私はSAS(睡眠時無呼吸症候群)でCPAP治療をしています。CPAPとは呼吸補助具で鼻や口にマスクをつけて一定の空気圧で呼吸を補助し、いびきを抑制して熟睡を促すというもの。で、これの使用ログを医師に提出する必要があり、私の使用しているAirMiniはBluetooth経由でスマホアプリに同期し、そこからサーバーに送信することで以前のような通院時にSDカードを抜いてもっていくといった手間から解放されます、、、されるはずでした。iPhoneのバックグラウンド動作の制約によるのか、これが定期的に同期されなくなる問題が取り沙汰されています。なんの対処もせずに月イチの診察に行くと「最近データが届いてないんですけど、、」と言われます。実際、アプリを開いてみるとしばらく同期がされておらずデータ無しになっていたり。対処法としては、CPAP装置の電源を落として入れ直すというもの。これをするとアプリを特に操作しなくても同期が再開されます。おそらくBluetooth接続をトリガーにアプリがバックグラウンドで働いて同期を行ってくれるのでしょう。
実際同期トラブルは多いらしく、医師にも「またですね。次回また見せてください。」といいますし、管理会社の帝人ファーマからも何年か前から定期的にアプリを起動して同期をするよう自動送信メールが送られるようになっており、問題は認識しているがメーカー側でも根本的な対処ができてないようです。ちなみに「明日は通院日だから電源入れ直ししよう」と思っても大抵手遅れで、サーバーに送信されてからクリニックで閲覧できるようになるまでタイムラグがあるらしく、2,3日前には送信しておく必要があり、それで今でもちょいちょい忘れてしまいがち。
で、ここにきて保険適用の条件の改定がなされました。一定期間機器の使用(=治療)が認められない場合に保険が適用されなくなる、というもの。これはあくまで国から病院への施策ではあるのですが、病院によってはそれでは負担像になってしまうため、治療を断られる場合もあるとかないとか。
ということで、もう少しスマートに解決したいと思い、スマートプラグで定期的に電源を切->入したらいいんじゃないかと思ってたんですが、一般的なSwitchBotの製品でも2,000円弱します。
たかだか月に1回電源を切/入するにも微妙にもったいないよなぁ、、と思って踏ん切れないでいました。
そんな折りに立ち寄ったIKEAで旧型のスマートプラグTRETAKTが処分価格の399円で売られていました。現行品はGRILLPLATSというモデルに代替わりしており、こちらはMatterというIoT業界標準規格に準拠しており、単体でGoogle Home/Alexa/Apple HomeKitなどで操作可能になります。まぁ、こっちも899円と充分安いんですが。
Matterに対応してない旧モデルのTREKAKTの場合、専用スマホアプリや同社のリモコンや人感センサーで操作するか、DIRIGERA のようなスマートハブ(親機)を経由してWi-Fi経由の操作も可能になります。我が家の場合、これもまた旧世代のTRÅDFRI(トロードフリ)ゲートウェイというハブが既にあったので、最悪でもこれを使ってHome Assistant経由でどうにでもオートメーション(定期実行)できるだろうと踏んで衝動買いしました。
案1. スマホアプリでタイマー実行?
ここまで書いて恐縮なのですが、399円で投げ売りされているTRETAKT単体(とスマホ)でタイマー制御できるかはいまいち不明です。タイマー設定画面自体はあるのですが、ゲートウェイのない環境で使用可能かどうか、うちはゲートウェイがある前提の画面になってしまい確認できませんでした。
またタイマー設定がON->OFFの順でセットで指定する作りになっていて、「指定した時間にオンにしたものを、しばらく後に切る」という使い方しか想定されておらず、短期間に再起動する(オフが先に来る)指定ができないっぽいです。無理矢理設定するならば、
- 12:00にオン
- 11:59にオフ
みたいに入力はできるのですが、どういう動作になるのか未知数です。

これから単体で使う場合はMatter対応の後継モデルであるGRILLPLATSはSmartBot等を買うことをお勧めします。試してはないですが、Matter対応デバイスなら、Google HomeやAlexa、HomeKitなどのデバイスに登録すればオートメーションで自由にタイマー制御できるはずです。
案2. Home Assistantでオートメーション化
これは前提として我が家に旧ゲートウェイとHome Assistantサーバーがあったから実現したことですが、さっくりゲートウェイをHome Assistantに登録して、操作対象にできたので、今回はそちらのオートメーション(自動化)で毎日定時にオフ->オンするようにしました。ざっくり手順を書くと、
- 買って来たTRETAKTを旧ゲートウェイに登録する(スマホアプリIKEA Smart 1で実行)
- Home Assistantサーバーに旧ゲートウェイを登録する(ゲートウェイ管理かのZigbeeデバイスがHome Assistant上からアクセス可能になる)
- Home Assistantのオートメーションを組む
という感じ。
設定はこんな感じ。念のためオフからオンの間に10秒間を開けています。また時間帯としては、電源が入った瞬間にスマホが近くにあった方が良い気がするので在室率の高そうなタイミングを指定しています。

時折見ている限りではきちんと同期が取れてる気がしていますが、アプリを起動して確認することで同期されてしまう可能性もあるので、2,3ヶ月は放置して様子をみようと思います。
ちなみに、IKEAの電源プラグやタップは2つの穴の長さが違う海外仕様で、国産の電気製品のプラグが刺さらないことが多いので基本的に避けているんですが、AirMiniのACアダプターは普通に指す事ができました。
■まとめ
前提のなる環境が整っていたとはいえ、399円で自動化ができたのはラッキーでした。実は2個買ってあるんですが、Home Assistant経由で活用できるなら在庫があるうちにもう少し買い占めておいてもいいかなと思ったり。
