苦戦していたVAIO P (Windows7)の動画再生環境がなんとか形になりつつあります。
我が家で使う動画形式は主に3つ。
- 1280×720のH.264なMP4 (音声はAAC)
- 1280×720のDivXなAVI (音声はMP3)
- 1440×1080のMPEG2なTS (音声はAAC)
ちょうどリリースされたCoreAVC2.0なんかも試してみたんですが、いまいちジャギる。再生品質的にはPowerDVD9Ultraと、それを使ってるかどうか不明ですがWMP12がイイカンジ。ジャギらないしCPU負荷も低め。ただ、これらのソフトは操作性がいただけない。ホイールで15秒送りとかしたいので、汎用プレーヤーでこれらと同じデコーダーフィルターを使うべくあれこれ試行錯誤。
再生ソフトはコーデックを自由に選べるMediaPlayer Classic HomeCinema(MPC-HC)を利用。現状、H.264/MP4とDivXはなんとか形になりました。再インストールの憂き目にあった時の覚え書き。
インストールしたのは、PowerDVD 9 Ultra、DivX7。CoreAVCはアンインストール。DivXも使ってない?また、出力先はEVRにしています。
CPU負荷は全画面にして安静にした場合。ちょっとでも操作したりバックグラウンドで何か動くと一杯一杯になりますね。まぁ、Atomなんでこんなもんでしょう。
■H.264/MP4
- 映像: CyberLink H.264/AVC Decoder (PDVD9) (CL264dec.ax)
- 音声:AAC Decoder (内蔵?)
- CPU負荷:30~50%台
ウインドウ表示だと画面上端1,2ピクセルがチラつくみたい。全画面にすると消えるのでキニシナイ。
■DivX
- 映像:MPC Video Decoder
- 音声:MPEG-1 Audio Decoder
- CPU負荷:50~60%台
ハードウェア支援が効かないだろうから、さすがに高め。
■MPEG2/TS
- 映像:CyberLink Video/SP Decoder (PDVD9) (CLVsd.ax)
- 音声:AAC Decoder (内蔵?)
- CPU負荷:70%台
音声が微妙にズレる。MPC-HCの設定で調整はできるんですが、他の形式にも影響してしまう。まぁ、そんなに利用頻度は高くないので、とりあえず保留。PowerDVD9で再生すれば問題ないんですが、一番ホイールで15秒スキップしたいのがこの形式だったりするという…
バッテリーも弱いので、実際これでどれだけ動画を観るかは疑問ですが、とりあえず1280×720が再生はできるということで精神的安寧は得られた感じです。
操作性にこだわらない人はWindows Media Player 12がオススメかも知れません(ただしPowerDVD9が入った上でWMP12がそれを利用している可能性有り)。PowerDVD9インストール前の状態を検証してないので…