。MS 6000がピカピカのピアノブラックなのに対して、M905はつや消しのマットブラックでVAIO Pのカーボナイトブラックとマッチしそうだったというのも理由w。

ロジクールはトラックボールこそ自宅で3台も愛用中ですが、マウスは買うの初めてかも。周りの愛用者がよく故障報告をしているのでなんとなく信用がおけないイメージ。保証は手厚いので無償交換で済んでるケースも多いみたいですが。

M905のDARK-FIELD以外の特徴は、

  • レシーバーが小さい
  • ホイールがヌルヌルとカチカチを切り替え可能

といったあたり。MS 6000がヌルヌルオンリーなのに比べるとアドバンテージですね。

■マウス性能

ガラス面では試してないですが、概ね満足です。思ったところをビシっと指せる度合いは、BlueTrackのExplorer Miniを比べても遜色ないです。

形状はMiniよりも背が低いですが、MagicMouseみたいに手のひらを宙に浮かせる負担みたいなのは感じないです。

ホイールのヌルカチ切り替えはホイールの押し込みによるトグル動作です。これによって中ボタンとして使えないのは惜しい気がします。特にWindows7では中ボタンでタスクバー上のアイコンをクリックすると別プロセス起動、という割り当てがあるので(今んとこあまり使ってないですが)。

■モバイル用デザイン

レシーバー自体は売り文句どおり小さいのはGood。この手のUSBデバイスって、差し込んでみると奥までささらず金属部分丸見えってのが多いんですが、これはそうはならない点も評価したいです。

ただこのレシーバーをマウス側に収納するのにいちいちバッテリーカバーを開けないとならないのがいただけません。レシーバーが十分小さいんだから本体指しっぱなしでいいでしょ?って意図かも知れません。実際別途マウスに電源スイッチもついてます。でも、いくら出っ張り最小でも個人的にはレシーバーをPC本体に刺しっぱなしにはしたくないんですよねぇ。

マウスの電源スイッチはレンズカバーも兼ねていてわかりやすいち操作感も上々です。

電池は単三x2本入りますが、実は1本でも動きます。重量バランス的には2本入れた方がヨサゲ。

 

当初、3,500円くらいの安いBluetoothマウスを買うはずだったのが気付くと倍くらいするフラッグシップを買ってしまっていた訳ですが(←よくあること)、結果としては満足しています。

キタゼ!VAIO P !!

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昨日届きました。セットアップだけで1日終わってしまったので、明けて翌日の今日、スタバにてファーストインプレを書いています。

vaiop

■液晶画面

予想以上に文字が小さくて厳しいです。輝度を十分に出せばまぁ平気なんですが、外で省電力のために暗めにしてると、目を細めてる感じ。あと視距離を縮めるためか無意識に猫背気味になってる自分に気づきます。やはりdpi設定を多少はあげることも検討した方がいいかもしれません。

あと上下視野角が狭め。常に視線に対して液晶が垂直になるように意識してないと、ただでさえ暗くしている画面がさらに黒っぽくなって見づらくなる感じです。

■キーボード&スティックポインタ

たわみもないし概ね良好です。しっかりしたテーブルの上で普通の姿勢で打てる環境ならそれほど不満はないです。むしろ指の動きが小さい分、素早くタイプできてる気がするw。ポインタもいわれるほど特別使いにくくはない気がしますが、やはりマウスが使える場所では使いたくなりますね。

■スピード

まださほど使い込んだわけではないですが、サクサクでもなくノロノロでもなくという感じ。クワッドコアクラスのマシンに慣れてると決して快適ではないですが、我慢ができないほどでもない。用途を考えれば十分ですかね。起動などもそんなに待たされる気はしない。ただ、インストールとかWindows Updateとかはちょっと長いかな?SSDの書き込み速度の問題ですかね。

あ、でもビープ系のサウンドがちょっと遅れて鳴る印象はあるかも。警告ダイアログが出て、一呼吸遅れて「ポン」と鳴るみたいな。

あとAeroをオンにすると多少ウインドウの表示がもたつきます。でも許容範囲なので普段はAeroオンにするかも。やっぱ見た目好みだし。

■発熱

Z550(2.0GHzモデル)ですが、重たい処理が続くときは結構発熱します。ただそれのせいで強制クロックダウンが起きてる気配は今のところないです。省電力プロファイルで上限クロックは制限できるので、一応Z550にしておいて良かったかなという印象。

■SSD

64GBモデルで、買って最初にリカバリ領域削除と不要アプリのアンインストールをしたところ残量が40GB程度。いろいろインストールして現在は残31GBです。ここからギガ単位で恒常的に経るようなことはあまりなさそうですが、微妙に心許ないですね。まぁ、本当に切羽詰まる頃に性能もあがったものに換装を検討しましょう。

■WWAN

開通に無闇に手間取りました。昼間なら電話して20分ほど待つだけだったんですが、夜中にネット手続きしようとしたもので。開通専用のAPNを追加設定するんですが、そのIDとパスワードが書類に書いてない。実際にはなんでもよいみたいで、両方hogeでつながったんですが、空欄だとユーティリティ(ドコモコネクションマネージャ)が怒るんですよね。つーか身内アプリなんだからプリセットいれといてくれよと。これからやられるかたはサクっと電話開通をおすすめします。

ISPはIIJmioで契約。速度はそれなり。2Mbpsくらいですかね。最近あまりスピードが出ないイー・モバイルよりは速いかな。D25HWでも出る時は出るんですが、ばらつきが激しいんですよね。ただping値はdocomoの方が遅め。

コネクションマネージャを常駐させたり、ダイアルアップ手順をふんだりすることを考えると、D25HWでも手間はかわらないなぁという印象。二段階定額もあっという間に上限到達。やはり基本的には寝かせておいて緊急用という感じですかね。

■その他ハード周り

SDとメモステスロットにフタがなく、ダミーカードを入れておく方式なのがちょっと気になります。常時外しておくのもホコリとか侵入しそうだし…

あとスピーカーの音量が小さめな印象です。動画とか見るのに100%近くまであげないとまともに聞こえない感じ。

Webカメラはただでさえ横に長い液晶のさらに右端についてるので、顔がも端っこに寄ってしまうのがちょっと切ないw。

 

というわけで、最大のネックは液晶ですかねぇ。Webでも「こりゃ読めない!」ってページがちょくちょくあって、ブラウザの文字拡大ショートカットを速攻で覚えましたし。同時にバッテリーが弱いので、両立が難しいところです。そういう意味では、やはりLバッテリーを買うと、寿命も延びつつ液晶が若干高くなるので一石二鳥かも。といっても微妙な違いですが。